「子供に読ませて大丈夫？」と感じたヤバい設定のある児童書教えて

画太郎先生「だからワシの漫画がちっとも売れんのだ！」

世界名作劇場作品は基本的に不幸まみれからスタートするし
作品によってはの報われないままっていうね

麻耶雄嵩「神様ゲーム」が入っているミステリーランドというレーベル
「かつて子どもだったあなたと少年少女のための――」という触れ込みだけど
本当に子供向けか？というのが多いような

黄金拍車

どこの学校にもあるアラビアンナイトだけど
冒頭でエッチしたあとコロすおじさん出てくるからな

ごんぎつねの作者はてぶくろをかいにの作者に優しい話書けるように師事を仰ぐべき

ボーボボは児童書に入りますか？

はだしのゲンや火の鳥はちょこちょこ危ない気がする

子どもは内容が理解出来なくても割と何でも読むしな

ダレン・シャンとデモナータは絶対挙がってると思ったよw
面白いんだけどね。

教科書に書いてるようなものでも危ういの結構あるしなあ

本スレの地獄堂のやつは
世界的名手「弟子にならへん？」
誘われた奴「ひざまずついてお願いするなら考えてもええで」
で寧ろバッサリ断ってる
本スレ11の画像の話で出てきた人間評
「奪い、殺し、戦うのが人間」
が好きなので機会があれば是非手に取ってみてほしい。与えられた幸福では幸せになれない人間の愚かさと哀しさ、強さと逞しさ。良いも悪いも併さってるので

スレに上がってる赤いくつの絵本だったかな
切断された足の描写とかあって絵柄に反してエグかったなあと

子供にはわかんねえだろってやつはともかく単純に残酷だったりエグい展開に関してはむしろそれくらいやったほうが具体的にイメージしやすいから児童書としては正しいんじゃねえかな

童話とかヤバさの塊なのを原型なくすくらいナーフされた別物にして誤魔化してるだけだしな…
このやり方なら対魔忍もいけそうな気はする

こんなん小中高に置くなと言う意味で妖怪アパートの幽雅な日常
児童出版文化賞取っちゃってるから割と学校に置かれてるという

宗田理氏の書いてる僕らシリーズは今思うと結構ヤバい
そういう時代でもあったらしいけど

スレに上がってるズッコケ三人組は大人になってから読み返すと意味がわかって怖くなる話が割と多い
特に恋愛テーマの話が顕著

ズッコケ3人組の作者の書く話は「ズッコケ3人組の作者」という言葉のユーモアさと裏腹にかなりエグいよな

幽霊ママ読んでたな
主人公の女の子が一生懸命再婚しないで、あの人嫌いって父親に訴えてるのに聞く耳もたないで美人詐欺師にデレデレしてるのが妙に生々しい
反抗期かーなんて感じでまともに取り合わないから「なんで娘蔑ろにしてるの！」ってママも一緒に怒ってるんだよね
そりゃママも成仏できんわって言う
最終的に娘を信じて和解、以降の作品だと仲良くしてるけど

タイトル忘れたが短編集の一篇で
風邪ひいて学校休んで寝てたら知らん女の人が訪ねてきて髪切ってくれる話
後々その女の人が親父の浮気相手か何かだと判明するやつ

ダイアナｗジョーンズの作品全般の毒親解析度の高さと、魔空の森の革命後の元支配者層の扱いの闇度がすごかった。しれっと児童書棚にあったけど

戦争体験世代の書く悲惨さってちょっとレベル違うとこあるよね

児童書コーナーにあったひぐらしは二度見した
青鬼も何事かと思った

「チリンの鈴」はアニメ映画にもなってるから是非見てほしいね
アンパンマンの作者の作品だよ、って言えば安心して見てくれる

ハッピーバースデーは新装加筆版もある。
あっちは主人公の母親の掘り下げもあるからだいぶ理解度が変わる

ピーターパン凄いよ
海賊は普通に子供たちを襲うし、インディアンも子供たちを襲って頭の皮を剥いで髪飾りにしてる
そしてピーターも物凄く性格がヤバい
ピーターの傍にいるティンカーベルも性格破綻してる
とにかくちゃんと読むととんでもない物語だった
その代わり物凄く面白いけれど

少し違うかもだけど、個人的にトラウマになった話があるポプラ社の学校の怪談シリーズ。
表紙見れば分かる通り基本そこまで怖くないストーリーが続くんだけど、一つだけだけ浮いてるレベルで別次元に恐怖を感じた話を今でも覚えてる

小学生時代に学校の図書館で児童書の少年探偵江戸川乱歩全集が面白いなって読んでたけど今考えたら児童書判定されて置いてたけどまあまあグロ描写多かったな！頻繁に面白死体シリーズがでるし酸で顔焼けただれる描写あったりで。当時はあんまきにしてなったけど。

忍たま乱太郎は児童向けに色色展開しているけど世界設定が戦国準拠だから強盗殺人当たり前で救われない話も多い

デモナータはグロすぎるわスッキリしないわキツかったけどダレンシャンのデスタイニーを小者扱いする敵や惑星サイズの魔物とかワクワク要素も多かった

第二次世界大戦中に、鯉のぼりが好き？な主人公の少年が
最終的に焼夷弾によって全身に包帯を巻かれた遺体になった。

こんな感じの内容の児童書か、
絵本のタイトルを知っている方いませんか？

理不尽な境遇や展開や死とか普通にあるよね児童書
子供に読ませちゃダメだろって物って過激なエロぐらいじゃね？

一九四五・夏・神戸　野坂 昭如

という、同一作者による「火垂るの墓」の変奏曲みたいな作品。
もうちょっと平和な時期の日常を丹念に描いている。
もうちょっと主人公の少年が庶民寄り（つまり自伝に近い）
それだけにきついものがある。
もちろん「火垂るの墓」原作も大傑作なんだけど、幼少期からジブリ作品を見てきた世代にとっては、良くも悪くもあまりにも脳内再現映像がジブリ化しすぎてしまうので（登場人物の声すらジブリ化してしまっている）、あの原作は虚心には読めないんだよな。
説明が難しいが、我々ジブリ世代には、おそらく「火垂るの墓」原作を純粋な文学として読むことは困難なんだと思う。
そして多分「一九四五・夏・神戸」が、一切のジブリ的変換無しで本来の「火垂るの墓」を虚心に読んだときの読書体験に限りなく近いのだと思う。
そういう面でお勧めの作品。
いや映画「火垂るの墓」への批判とかじゃなくて、とてつもない大傑作映画であり、その大傑作に幼少期に触れてしまったがゆえの弊害というか。
そういうのはある気がする。

かわいそうなぞう

ちいさいモモちゃんシリーズが好きで読んでたらだんだんお母さんが荒れてきて離婚して仕事を始めて優しくなくなった、みたいな描写が子どもの頃ショックだった覚えがある

自分は佐藤さとるさんのコロポックル物語シリーズが大好きなんだけど
第一話の主人公は戦争で父親を亡くしていたり、空襲で命懸けの鬼ごっこで遊んだりもしたが運悪く「鬼」に捕まってしまった友達もいたとか
さらっとでも今も思うと怖いことも書かれている

本スレの落ちこぼれの魔女の女の子の話は「小さい魔女」って本じゃないかなあ

落ちこぼれでちびな魔女は一人前じゃないからいつもバカにされててワルプルギスの夜っていうお祭りにも出る資格がない
それなのにこっそり参加して浮かれすぎて他の魔女の前に出てしまい「一年後の試験に合格しなかったら魔女の資格そのものを剥奪する(うろ覚え)」という厳しい罰を課せられる

魔女のその一年間がメインのお話なんだけど、一年間いろんな出来事から学んだ魔女は使い魔のカラスが心配するくらい猛勉強して、試験前日の夜に自分で編み出した3つの魔法を使う
ひとつは大きい魔女たちのホウキを全部集めてしまう魔法
ひとつは大きい魔女たちが魔法を使うために必要な魔導書を全部集めてしまう魔法
ひとつは大きい魔女たちが魔法を一切使うことができないようにする魔法

こうして魔女というものは世界にたった一人だけになり、小さい魔女は集めたホウキと魔導書にマッチで火をつけて「ワルプルギスの夜ばんざい！」と歌い踊り狂うのでしためでたしめでたし　という話

…人形劇版とどっちが子ども向けなんやろう…

シートン動物記は生態とかためになるけど弱肉強食の世界だから大抵の動物主人公が亡くなって終わり

魔使いシリーズの結末は許しがたい
苦難を乗り越えに乗り越えてあの終わりとは…
続編のためなんだろうけども

青い鳥文庫でも少女向けは結構ドロドロしてた記憶ある
やはりはやみねかおるが最高
夢水初期が重かったりクイーンはコズミックホラーめいてたりもするけど

ズッコケ三人組は本編も結構鬱が多いけど
続編の中年で判明するその後がきつい
山賊修行中のその後も悲惨だし児童会長のときのライバルは精神病んで妻子残して命を絶つし

「学校のコワイうわさ 花子さんがきた！！」は漫画も小説の挿絵も怖スギ

僕らの7日間戦争の続編の僕らの天使ゲームかな
美人で有名な先輩が強○され、妊娠して、中絶を断ったら殺されてとても悲惨な内容だった

デルトラ・クエストの花に擬態して肉食う虫みたいなやつが怖かったな
何か凄いものを読んでるとビビりながら読み続けた

地獄堂霊界通信の本当のヤバさはデビルマンの監督が担当した劇場版にあるわ
ラスボスである死神に関節技をきめて倒したと思ったら、霊界堂の爺さんが「敵はまだいる！」みたいなことを叫んだ途端にドラゴンが壁をぶち破って突っ込んできて、小学生たちとキョンシーの女の子が踊って終わり

某ラノベの児童書版が気になって児童書コーナー覗いたら何種類もリアル鬼ごっこシリーズが置いてあって困惑した
最初のやつ読んだことあるけどあれに何種類も出す要素あるんか…

古い本だけど赤いろうそくと人魚
怖い、不気味、救いがない
なお、児童書というより絵本

世にも奇妙な物語が児童小説になってるの見て本気で驚いた
「悪魔のゲームソフト」なんて原作そのままだったし

崖の国物語かなぁ
淡々としてるせいか悲惨なんだけどあんまり胸糞悪さを覚えずにサラッと読めるし、絵も綺麗で好きだった

金の星社の「ハッピーバースデー〜命かがやく瞬間〜」は本当に名作だから是非読んでほしい
朗読劇にも行って、作者のサイン本も持ってるくらいには大好きだし何度も読み返した

ただし、原作者とは別人の吉富多美氏が大人向けに加筆修正した文芸書版「ハッピーバースデー」は間違えても買っちゃだめ
原作の良かったところを潰して無駄に加筆しているせいで、安っぽいお涙頂戴ものになってしまってて本当に酷い出来だった
もし加筆修正版しか読んだことがないって人がいたら、ぜひ原作の方を読み直してほしい

怪談レストランシリーズはホラーな怖さだけじゃなく戦争の惨さを描写した話もあった。

やっぱぼくらの天使ゲームは挙げられるよね
ぼくらの7日間戦争でハマって全巻揃えたけど天使ゲームだけはトラウマで嫌悪感抱く
個人的に生々しさと後味の悪さが一線越えてた

スレチかもしれないけど今公開してるゲゲゲの鬼太郎の映画がこれ本当にPG12で大丈夫なの…？てぐらいエグい展開が続くんだけど、自分達が小学生の頃に図書室で何気なく借りていた児童書にも今思うと色々とエグい設定や展開があったんだなぁ…とスレを見てなんだか懐かしくなった…。
ちなみに個人的には怪談レストランシリーズ2作目の化け猫レストランの『ハンバーグ、おいしかったですか』という話がこれ小学生向けの本か…？てぐらい後味が悪くて今でも少し怖い…。

子供は想像力がないから大人が懸念を示すほどダメージになってなかったりすんだよね
文字情報だけでひでえ、いてえって想像できる大人に比べて
描写があっさりしてたらスルーしちゃう子供というか
ホームアローンとかもそうだろ

ナルニア国とか
「皆が心置きなくこちらに来れるよう、向こうの身体は列車事故で殺しておきました。安心してください」
だし・・・いいのかそれで？

徹底的に刺激を取り除いたコンテンツだけで育てた子供がまともな大人になれるかというと・・

ネトゲでもモンハンでも散々エレンやキリトが沸いてたようにいつだって小学生は背伸びして見てるよ
那須正幹の「子ども文科省推薦より悪いものが好き」とか井上敏樹の「子供は大人に憧れるもの」みたいな話で

天空のミラクルみたいな名前の本だったと思うんだけど
主人公の友達の親が最近おかしくて何か隠し事してるんじゃないかと疑う→真相はその親含めて主人公が住んでる町の大人は以前あった町内会の旅行の際に事故で死んでいて、宇宙人？が外見と記憶をコピーして成り代わってるって話があった
急に宇宙人が出てきた理由はわからんけど本当の両親はもう死んでいて今まで接していたのは全くの別人だったって展開が怖かったな

地獄堂って作者が妖アパと同じ人だろ
妖アパの方しか読んだことないけど気色悪いシーンがかなり多いゾ…何でこれが児童書なんだか

兄弟に付き合って小6くらいに絵本の読み聞かせに参加したら、1ページ目から死んだ兵士の絵。
一ヶ月前この兵士は戦争に参加しました、二ヶ月前この兵士は大学に通ってました、三ヶ月前は恋人と公園にいました…今は死んでいます的な本でトラウマ

ブレイブストーリーはマジでつらい、親の不倫で家庭不和になった人間が読むと
トラウマスイッチが大爆発して死にそうになる。

上にもあったけど「クレヨン王国　白いなぎさ」
主人公と一緒にクレヨン王国に迷い込んだ同級生の男の子が帰れなかったんだよね・・・
主人公に再会してもわからない位よぼよぼのおじいさんになってて。
家に帰った主人公が「本物のあの子はクレヨン王国のお墓で眠ってるんだろうな」って思い出しててさ。なんか忘れられない
（ちなみに同級生の偽物（？）が代わりに帰ってきたので騒ぎにはなってない。同級生の影が肉体持って成り代わった。しかも本物よりクラスの人と仲良くなった）