今までに読んで面白かった歴史の本を教えて
56: 名無しのあにまんch 2024/12/17(火) 17:29:27
>>3
甲相駿じゃなくて駿甲相なの初めて見た
甲相駿じゃなくて駿甲相なの初めて見た
88: 名無しのあにまんch 2024/12/19(木) 14:12:32
>>56
まだ読んでないけど家格順で並べるとそうなる
今川(足利分家)→武田(守護)→北条(それ以外)
まだ読んでないけど家格順で並べるとそうなる
今川(足利分家)→武田(守護)→北条(それ以外)
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7: 名無しのあにまんch 2024/12/14(土) 21:05:42
「キメラ 満州国の肖像」は面白かった
18: 名無しのあにまんch 2024/12/15(日) 08:21:15
ガリア戦記
94: 名無しのあにまんch 2024/12/20(金) 13:56:26
>>19
面白そうだから買ったわ
面白そうだから買ったわ
23: 名無しのあにまんch 2024/12/15(日) 18:24:55
史記
25: 名無しのあにまんch 2024/12/15(日) 19:09:04
越智敏之
魚で始まる世界史——ニシンとタラとヨーロッパ
魚で始まる世界史——ニシンとタラとヨーロッパ
31: 名無しのあにまんch 2024/12/15(日) 20:55:11
近代世界システム
地中海
地中海
33: 名無しのあにまんch 2024/12/15(日) 22:17:37
ムガル皇帝歴代誌
インドのムガル帝国を中心にいろんな時代を網羅した本
多分広く浅くって本なんだろうなとは門外漢でも読んでて感じ取れたけど
初心者だったからそれがありがたかった
インドのムガル帝国を中心にいろんな時代を網羅した本
多分広く浅くって本なんだろうなとは門外漢でも読んでて感じ取れたけど
初心者だったからそれがありがたかった
43: 名無しのあにまんch 2024/12/16(月) 18:34:54
小学校から何度読み返したかわからないくらいのバイブル
ボロボロになって今でも家にある
研究的には最新のものと違うとこもあるけど、ともかく読みやすく流れがつかめる
小説みたいな読み味(高名な小説家だしね)
ボロボロになって今でも家にある
研究的には最新のものと違うとこもあるけど、ともかく読みやすく流れがつかめる
小説みたいな読み味(高名な小説家だしね)
51: 名無しのあにまんch 2024/12/17(火) 08:05:00
昔読んでよかった
現実の海賊の歴史の総覧的な内容です。
読んでおくと、西洋の海賊についての物語や映画の解像度が上がる
現実の海賊の歴史の総覧的な内容です。
読んでおくと、西洋の海賊についての物語や映画の解像度が上がる
55: 名無しのあにまんch 2024/12/17(火) 17:26:10
政宗の可愛い手紙が色々楽しめるぞ
古い本なのでこの後に見つかったた手紙もたくさんあるのが政宗さんのおいしいところ
マジで日本史上いちばん手紙書いた大名なんじゃ・・・?って思うくらい
古い本なのでこの後に見つかったた手紙もたくさんあるのが政宗さんのおいしいところ
マジで日本史上いちばん手紙書いた大名なんじゃ・・・?って思うくらい
73: 名無しのあにまんch 2024/12/18(水) 16:39:55
>>55
伊達政宗の書簡集って面白そう
曹丕や毛利元就なんかもそういうところあるけど、書簡を読むと印象ががらりと変わってみえるのが政宗の面白いところだと思う
伊達政宗の書簡集って面白そう
曹丕や毛利元就なんかもそういうところあるけど、書簡を読むと印象ががらりと変わってみえるのが政宗の面白いところだと思う
92: 名無しのあにまんch 2024/12/20(金) 04:59:51
>>59
「法の存在そのものが逆説的にいちいち明文化しないと納得しない奴らであふれかえってモラルが低いということを示す」ということかな
江戸幕府の慶安のお触書も従ってる人間ほぼいなかったとか
「法の存在そのものが逆説的にいちいち明文化しないと納得しない奴らであふれかえってモラルが低いということを示す」ということかな
江戸幕府の慶安のお触書も従ってる人間ほぼいなかったとか
63: 名無しのあにまんch 2024/12/18(水) 02:11:29
こんにゃくの日本史
こんにゃくが日本の歴史においてどういう扱いだったかとかどう栽培されてたのかが書かれててめちゃくちゃ面白かった
こんにゃくが日本の歴史においてどういう扱いだったかとかどう栽培されてたのかが書かれててめちゃくちゃ面白かった
64: 名無しのあにまんch 2024/12/18(水) 08:47:17
荘園
71: 名無しのあにまんch 2024/12/18(水) 15:03:42
新名一仁『「不屈の両殿」島津義久・義弘』
島津四兄弟として有名な島津義久、義弘、そして「第三の主人公」忠恒の人物像を豊富に残された書簡から描きだす
島津四兄弟というと鉄の団結みたいなイメージを持ってたけど、この本だと義久と義弘ってそもそも性格がまるっきり異なっていて、政策や政治方針でも相当衝突を繰り返していたんだなと驚いた
ただこれだけ衝突しあっていても完全決裂はせずに、書簡を送りあったり私的な交流は最期まで持っていたのも驚きで、この「仲の良さ」が二人の真の凄みなんだなと思った
島津四兄弟として有名な島津義久、義弘、そして「第三の主人公」忠恒の人物像を豊富に残された書簡から描きだす
島津四兄弟というと鉄の団結みたいなイメージを持ってたけど、この本だと義久と義弘ってそもそも性格がまるっきり異なっていて、政策や政治方針でも相当衝突を繰り返していたんだなと驚いた
ただこれだけ衝突しあっていても完全決裂はせずに、書簡を送りあったり私的な交流は最期まで持っていたのも驚きで、この「仲の良さ」が二人の真の凄みなんだなと思った
72: 名無しのあにまんch 2024/12/18(水) 15:28:08
関幸彦『その後の鎌倉: 抗心の記憶』
逃げ若で室町期の鎌倉に関心を持ったので読んだ本
鎌倉幕府が育てた鎌倉と東国社会が、新時代にどう受け継がれていったかを解説。
鎌倉が鎌倉幕府から鎌倉府へ継承されていく重要キーマンとして、足利直義が描かれている
個人的に興味深いと思ったのは
・鎌倉幕府は
「朝廷に任命された征夷大将軍が率いる、朝廷の配下」としての『幕府』の側面と、
「朝廷とは無関係に、東国社会が「東国の盟主」として認めた存在」としての『鎌倉殿』の側面がある
・鎌倉幕府の時代は『幕府』と『鎌倉殿』は同一の存在であったが(朝廷から征夷大将軍に任じられたわけでもなく、官位も低い北条高時が「太平記」中で武士たちに「鎌倉殿」と呼ばれていたり)、
室町時代になると『幕府』は室町将軍に、『鎌倉殿』は鎌倉公方にと分裂する
・鎌倉公方の役職は朝廷の任命でも幕府の役職でもない(江戸時代には、鎌倉公方は勝手に名乗った僭称とまで言われていた)。東国社会が『鎌倉殿』として認めていたから鎌倉公方が存在できた
て所で、なら逃げ若の最終盤では「鎌倉」の存在が大きくクローズアップされていくのかなと思った
逃げ若で室町期の鎌倉に関心を持ったので読んだ本
鎌倉幕府が育てた鎌倉と東国社会が、新時代にどう受け継がれていったかを解説。
鎌倉が鎌倉幕府から鎌倉府へ継承されていく重要キーマンとして、足利直義が描かれている
個人的に興味深いと思ったのは
・鎌倉幕府は
「朝廷に任命された征夷大将軍が率いる、朝廷の配下」としての『幕府』の側面と、
「朝廷とは無関係に、東国社会が「東国の盟主」として認めた存在」としての『鎌倉殿』の側面がある
・鎌倉幕府の時代は『幕府』と『鎌倉殿』は同一の存在であったが(朝廷から征夷大将軍に任じられたわけでもなく、官位も低い北条高時が「太平記」中で武士たちに「鎌倉殿」と呼ばれていたり)、
室町時代になると『幕府』は室町将軍に、『鎌倉殿』は鎌倉公方にと分裂する
・鎌倉公方の役職は朝廷の任命でも幕府の役職でもない(江戸時代には、鎌倉公方は勝手に名乗った僭称とまで言われていた)。東国社会が『鎌倉殿』として認めていたから鎌倉公方が存在できた
て所で、なら逃げ若の最終盤では「鎌倉」の存在が大きくクローズアップされていくのかなと思った
87: 名無しのあにまんch 2024/12/19(木) 13:14:19
>>82
これよくあんなに売れたよなぁ
面白いけどよほどの歴史好きじゃないと分からないところ結構あるだろ
みんな室町に飢えてたんだろうか
これよくあんなに売れたよなぁ
面白いけどよほどの歴史好きじゃないと分からないところ結構あるだろ
みんな室町に飢えてたんだろうか
83: 名無しのあにまんch 2024/12/19(木) 03:28:49
高橋敏『博徒の幕末維新』
博徒というと単なるばくち打ちかと思ってたけど、この本を読むと博徒とは「江戸時代後期から明治初期に活動した強力な社会勢力」の呼び名だったのかというのがまず驚いた
藩の枠を超えた日本全国のネットワークを持ち、銃火器まで所持する強大な博徒勢力に対し、幕府や藩、明治新政府は策略や、時にはだまし討ちを仕掛けてまで弾圧し続けるが、反面博徒勢力の軍事力や動員力を利用するために、罪状を不問にして手を組んだりもする。
一般民衆も博徒勢力から被害を受けている側なのだが、一揆など幕府や公権力と対峙するさいには民衆と博徒勢力が手を組む、そんな社会勢力として幕末や維新の動乱でも活躍していく
読みながら「幕末の博徒勢力って、ワンピースの海賊みたいな存在だな」と思ってしまった。幕末の視点が更に広がる一冊だと思う
博徒というと単なるばくち打ちかと思ってたけど、この本を読むと博徒とは「江戸時代後期から明治初期に活動した強力な社会勢力」の呼び名だったのかというのがまず驚いた
藩の枠を超えた日本全国のネットワークを持ち、銃火器まで所持する強大な博徒勢力に対し、幕府や藩、明治新政府は策略や、時にはだまし討ちを仕掛けてまで弾圧し続けるが、反面博徒勢力の軍事力や動員力を利用するために、罪状を不問にして手を組んだりもする。
一般民衆も博徒勢力から被害を受けている側なのだが、一揆など幕府や公権力と対峙するさいには民衆と博徒勢力が手を組む、そんな社会勢力として幕末や維新の動乱でも活躍していく
読みながら「幕末の博徒勢力って、ワンピースの海賊みたいな存在だな」と思ってしまった。幕末の視点が更に広がる一冊だと思う
86: 名無しのあにまんch 2024/12/19(木) 12:27:46
この界隈だと有職故実大事典っていう不朽の名著があるけどあれは高すぎるんで・・・
入門ならこれ。
平安時代の貴族生活、衣食住に詳しくなれるおすすめの一冊
今期の大河や平安時代の物語の解像度がめちゃくちゃ上がる本
入門ならこれ。
平安時代の貴族生活、衣食住に詳しくなれるおすすめの一冊
今期の大河や平安時代の物語の解像度がめちゃくちゃ上がる本
97: 名無しのあにまんch 2024/12/20(金) 19:51:19
>>93
これ読むと義晴が好きになります
これ読むと義晴が好きになります