【感想】 アニメ『無職転生』 20話 ルディにどんどんお弟子さんが出来る ザノバはやっぱりキャラ濃いな！

パウロ「なんだ？あの雲」

アイシャ「うわー！きれい！」

アイシャ「お母さん？」

リーリャ「アイシャ！アイシャ！」

リーリャ「アイシャ！アイシャ！」

リーリャ「ここは….？王国でしょうか？一体なぜ？」

兵士「なんだ貴様は？」

リーリャ「あの…ここにロキシー・ミグルディアという人間がいるはずです」

リーリャ「取次お願いできますでしょうか」

兵士「貴様怪しいな、どこから来た？」

パックス「待て」

パックス「貴様ロキシーの知り合いか？」

ルーデウス「こんにちは元ヒキニートのルーデウスです」

ルーデウス「本日はシーロン王国の無料アパートに来ています…敷金礼金ゼロ！家賃ゼロ！」

ルーデウス「ちょっと日当たりが悪くてベッドとトイレがないのが難点ですが」

ルーデウス「それにしては家賃が安い！なんていうかタダですからね」

ルーデウス「しかもなんと安心のセキュリティ構造！」

ルーデウス「この中にいると魔術を無効化し外に出ることができなくなるんです」

ルーデウス「はぁ…このネタは2回目だからいいとして」

ルーデウス（ルイジェルド、エリス…早く助けに来て…るすけて！！）

ザノバ「シーロン王国第三王子、ザノバ・シーロンである」

ルーデウス「これはどうもご丁寧に…ルーデウス・グレイラッドです」

ザノバ「ん」

ルーデウス「本日はどのようなご用件で？」

ザノバ「これをどこで手に入れた？」

ザノバ「言え！ジンジャーが押収した荷物に入っていたと聞いている」

ルーデウス（ルイジェルド人形…やはりこちらの国だと邪神像とかになるのだろうか）

ルーデウス「魔大陸を旅しているときに偶然手に入れたんです」

ゼノバ「おお！やはり魔族の手によって作られたのか！どこあたりで手に入れた？」

ゼノバ「製作者はだれかわかるか？」

ルーデウス「さあ？僕も一目見て購入しただけで…」

ルーデウス「詳しいことは…」

ザノバ「さ、左様か…」

ザノバ「では…この人形に見覚えはないか？」

ルーデウス（これはいつぞやのロキシー人形じゃないか！）

ゼノバ「この人形は4年程前市場で発見されたものだ」

ゼノバ「我が弟が当時宮廷魔術師だったロキシーによく似ているということで行商人から購入したものだという」

ルーデウス「当時、宮廷魔術師だったですか？」

ザノバ「そうだ、我が弟の性的嫌がらせに耐えかねて出奔した」

ザノバ「そんなことよりこの人形の話だ！！」

ザノバ「見てみろ…一見するとこいつは杖を構えた普通の魔術師だ」

ザノバ「しかし躍動感がある…このローブの波打ち具合を見ろ」

ザノバ「片足を前に出し」

ザノバ「杖をぐっと前に突き出す」

ザノバ「その瞬間がありゆると分かる」

ザノバ「露出している肌はほんの少しだ…だかそこにそこはかとないエ○スがある！」

ザノバ「この瘦せすぎでもない豊満な体にエ○スを感じるのだ」

ザノバ「今度はこうして後ろから見てみろ！」

ザノバ「ローブは本来身体の線がでない…しかし足を前に出したことでローブが引っ張られ少しだけ尻の線が浮かび上がっている」

ザノバ「ぜひ見たい！そう思わせる尻だ！」

ザノバ「なんとこのローブは脱がすことができる！」

ザノバ「ローブを前後に外してやるとあどけない少女の下着姿があらわになるでないか」

ザノバ「こうして表を向けてみるとなんと左腕が○を隠している！」

ザノバ「おかしい…先ほどまで左腕は杖を持っていたはずなのに！」

ゼノバ「そう思い先程取り外したローブを見てみるとなんと左腕がくっついたままだ！」

ゼノバ「そう！この像には腕が3つあるのだ！」

ゼノバ「ローブを来た姿と下着姿…」

ゼノバ「このギミックで2つの像が一体化しているのだ！！」

ゼノバ「至高！まさに至高！」

ゼノバ「そやらドワーフの作れる人形には到底及びのつかない領域にこの人形はある！」

ルーデウス（はあ…うれしい…この世界に生まれ小さい頃からコツコツとフィギュアを作ってきた甲斐があったってもんだ）

ルーデウス「あれ？脇下のホクロが消えてるのですが？」

ゼノバ「ああ、脇にあった黒い点のことか？それは人形の美観を損ねると思って削った」

ルーデウス「へ？」

ルーデウス「け、削った….？」

ルーデウス「ちょっと手の位置を見てください？」

ルーデウス「隠しきれてないのがわかりますか？手が届いていないのがわかりますか？」

ゼノバ「はっ！！！」

ルーデウス「○は隠せているのにホクロが隠せていないのがわかりますか…？」

ゼノバ「そんな…馬鹿な…！」

ルーデウス（そうだ…俺はほくろを第二の○首に見立て）

ルーデウス（それを隠せていないことで恥じらいを表現したのだ）

ザノバ「余は何もわかっていない…なのに作品をけがして…」

ルーデウス「まあ、ホクロなんてまた付け直せばいいんですが…」

ザノバ「あなた様がこの人形の製作者でしたか！」

ザノバ「あなた様の作品を毎日見ていました…見るたびに発見があり尊敬の念を募らせていました」

ザノバ「是非師匠と呼ばせてください！！」

ザノバ「何卒、祝儀の証に」

ザノバ「誓いの口づけを….！」

ザノバ「あああああ！なんだこの結界は！？」

ザノバ「誰がこんなものを！！」

ザノバ「何たることだ！！」

ルーデウス（その姿は…まるで夏の祭典で新刊に群がる）

ルーデウス（猛者のようだった…）

ザノバ「師匠！！」

兵士「暗雲たれこみたり」

兵士「然り、嵐は近し」

兵士「突然の申し出にもかかわらずご助力誠に痛み入る」

エリス「挨拶はあとよ！！」

エリス「それよりルーデウ…」

アイシャ「ん？」

エリス「飼い主はどこにいるの？」

兵士「飼い主？殿は現在当王宮の地下牢にいらっしゃいます」

エリス「早く助けに行くわよ！」

兵士「お待ちください！その前にお願いしたいことがあります」

エリス「なによそれ？」

ルイジェルド「あいつは1人でも大丈夫だ」

ルイジェルド「それで？どういう願いなんだ？」

兵士「あなた方に私たちの家族を救って頂きたい」

ルイジェルド「城攻めと聞いていたが…説明しろ」

兵士「家族がパックス殿下に人質に取られているのです」

エリス「どういうことよ！」

アイシャ「私も聞いたことがあります！パックス殿下は王宮の兵を自由に操るために人質を取っているって」

兵士「我々も日々なんとかしたいと思ってたのですが相手も一筋縄ではいかず」

兵士「もどかしい日々が続いていました」

兵士「どうかお願い申し上げる！」

エリス「わかったわ！！」

エリス「そういうことなら早くいきましょう！」

ルイジェルド「わかった」

ルイジェルド「だが、エリスはここで待て」

エリス「なんでよ！？」

ルイジェルド「アイシャを連れていくわけにはいかん」

アイシャ「お姉ちゃん…」

ルイジェルド「ここでアイシャを守るのの重要な任務だ」

エリス「…..わかったわ」

エリス「ここは私に任せなさい」

兵士「案内します！」

ルイジェルド「大丈夫だ俺にはわかる」

ザノバ「はてさてはてさてはてさて」

ザノバ「やはりそれらしい仕掛けはどこにもありませんな」

ルーデウス「殿下の配下には結界に詳しい人はいないんですか？」

ザノバ「余に配下はいません！最後の配下はロキシーの人形と交換しましたゆえに」

ザノバ「いやー！いい取引でした！」

ルーデウス（こいつ…歪みねえな）

ルーデウス「このままだと君は破門ということになりそうですね」

ザノバ「なんと！？」

ザノバ「師匠！！」

ザノバ「なんたることだ…！」

ルーデウス「まあ無事ここから出られたら弟子にしてもいいのですが」

ザノバ「おお、そんなことでいいのですか」

ザノバ「では」

ザノバ「つまり師匠、パックスをどうにかすればいいわけですね？」

ルーデウス「ええ、そうなりますね」

ザノバ「しばしのご辛抱を」

ルーデウス「ちょっと待て！何するつもりだ！」

ルーデウス「まじかよ…」

エリス「何かしら？」

兵士「なんでこんな時に…！急げ緊急事態だ！」

アイシャ「これはこの国においてある人が暴れたときに取り押さえるための道具です」

アイシャ「その方は巫女って呼ばれていて、この国でも貴重な存在で丁重に扱われているらしいです」

アイシャ「巫女っていうのは何か生まれつき特殊な能力を持っている人のことです」

アイシャ「その巫女様は生まれた時からものすごい怪力を持っていて」

アイシャ「それだけならよかったんですが3歳の時弟の首を引きちぎったっていう事件があって」

エリス「へえー！そんなに強いなら一度戦ってみたいわね」

パックス「あああああああああ！！！」

ジンジャー「ザノバ様！やめてください！」

アイシャ「あの人です！首取り王子ザノバ・シーロン！」

アイシャ「お姉ちゃん！？」

パックス「兄上ー！！」

ザノバ「師匠！どうでしょう？これで弟子にしてくれますね？」

ジンジャー「ザノバ様！その手をお離しください！」

パックス「兄上！離して割れる頭がああああ！」

ザノバ「うるさいぞパックス」

ザノバ「弟よ、ルーデウス殿を開放しなさい」

パックス「いやだ！こいつはロキシーを呼ぶためのエサ！」

ジンジャー「ザノバ様！！」

パックス「おいジンジャー助けろ！家族がどうなってもいいのか？」

エリス「あんたたちの家族なら大丈夫よ！ルイジェルドが向かったもの！」

ジンジャー「ルイジェルド殿？」

エリス「ルイジェルドは私たちの仲間でとっても優しいスペルド族よ」

兵士「スペルド族！？さっきのあの方が？」

パックス「何してる早くしろおおおお」

ジンジャー「元よりザノバ王子に忠誠を誓った身…王子に背くことはできません」

パックス「何をいって…！」

ザノバ「なあなあなあ、まだ待たせるつもりかパックス」

ザノバ「お前の首を今にも引っこ抜きそうだ」

ザノバ「わかった！やつを開放するから手を離してくれ！」

ザノバ「よろしい！これに懲りたらもう悪さするんじゃないぞ」

パックス「ぎゃあああああ！！」

パックス「腕があああああ！やだ腕がああああ！」

ザノバ「ふうやれやれれ、人間は弱くてか弱いな」

ルーデウス（え、これで解決？ジンジャーは味方だったの？もうわけがわからないよ）

ルーデウス（この事件の発端は俺がアイシャを助けたこと…俺の無詠唱魔術を見てロキシーの弟子だと気づき）

ルーデウス（事情を話して家族を助けてもらおうと考えたそうだ）

ルーデウス（途中俺が地下に閉じ込められたせいで計画が頓挫したが彼はあきらめなかった）

ルーデウス（ジンジャーもジンジャーでザノバに人形を渡して接触したりと裏でいろいろ動いていたらしい）

ルーデウス（しかし、それならそうと最初会ったときに説明してくれれば俺ももう少し動けたのにさ）

ルーデウス（なんか俺だけ仲間はずれじゃん）

ルーデウス（まあ家族の命がかかってたんだし下手なことはできないか）

ザノバ「うおおおおお師匠！！」

ザノバ「ご無事でええええええ！！」

ザノバ「しまった！ジンジャー、治癒魔術を！」

ルーデウス（こいつ…破門にしてやろうか？）

エリス「そうよ！」

エリス「ルー…」

エリス「飼い主はすごいんだから！」

アイシャ「もっと聞かせてください！」

エリス「フフ…いいわよ！」

リーリャ「ルーデウス様！」

リーリャ「これを…！」

ルーデウス「まさか…これ,…」

ルーデウス「ありがとうございます」

リーリャ「ルーデウス様の大切なものということで今日まで大切に守り抜いてまいりました」

ルーデウス「こちらは？」

リーリャ「これはシルフィエット様がルーデウス様の10歳の誕生日に贈るはずだったものです」

ルーデウス「シルフィが…」

リーリャ「改めましてお誕生日おめでとうございます」

ルーデウス「あの…リーリャ？」

ルーデウス「当たってますよ？」

リーリャ「やはりルーデウス様は昔と変わりませんね」

リーリャ「本当にご無事でよかった」

ルーデウス「リーリャも無事でよかったです」

リーリャ「アイシャは何か失礼なことはしなかったですか？」

ルーデウス「まさか…優秀な子ですリーリャの教育のおかげですね」

リーリャ「いえ…まだルーデウス様の素晴らしさを理解できぬ愚鈍な娘です」

ルーデウス「愚鈍は言い過ぎでしょう」

アイシャ「飼い主さん飼い主さん！」

アイシャ「実は内密にお願いがあるのですが」

ルーデウス「お願いですか？僕にできることなら」

アイシャ「どうか私を旅の仲間に加えてください」

アイシャ「実は私は将来腹違いの兄に仕えるように母に言われているのですが」

ルーデウス「ですが…？」

アイシャ「嫌なんです！！先日同様変態の魔の手から私をお救いください！」

アイシャ「だめですか？」

アイシャ「お母さんが言ってましたが私結構育つと思いますよ？」

アイシャ「男好きのする体に！」

ルーデウス（リーリャ…あんた一体何を教えているんだ）

ルーデウス「子供がそういうこと言っちゃいけません」

ルーデウス「これを差し上げましょう」

リーリャ「なんですかいきなり」

ルーデウス「このハチガネは僕がずっと使っているものです」

ルーデウス「好きな人のものを身近においていると安心するものです…お兄さんもそうだったんじゃないでしょうか」

ルーデウス「アイシャはどうですか？」

アイシャ「なんかわかった気がします！」

アイシャ「じゃあね！また会おうね約束だよ！」

アイシャ「変態っていってごめんね！お兄ちゃん！」

ルーデウス「いいんですよ….え！？」

エリス「何よ…やっぱりバレバレじゃないの」

ルーデウス「あれ？」

ルーデウス（後日談、パックスとザノバは例の件の責任を問われ留学という形で国外追放になったそうだ）

ザノバ「師匠ー！！」