ジャンル問わず『おぞましい作品』を教えて
少なくとも自分は両方嵌った
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あれはグロい
個人的にゲーム版より漫画のほうが理解しやすかったのもあるけど、右代宮家の業に深さに慄いた
後遺症ラジオ
アニメ化してたやつですよね?
あんな可愛い絵柄でそんなんなってるんですか…
この作品の中で聖職者による性被害があるキャラ達の根幹に関わる回がある 現代に根付く因習だから当てはまると思う
読んだことを後悔した漫画は後にも先にもこれだけ
王道展開と人間の善意が大好きな西尾マジックでなんとなくスッキリした感じの雰囲気になってるが
女子中学生が妊娠して(赤ちゃんができたの。パパの子だよ)安全な出産を懸けて妊婦のみが参加するデスゲームに挑むというよくよく考えればヤバイ小説
妊婦のみが参加するデスゲーム…?どゆこと?
映画でいいならオーディションかな
激ヤバ女が出てくるよ!
なんか一人インモラルで拗れ散らかしてる奴いるけど
【テスタメントシュピーゲル】発表した日があれなのでエイプリルフールかと思っているかもですが、本当に5月と6月に刊行されます。島田フミカネさんによるカバーイラストは1~2の上下でつなぎ絵になっているすし! 特別に繋げたものを投下すし! pic.twitter.com/Lu4jvQ4TkK
— スニーカー文庫@毎月1日発売!! (@kadokawasneaker) April 1, 2015
貧乏とカルト宗教が不幸生産機として強すぎるのが生々しい
レンタル家族の回は読んだ後自分独身でいいのか?
無理にでも結婚とかすべきなんじゃ?ってしばらく悩んだぐらいには怖かった
死に損なったアナーキストの青年が、死に場所を求めて右翼の大物のところに殴り込むが
度胸を気に入られて殺し屋として雇われる
仲間や友人や家族を亡くした主人公が壊れていく様が丁寧に描かれた傑作長編小説
https://www.aozora.gr.jp/cards/001823/card58337.html
たぶんこの手の映画の中だとこの二作が出色の出来だと思う
ウィッカーマン
ミッドサマー
犯人はファッションキチすぎてのう…
全編にわたって、大っぴらに見てはいけないものを密かに覗き見るような雰囲気がつきまとう
主人公への同性愛に懊悩する親友、乱れ飛ぶ戦前の差別用語、登場人物が抱くじっとりした情念、主人公さえ信頼できない語り手に思えてくる
個人的に作中のある人物の日記が特におぞましさ炸裂してると思う
https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/card57849.html
最後の一文で途方もないやるせなさを感じ、それをただ一言「残念だ」で済ます主人公も感情がある意味で死んでしまった気がしてゾッとした。
乱歩はこういうのが多いよね。
未読だったから読んでみたけど、すごい作品を読んだっていう満足感と読んで良かったのかって後悔みたいなものが渦巻いてるわ
横溝正史作品も大概おぞましい話が多いが江戸川乱歩作品はその濾過前の原液みたいな濃密さなんだよな
(横溝正史は江戸川乱歩の元担当編集者)
基本的にほぼ嫌な人物しか出てこない、タイトル通り登場人物たちが大なり小なり愚行を重ねていって悲劇が起こる
乙一「ZOO」
短編集、全部ではないが基本的に不愉快な人物や問題ある人物が出てくる話で構成されてる
シャーリィ・ジャクスン「ずっとお城で暮らしてる」
一見おとぎ話みたいなタイトルだが全編に渡って嫌な閉塞感がある
いいよね、シャーリィ・ジャクスン
「くじ」とかもうドロッドロのアメリカの因習村だと思うわ
「時の竜と水の指環」と「龍と魔法使い8〜10巻」
きつい回が多いので有名な漫画だがたまにホウキの回とかハートフルだったり良い話も混ざってたりするから余計だまされるんだよね
映像作品なら個人的には70年代の市川崑監督のやつがおすすめ
横溝正史作品だと、他には「八つ墓村」「悪魔が来たりて笛を吹く」「女王蜂」辺りもいいかもしれない
人間が万能資源として扱われる世紀末なディストピアの都市を舞台にしたゲームがメイン
ゲーム以外の媒体だとねじれ探偵(打ち切り)とリヴァイアサンが翻訳した物が見れる
人の悪意や裏切りという意味でのおぞましさでもいいなら
乙一「銃とチョコレート」
カトリーヌ・アルレー「わらの女」
昔テレビでやってるのを途中から見たのと後でネットで調べただけだから大雑把なあらすじしか分からないんだけど
青年と制服着た女の子は元々知り合いで本に封印されてた蜘蛛の妖怪である小さい女の子の封印を解いちゃったから対処する為に行動してたんだけど
その蜘蛛の妖怪には人を魅了する力があって妖怪に魅入られた男が女の子を犠牲にして蜘蛛の妖怪の居場所を作って一緒に暮らすエンドだった
あからさまなバッドエンドって雰囲気ではなく問題解決して無事日常に戻った(ただしそばに居るのか蜘蛛の妖怪)みたいな感じで終わったのがおぞましかった
ゲ謎に元ネタあったんですね…!
なんか裏でやばいこと起こってそう感がすごいモキュメンタリーホラー
これ系統なら乱歩の芋虫も
「ユルシテ」に対して「ユルス」と返事するまでの嘆きと絶望を思うだけでも総毛立つ
wikiのキャラ紹介見たら分かるけど近親相姦キャラがそれなりに出る
基本は魔術師と英霊のコンビが願いを叶えるとされてる聖杯を巡って戦う聖杯戦争を描いたファンタジーバトル作品
参加者の一つである間桐家がかなりおぞましい
ゲ謎の沙代ちゃんが一部で「令和の間桐桜」と呼ばれていたと言えば察しが付くだろうか
原作ゲーム、漫画版、アニメ版がある
漫画版はかなり丁寧で原作の補完もしてるが、まだ途中までしか出てない
アニメ版はクオリティは高いが、尺の都合で細かい部分がかなりカットされてる
個人的には、漫画版とアニメ版の両方に目を通して、その上で興味があったら原作ゲームにも手を伸ばすという感じがいいと思う
可愛らしい絵柄だけど、一家全員人喰い妖怪に喰われた少年が「お前だけは舐めただけで腹を壊すくらい不味かったから食えなかった、そういう人間は百年飼育すると極上の美味になるって噂があるから今後おまえを飼う」とか言われて始まる物語
(少年は「百年オレの命を保証してくれんなら親の仇とかどうでもいいじゃないか」と受け入れる まあその後色々人喰いも少年も考えが変化していくけど)
他に「土地の悪さから兵士の死体を拾って食う選択肢しかなかった人喰い人間」「一家の後継となるため性別を装っていたが、ある日女とバレて異母兄弟らに強カンされ妊娠した少女(少女の母が後継としての地位を盤石とするため夫の他の女との子供をバンバン殺したせいで恨まれてた)」とかエグい設定がもろもろ出てくる
ある夫婦の一生が1文ずつ淡々と書いてあるだけで100ページも無いのに、読んだ後ものすごく不快な気持ちになるよ
因習村系
このゲームやっててあまり面白くなかったけど「精神病患者が見た世界をそのままゲーム化してるだけだから面白い方がどうかしてる」って言われて妙に納得した思い出
因習村感はこっちの方が強い
スレ主からも紹介しますね
岩井志麻子のぼっけえきょうてえ、おんびんたれの禍夢、べっぴんぢごく
篠たまきの人喰観音がおすすめです
母親からの性的虐待を受けた結果多重人格になるほどトラウマを負った主人公と父親から性的虐待を受けていたヒロインを描いた暗すぎる傑作
近くのブックオフにあったんであらすじ知ったうえでパラ見してみたけど断片的でもうわってなってしっかり読む勇気が出なかった
近未来SFラノベ「ウィザーズ・ブレイン」
滅びかけた世界で大多数を守るための少数の犠牲描写がある
詰みかけてる世界だから、ネームド含め抉る発言も多いぞ
小説が原作でアニメや漫画もあるが漫画はあまりオススメしない
物凄く面白いし大好きだけど読後に二度と読みたくないと思わされた作品はこれが初めて
グロ耐性は必要だけどおぞましい要素がバリエーション豊かすぎる
最初は直接的なグロ描写が目立つけど、真実をしるとそれ以上のエグさおぞましさがある。
そりゃ黄金郷にでもいかなきゃ救われないくらい
昭和13年貧しい家に生まれ、病身の母と2人暮らしの生活を送る少女みどりは、母の世話のために夜ごと花売りにでかけていた先で、山高帽を被った親切なおじさんに出会う。
「困ったときは、いつでも私を訪ねておいで…。」
エ○グロ猟奇作品だが一部に滅茶苦茶人気がある
滅茶苦茶猟奇背徳な世界観
キャラクター全員に目のハイライトがないのが「正気ではない」と示している気がする
以下クソデカネタバレ
ジルベールの誕生の経緯(叔父が兄の妻と密通して生まれ、それをジルベール自身は知らない)と主人公に出会うまでの人生はまあ壮絶
言ってしまえば叔父(本当は父)からの性的虐待なんだけど、それを愛情と受け取ってるのがエグい
まあ無理矢理ではないし、めちゃくちゃ歪んでるけど愛してるのも事実 しかし年齢・同性愛(1890年台のフランスだから)・近親相姦のスリーアウト
叔父も兄から性的虐待受けてて、養子だから親にも放っておかれてたのがまたエグい 連鎖してるのがエグさ増す
ネタバレ終わり
因習村のおぞましさを逆手にとったおぞましさって感じで最後までおぞましさたっぷりだった
話自体猛烈に怖いんだけど、最後小説が終わったと思ったらラストページにめちゃくちゃ怖いフォントで「つづく」って書いてあって震え上がった
熱い展開が多い半面、エグい設定やシーンが多いのも特徴
特に終盤はスレ主が好みそうなおぞましいエピソードも出てくる
元スレ : おぞましい作品見たことある?
しばらくカレーが食えなくなったんだ畜生!