『無限のリヴァイアス』という面白いのに二度目は見たくないアニメ

実は以前から気になってて、この年末年始のお伴にしようと計画してるんだけど、見るにあたって心構えが要りそうな作品ね…

キーマンっぽい謎の女の子が気になって見てたけど、作中のギスギス具合に耐えられなくて途中で見るの止めた記憶があるわ
最終回あたりだけ運良く見れて「よく分からんけど円満に終わったみたいで良かった」ってなった思い出

二度と見たくない名作が本当にその通り
すげえ面白いんだけどグリグリと精神にダメージを与えてくる

ルクスン北条とかいう作中でも屈指の成長を遂げたと言われるキャラ。

なお、言い方や表現方法がアレなだけで、わりと最初期から全体の事を考えた選択肢を選んでた模様・・・というか、他のキャラが自分の都合だけを見すぎててルクスンを酷評できたものではない。

犯されてた子の声が丹下桜というね
これと種で絡みまくりな保志と白鳥哲

恋愛関係が好き嫌いとかよりパワーバランスと依存で成り立ってくの好き

サンライズで一番好きな主人公だわ

OPは英語版が好きだったな

ロボ操作するときにプログラミングからってのがおもろいよな

監督の次作品との温度差…と思ったけどスクライドの方がメインキャラの死亡率高いな

尾瀬イクミ(尾瀬イクミとは言って無い)
ブリッジでシコり出すホモのヘイガー
ゴム常備してるCV堀江由衣
キラしか保志さんを知らない人にお勧めな名言製造機弟のガラ悪い演技(褒め言葉)
アクが強過ぎるクルクルじゃーおじさん＆誰も得しないおばさん集団
日々逞しくなって行く(冷めて行く)パット
視聴者がリアルでフェレットを見る度に思い出すであろう全てを過去にしたがるやべー女
そしてギスる環境＆ヒスる人々の中で普通で居続ける事が如何に異常か教えてくれる主人公

見て損する事があるとすれば心に損傷を受けるくらいで見ない方が損な良策だゾ

比較対象がスクライドなのも可哀想な作品

うわあ見たくねえって感じじゃなくて
一話一話見るたびにため息が漏れる感じ
重い

群像劇系だから見返したほうが面白いがなぁ

ガチな肉◯器が出てきてマジで驚いた記憶。
しかもその後逆の立場になってるのが逞しい。
これを夕方アニメでやってたってのが…。

ブルーがバンダナを祐希に託して逃亡して祐希が察してそれをユイリィに渡す流れ好き
対立してるけどあくまで喧嘩の上でだけなのが

最後奇跡の様な爽やかな気持ちになれる話なのは誇っていい特徴
そんなラストでも再度の乗船を拒否した人もいて適度に影も残したのも良かった
でも、主人公が死ぬ案もあって、OPにその名残があるんだよな

あとさらっとクリフとチャーリーっていうかなり先進的なカップルが描かれてたな
まあ最初の関係はあれなんだけど…

視聴者も曇ったが

黒田(脚本)「あの頃の僕は鬱積していた。鬱積していたものを吐き出したくてたまらなかった。心と体が弱い妹を揶揄されイジメられた過去。そんな僕をかばってくれた女の子が、そのイジメっ子が好きだったと知った瞬間。この社会は僕に優しくないのだと悟った十歳の諦観。それでも、人の持つ温かみを信じたいと思う瞬間が――あの時の僕には確かにあった。50歳を目前にしてる僕は、もうこの作品を本質的な意味で書けないのかもしれない。でも、あの頃の僕は、子供の頃の思いを胸にリヴァイアスの中にいたのだ――……」

脚本も曇ってる
そして監督はワンピースFILM REDの谷口だ。一人も無傷では帰さないと言う冷たく黒光りした鋼の意思を感じる

エヴァに影響受けたんだけど
エヴァの悪い部分だけを子供たちだけで描いたような作品
しかも間延び回が多過ぎるし
何となくの勢いで出発して難破した感じのアニメ
当時も初回の方だけ観て「ｱ･･･」ってなって観なくなった

こずえって結局レ◯プされちゃったのかなぁ
漫画版だと体中傷だらけになってたけど

グロはほぼ無いしメインキャラ死なないし
サバイバルものとしては食糧問題とかもほぼ無いので
物理的なハードさは控えめなんだよな

ただどうしようもない鬱屈とした絶望感で人間性がくさっていくだけ

最後まで見ればそれなりに爽やかな気分で終われるのももう一周をためらわせる理由の一つだよな

俺はこのさわやかな気分で終わっておきたいんだよ

バイファムを十五少年漂流記とするなら、リヴァイアスは蝿の王だからな。

ちゃんと最終話まで見れば「二度目は見たくない」っていう感想にはならないと思うんだけどな…まあ一週間に一話ペースだと確かに精神崩壊しそうではあるから、見るなら一気見がおすすめ。

最初のブルーが力で抑え込んでた時が一番安定していたという。
ただ、そのまま突っ走ってもバッドエンドだろうけど

最終話は何度も観返したぞ

艦内で最強の暴力であるブルーが
段々理解出来ないモノを見てる視線になっていく相葉昴治とかいう平凡な異常者

ルクスンがチタニアに向けて発信って言った後に
ネーヤが「了解、艦長」って言って締めるところが良いんだよね

祐希が何度やられてもブルーに突っかかるのバカだなぁ…って思ってたけど実はブルーはパット除けば最年少だって知って
ああ…そりゃ突っかかるの止められないわな自分が兄貴にしてることをそっくりそのままやられてるんだからな

本当に素晴らしい作品だった。
でも自分も４～５周しか見てないや。

平成鬱アニメのひとつか

年末年始にちょっと心の傷を付けてみたいアナタ！
そんなアナタにリヴァイアスはピッタリ！

生々しいんだよなぁ…
大人だと娯楽や希望をチラつからせて飼い殺しするけど子供は直接的過ぎるし
なまじあの状況だと余程肝が据わって無いか状況をきちんと把握してると大抵の大人は子供へと後退するだろうけど

息苦しくなる作品
だからこそ最終話まで見て良かった…ってなる

中学生の頃に夕方リアルタイムで視聴してて、自分が男兄弟の兄ってこともあって良いのか悪いのか人生観に多大な影響を受けた

昴治の成長を（一話との対比で）爽やかに描く最終回のオープニングが最高なんよな

・ルクスンを演じてたのが島田兵で知られる島田敏さん
・何と6役も演じ分けてた檜山修之＆豊口めぐみさん(保志＆桑島＆遠近孝一＆桜井敏治さん5役、南央美＆江川央生さん4役)
キャラが多過ぎるのか予算が少な過ぎるのか、声優さん達の頑張りも凄過ぎる

当時よく放送できたよ。リアルタイムで追っかけたけど二度と見たくない。凄かったしドキドキしたけど二度と見たくない。

小説の１巻まだ持ってるわ…
結局続き出なかったよね?

強権を強いてた連中がクーデターで倒されて、倒された側の女の子が個室に閉じ込められて男子の性欲の捌け口にされてたのがエグかった思い出

あと宇宙での戦闘描写が好きだったわ。
次回の攻撃のチャンスが敵の軌道と交差する半日後とか戦闘が長時間に及ぶのがリアルだった。（うるおぼえ）

一回目完走時は確かにずーんとなって二度と見たくないなという気持ちになるけどいざ二回目見るとキャラの考えとか成長が冷静に見れて結構さっぱり見れる

第一話と最終回で主人声と母親が同じような会話してるんだけど全く違う印象で聞こえるの凄いと思った

弟がやたらつっかかるのも、イクミが弟を理解したのも、逆に主人公がイクミを理解できなかったのも背景わかると納得する
理解できないから自分の命を武器に説得しに行くのはどうかと思うけどな！

話のモチーフは『蠅の王』だけど、キャラ設定は同様の漂流物である『漂流教室』も参考にしたんかなと思うくらい所々が似てるんよね。異能の力を持つ電波系美少女（ネーヤ＝西さん）、教祖化する美少女（ファイナ＝美川）、後半ガチで殺し合う主人公と親友（昴治とイクミ＝翔と大友）とか。さすがに幼児退行化したサイコパスおじさんは出てこなかったが

昴治の肩って確か終盤に撃たれた後遺症で肩から上に上がらなくなったんだっけ?

まさか昴治・祐希・あおいの中の人達の三角関係をまた見ることになるとはね

「いいかげんにしろ、このクソ野郎ども!
どいつもこいつものうのうと生きやがって、
他人に全部おしつけてほったらかしか。
何もしねえくせに主張ばかりしやがって。
しかもそれで何かをしたつもりでいやがる。
勘違いすんな!　なんにもしてねえんだよ。
おまえらは、死んでんのと同じだ。
そんなやつらが偉そうに命令たれるな。
俺は勝手にやらせてもらう。文句は言わせねえ、いいな!」

このセリフがかなり当時の自分に刺さったんだよなあ

毒のある作品ではあるが最終話って言う解毒剤があるから後遺症残る程の猛毒でない所がポイント
よくアニメ版エヴァが引き合いに出されるがそこが決定的に違う。向こうは当時解毒剤がなかった。寧ろEOEで追い毒された
もしリヴァイアスがエヴァの影響を受けた所があるとすれば「解毒剤を用意しないとどういう事になるか」を学び取っていた事
エヴァから何も学ばなかった単なる後追い作品はただ毒を盛る事だけを重視した。結果、解毒剤を軽視どころか無視したから埋もれて行った

もし初期の構想通り昂治を殺してたらここまで語り継がれる作品にならず数多あるエヴァフォロワー作品として消えて行ったろうね

昴治しっかりしろよと思うと同時に、当時は才能があるのに傲慢だった祐希がとにかく嫌いだったな
大人になった今でも祐希は今まで見たアニメでトップクラスに嫌いなんですよ…
昴治に同情し物凄く不憫に思ってたので

あまり話題にならないが本編が殺伐としてる分ドラマCDはほのぼのしてて良い
ユイリィに「風呂入る時どこから洗う？」とかセクハラかますルクスンとか
考えてみりゃルクス17歳だもんあの顔で。ユイリィ16歳だもんあの体で
艦長だクルーだでフィルターかかるけど年齢的には高校生なんだよなこいつら
ブルー15歳とかウッソだろお前！プラス5歳して20歳だろって貫禄だけど

ベイル社の4BBA出てない？

なんて言うか…90年代版バイファムって感じですよね！（キラキラ目）

ともすれば熱血系や不良系の役ばかり連想されがちな汚い方の関のひと味違った演技が見れるのはリヴァイアスの尾瀬イクミ(尾瀬イクミとは言って無い)だけ！
私見だけど追い詰められて行く人間の演技がリヴァイアスで一番上手かったのは関さんだと思う
序盤と集団の落差、そこへ至るまでの変遷と描写の丁寧さは昂治を食っちゃって裏主人公みたいになってる

昂治が不変(成長はしてる)であるからこそイクミによりスポットライトが当たったとも割を食ったとも言える
同時に昂治が友情も含めて不変で居てくれたからこそ、イクミもまた和解出来た最終話が良いんすよ……

谷口悟朗が得意とするキャラの逃げ場が無い鬱展開
ウタもそうだったけど詰んでる状況作るのが本当に上手いよね

先が見えない閉鎖環境で正気を保つとか無理じゃろ…

ん？

本筋に全く絡まないけど画面の片隅で着ぐるみのパーツを探してるキブレ＝キッキちゃんは本作随一の癒し
異論は認める

面白いんだけどこれを二回見る心の強さは持ち合わせていない。

凄い嫌な気持ちになるんだけど面白すぎて毎週ワクワクしてた
毎週嫌な気持ちになるんだがな！

ゴールディングの「蠅の王」とはあんまりキャラがかぶらないんだよな。
一応「蠅の王」のジャックが、ブルー兼ファイナみたいな感じか。
暴力と、宗教じみたものの両方で支配してくる。
ただ「蠅の王」は、キャラが二転三転したりしないからな。「野蛮」に飲まれるかどうかという一転要素だけなんだよね。
野蛮に飲まれるジャックや手下と、最後まで野蛮に飲まれないラルフ（英国紳士や文明の価値観）の対立みたいな。
「蠅の王」のこの辺はキリスト教社会なのかなという感じがする。秩序は一度失われたらもうおしまいで不可逆なもので、ローマ文明が崩壊して暗黒時代になったように、現代文明が崩壊したらポストアポカリプス世界になってしまうように。
「十五少年漂流記」だと文明サイドが圧倒的に強くて少年だけでも「野蛮」を征服してしまうんだけど、「蠅の王」の時期は欧米白人がもう自分たちの強さや理性を信じられなくなってきているというか。

ところが日本だと、敗戦とか自然災害とかを経てるので、逆に秩序崩壊後の生活をリアルに丹念に描けてるのかも知れん。それは別に世界の終わりでもなんでもなくて、暴力や宗教が支配する世界でも現実を生きなきゃならんのだと。
大人がいなくなって子供たちだけで秩序や権威を維持しようとして（ここまで十五少年漂流記）、それが崩壊して暴力集団や宗教組織が権力を握って（ここまで蠅の王）、さらにその暴力集団や宗教組織が行き詰って求心力を失って新たな穏健な秩序が生まれる（リヴァイアス）
こんな感じかなと思ってます。

リアルタイムは前日のダイガードで中和しながら見てたんだ。
感情のジェットコースターだぜ。

あのリアルな鬱屈とした雰囲気が好きでむしろ
一番見直してるアニメ
最後のお掃除係してるルクスンが艦長に押されて出発の号令する所とかすこ

地方だったからレンタルで２周した
祐希はブラコンだけど昴治も似たようもの

普通でいろ優先順位を決めるとか迷ったとき今でも参考にしているときがある

当時、昴治×イクミのやおい本（BL本の事ね）
買いあさった思い出

小学生の時に家族との夕飯時にエヴァとリヴァイアス見てたせいでアニメと漫画を10年ほど禁止されたな
この後モザイクとか光が過剰な時代もきたし、大らかだったな

ポストエヴァ作品が流行していた時代の中でも、これと今そこにいる僕は、エヴァをしっかり超えたセカイ系鬱作品だからな。主人公の無力感がたまらない
この後は逆にセカイ系もハーレムやチートに移行していく

と言うかリヴァイアス見た事ないやつ多過ぎて、あにまんってやっぱりキッズ専門サイトなんだなー

当時小学生だった俺は、基本夕方のアニメは全部観てたんだけど、なんかこれだけは最初の数話で「もういいや。。。」ってなったからよく覚えてる。
最終話は良い感じに終わるんだね。今からでも観るべきか。
最終的にどう話が進んで、どう終わったのか気になる。でも気分が落ち込むのは分かってるから観たくないんだよなあ。火垂るの墓みたいなもんだ。

最終回あの後ヘイガー絶対ブルーにブッコロされるだろと思って見てた

陽のバイファム、陰のリヴァイアス。

ゴールディング「人間は病んでいる。例外なく。そして邪悪だ。社会とはそれらを支配し管理する為に生まれた必要悪の一形態に過ぎない」

リヴァイアスは蝿の王がモチーフだと言われてる
けど蝿の王に出て来る登場人物をモチーフにした様なキャラクターは見受けられない
でも蝿の王を書いたゴールディングの思想を元に作られてるのが上手いよね
人間は病んでいる。例外なく＝艦の外のバックヤードにやられた大人達、艦の中の訳ありなクルー達
そして邪悪だ＝艦の外の大人達、艦の中のモブ達
社会とはそれらを支配し〜＝艦の外の太陽系惑星間同盟政府による穏健派と急進派、艦の中のポイント制とランク制

まんまリヴァイアスだこれ！ってなる

とりあえず弱ってる時のリフレッシュに見ようって感じではない
有坂美香さんの曲はたまにヘビロする

ネーヤ好き
何かのおまけのミニアニメで昴治にくっついてるのが可愛かった。
見直すと本編でも大分心を寄せているというか、普通に恋してたんだな

こずえ事件でイクミがレイコを責めてたけどあの状況で女が助けに行けるわけねえだろって思ったな

半分くらいはこずえ自身のせいだしイクミも彼女のそういうところを増長させてた側だから文句言える立場じゃないし