新書、クオリティの幅広すぎ問題

  • 89
1: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:23:11
新書というガチの玉石混交のやつ

自己啓発書を更に薄めたカルピスみたいなやつから一線級の研究者が参考文献にするやつまでマジでクオリティの幅が広すぎる

サムネは最近読んで面白かったやつ
2: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:25:34
同じ著者ですらタイトルによってクオリティ乱高下したりするからな
3: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:26:58
満州帝国のやつが一番面白かった
歴史の授業でサラッと流される国があそこまで悍ましいものだとは思わなかった
4: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:28:26
>>3
これかな?
5: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:29:22
>>4
それそれ
見てるとマジで関東軍に殺意が湧くし中国人にも同情的になる
8: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:35:22
>>4
なんかこれ前にどっか歴史スレでも勧められてたな
そんなに面白いんか
13: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:43:15
>>8
大日本帝国の本当の闇が見れるぞ
阿片をばら撒いて金を儲けて武器代にしたりやりたい放題
五族共和みたいな建前も全て嘘っぱち
この時代によくここまで攻めた内容を書いたと思う
60: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 16:00:46
>>4
丁度昨日の講義の参考文献にされていた本
6: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:31:26
星海社新書というライトそうなレーベルから出たが
多くの中世史研究者がこぞって基本テキストに勧めてる重厚なやつ
7: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:32:49
講談社学術文庫は面白いけど高い上にムズイ
9: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:36:46
これすき
10: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:36:47
選書(講談社メチエ、角川、筑摩、新潮等)は高い・厚い・学術寄りで難しいの三拍子揃ってるが代わりに地雷率は低いのでいいぞ
43: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 11:36:24
>>10
あちこちに書いた論文を集めただけで、内容が重複だらけだったりテーマに一貫性がない本が山ほどあるけどな
11: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:39:29
ジャンルもあるよ
レーベルがどこであろうが「このジャンルの新書はほぼ地雷」ってジャンルが
12: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:39:37
岩波新書で昭和時代に出て絶版されずに生き残ってるやつは一読の価値がある
14: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:48:36
新書前から気になってたけど
スレ主の言うようにいい本悪い本混ざってて手が出しにくかったから
こういうスレ助かる
参考にさせてもらうわ
15: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 22:49:40
学生時代、文学部の仲間たちの間で密かに流行っていた
図書館で笑い死にしそうになった
16: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 23:14:39
政治家は世襲ばっか△
世襲でもないと政治家なんて薄給でやってられない◯
18: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 23:48:57
政治家が出してるやつとか個性出てていいよね
麻生太郎やつ普通に読んでて面白かった
19: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 23:52:07
「昔の人は生理コントロールできた」とか大真面目に書いてあるやつを読んで新書を無邪気に信じていた自分は目が覚めた 大ボラ書いても本って出せるんだなって
20: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 23:55:53
>>19
まぁ普通に「俺は生理に合わせたライフワークが可能だけど、お前は?トリコ」っていう自慢話だからな
コントロールされてる自分を知っているからそれに対応できた、みたいな感じ
お前は?って聞かれるともにょるはそう
22: 名無しのあにまんch 2024/10/11(金) 23:59:38
>>19
なにがいいかっていうと、新品でも1000円行くか行かないかぐらいで分量も250ページぐらいだし、
なるたけ簡単にまとめようとしてくれるから一冊を軽く安く読めるのがいいんだよね
なので全く別の意見の新書を比べて読むことで「著者が勝手に言ってるだけ」みたいな意見の偏りを鵜呑みにする危険をある程度回避できる
その話題についてある程度知識がついたら「こいつ適当なこと言ってんな」とか「だいたいこれ読んどけばいいです」ってのわかるんだけど
ミリしらの話題でなんか勉強しようと思って本屋行きましたとかその時点でそんな相場感ある訳ないから
26: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 00:03:39
まだ実物見つけられてないんで詳しい内容はわからないが参考文献としてコレ挙げられた回の講義で『神祇官(役所)を通して天皇から貰ったお供物を売っ払うような奴がいたくらい古代の神祇制度は割と無茶苦茶な状態だった』という話を聞いたことは覚えている

境内地で家畜買う神社が多くてちょくちょく天皇がブチギレてたって話もその回だったかな
27: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 00:08:44
>>26
中公は新書はじめた60年代当時から自社で「世界の歴史」「日本の歴史」とかの全集企画当ててて、
その人脈で当時の一流の学者揃えて書かせられたから歴史系強いんよな
「うちはリアル路線で行く」でやってたから、初期のは「アーロン収容所」とか「宦官」とか名作多い
29: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 00:28:50
>>26
電書で出てるみたいだけどKindleとか電書は嫌なタイプ?

俺も新書は古本屋で厳選コレクションすることから入ったけど
新しいのはKindleでも普通に買ってしまっている……
それでも古いやつは古本屋で発掘したりするけど
1960年頃の岩波新書とか

紙の本はハードカバー嫌いなんで新書系と講談社学術文庫、ちくま学芸文庫ほかが生命線
49: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 12:52:00
>>29
逆に新書って電子で出てないの多くない?
好みとか出版社によるのかもしれないけど
俺は電書でしか買わないから逆に電子無くて泣く泣く諦めたりしがち
28: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 00:11:08
近年の名著貼る
Twitterかまとめサイトの知識だけでわかった気になってるのはミリしらよりもタチが悪い、ということを思い知らせてくれる一冊
30: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 00:29:58
薄いけどそれだけに中身がまとまっていてよかったと思うぜ
31: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 00:34:50
>>30
こんなに地雷臭い便乗企画でこんなに中身がいいことあるんだって笑っちゃったんだよね読んだ時。さすが早稲田の渡邉先生や
32: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 00:35:58
渡邉先生はよくわかんない怪しいソシャゲの公式番組に出てきてもちゃんと中国史の「教養」のクオリティ出してくるすごいおじさんだよ
33: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 01:42:11
新書になるとタイトル詐欺率が体感で跳ね上がってなぁ…執筆者も初めてだからこの1発で手に取ってもらえればいいやろの精神があるのかな
タイトル詐欺だけど中身は面白いとかもあるけど
34: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 02:21:05
当たり前なんだけど歴史系は著者の専門分野と内容が一致してるかが大体クオリティに直結してる
36: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 06:56:43
これ
この時期のドイツを学校の授業で飛ばすのはもったいない
37: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 10:24:55
学生時代に日本文学かじってて中国思想関連の本いくつか読んだけど湯浅邦弘の諸子百家わかりやすくてよかった
38: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 11:05:48
比較文化論とでもいうのか
現代にも通じることが書いてあって非常に面白かった
39: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 11:09:40
これ読んでて思ったけど実際GPIFで運用してる分を使う分の年金に回して現役世代の負担を軽くすることってできないんかな
40: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 11:17:53
逆にこれだけはやめておけ的な地雷新書知りたい
48: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 12:45:24
>>40
文春新書の桃崎先生の描いた『平治の乱の謎を解く 頼朝が暴いた「完全犯罪」』。
黒幕は◯◯(ネタバレのため伏字)だったとして、その根拠とかを述べているけど、うちの大学の先生(参考文献に出ている論文の著者)が「あれはなぁ……」と微妙な反応してた。
67: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 18:36:50
>>48
中世史だと「今川家の話以外は話半分で聞いとけ」な小和田先生とかそういうのあるよな
68: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 00:16:22
>>67
なんか分かるなそれ……
70: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 10:50:40
>>67
やっぱ著名人といえども、専門分野について述べたもの以外は真に受けないほうがいい。某資料館に勤めてる研究員の知人も似たようなことをボヤいてた

施設の運営側が某有名歴史家の先生を呼んで定期的に講演会をやるけど、話す内容が古かったり間違ってたりすることも多く講演後に資料館にやってきたお客様相手に訂正するのが大変。正直関わって欲しくない、とのこと…
50: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 12:54:04
>>40
作者を検索してちゃんとした学者が書いてるやつは地雷回避しやすいよ
浮いた肩書の人間が書いてる本(自分で勝手に名乗れるような肩書)は地雷率が高まるので全く遭遇したくないなら手に取らない方が無難
後は学生なら大学の図書館に置いてあるような本はちゃんとしてるよ(ちゃんとしてない本は買わないから)
41: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 11:20:10
近年再評価が進んでる昭和児童誌特撮コミカライズの歴史をゲームセンターあらしの作者が語った一冊
必ずしも研究者が書いたやつじゃなくてもこういうのが落ちてるから見逃せない
42: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 11:28:25
バッタを倒しにアフリカへはもうタイトルからして色んな意味で勝ちすぎるし面白かった
87: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 20:43:31
>>42
なんか仲間増えてて草
54: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 14:42:25
>>42
なんでシリーズモノになってんだこれw
45: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 12:29:48
SB新書は某ミュージカル俳優が書いてたのが間違い多すぎて回収されてたな
51: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 13:23:15
>>45
このたびの事案は、著者の井上芳雄様にご執筆いただいた箇所ではなく、弊社編集部が執筆・編集・制作・校閲を行なった箇所で生じたものでございます。そのため、文責は井上芳雄様にはなく、弊社編集部にございます。
https://www.sbcr.jp/news/226/
これか
53: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 13:35:07
>>51
そうこれ
自分は改訂版しか読んでないけど初版読んだ人によると舞台のあらすじとか間違いすぎてたらしい
レ・ミゼラブルでジャベールがバルジャンを銃殺したことになってたとか
46: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 12:41:01
岩波ジュニア新書もいいぞ!
重鎮が書いてる本が多いから信頼感があるし
なにより分かりやすい
47: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 12:45:06
高校時代、読売と朝日の社説比較をやってた新書よく読んでたな
たしか執筆したのは読売の人間だったけど
52: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 13:27:39
専門家の書いた本でも自説ゴリ押ししてることがあるからな
あと良書であっても昔の本だと最近の研究が反映されてないから要注意

結局、一冊だけ読んで鵜呑みにせず関連書と読み比べるしかない
55: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 15:15:50
昔なら書けてたことが政治的な事情で書けなくなるってこともあるから…
57: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 15:39:04
理系御用達のブルーバックスシリーズ、その最初の一冊のテーマは人工頭脳
1963年から人工知能について議論されてたんだなぁと歴史を感じることができて好き
58: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 15:39:36
なぜ働いていると本が読めなくなるのかは働くことと本が読めなくなる要因についての分析の観点かと思ったら趣味と仕事の両立みたいな切り口からみててそっちなんかーいってなった
59: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 15:43:18
>>58
まあ誰しも一度は考えるけど脳内メモリや体力のせい、結論にすぐ辿り着くからね
むしろまた変な自己啓発系かと思っていたから最終盤以外しっかりした内容で逆に驚いた
61: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 17:06:35
新書は目次をパラ見して、興味をひくワードがあったら…って感じ
62: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 17:10:48
神奈川ローカルの書店が出してる、神奈川の文化歴史がテーマの有隣新書
絶版で図書館で探さないといけないのが多いが他では中々ないトピックをまとめている本が多くて有用
66: 名無しのあにまんch 2024/10/12(土) 17:47:15
「大岡越前? 正しくは大岡忠相だよ。ニワカはこれだからw」
「知ったか乙、名乗(この場合は忠相)なんて当時はロクに使われてねーよw」

……現代の名前に相当する「名乗」は公文書の、それもごく限られたケースでしか使われなかったようで、
あまりに使用頻度が少ないため当の本人が名乗を忘れてしまう事もあったそうな。
身分によって名前は官職だったり、官職っぽい名前だったり、
要は偉い立場の人間はそれと分かるような偉そうな名前である事が重要で、
名乗なんかどうでもよかったというのが面白かった
69: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 08:48:24
新書好きはぜひとも読んでほしい
20年前の本だし紹介されてる新書もみんな古いけどまーじで面白い
著者さんが亡くなったのが本当に残念
71: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 12:09:33
ちくま新車はですねえ…
印刷が精興社なのが良いんですよ
72: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 12:09:41
権威主義だと言われようとも
中公岩波ちくまあたりの新書は比較的しっかりしたものが多いイメージ
phpとか平凡社とか後発レーベルはアタリもあるけど著者の名前だよりみたいなのも多い気がする
73: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 12:25:46
色々読んで感情的になってる文はまだいいんだけど感情を操作しようとする本(人)は避けた方がいいという学びを得た
74: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 12:33:57
古本屋で100円で売られてるボロい新書と
文庫で復刊されて増補改訂されたり研究者の解説が付いたりした綺麗なやつ
どっちを選べばいいんだ…!ってなる
75: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 13:14:21
極々偶にこういう素晴らしいスレが立つからたまんねえな
76: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 13:16:30
>>75
同感
ハードカバーや文庫でも欲しい
77: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 13:21:02
大学時代新書置き場見て回るの好きだったな
各レベールの傾向とか見えて
後ろに参考文献載せてくれてるのはホントありがたくて、そこからさらに自分が知りたそうなの調べて借りてた
78: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 13:21:43
気軽に読めるってのが基本なんだけどこれとかちくまの「世界哲学史」みたいな分冊版の大著もたまによくある
79: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 14:23:13
新書の奥についてる既刊一覧を眺めるのが好き
これだけで歴史資料だし時代を生き抜いてきたメディアなんだなって感じる
80: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 14:54:47
古いのも電書化してくれないかな〜
絶版で高騰してるとか図書館いかないとけないし
81: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 15:03:57
早川書房も最近新書レーベル始めたよな
今までやってなかったのが意外な気もする
82: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 15:25:33
最近だとイランの地下世界(角川新書)が面白かった
政教一致で政治不信が募った結果、宗教への不信感も高まるとか考えてもみなかった
83: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 15:55:42
佐藤賢一のフランス王朝史3冊は面白かった
歴史畑じゃない俺にはどこまでが面白くするための創作でどこまでが解説か分からんけど
84: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 17:11:51
中高生の授業で自分で選んだ新書を使う事があって何冊かもってるんだけど、その中に地雷があるかもと不安になってきたな
85: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 20:01:33
橘玲の「言ってはいけない」、はえーそんな説あるんやと思ってたら
「運は遺伝する」で他の人にろくに裏どりせずに僕が考えた真実垂れ流しただけな本じゃねと気づき話半分にすることにした
86: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 20:36:07
擦られまくってるけど『ケーキの切れない非行少年たち』は興味深かった
真に助けが必要な相手は助けたいと思われる姿をしていないというのは複雑だし実にやるせない
88: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 21:49:59
古い新書はもう否定された研究の記述とかあったりするんだけど今との比較と変遷を観測できるのが魅力なんだよね
90: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 23:14:09
>>88
その分野の研究史を読み取ることができるからね
89: 名無しのあにまんch 2024/10/13(日) 22:04:09
最近だと英語ヒエラルキーって本が自分と立場が近い人たちの話で興味深かったな
どの程度参考にできるかはちょっと分かんないけど自分的にはあるある〜って感じのところがまあまああった
91: 名無しのあにまんch 2024/10/14(月) 00:54:57
だいたい「専門的な知識をまとめて教えてくれる」のが新書、って部分はあるんだけど、
エッセーみたいな感じだとこれはマジですごかったよ
一個だけネタバレすると、父は別にまとめサイトとか動画に影響受けた感じのネット右翼じゃなかった、って結論なんだけど
92: 名無しのあにまんch 2024/10/14(月) 01:02:08
これ、あとがき部分で突っ込まれた時の司馬遼太郎の反応が見苦しすぎて別の意味でむっちゃ面白かった
遼太郎、お前はカスや……創作云々以前の問題として……
93: 名無しのあにまんch 2024/10/14(月) 07:31:46
冨山房百科文庫とかいう、ロングセラーの名著揃いのマイナー新書
「近代の超克」は日本思想史やる人の、「美学芸術論集」(品切れ)は美学を学ぶ人の必読書
94: 名無しのあにまんch 2024/10/14(月) 07:43:34
初めて読んだ新書がこれ
なんかのテストで出てきて、気になって読んだ
95: 名無しのあにまんch 2024/10/14(月) 08:13:21
>>94
会計に興味あるなら翻訳ものだが文庫になってるこれもいいぞ
96: 名無しのあにまんch 2024/10/14(月) 08:17:05
『書物を焼くの記』は本好きに一度は読んでみてもらいたい本
つらい
97: 名無しのあにまんch 2024/10/14(月) 11:55:17
そういえば有名なこれも新書だよね
98: 名無しのあにまんch 2024/10/14(月) 18:25:42
中世史でおすすめの新書なら、美川圭先生の『院政』と元木泰雄先生の『河内源氏』
この先生の文体は読みやすいし、丁寧に記されているよ。元木先生のはやや毒が混じることがあるけど……(平治の乱の学説や、一般的な公武対立論に対して)
99: 名無しのあにまんch 2024/10/14(月) 21:54:20
江戸時代後期の日本人のうち結構な人数が西洋から来た本を通じてナポレオンを知っていたという事実が面白い

元スレ : 新書というガチの玉石混交のやつ

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コメント一覧

1. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:03:31 ID:A2MjczNzE
クオリティの幅が無いジャンルなんて存在せんだろ…
0
43. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:26:15 ID:k4MjQzNTI
>>1
まあそうなんだが、個人的にここしばらくは差がさらに激しくなった。
20年くらい前は本屋で親書あさって面白そうなのを読むのが好きだったんだが、今はタイトル見ただけで頭悪そうなものが増えたので、新書をあまり読まなくなった。
0
55. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:18:21 ID:czMzA0OTU
>>1
ジャンルとして成立してる時点でそれなりの数作家はいるし、数が多くなれば上と下の差が大きくなるのも当然
でも多くの狭き門を潜ってようやくデビューできる界隈と、素人から一つ門くぐっただけでいきなりデビュー出来る界隈みたいな違いもあるし
ジャンルによって実力差出にくい、出やすいって傾向も当然あるよ
0
71. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:24:21 ID:E4MDU5NTI
>>1
新書は「本」ではないとよく言われるくらいレベル低いからな
玉石混合というよりはゴミの山の中にごく稀に宝石が落ちてるという方が正しいくらいクオリティに差がある
0
86. 名無しのあにまんch 2024年10月20日 15:40:57 ID:c3Nzc1MjA
>>1
そのなかでも新書は特に振れ幅が大きいってことを言いたいのでは?
まあ新書って厳密にはジャンルというよりフォーマットだから、ごった煮になるのは当然ちゃ当然なんだけど
0
2. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:09:51 ID:UzODgxMDc
やはり大虐殺はあったのか
0
60. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:51:26 ID:Q5ODkzMDM
>>2
まとめの話、本に書いてあることをを鵜呑みにしないで、疑うことも大切だと思う
0
73. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:30:33 ID:A1ODgyMzE
>>60
そんな、弥助が侍じゃないみたいなことを言うなよ
0
3. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:13:11 ID:AzNDY5NzE
次図書館行く時の参考にするわ
0
4. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:13:34 ID:E5NDc2MDg
本スレ39
>これ読んでて思ったけど実際GPIFで運用してる分を使う分の年金に回して現役世代の負担を軽くすることってできないんかな

現在進行形で微量を取り崩すことは普通にしてたはず。39の人が思うレベルで負担を軽くするにはそもそも元本の規模が足りない。仮にそれをしたとして、今の現役世代はいいけど、未来の現役世代はどうなる?って話でもある。
0
74. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:31:21 ID:E4MDU5NTI
>>4
そもそも年金の負担額・不足額に対してGPIFの運用益なんて鼻くそみたいなもんだからな
今使おうが将来にとっておこうが影響自体がほぼない
0
89. 名無しのあにまんch 2024年11月03日 04:00:42 ID:E2MzQ0NDc
>>74
調べもせずにこういうガセを流すのはやめたほうがいい
GPIFの運用額が約200兆円に対して2023年度の運用益は45兆円だからかなり大きな利益を出している
0
5. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:13:43 ID:IyMjc3OQ=
読む人にもよる
0
6. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:14:40 ID:E4NzI3NTU
作者が編集の企画で書かされたものは大体ゴミってことだけ覚えていればいいよ
0
7. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:15:02 ID:Y4MDEyODg
経済系の新書だと腕組んで体を斜めに向けてカメラ目線で作者映ってる表紙が多いよね
0
8. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:16:10 ID:MwMDQ0NDE
BOOK◯FFで昔の安いやつを漁るのいっぱいちゅき♡
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41. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:24:15 ID:gyMDkzMzc
>>8
bookoff100円コーナーは、どの店行っても似たような本ばかりで微妙。新書は街の古本屋や週末に開かれてる古本市に行ったほうが、比較的新しい本を安く買える。
0
9. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:16:59 ID:cxODUxMzg
帯にポーズつけた著者の写真が使われているのは地雷率が高い気がする
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10. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:20:17 ID:M1OTU5NTk
中川裕「アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」」
→ゴールデンカムイと合わせて読むとより面白い
渡邉義浩「始皇帝 中国統一の思想、「キングダム」で解く中国大陸の謎」
→ためになったけど「キングダム」に絡める必要がない
同じ集英社新書×ヤングジャンプのはずなのに
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11. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:21:38 ID:MyOTE0MDg
学術書のクオリティが玉石混交なんてそれこそ新書に限った話じゃないと思うんだが…
昔の本の中には、今から読めば完全に的外れでデタラメな説を乗せたものもあるしさ
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26. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:19:56 ID:AzMjgyNjI
>>11
それはその本が執筆された当時は真面目な学説だったというだけじゃないの?
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46. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:55:09 ID:MyOTE0MDg
>>26
だから「今から読めば」って言ってるじゃん
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54. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:17:35 ID:IxNzc5Mjk
>>46
多分>>26が言いたいのは
当時は真面目な学説と単純なクオリティの問題を
>>11の文章で同列みたいに扱うのは間違ってる事を指摘してると思う
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70. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:23:34 ID:IxNzAyMzI
>>54
そうそう
それに古い学説の本でも当時の考え方がどういうもので、その後どういう風に批判されてきたのかは参考になるし
ここのお題の玉石混交の「石」はいつの時代に読もうが石でしかないもんなので、一緒にされたくない
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75. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:36:39 ID:E4MDU5NTI
>>11
昔の本でなくても的外れな学術書なんて沢山あるしな
まともな知識が欲しかったらまともな査読付き論文誌読むしかない
残念なことに世の中にはまともじゃない査読付き論文誌もあるから、一般書籍なんてなおさら信じるようなもんじゃないだが。
0
12. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:28:20 ID:U3MDc1ODE
中央公論新書だったら茅子砂胡シリーズがあるね。
あれでデルフィニア戦記とか色々知ったし、今でも読んでる。
今やってる演劇シリーズの新刊まだかねぇ……
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35. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:00:38 ID:I2ODgwNDI
>>12
C★NOVELSは確かに「新書サイズ」の本だけど、スレで挙げられてる所謂「教養新書」と全然違うものでは?
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13. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:35:38 ID:gxMzEyMDY
複数の国に関係している歴史本は一冊だけ読んでもしゃあない
内容が凄く正しく見えても、どうしたって主観が混じったり削ったりした部分あるし
0
56. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:27:20 ID:k3Mzk0NzA
>>13
本スレに「逆にこれだけはやめておけ的な地雷新書知りたい」ってコメントがあるけど、
最大の地雷は、本というより「1冊の本を読んだだけで、それを真実と錯覚すること」なんだよな。
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76. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:42:33 ID:A3NzI0Nzg
>>13
残念ながらこれも間違ってて、一般書籍複数読んだところで意味なんてない
学術という分野では巷で売られてる本を読むということ自体が地雷
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14. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:37:35 ID:kyMDk3MTc
「長生きしたけりゃ薬を飲むな」系の本は基本言語道断のムダ紙束だけど
新書全体でみるといい本もあるな…って気付いたのは十代が終わる頃だったなあ…もったいない
0
63. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 21:11:12 ID:k3Mzk0NzA
>>14
10代の終わりで気づいたなら、別に普通に取り返しつくだろ。
大半の10代の子どもなんて、そもそも新書を読む事自体が、そんな多くない。
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77. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:46:19 ID:A3NzI0Nzg
>>14
アベレージとしては新書=時間の無駄、むしろ有害だから、変に気づかない方がマシだったな
0
15. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:43:50 ID:QzOTAzNTk
新書に限らず漫画以外の読書量がガチで0冊/年のワイからすると
読書家の人はすごいなとしか
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16. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:46:44 ID:I3NTgxMTI
作者の趣味主観思い込みをそのまま書き連ねたみたいな印象しかなくて苦手
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28. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:27:16 ID:YxMjg3Nzk
>>16
買って読めとは言えないけど日本ガーとか○○の闇ガーとか真に受けたウマシカを発見できるウマシカ発見器にもなるよ
そういう連中を遠巻きに見るのもありさ
慰安や大虐殺などどこぞの新聞社の捏造を真に受けた歴史修正主義者みたいに厄介だからね
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58. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:37:20 ID:EyMzQ5ODM
>>28
キモいな
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34. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:55:58 ID:M3Mzg4Mjg
>>16
昔はもうちょっとマイルドだったんだけどねぇ
昔の人の作品買うぐらいにしてるわ
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38. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:20:06 ID:A4ODI5MzQ
>>16
まぁある意味ブログの有料記事を一冊の本にしたようなもんではある、軽さ的には
著者って言っても口述を編集者が整理して本にしてるのとかあるみたいだし
内容は書き手次第やね
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17. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:51:19 ID:gzMjA0MTg
山室信一てだいぶ思想強めの人やんけ
検索して損したわ
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49. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:10:14 ID:I4NTExNTU
>>17
作者の思想強い=作品も癖強いとは限らないから・・・
なんならあにまんが大好きなブラックジャックもラピュタもドラえもんも作者の思想は超強いぞ
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78. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:54:44 ID:A3NzI0Nzg
>>17
歴史書の著者なんて基本的に思想強いのが普通なので
思想どうこうより史料に対して誠実かで選んだ方がいい
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18. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:53:25 ID:UwODM2MTA
企画さえ通れば出版のハードルって意外と低いねんな
0
19. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:57:49 ID:YyMTU3Mzg
こうやってダラダラまとめサイト見るくらいならこの人たちみたいに本の一冊でも読んだほうがいいと思うのに、結局あにまん見てしまうのは何故なのか
0
80. 名無しのあにまんch 2024年10月20日 00:37:56 ID:IwMzQ0MDA
>>19
本を読むのは体力使うから、かな?
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20. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 17:59:52 ID:c2NTk3ODQ
玉石混交なのをわかって読む分にはいいんだけどな
ネットやテレビは疑えるのに学術系の書籍だとそのまま信じちゃう人とかいるし、自分も気をつけようとはなる
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47. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:00:31 ID:cxNTE4NjI
>>20
一昔前に「ネットde真実」なんて言葉が流行ったように今までの自分の常識と違う事を知るとそれをそのまま信じちゃうって人は結構おるしな
どんな素晴らしく聞こえても1人の意見だけではなく多方向から検討するのは必要な事だろう
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21. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:00:38 ID:IxNDk4NQ=
入り混じっているのは玉石ではなく虚実
100パー正しい本も間違っている本もない
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22. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:03:31 ID:AwMTM2NTc
なんだかんだ話題になってるのは面白いの多いから手にとってしまう
バッタやら最近だと働いてると本が読めなくなるやつは読書という趣味の推移を歴史的な面で見てて面白かった
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23. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:15:03 ID:Y1Njk0ODA
講談社学術文庫はサイズが小さくて読みごたえがあるから
電車で読むのに最適なんだよな。
個人的にはジョセフ・ギース&フランシス・ギース夫妻の
中世ヨーロッパシリーズや、羽田正氏の「冒険商人シャルダン」、舟田詠子氏の「パンの文化史」、臼田昭氏の「イン~イギリスの宿屋のはなし」、小林章夫氏の「コーヒーハウス」、エウジェニア・S・P・リコッティ氏の「古代ローマの饗宴」などがオススメ。
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24. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:17:09 ID:A3ODkzMTg
鈴木大介のだと本人が高次脳機能障害になった体験談よかったよ
感情抑えきれなくなって発達の嫁の気持ちがよくわかったとか
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25. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:18:15 ID:c2MTM2Mjc
最近読んでて面白かったのは「ダーウィンの呪い」だな
進化論が当時の知識人とその後の歴史に与えた影響ってかなりでかかったんだなと再認識した
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27. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:20:50 ID:A4MDQxMTE
一昔前の、塗れの本は目が滑る
ゲーム脳や老人ホームアン千、なんでも時代によって変わるの知った
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29. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:30:02 ID:k5MzM3NTU
昔は滅茶苦茶漫画も小説も雑誌も読んでたが老眼になってからは全く読んでないな
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30. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:38:23 ID:QxNjgxMDA
どうしたあにまん
珍しく役に立つような教養スレじゃないか
0
52. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:16:14 ID:I4MzUzNjE
>>30
こういう真面目な文芸関係のスレ好き、もっと欲しい
0
79. 名無しのあにまんch 2024年10月20日 00:18:29 ID:A5Nzg5MDA
>>30
こんなスレもあるんだね
まとめてくれてありがたい
0
31. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:40:45 ID:EwNDkzNjU
あにまん民の癖に新書とか読む層いんのか
ラノベと漫画と絵本しか読まないと思ってたぜ
0
33. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:54:00 ID:Y1Njk0ODA
>>31
新書どころか、創元社や原書房などの4000~5000円クラスの本も読むぜ!
問題は本屋が少なくなったせいで、本を探す機会が少なくなった事なんだ……
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32. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 18:52:02 ID:M3Mzg4Mjg
政治思想強めのスレのまとめはちょっと…
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36. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:09:24 ID:U0Njg4MA=
>>32
早速コメ欄香ばしいことになってるしな
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37. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:14:08 ID:EzNjE2OTM
>>32
目についたのが自分と同じ思想だったらそう言わなそう
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57. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:36:38 ID:k5NDY3MjE
>>37
いや、そういう問題じゃないだろ
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81. 名無しのあにまんch 2024年10月20日 00:45:22 ID:I1NzA0MDA
>>32
二次元以外カテは思想強いからね
あにまん本隊でもあまり取り上げられないし、そういう外部の目が入らないコミュニティは先鋭化する
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39. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:21:40 ID:A4ODI5MzQ
クワバカのネーミングセンス好き
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40. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:21:48 ID:gyMDkzMzc
桃崎有一郎『平治の乱の謎を解く 頼朝が暴いた「完全犯罪」』はなあ・・・。桃崎先生ファンの自分でも、論理の飛躍や推測が多くて何だかなあ、という気分になったわ。案の定、坂口太郎「源義朝の「逆罪」と「王命」 : 平治の乱、二条天皇黒幕説の誤謬
」『古代文化』75巻3号(通号634)でボ○クソ言われてたし
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42. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:24:20 ID:MxMDQ2NzM
まとめられてるスレより前に立ってたちくま文庫のスレを見て買ったファラデーの「ロウソクの科学」面白かったよ
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44. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:37:06 ID:c1MjM0MDg
書店棚にある古い本って昔から売れ続けてるってことだから、迷ったら古いのにしとけばそれなりのものが読めるよ
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45. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 19:37:34 ID:I5MTkzOTE
ルワンダ中央銀行総裁日記は面白かったな
キレッキレの文章だった
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67. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:06:49 ID:cwMTczODU
>>45
ルワンダ中央銀行総裁日記は確かに面白かったんだけど本編の後でルワンダがひどいことになってたのと割と色々美化して書いてたっぽいのがちょっともやもやするところではある
読み物としての完成度と内容の面白さは間違いないんだが
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48. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:09:19 ID:c1MTQzNjg
大学の文系教授の思想たいがい強い
強いもの同士で綱引きしながらバランスしてるから強くないといけないのは分かるが、一般人の感性ではマジで引くくらい強い 
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50. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:10:17 ID:c1MjM0MDg
現役で新書担当の書店員が各レーベル(印象強いとこ)についてざっくり書きます
岩波・・・the無難、安定の老舗、全ジャンルでアベレージに優れている
同ジュニア・・・小中学生でも分かるように書かれた岩波新書、大人の入門編にも良い
講談社・・・ジャンル雑多で良いのが多いけど、たまに怪しいのがある
ブルーバックス・・・理系全般と歴史が中心の専門書レーベル、適当にクジで選んでも大丈夫な本しかない
星海社・・・サブカル多い、あにまん向け
中公・・・歴史系なら中公か岩波のどっちかで良い、老舗だけあって名著多し
ちくま・・・1番レーベル内のジャンルが幅広いかも、堅い
同プリマー・・・中高大学生向けの人文理工や自己啓発が中心、個人的イチオシ
SB・・・池上彰がいっぱい出してる、そんな感じ
新潮・・・和田秀樹が好きな人なら好きなレーベル
PHP・・・うーん
光文社・・・サブカルや現代社会が中心、若者向け
集英社・・・集英社の漫画家を表紙に使えるのはずるいと思う、意外とスポーツ系が1番充実してるレーベル
同インターナショナル・・・偶に良い、うーん
朝日・・・新聞みたいな読み味、朝日新聞嫌いでも一見の価値あり
NHK・・・なんだかんだNHKクオリティ、良くも悪くも
角川・・・意外とうーん
文春・・・基本的にうーん
ニュートン・・・ニュートン読みたいor読んでるけどデカくて邪魔って人向け
その他個人的に好きなレーベル
早稲田、イースト、交通新聞社
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61. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:56:58 ID:Y1Njk0ODA
>>50
創元社や白水Uブックスはどう?
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51. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:12:08 ID:IxNzc5Mjk
×親書のクオリティの幅広い
〇親書が広義的すぎる
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53. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:17:07 ID:MxMjc1OTc
この手の本は頭のいい人が自分の主張を通す為の論になりがちだから、いちいち作者のスタンスと論拠のソースの信ぴょう性を確認しなくちゃならんから面倒くさいんだよ
有名どころを例で出すと、池上彰とかこの手の文書だとすげぇいい事を整然と言ってるけど、実際やってる番組では偏向報道のお手本みたいなグラフを平気で出すし、別の視点の話で同じ論拠から全く違う論を展開するのとかザラだから
だから歴史とか政経に関する本はよっぽどそのテーマにがっぷり組むつもりじゃないなら読まない方が良い、1部は本当に洗脳書だからマジで
エンタメ系とか思考メソッドの参考にするならまあいいんじゃないかなって程度
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72. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:24:33 ID:A4ODI5MzQ
>>53
池上彰は番組スタッフが作ってくる内容にいちいち口出しするのを諦めたフシがある
ただしテレ東でだけはやりたいようにやってる気がする
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59. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 20:39:49 ID:A1OTk2OTA
とりあえず研究者が書いてるやつは業績だけチェックしよう
まともに査読誌に書いてなくて一般書たくさん書いてる人間は怪しいと思っていい
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83. 名無しのあにまんch 2024年10月20日 02:45:36 ID:AwMzcxMjA
>>59
本スレ89の「英語ヒエラルキー」の福島は査読付き結構出してる研究者やね。
留学して英語必死に習得して、日英どっちも不安でまともに会話できなくなった自分に刺さった名著だわ。
学校教育は英語とか国語とかじゃなくて、コミュニケーションと自信を学習させるべきとか、柄にもなく考えさせられたよ。
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62. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 21:03:54 ID:A5OTk2MzA
中公新書だと「サラ金の歴史」がかなり面白かったな
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64. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 21:12:08 ID:QzNTgyNzM
完全教祖マニュアル
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65. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 21:35:16 ID:UwODM2MTA
ウルトラマンタロウが書いた(という体裁の)やつとか、円谷プロの経営を傾けて会社を追い出された円谷英二の孫の怨み節みたいな本を読んだ気がするけど、細かい内容は刹那で忘れちゃった
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66. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:02:43 ID:MwNTI0Mjk
講談社新書の中国の大盗賊
李自成や太平天国とかこれで中国史が好きになったな
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69. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:16:59 ID:k4MjQzNTI
>>66
同志よ。
「中国の大盗賊」は私も大好きです。内容も良いが、ユーモアな文章で読みやすいのもいいです。
「これが曲がりなりにも子供のころから勉強してきて、三十二もなった一丁前のインテリのかんがえることかね」は大笑いだった。
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68. 名無しのあにまんch 2024年10月19日 22:16:29 ID:cwMDA1MzA
最近のだと
「ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化」
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」
あたり面白かった
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82. 名無しのあにまんch 2024年10月20日 02:37:22 ID:A0OTcwMjA
新書は出版社によって質の最底辺が違うからとりあえず岩波と中公を、現代社会に関連した課題はちくま、新しいジャンルなら講談社を中心に読んでけば間違いない

その中でも岩波と中公は別格で木村敏『時間と自己』みたいな研究者がジャンル紹介というよりガチで書いてる普通にヘタな哲学書よりも内容が濃い新書もあったりする
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84. 名無しのあにまんch 2024年10月20日 08:28:24 ID:MyMDI5MjA
オタクはオタクコンテンツにしか関心がないわけではない、という当たり前の現実が確認できる良まとめ
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85. 名無しのあにまんch 2024年10月20日 09:06:42 ID:cxMDYzNDA
自分は歴史が好きだからいろいろと読むけれど、まずチェックするのは著者の経歴。大学等で歴史研究を生業にしている人でないと怪しい。新聞記者や理系の研究者が退官後、みたいなのは一発芸的なネタ本の可能性が高い

あとはタイトル。「〜の正体」「〜の真実」みたいなのも要注意。出版社に書かされてるケースもあるが、地雷率は高いと思う

歴史に限らないけど色々なジャンルの本を書いている人は読む気がしないかな。専門を持たない人の言葉は薄い。池上彰とか佐藤優とか。「知の巨人」とか書かれているのも萎える

逆にAmazonのレビューをチェックしてみて、低評価コメに「研究史を整理しただけで結論がない」みたいに書かれているやつは期待できる。
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87. 名無しのあにまんch 2024年10月20日 20:53:52 ID:M0Mzc0NDA
バッタのは虫の写真が多くて虫嫌いだったからちょっと読むの辛かったけどすごく面白かった
最近読みたい本探してるからここ参考に色々読んでみる
自分で面白そうって思って手に取ったやつはことごとく内容が期待はずれだったから……
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88. 名無しのあにまんch 2024年10月28日 22:49:00 ID:YyMTY3NDg
バッタは1冊目で結局語れなかったバッタそのものについての研究を2冊目でしっかり解説して、
そのうえで研究者としての矜持をこれでもかと熱く語りかけてくれるからマジで良書
文章も軽いし、俺に子供が居たら絶対読ませてるね 居ないんだけど
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