【感想】 アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』 12話 空から大量に降るカエル 次回が早く見たくなる終わり方だった【ジョジョ6部】

徐倫「だ、誰…！？」

神父「こいつは空条徐倫だ！ラング・ラングラーじゃない！」

神父「奴は失敗してディスクはこの女が持ってると考えていいのか？」

神父「そして中庭には数分後何者かが受け取りにくる」

ウェザーリポート「あれは…この刑務所内の神父」

ウェザーリポート「なぜこんなところに？」

神父「バレたか？いや、この私を敵と思うなら既に攻撃してきているはず」

徐倫「待って！神父様！！」

徐倫「その警報ボタンを押さないで！私は騒ぎや問題を起こそうとしているわけではないの！」

徐倫「どうする？この人を殴り倒す…それはもちろんできるわ」

徐倫「父さんの命に比べたら殴るくらい…」

神父「問題なら既にもう起きているのでは？君は他人の労働許可カードを使って扉を開けさせた」

神父「このカードの持ち主服役中ラング・ラングラーは今どうしているのだね」

徐倫「貴方とは初対面…信じて欲しいとは言わないけど嘘は言いません神父様」

徐倫「私はその囚人に襲われたのです…正当防衛です」

徐倫「彼なら今そこのカゴの中で気を失っている」

神父「私はこのことを刑務所側に報告しなくてはいけない」

徐倫「ええもちろんです…でも」

徐倫「私が中庭に行った後でなら」

徐倫「2分だけ…いや1分だけください…私は中庭に行きたいだけ…ただそれだけ」

神父「私に不正に対しめを瞑れと？」

徐倫「人の命がかかっています」

神父「父の命と心です…それを理解しない神父様はいないはず」

神父「君は1人かね？近くに他に誰かいるのでは？」

徐倫「いえ1人です」

徐倫（神父様に嘘をついた…でもこのくらいのこと許されるはずディスクのこともしゃべるわけにはいかない）

徐倫「お願いです…1分間だけ」

神父「人に対し何かをしてあげるというのは全て見返りを期待しての行為だ」

神父「人に親切にするのは自分に親切にされる行為であり無償の愛というものはない」

神父「無償の愛というものは天国行くための見返りだからだ」

神父「いきなさい…君には会わなかったことにしてあげましょう」

神父「ただし君の希望通り1分だけ」

神父「それでこの扉に戻ってくると言うのなら」

神父（行かせるしかない…あのドラム缶の陰に誰かが潜んでいる）

神父（仲間がいるのならここで私の正体ホワイトスネイクを見せて徐倫を始末するわけにはいかない）

徐倫「スピードワゴン財団は言った…ディスクの引き渡し方法は行けばわかる」

徐倫「中庭に行けばわかると」

？？「お前」

？？「ここへの通行証は持っているのか？」

？？「持ってないようだな…脱獄行為とみなす」

ウェザーリポート「何！？何が！！？」

神父「最初から警報ボタンを押すつもりはない…万が一のため看守のやつに中庭を見張らせてよかった」

神父「1988年のことだ」

神父「私はエジプトから来たという」

神父「時を止めることができる男と出会い親しくなった」

神父「その男は突然私に言った」

ディオ「天国に行く方法があるかもしれない」

神父「その男は若く美しく何百年も生きている風格があり当時私は16歳、神学校を目指す学生だった」

ディオ「おい…妙な顔をするな死ねってことじゃない私の言ってる天国とは精神に関することだよ」

ディオ「精神に向かうところ精神の力も進化するはずだ…そしてそれの行きつくところって意味さ」

ディオ「君なら私の言ってることが理解できると思うが」

ディオ「本当の幸福がそこにはある…天国にいくことができればな」

ディオ「幸福とは無敵の肉体や大金を手に入れることや人の頂点に立つことじゃ得られないのはわかっている」

ディオ「真の勝利者とは天国を見たもののことだ」

ディオ「どんな犠牲を払ってでも私はそこにいく」

神父「具体的にそれはどんな方法なんだ？」

ディオ「それは一冊のノートに記録してある…それを今度エジプトに来るといい」

ディオ「その時にそれを君に見せよう」

ディオ「その方法を確かめるために君の助けが必要だ」

神父「だが、私がその方法を知る前に」

神父「彼のノートは焼却されてしまった」

神父「焼却したのは空条徐倫の父・空条承太郎」

神父「承太郎はあの時ノートの内容を読んだ」

神父「そして永遠に封印したのだ」

神父「天国を目指したディオ・ブランドーの生命と共に」

神父「それから20数年…私は待ち続けた承太郎の記憶を手に入れるために」

神父「奴の記憶の中にノートの内容がある」

神父「そして遂に手に入れたのだ」

神父「奴の記憶を」

神父「一緒に奪ってやった」

神父「ディオを超えたスタープラチナ」

神父「承太郎はそれで肉体が朽ちていくのみ」

神父「そして奴の娘がこの刑務所で予想外の行動をとったが」

神父「それも今元通りに落ち着いた」

ウェザーリポート「撃たれた！徐倫が撃たれた！誰に？看守にか？」

ウェザーリポート「それか受け渡し場所がバレてホワイトスネイクがどこかにいるということか？」

ウェザーリポート「徐倫！！！」

神父「スタープラチナはあの看守が回収する…これ以上のかかわりは不要」

神父「私は礼拝堂へ戻るとするか」

看守「ん？」

看守「何だったっけなこれは」

看守「ディスクだ…そうだ俺はこれを回収するよう命令を受けていたのだった」

看守「そしてとどめを完全に刺すよう命令されて…」

看守「えっと、でも誰にだったっけな」

看守「命令されたのは」

看守「とにかく命令されている…頭部を完全に打ち抜いておくようにと」

ウェザーリポート「駄目だ…もう何もしてやれることはない」

ウェザーリポート「君を助けること…今の俺にはもう…！」

看守「とどめだ！！」

看守「空条徐倫！！」

看守「うええええええ！」

看守「なんだ！？」

ウェザーリポート「ウェザーリポートは…」

ウェザーリポート「天候を操る能力…」

ウェザーリポート「これしかない…俺にできることは…徐倫、君を救うことはできないがディスクを守ることはできるだろう」

ウェザーリポート「そして…君にまだ強い意志が残っているのなら…」

ウェザーリポート「切り抜けられるかもしれない」

ナレーション「1987年から1974年までの間にアメリカフロリダ州で」

ナレーション「50例以上の魚・蛙・蛇・羊の群れが空から降ってきたとの報告があり」

ナレーション「原因はトルネード…竜巻説が有力」

ナレーション「そしてこれは中南米などの希土天辺に生息する」

ナレーション「ヤドコカエル」

ナレーション「原住民が吹き矢に塗って使ったほどの猛毒を」

ナレーション「皮膚の下に持っている」

看守「ぐあああああ！何なんだ！！」

看守「このカエルは！！」

神父「こ、これは！？」

神父「このカエルは猛毒を持つヤドクガエルじゃないのか？」

神父「その毒が体内に入ったら何秒もかからず心臓や呼吸器系を停止させる…それが今体液と共に飛び散っている」

神父「ホワイトスネイク！」

神父「この能力はまさか天候を操るあいつの能力か？」

神父「ウェザーリポート…！記憶をなくしたはずのやつが」

神父「ドラム缶の陰に隠れていたのはあいつか！」

神父「まずい！カードキーが！」

徐倫「毒を持ってるわこのカエル」

徐倫「どうなってるの私…撃たれてしまったの？傷は深いの？」

徐倫「糸に…」

徐倫「体液が染み込んでくる…！」

神父「誰か…この鉄格子を開けてくれ！」

神父「誰か…！」

神父「落ち着け…心を平静にして考えるのだ」

神父「こんな時どうするのか…2…3…」

神父「5…7…落ち着くんだ…素数を数えて落ち着くんだ」

神父「素数は1と自分の数でしか割ることができない孤独な数字、私に勇気を与えてくれる」

神父「23…28…いや違う29だ！くそ！800ドルもするズボンにカエルが引っ付いてきてやがる」

神父「ウェザーリポートの洗濯場…遠すぎる」

神父「このカエルを止めさせるのは無理だ！ここを脱出するしかない！」

神父「そうだ…中庭にいる看守、ディスクを回収した看守はどうなっているのだ？」

神父「看守！聞こえるか？私の声だ！」

神父「命令する！こっちに入ってくるんだ！」

看守「神父様…助けて！！」

看守「あんたから神様に頼んでよ！」

神父「43…47…53…59…」

神父「聞こえるな私の声が！君の持ってるカードキーを私に渡すのだ！」

看守「俺は助かりますか…！？」

神父「おい！そこで出すんじゃない！待て！」

看守「神父様…！」

神父「67…71…」

看守「一体これはどういうことなんだ！」

看守「このカエルは…？」

神父「助かった！この鉄格子をすぐに開けてほしい！」

看守「神父様！一体何が…？」

神父「知るわけがない！多分竜巻だ！それより急いでくれ！」

看守「わかりました！」

看守「今すぐ…」

看守「このカエルは…たしか…！」

神父「何をしている！こっちに看守が1人倒れている！早く扉を！」

看守「倒れているって…！」

看守「待ってください神父様！」

看守「すぐ誰か助けを呼んできます！」

神父「待て！どこにいくのだ！この鉄格子のスイッチを君が操作するだけだ！」

看守「わかっています！でも責任とかあるかも…上のものに聞いてみないと！」

看守「一回落ち着いて神父様！」

神父「ああ、落ち着いているとも…73..79..落ち着いていないのは意味の方だ！」

神父「見捨てるつもりかこの私を！」

看守「すぐに戻ります神父様！！」

神父「ホワイトスネイク！！」

神父「ディスクを1枚この私に！」

神父「群れ全体にはできないが一匹ならお前の脳に命令できる！10m飛んだら破裂しろ！」

神父「お前に命令する！！」

看守「うわああああ！目が！！」

看守「助けて！誰か呼んで神父様！！」

看守「お願いです神父様！！」

神父「83…83…93…」

神父「私はここだが？君の考えでは私が誰かを呼んですぐに手当てできる」

神父「そう考えているわけだね？それなら私の声のする方向にくればいいじゃないか」

看守「神父様！！」

神父「空条承太郎のスタープラチナのディスク…さてあれはどうするか？徐倫は始末したが放ってはおけない」

看守「扉は開きましたが神父様どこですか？」

看守「神父様あああああ….！」

徐倫「限界だ…」

徐倫「毒液をガードしきれない！！」

徐倫「離したディスクも…」

徐倫「もうどこかわからない！！」

徐倫「うわあああああ！！」

ホワイトスネイク「雨が止んだぞ」

ホワイトスネイク「どこだ？」

ホワイトスネイク「空条徐倫の死体の位置は？」

ホワイトスネイク「ディスクはそこから離れていないはず」

神父「かなり肝を冷やしたがカエルにスネイクが敗北するわけがない…探すのだ」

神父「ホワイトスネイクの移動距離はギリギリ20m」

神父「こんなところを誰かに見られたら非常なリスクを背負うことになるが」

神父「こうするしかない」

ホワイトスネイク「死んだ犯罪者の霊魂があの世への道連れが欲しくてカエルの姿になって戻ってくる」

ホワイトスネイク「そんな昔の伝承が東洋にあると聞いたが」

ホワイトスネイク「まさにそれだなそのおぞましさは…そして探し物はどこかそのへんにある」

神父「ホワイトスネイク、そこからゲート入り口の方に向かってさがすのだ」

神父「看守が取ったのかもしれぬ…その方向にあるはず」

ホワイトスネイク「あったぞ！！」

ホワイトスネイク「ディスクを回収しました」

徐倫「ありがとう…待ってたわ探してくれるのを」

徐倫「ちくしょう….」

徐倫「きもいわ…顔にくっついてる…オエって感じよ」

徐倫「カエルはつぶれるから毒液が出る…潰れなきゃ無害な生き物よ」

徐倫「落下してくるカエルの衝撃を和らげるように生きてるカエルでネットを作った」

徐倫「そしてお前がディスクを探してくれるのを待ってたわ」

ホワイトスネイク「無意味なことを！！」

ホワイトスネイク「殺す！！この死に損ないが！」

徐倫「既に…来ていたわ」

徐倫「スピードワゴン財団からの受取人が…なんと人間じゃなかった」

徐倫「時間通りに来ていた…カエルの隙間を縫うようにしてちゃんとこの中庭に」

徐倫「サベージガーデンは鳩の名前…然るべき場所にディスクを運ぶ」

神父「ホワイトスネイク！ゲートにさっきの看守の銃が落ちている！」

神父「鳩を狙撃するのだ！」

ホワイトスネイク「看守め！既に弾丸を全て打ち尽くしている！クソ！」

徐倫「勝った…」

ホワイトスネイク「俺をなめんじゃないぞ？なんも変わりはしない！スタープラチナが戻ってもお前の父親はただのでくの棒だ」

ホワイトスネイク「娘のお前を思い出すことなんて決してないな！！」

看守「おい見ろ看守が倒れているぞ！！」

看守「カエルを踏むんじゃないぞ！中庭を調べるんだ誰かいるのかもしれん！」

徐倫「まだよ…気を失うのは…まだ本体が近くにいるはず」

徐倫「ホワイトスネイクの正体を調べるのよ」

徐倫「本体は記憶のディスクを持っている…本体を誰か知るのは今がチャンス！」

囚人「おい窓の外を見て見ろよ！すげーぞ！」

囚人「奇跡がおきてる！」

神父（何も変わりはしない）

神父（承太郎のスタープラチナを奪ったのはただの親友の敵を討つという私の感情にすぎない）

神父（大切なのは記憶のディスクだ！それは私のもの…それは予定通り天国を探せるのは承太郎の記憶だけなのだ）

ナレーション「刑務所の中庭だけにカエルが降るという異常事態」

ナレーション「そのどさくさに紛れて」

ナレーション「徐倫の脱獄の罪は不問となった」

ナレーション「そしてスピードワゴン財団は空条承太郎のスタープラチナのディスクをゲットした」

ナレーション「しかし記憶のディスクを手に入れないと承太郎の心は戻らない」

ホワイトスネイク「スポーツ・マックス」

ホワイトスネイク「君に頼みたいのはこの骨のことだ」

ホワイトスネイク「君の能力でこれで試してほしいことがある」

スポーツ「それは人間の骨すか？誰の骨で？」

ホワイトスネイク「君には関係のない…昔の友人だとでも言っておこう」

神父「我が親友ディオの骨」