【リメンバー・ミー】エルネスト・デラクルスというディズニーが生み出したサイコパス

ミゲルが本当にこいつの子孫だったらすっきりしないエンドになってたね

｢私は夢を信じ続ける。ただ待っても叶うものじゃない。私なら自分から夢に手を伸ばし、ぐっと掴んで夢を実現させる。｣

マジで殺人実行へのスピードが早すぎてヤバイんだよな…

アーシャに次ぐサイコパスで草
一応ヒロインなんだぞあいつ

なにが悲しいって一年であそこまで凋落したってことは、こいつをフォローしてくれる親類縁者はほぼ存在しなかったってことなんだろうな

なんのかんの色々あるだろが「忘れてやる」は爆笑したな

溺れてる見ず知らずのガキのために飛び込むところは好き

殴り心地が良いって表現に笑う
確かにディズニー映画は悪役が倒されるときの爽快感はかなり考えて作ってるんだろうなと感じる事は多いな

アーシャって誰だっけ？って調べたらウィッシュの主人公なのね。
なんで100周年記念の主人公がディズニーNo.1ヴィランって言われてるん？

Forget youというRemember meの対義語

「俺はアミーゴのためなら天も地も動かす」

自分の実体験を（立場逆転させただけで）ほぼそのまま映画化したのは、「ヘクターと違って自分にはオリジナルを作る才能がなかった（だから実体験をそのまま使うしかなかった）」ってこともあるんだろうな。

サイコパス特有の対人能力（魅力）
サイコパス特有の判断の異常な早さ
サイコパス特有の自己顕示欲

長所がほとんどサイコパス特有の能力で出来てるからなあ
ただ、歌唱力だけは、それだけは本物だよな（まあミュージカル的作品のメインヴィランというメタ性質上、下手な歌手は使えんわけだが）

この物語の主題になってる『家族』の対極にいるキャラクター
なんだよねデラクルス。家族がいなくて常に孤独を感じている。
だから孫の孫が現れたら滅茶苦茶嬉しいんだろうし
『聴いてくれる皆が僕の家族』って人気が出て
皆からおだてられる事に至上の喜びを感じている。
孤独から、誰からも興味を持たれていない状況から脱却したいと
言う欲求の為に禁忌に手を染めたとするならある意味
哀れな人物だなぁ。当然やった事は許される事じゃないけどね。

ちなみに「エルネスト・デラクルス」と表記するのは日本独特で、原作では「Ernesto de la Cruz」らしい。
まあ変に分割しても、日本だと混乱を招くだけだしな。

そんなに悪い奴だと思わなかったの俺だけ？

歌：デラクルス、作詞作曲：ヘクター
って表記するだけでもかなり丸く収まったのに、ってつくづく思うけど、ここに書いてある通りそれじゃダメ或いは不満だったんだろうな

ほんとに良い映画だと思うし、この映画で描かれてるメキシコ文化が魅力的だと思うんだよね
音楽が良い感じ。昭和歌謡みたいな空気がある
家族観も良い。なんかアメリカ白人のアングロサクソン文化とはちょっと違う。キリスト教文化で西欧言語話してるんだけど、なんかこれも昭和日本っぽいウェットさがあるというか親しみが持てる
飯も美味そう
あとメキシコ特有の色彩感覚も派手で鮮やかなんだけど、下品じゃないというか。綺麗だよね
そして肝心の死生観も、アングロサクソン文化とは違うよな。なんとなく「わかる」感覚を持ってしまう

ただこうやって、「リメンバー・ミー」のメキシコ文化を魅力的に見てしまうのも、正しくないのかも知らんけどね
あくまでもハリウッドの、ディズニー映画というフィルターを通しての「魅力的なメキシコ文化」なわけだから
生のメキシコ人が発信した、生のメキシコ文化とはイコールじゃないのかも知れない
これを他のディズニー映画に置き換えて喩えたら「ベイマックスで描かれた日本文化は魅力的だった」みたいに褒められても日本人としては反応に困るじゃん。ひょっとしたらそのレベルの間抜けなことを言ってるのかも知れない
サンフランシスソーキョー（サンフランシスコと東京と京都を悪魔合体させた架空都市）とか、日本じゃねーよな
ヤスケ問題ほどひどい扱いでは無いにせよ、「これは違う」だよね
「リメンバー・ミー」の美しいメキシコ文化には、そういうジレンマを感じるようになってしまった

こいつ版のリメンバミーの歌もやたら良いの好き

こいつ単純な悪役サイコパスってだけじゃなく色々解釈できる味わい深いキャラしてると思うわ
この作品全体的に言葉だけじゃない描写が秀逸でディズニーで一番好き

あの作中の映画の毒殺シーン、成功のチャンスを掴む手段としてデラクルスの中では当たり前にあったアイデアなので（特にヘクター殺しを元ネタとして意識したわけではなく）映画の筋書きに採用したに過ぎないのでは

演歌歌手や、美空ひばりや石原裕次郎みたいな歌謡歌手、海外では伝説バンドのボーカリスト達みたいに歌う専門でも永遠の名声を得る事はできるだろうに。1から10まで自分じゃないと気がすまなかったんだろうね

孫の孫言われて心当たりあったって事はデラクルスにも家族がいて、ヘクターみたく家族を捨てて夢を追ったのかなぁって。家族捨ててやっと夢を掴むチャンスが目の前に来たのに、相方(ヘクター)が急に降りたらそりゃ無いだろって気持ちも分かる。毒準備して毒殺実行、さらに自分の曲と偽ったりでクズなのは間違い無いけど。

原語版でミゲル放り投げた後「Excuse me(Sorryだったかも？), but Show must go on.」って言ってステージに戻るところ最高に悪役っぽくて好き

死者の日いいなって思うけどメキシコでしかも夜なんだよなあ

物語の都合とはいえヘクターの写真を胸ポケットに入れて、即破らなかったのは何故なんだ…

人⚪︎しも善人も全員死んだら同じところに行くんだね
メキシコの宗教観はわからないけどそこだけわからんかった

ヘクターに毒を飲ませたデラクルスの心境について、ミゲルは「ヘクターが自分を置いていこうとしたから怒って毒を盛ったのではないか」と解釈しているようだ。

忘れてやるって言われてるうちは忘れられてなくていいよね
才能はあったのにな

やたらディオに例える事に拘ってる人居て笑った

デラクルスが大活躍して売れまくってた時期って、何気に第二次世界大戦の真っ最中だったんだよな。
世界中が、日米欧露中印という世界の大国群が地獄の大戦争をやっていた時期に、南米だけはこんな別世界みたいに平和で豊かだったんだな。
悪人がデラクルスくらいしかいない、優しい世界。

やっぱ平和が一番だよなと思いました。

妥協点を探せばみんな幸せになれるルートを作れるぐらい才能あるのに全部台無しにしたのがある意味デュランダル議長っぽい

実はみたいな好意的な考察してるけど
あの世でも切り捨ててるからそういう奴なんだよな

コイツの所業があまりにも生々しい欲や悪意に満ちてるし
制裁したところでヘクターが生き返るわけじゃないしで
正直後味の悪さが残ったな
ヘクターの死は偶然でコイツがやったのは盗作だけで良かったんじゃねと思ってる

けど売れたのはこいつの実績だよな。お偉いさんと寝たりしてそう

自分が持ってる才能への絶対的な自信がある一方で
持ってない才能を持つ者へ強烈な嫉妬をしていて、
演奏家として成功したい欲望に突き動かされて親友を殺害した罪悪感と
もう後戻りできない悪い意味で覚悟決めちゃった不幸な人に見えた。
自伝映画にあんな場面も馬鹿正直に盛り込んだのは
本人の中で自己顕示欲と罪悪感が渦巻いてるからじゃないかなと。
100-0で転落した人だけどずっと後に1ちょっとくらい許されてもいいんじゃないかって思った。

ヘクターとデラクルスって幼馴染らしいんだよな…

東京ディズニーランドのreach for The Starsのカールじいさん声優は小柳基さんに変わる。