【感想】逃げ上手の若君 142話 魂を燃やせ！！【ネタバレ注意】

>>1
多分、関羽とか張遼に対しての呂布みたいなもんじゃないかな
武将としての強さと武人としての強さみたいな

まあ描写的には、人間とモンスターくらい差がありそうだけど

>>2
だって近代戦になればなるほど一回の戦いでは終わらず再編の要素が出てくるもの

>>10
｢総力戦｣と呼ばれる要因の一つよね。昔なら一戦して負けたら離散してお仕舞いになり易いから死傷者数に対する国家ダメージは案外少なくなりがちだけど、近代戦は再編"出来てしまう"から酷いことになる。

>>10 >>11
限界損耗率は単純に戦闘力を維持できなくなる目安で、君の主張とはそれと違って撤退の目安の話だろう
陸戦研究では中東戦争の話もあれば20-30%でも厳しめと評価される話もあるんで、軍隊の質にも左右されるだろう

短くしようと端折りすぎたから、ここでソースも書いとく
戦史叢書第027巻　関東軍＜1＞対ソ戦・ノモンハン事件 (1969) 681頁
(戦史資料・戦史業書検索で閲覧可。ドロップダウンでは357番目)
「30％で一時的戦闘力を失う、50％で壊滅的打撃」
「戦場を撤退した主な諸隊の損耗率を見ると、いずれも60～70％以上に達している」
「一旦引いた部隊はすぐ反転攻勢していない。大損害を受けた部隊の戦力回復は簡単に行かないのが現実」
以上は鈴木重康陸軍中将の証言がソースとされている

他の統計データによると、日露では攻撃失敗となった時の損耗が平均12％だったそうな。原著は見てない

またこう主張した例もあるので、旧日本軍の場合は撤退ラインが厳しかったのかもしれない
部下「部隊が全滅しました」
辻政信「お前たちは生きてるじゃないか。全滅してない」
(辻政信「ノモンハン秘史」)

>>2
あにまんで陸戦研究の名を見るとは思わなかった
気が付いたら廃刊されてたっけあれ

>>2
近現代の軍隊って役割が細かく分かれてるから、少しの損害でも連携が機能しなくなるよね

>>3
人体を投げる意味は…？と思ったけど
戦場まで自走移動できかつ適当な質量を持つ物体というとまあ適切かもしれない

>>5
でもすげえ教養はある

>>23
そして問題になる、史実の呂布も主簿やってたというネタ

>>23
「忘れては見し夜の影ぞ忍ばるる憂き習はしの有明の月」

ううん、いい和歌だ
きっと文化人なんだろうなあ（白目）

>>5
この化物処せるのかなぁ
タルカスみたいになりそう

>>12
認識バグには認識バグをぶつけたい
楠木正成すらバグらせた宇都宮公綱ならバグりやすい土岐軍に特効じゃないか

>>14
史実による逆プロテクトがあるからな…
次の戦では負け確という

>>14
勝ったけど損害甚大で実質作戦失敗の負け戦、っていう史実の結果があるからなあ。この戦闘に参加する＝大損害被る、が確定してる訳で。

>>20
継戦能力の喪失は兵の疲労と兵站が主因なんだろうが、ここで土岐相手にユニークキャラがダメージ負うことで、個人戦が注目されがちな少年漫画の説得力にすり替わるのは上手いと思った

>>24
昔は隠しパラメータで一騎打ち優遇されてたんだっけ

>>29
直義様からすればいくら戦果を挙げてるとはいえここまでメチャクチャする奴は生かしておけなかったろうな

>>36
こんな傍若無人な化物が大人しく処刑されるだろうか？　直義に逆襲しようとした所で尊氏がスルッと頼遠の懐に潜り込んで八つ裂きにして、その時初めて直義が尊氏に潜むナニかに気付き始めるとか？

>>38
それより土岐が直義に襲い掛かろうとするときに尊氏が護良親王が見た鬼や物の怪見たいな亜神を出して「黙れっ我が半身に何をする大人しく処刑されよ」見たいなこと言って土岐が犬の様に大人しくしてしまう一部始終を見て直義が戦慄するんだろうな

>>41
あまりにも敵が少ないと「これなら勝てる」と兵が慢心する
だけどそこで敵が精鋭で味方の雑兵がメッタメタにされるのを見てしまうと
「勝てるはずの戦で死ぬのはいやだ」という意識が広がってしまうんだよ

この時代の兵士は大義の理解とか尊皇とか幕府とか故郷の家族の生活を保障してもらえるとかそういうの何もなし、「戦後の恩賞」だけが戦う理由だからね

>>44
鎌倉殿の13人でも義時は裏で味方してくれた御家人（特に三浦と足利）には領地や官位をタップリ渡してるんだそれしないと明日は我が身が比企や梶原の二の舞だからな