【ハリー・ポッター】ダーズリー家という複雑な家族

厄介ごとに巻き込まれたのは同情するけど、ハリーを虐待してたのはなぁ…

結果的にダンブルドアとしては理想的なマトモな男の子に育って安心したそうだけど…

クリスマスプレゼントにティッシュペーパー1枚は色んな意味で感心する

良くも悪くも人間臭い家族　
まぁほぼ全ての登場人物が人間臭いと言えるけど

子供の頃は意地悪な育ての親から解放されて夢の魔法の世界へってノリで見てたけど大人になってから見るとダーズリー家の連中がボロクソ言ってたのも分かるくらい魔法界も魔法学校もロクでもないなって

トムリドルと重なるような幼少期をハリーに過ごさせるのはダンブルドアの臆病さが治ってなさすぎる
ハリーが良い奴だから良かったようなものを、最悪ヴォルデモートの正当後継になってたんじゃないか

バーノンおじさんはハリーのこと大嫌いだけど、大嫌いなりにまともな人間になってほしいみたいな感情もあるよね
頭のおかしな奴らの総本山ホグワーツに入学してしまってからはもう溝が埋まることは無いんだよね

ハリーがマトモな環境で養育されると幼少期ジェームスのようなクソジョックに育ってそうだからコイツ達も必要だったのかもしれない

ダンブルドアが引き取る→ジェームズ・ポッター2号になるかもしれない。
孤児院に預ける→ヴォルデモート2号になるかもしれない。

これらを踏まえると、孤児になったハリーをどうすればよかったのかわかりません。

学校行く前にハリー関連で色々あったのに夏休みになったら一応駅まで迎えに来てくれるの何か好き
普段の扱いは虐待そのものだけど妙に憎めないところもある

あそこで鍛えられたお陰でホグワーツでもやっていけてたし...

すげえなJKローリング

同情はするけど許されはしないの典型
マグルと魔法族は不用意に関わらない方がいいのは妥当だよね

ペチュニアおばさんが最後にハリーに何か言おうとして結局言えなかったり、
後年、ハリーのおくるみ残してたことわかったりしてたのが味わい深いところ

マージがリリーの悪口言っている時、ペチュニアの顔が強張っている（必死に作り笑いしている）のを見るとなんか悲しくなる。元々は仲の良い姉妹だったのに。

ハリーが幼少のときに頻繁に魔法暴走して家破壊しまくり一家は怪我しまくりみたいなのは公式だっけ？

ベチュニアの過去は悪人にも歴史ありみたいなんじゃなくて無理やり悪い人じゃないんだよエンドに持っていった感あってすごいモヤっとしたなあ

子供の頃は「コイツら酷くね…」って思ったけど、大人になって改めて見ると「リリーの血縁者である彼女の元ならハリーは安全に守られるんじゃね？」って理由だけで何の連絡や説明もなしに魔法界から急に押し付けられていきなり乳幼児二人の育児をさせられる羽目になり、魔法界関係者も養育費どころかおむつ一枚も出したりはしてくれないってなったらそりゃ納得できないよな（だからってハリーへの扱いは擁護できないのが多いけど）…

ダドリーが助けられたことをきっかけにハリーを認めて、
大人になってから普通に親戚として交流してるのはペチュニアおばさんにとってある意味救いな気がする

当時お辞儀が消えただけで死喰い人はほぼ全員が健在だったからな
お辞儀は魔法界全体をほぼ掌握してたから、あの時点で魔法界にハリー置いといたら容易に探知されて死喰い人の連中に殺されてしまう
だからダンブルドア主導でハリーを人間界に隠すことにしたのよ
事実『生き残った男の子』の存在は魔法界で広く知られてたけど、所在はハリーがホグワーツ入学するまで不明だったワケだしな

バーノンおじさんはハリーと血の繋がりはないんだからペチュニアと離婚して逃げようと思えば出来たんだよな
妻子への愛は本物だったと思うと憎めない

ハリーに対する仕打ちはあれだけど
それ以外の魔法界の全てがダーズリー一家に対する加害者なのは同情する
ジェームズはバーノンのことが好きだったけど接し方はあれだし

ハリーが魔法界に行くなら願ったり叶ったりだと喜んで言い出せば良いものをそれはそれで気に食わないって邪魔したりするからな
ホグズミードの保護者の署名を拒否したりとか
せっかくウィズリー家って休み期間も預かってくれる家があるなら積極的に押し付けりゃいいのに

ペチュニアがダンブルドアとやりとりした手紙をリリーたちに読まれていたのは心底同情する
多感な時期への仕打ちとしては酷すぎるわ

ダドリー.aka.ビッグDはディメンターの矯正教育がなかったらずっとあのまんまだったんだろうか

結局食事会？の時にジェームズが余計なこと言わなければそこまで拗れなかったんじゃないかな

バーノン自体は身内に魔女がいてもペニュチアを受け入れる度量はあったし、姉妹の雪解けの為にお互いの夫婦で食事をOKもした。
しかしそこでジェームスがなんか失礼なことを言ったせいで喧嘩になり、姉妹の絶縁になるほど余計に拗れた。

だっけ？

ハリーに対する加害者であると同時に、ハリーや魔法界の為の犠牲者でもあるからいろんな感情が同時にやってくる一家。
ハリーは本当に何も悪くないけれど。
マジで引き取ったばかりのハリー育てるのめっちゃ大変だと思う。両親が殺されたのを目撃して、いきなり連れて来られた知らない家と知らない人たちで、ショックと環境の変化で不安定になる一歳ハリー(魔法が使える)の世話を想像すると、ダーズリー一家とポッター一家の関係を考えたら本当にとても背負えたものではない。
魔法があるからシッター頼むことも出来ないだろうし、おばさんは自分も妹を失ってショック受けていただろうし、不安定なハリーのそばにいたダドリーも不安定になっただろうし、かと言って養育を放棄することも出来ないしで、こう言う大変な事を乗り越える最中に、こいつさえいなければ、それまでは本当に幸せな家族だったのに……とダーズリー夫妻の考えが歪んでもおかしくはなさそうなのであのハリーの扱いに説得力があるのがまたイヤ。ハリーもダーズリー一家も逃げ場がないのがおつらい。

養育費渡したら私的に使われるみたいなクソコメ散見されるのだけは腹立つわ
そもそもダーズリー一家ってバーノンは社長だし大金持ちとまではいかないにせよハリーを一応は養いつつ不自由なく生活してダドリーに好きなだけ物を与えて甘やかせるくらいの経済力はあるし、ハリー宛の養育費を着服するような意地汚い人間ではない
実際ダンブルドアが目の前にいたとはいえハリーがシリウスの遺産を相続した時に驚きこそすれそれを自分たちにも回せみたいな発言はしてないしな

ペチュニアおばさんはリリーとの歳の差大きくなさそうだから第1巻時なんか多分30代前半なんだよな。イメージより若すぎて最初思い至った時衝撃だった。20代前半とかで自分の子と甥っ子の子育てかぁ…みたいな。バーノンおじさんはよくわからないけど…

ダドリーレベルで甘やかしてたら電子機器使えない魔法学校行かなくない？
よしんば行ってもグリンゴッツで豪遊してマルフォイと意気投合しそう

おばさんが息子のダドリーを優しい虐待してしまったのも、自分の両親が魔法使いの妹ばかり可愛がって差をつけられて育てられたせい説見たな
割とありえると思う

呪いの子で昔の辛い記憶の悪夢を見るハリーを見るとこの子虐待されてたんだなと身につまされる

でもヴォルデモート討伐RTAには必要なことだから・・・

不死鳥の騎士団の冒頭で家の前でバーノンおじさんからハリーがDVを受けてたから確実に近所で噂になってる

ハリーを押し付けられた当初のペチュニアおばさんのストレスを思うとな
普通に育児ノイローゼまっしぐら過ぎるし最悪の場合赤ん坊の我が子とハリーを手にかけて自分も…なんて悲劇も十分起こり得たわけだ
本当になんらかの形でフォローは絶対に必要だったんだよダンブルドアよ

現実での子育てもギリギリ死なない程度の優しくない虐待をして育てたほうが良い人になるからよいの？

ハリー押し付けられたせいで
子供二人目とか絶対無理だろうし誰にとっても不幸な関係だった
この件に関してはそうせざるを得なかったにしてもダンブルドアが本当に悪い

また虐待女に必要以上に寄り添ってんのか
ペチュニアの苦悩、つまりは劣等感は現実にもありふれたものだからこその共感なんだろうけど
１歳から育てている子供にしていい仕打ちじゃねえし、バーノンを理解ある彼ピ扱いすんのもやめろ

そもそも夫妻にはハリーを引き取る明らかなメリットがない上に、ハリーの力を利用したりする素振りもないんだよな。なんなら魔法使いにさせないとかなり努力している。魔法使いが嫌いだからハリーが嫌いなだけで、本質的にハリーのことを嫌いな訳ではなかったんだと思う

ハリーを引き取らないって選択肢を脅迫されて潰されてるからなぁ

そもそもイギリスでは親戚が引き取らないと世間体が〜
って魔法界で生まれたガキなんて存在してないのと一緒だろ

魔法ノイローゼで虐待をさせられた被害者とも言える

ぶっちゃけ虐待はともかく服がお下がりとか私立に通わせて貰えないとかは当たり前だろって思ってた

ダーズリー家って複雑だよねって議題に対して善悪論持ち出してるやつはなんなん？総合的に見れば善ではないけど悪とも言えないし理解できる部分できない部分あるから複雑だよねって話でしょ？

精神的肉体的経済的に多大なる圧力がダーズリー家にかかっていただろう事は確か
バーノンが社長でよかったね

窓のない物置に閉じ込めたって言うけど魔法で窓ガラス割るんだから仕方ねーだろ

ダドリーは産まれてからずっと家族水いらずを味わえなかったって考えると可哀想

っていうか夏休みだけ帰ればオッケーみたいな緩い縛りなら
ある程度育ったら基本魔法界で育てて年一回だけダーズリー家に通えば良かったのでは

イギリスでは孤児を親戚が引き取るなんて当たり前って言うけどそもそもリリーの死亡届どうなってんだよ
行方不明扱いなのか死んでる以外健康な死体を警察に見せたのか？

これもある意味「不良が少しいいことしただけで過剰に評価される」シチュエーションそっくりだな
人の心があるってだけで善良な心の持ち主ではないと思うよ

ダドリー出産したばかりのタイミングで姉妹を殺した奴に狙われてる赤ん坊押し付けられて
「お前との血縁が重要」って言われた時のペチュニアおばさんマジで精神ブッ壊れるストレスだったと思うよ
だってバーノンは関係ないからって離婚されたら最悪の結末も見えてた

そもそも魔法使いなんてエイリアンを人間の尺度で虐待どうこう語るのが間違いなのでは？

犬を全裸に首輪で庭で飼ってても虐待とは言わんやろ

なんかダーズリー憎しで勘違いしてるけどハリーが階段下に居たの手紙攻勢が始まってからの数日だけで
それまではダドリーと2人部屋だったからな

我が子ですら育児はノイローゼになって虐待したり殺してしまうことがある
その時の逃げ道として里子に出したり施設に預けるって選択肢が用意されてるのに
魔法とかいう家族を殺した不思議パワーで脅迫されてんだから精神が健全で居られるわけがない

ハリーがリリーやペチュニアの親に預けられずダイレクトにダーズリー家にきたって事は
ペチュニアおばさんがダドリー産んだ時点でもう両親亡くなってるか子育て出来ない状態で
おばさん初産なのに実親のサポートすらなく赤ん坊2人育てたのか…？

というかハリーが11歳になったタイミングで名ばかりの保護者になるチャンスだったのにハリーへの嫌がらせを優先させて家族水入らずを棒に振ってんじゃん

バーノンの両親とか孫を見に来たらなんか知らん赤ん坊居たって事になるわけだし
養育費とかの話も当然出てくるわけでペチュニアおばさん凄く肩身が狭かったんじゃねぇかな

孫見に来たら嫁の甥っ子とかいう赤ん坊を引き取って孫と一緒に子育てするって聞かされたら
ジジババの立場からしたら色んな意味で大丈夫？ってなるのはそう

ちなみにペチュニアとリリーの仲を決定的に引き裂いたのはスネイプだからな

まぁダーズリー家に関しちゃモンスター被災者を見る視点というか
気の毒だけど関わりたく無い

なんつーか情状酌量って言葉を知らない人ばっかだよね

なろう小説みたいにザマァからの処刑しないと気が済まない人種なんだ

擁護派とか批判派とか関係なくなんか文脈的におかしいキレ方してる人いて怖いんだけど

ダーズリー家はいきなり赤ん坊を押し付けられたのには同情するがリリーがホグワーツに入学した年を考えたらハリーが11歳になったら入学して長期休み以外は没交渉になるはずだからそう考えて育てりゃ良かっただろ
そこをペチュニアがコンプレックス抱いてややこしいことになった側面もある

絶縁状態の血縁の子供を脅迫まがいに押し付けられたらそりゃあーいう扱いにもなるよ
だいたいダーズリー一家が不幸にならないと気が済まないような人たちは絶対ダーズリー一家よりひどい扱いをするだろｗ

まあ何ていうか、どんな理由があるにせよ更生したとは言えダドリーの成長具合とか甘やかし具合を見ると同情も無くなるけどな、いやこいつ等良く良く考えると自分達の子育てもまあまあクソじゃね？とはなる
それもハリーが居たからって話になりそうだが、ダドリーと一緒にヘビのガラスケースをコンコンとするバーノンを見るとハリー居なくても大して変わらんと思う

ハリーを冷遇してしまうのは人情的に仕方ないかもだけど
ダーズリー家が人生の節目(大手取引相手との会食etc.)で災難に見舞われる一方
ハリーを家族同然に迎えたウィーズリー家が大成したところに
寓話めいたものを感じる

結局実際に子供育ててみないとペチュニアおばさんのきつさは分からないかもな
単純に手のかかる乳幼児、我が子に危害が及ぶかもしれない、養育拒否できないとか人によっては発狂するぞ

玄関先に赤ん坊置いてくなよ
そんなん育てるしかないじゃん

全部終わった後に少しだけ愛情の欠片が垣間見えるのは好きよ。

とは言え、どうしようもないこともしてるんでなぁ。

この手の話題で虐待経験かその実際を目にしたことがある人と無い人で許せる許せないが炙り出されたり親に愛されなかった子は子どもの愛し方を知らないみたいなリアルを描いたり最終的にダドリーと和解して物語的な納得を用意したりがJKローリングという作家の凄い所よ

ただハリーを我が子同然に育てるような人達だったら、それはそれでやっぱり魔法界には行かせようとしないし、ハリーも人間世界に未練タラタラになりそうとは思う

まあ結局全部ヴォルデモートが悪いんだけどな
アイツいなきゃハリーは虐待されなかったしダーズリー家はハリーの面倒見なくて済んだ

主人公の家庭事情を過酷かつ複雑にして議論を巻き起こせるようにしてる作者すごいな。子供が読めばおそらくハリーに共感して読むし、大人になればそれぞれの大人の立場や事情もわかって解像度上がるしで、何度読んでも面白い物語なのいいよね

ダドリーは成長して自分と両親が従兄弟を虐待していたと理解して病んでカウンセリング受けそう

ハリーは虐待されてしょうがない派がいて恐〜

ダーズリー家のハリーへの虐待は許せないことは大前提です。
しかし、彼らの気持ちは、5巻でシリウスが嫌々引き取ったクリーチャーとのブラック邸での暮らしで、疑似体験することが出来ると思えました。
ダーズリー家は十数年耐えてきましたが、ハリーたちは約半年しかクリーチャーとの生活に耐えられず、ダンブルドアの言いつけを破って、クリーチャーを追い出しました。
当初は、クリーチャーは純血主義者の嫌な奴だと思っていましたが、シリウスがマージおばさんがやったように、敬愛するレギュラスを出鱈目な死因で侮辱したことを始め、クリーチャーがハリーのダーズリー家に対する態度をなぞっていただけだと、今は思えました。

貴方は母親を失ったけど
私も妹を失ったのよ、のシーンは印象的だった
映画じゃカットされてんだっけ？

詳しい話を知ったら、むしろこの一家には同情しかない

魔法を知らない頃のハリーが時々不思議なことが起こってた、って描写有るわけだからハリーが物心つく前の赤子の頃は無意識の魔法使ってたって事だろうしその対応しなきゃいけなくてバーノンペチュニアのストレスは相当のモノだと思うけどね。(一般人なら忘却術で記憶消せばいいけどこのふたりにはそうもいかないし)

妙にいじめ描写がリアルな分、場合によってはヴォルデモートよりヘイト貯めてしまう人たち。
よくみると同情できる部分もあるんだけどな。

仮にハリー引き取らなかったら子供にダダアマではあるが幸せで良い家族だったんだろう、って考えると、加害者にされた。って感じがするね。

物事を白か黒かでキッチリ判別つけたがる人間が多すぎる
ダーズリー家をやたら裁きたがるようなやつらは自分がその立場になったとき清廉な人間でいられる大層な自信がおありなのだろう

小野あつこさんハリーポッターの舞台とか出演して欲しいんだけど