【感想】 アニメ『無職転生』 19話 シーローン編スタート　アイシャちゃん可愛い！！！

ルーデウス「クソが…」

ヒトガミ「いきなりクソがなんて相変わらずだね」

ルーデウス「せっかく忘れてたのに」

ヒトガミ「1年ぶりの再会なのに冷たいじゃないか！僕のおかげで魔眼も手に入ったのに」

ルーデウス「もっとうまいこと教えてくれれば牢屋に入ることもパウロと喧嘩することもなかった」

ヒトガミ「ハハハ！君の冒険は見ていて飽きないよ」

ヒトガミ「でもいいのかい？全部僕のせいにしてさ」

ルーデウス「くそ！！」

ルーデウス「この部屋にいると昔に戻るな…俺は反省したんだ…反省したはずなんだ」

ルーデウス「あああ！クソ！感謝してる！感謝してるよ！ここまで来れたのもお前のおかげだ！だから言えよ次の助言！」

ヒトガミ「へえ？素直に聞くなんて珍しい」

ルーデウス「けど、俺の聞きたい助言はただ１つ…家族の居場所だ」

ヒトガミ「君の家族はこことは違う世界にいるんじゃない？」

ルーデウス「茶化すなよ！ゼニス、リーリャ、アイシャの３人だ」

ルーデウス「あとできればシルフィとギレーヌ、フィリップとサウロスの居場所も知りたい」

ヒトガミ「はあー、どうしよっかなー」

ヒトガミ「はあ、ごめんごめん..調子に乗ってたよ！じゃあ１つ約束してほしいんだ」

ルーデウス「何をだよ？」

ヒトガミ「もし今度の助言で家族を見つけることができたら今度は僕のことを信じてほしいんだ」

ルーデウス「お前を信じて操り人形みたいになれと？」

ヒトガミ「いやそこまで言わないさ、ただ毎回毎回喧嘩腰ってのも疲れるじゃないか」

ルーデウス「別に喧嘩腰じゃなくても疲れるんだよ！忘れたい昔の姿を引きずりだして憂鬱な気分にさせられるせいでな！」

ルーデウス「まあ、今回の助言が上手いこといったなら考えてもいい」

ヒトガミ「信用してくれるかい？」

ルーデウス「それは今後次第だな」

ヒトガミ「OKわかったそれでいこう！では今回の助言を授けましょう」

ヒトガミ「ルーデウスよ、よく聞きなさい」

ヒトガミ「彼女の名はアイシャ・グレイラッド」

ヒトガミ「あなたはこの場面に出くわすことになります」

ルーデウス「え？ちょ、何？」

ヒトガミ「しかし、決して名前を名乗ってはいけません！偽名を名乗って彼女に事情を聞きなさい」

ヒトガミ「そしてシーロン王宮にいる知り合いに手紙を出すのです」

ルーデウス「待った！なんで知り合い？」

ヒトガミ「さすればリーリャ、アイシャをシーロン王宮から救い出すことができるでしょう」

ルーデウス「え？リーリャ？なんで？そんなところにいるなら見つからないはずが…」

ルーデウス「おえええ….！」

ルイジェルド「どうした？大丈夫か？」

ルーデウス「大丈夫です…前の船酔いが残ってただけですから」

ルーデウス（魔眼を手に入れさせたのはあれを見せるためだったのか？）

ルーデウス（わからない…どういうつもりなんだ？）

エリス「やっと着いたのね中央大陸…！」

エリス「はじめて食べてみたけどお米ってなかなか美味しいわね！ルーデウスも食べてみなさいよ！」

ルーデウス「ありがとうございます」

エリス「ここがシーロン王国の首都なのね！」

ルーデウス（ヒトガミが手紙を出せといった知り合い…そうそれは恐らくロキシーのことだ）

ルーデウス（そうすることでリーリャ達を救えると…しかし本当にリーリャ達がいるならとっくにロキシーが見つけているはずなのだが）

エリス「ここにはルーデウスの師匠がいるのよね？」

エリス「どうしたのルーデウス？」

ルーデウス「実はある筋からの情報ですが、ここには僕の家族が囚われているそうです」

ルイジェルド「ほう….母親か？」

ルーデウス「いえ、リーリャとアイシャ…元メイドと妹ですね」

エリス「妹？ミリシアにいたじゃない！生意気そうなのが！」

エリス「ふーん….？」

ルーデウス「なのでできればお二人にも情報収集を手伝ってもらえるとありがたいのですが」

エリス「ふん！家族のことなら仕方ないわね！」

ルーデウス「ありがとうございます」

ルーデウス（とりあえず情報の出処を聞かれなくてよかった）

ルーデウス（あの白いのが何なのかわからない以上、迂闊に情報を出さないほうがいい気がするしな）

ルーデウス「この手紙を王宮へ…よろしくお願いいたします」

ルーデウス（これでヨシ！突然の手紙だ…ロキシー驚くだろうな）

ルーデウス（ヒトガミのことを信用するのなら、この広い街の中から夢で見させられた場所を探せばいいのだろう）

ルーデウス（ああ…骨が折れそうだ）

ルーデウス（しかし、なんでアイシャは兵士に捕まっていたんだ？）

ルーデウス（ヒトガミの口ぶりだと王宮に抑留されているっぽかったけど）

ルーデウス（誰だ？ルイジェルド？いやルイジェルドの尾行能力なら俺が気付けるはずがない）

ルーデウス（エリスでもない…エリスなら尾行などせず黙ってついてくるしな…では誰だ？）

ルーデウス（この国において俺に恨みを持つもの？んなアホな！ここにはさっき来たばかりだ）

ルーデウス「ん？」

ルーデウス「あれ…？これって…？」

アイシャ「え？なんで何これ返してよ！！」

兵士「静かに！！」

アイシャ「手紙返してよ！！」

兵士「ごめんよ…でも仕事だから」

兵士「違うんだ！誤解しないでくれ！」

ルーデウス「ああ…いえ、誤解も何も…」

アイシャ「うわああああ！！」

兵士「聞いてくれボウズ！こう見えてもおじさんたちは王宮の兵士なんだ！彼女が迷子になってたから迎えにきただけなんだよ」

アイシャ「この人たちが無理やり私の手紙を！」

ルーデウス「迷子の子の手紙を奪う必要があるのですか？」

兵士「色々あるんだよ…大人には…」

アイシャ「助けてください！！」

兵士「無詠唱魔術！？もしや！！」

兵士「無駄な抵抗はやめろ！悪いようにはしない！」

ルーデウス「しっかり捕まっててくださいね」

アイシャ「うわああああ！！！」

アイシャ「私はアイシャ・グレイラッドといいます！」

アイシャ「危ないところを助けていただき本当にありがとうございました！」

ルーデウス（へえ…確か今６歳だったっけか？礼儀正しく育ったものだ）

アイシャ「あの…お名前を教えてもらってもよろしいでしょうか？」

ルーデウス「我が名はシャドームーンナイト！」

アイシャ「かっこいいですね」

アイシャ「助けてもらったうえ、図々しいお願いをしたいのですが大丈夫ですか？」

ルーデウス「お、おう…！」

アイシャ「お母さんがお城に捕まってることをお父さんに伝えるため手紙を出したいんです！」

ルーデウス（なるほど…その手紙だったのか）

ルーデウス（言葉の選び方といいずいぶん賢く育ったじゃないか）

ルーデウス「ですが、そういうのはお金が必要ってお母さんに教わらなかったですか？」

アイシャ「お母さんは私みたいな子が上目遣いでお父さんにお手紙送りたいの！っていえばなんとかしてくれるって言ってました！」

ルーデウス（あらやだリーリャさんお茶目さん）

アイシャ「ずっとお父さんに連絡取ろうとしてるんですけどお城の人がダメって…」

ルーデウス「お父さん以外に他に頼れそうな人はいないんですか？」

アイシャ「いません…」

ルーデウス「例えばお母さんの知り合いの青い髪のお姉さんとか…どこかにいるはずのお兄さんとか！」

アイシャ「兄はいますけど頼りになりません」

ルーデウス（なんでや！！さっきはあんさんのこと華麗に助けたやないか！）

ルーデウス「理由を聞いてもいいでしょうか？」

アイシャ「理由？いいですよ！家にはお母さんが大事にしてる小箱があったんです」

アイシャ「触るな中身を見るなと言われたから中身を聞いたんです！なんでも兄の大切なものが入ってるとか」

アイシャ「お母さんがいないときに中を見てみたんです…何が入ってたと思います？」

ルーデウス「さあ、なんだろう…？」

アイシャ「パンツです！兄は4、5歳という年齢で女性のパンツを後生大事にしてたそうです！」

アイシャ「それもサイズ的には結構小さい私の計算によると14歳くらいの子です」

ルーデウス（け、計算ってこの子賢すぎやしませんか？まだ６歳ですよね！？）

ルーデウス「でも誤解という可能性もありますよね？」

アイシャ「いえ、さりげなくお母さんに裏を取りました」

アイシャ「兄はその女性の水浴びを覗いていたり、父と奥方様の情事を覗いたりと」

アイシャ「やりたい放題だったみたいです」

アイシャ「お母さんは隠しているようでうすが間違いありません…兄はまごうことなき」

アイシャ「変態です！！」

ルーデウス「そうか…お兄さんは変態か…そりゃ大変だね…ハハハ…」

ルーデウス（まさかそんな…くそ…だからヒトガミは名前を名乗るなっていったのか今理解できたよ）

アイシャ「そういえばナイトさん！本当の名前はなんていうのですか？」

ルーデウス「内緒です！巷ではデッドエンドの飼い主と呼ばれていますがね」

アイシャ「飼い主さんなんですね…訳アリなんですねかっこいいです！」

ルーデウス「よし！君のお母さんを助けてあげましょう！」

エリス「え？突然どうして？」

ルーデウス「いいんです！状況はわかりました！任せてください！」

ルーデウス「ということ今からこの子の前では僕のことを飼い主と呼んでください」

エリス「なんでそんなことするのよー！」

ルーデウス「どうやら兄について間違った知識を教えられているようなのでかっこいいところをみせてその認識を正そうかと」

エリス「ふーん…私はそのままでもかっこいいと思うけど？」

ルーデウス「エリス….！」

エリス「どうして褒めるとすぐそんなにちゃっと顔するのよ！」

エリス「でもそういうことなら今から襲撃ね！」

ルイジェルド「城攻めは久しぶりだな」

ルーデウス「待って！！」

ルーデウス「まずは師匠からの連絡を待ちましょう」

エリス「えーーーー」

ルーデウス（なんて血のっけの多い人たちだこと）

？？「おはようございます！」

ルーデウス「はーい！！」

？？「ルーデウス殿でございますか？」

ルーデウス「はい」

ジンジャー「自分はシーロン第七王子親衛隊所属、ジンジャー・ヨークと申します」

ルーデウス「これはどうもご丁寧に」

ジンジャー「ルーデウス殿！王宮までご同行願いますでしょうか？」

ルーデウス「何の御用でしょう？」

ジンジャー「失礼、ロキシー殿がおよびです」

ルーデウス「少々お待ちください」

ルーデウス（どうやらアイシャの件ではないらしい）

エリス「どうしたの？」

ルーデウス「ちょっと出かけてきます」

エリス「ずいぶんと念入りね」

ルーデウス「久しぶりに師匠に会いますからね」

エリス「ちゃんと紹介してくれるのよね！」

ルーデウス「ええ、もちろん！ことが終わった後にゆっくりと」

ルイジェルド「１人で大丈夫なのか？」

ルーデウス「ええ、何かあったら飛んで逃げてきますので」

ルーデウス「アイシャのことは頼みます」

エリス「わかったわ！ルーデウス！！」

エリス「何よ」

ルーデウス（ここがロキシーのいるお城…）

ジンジャー「ロキシー殿からルーデウス殿は無詠唱で魔術を操る天才だと聞いています」

ルーデウス「師匠がそんなことを？」

ジンジャー「ロキシー殿はよく自慢していました…本当なら私が教えられる存在ではなかったと」

ルーデウス「あへへ…それは言い過ぎですよ」

ジンジャー「こちらでございます」

ルーデウス「え…？そうですか…」

兵士「お勤めご苦労様でございます」

ルーデウス「え？あなた達昨日の…」

ジンジャー「失礼！杖と荷物をお預かりします」

ルーデウス（まあいいや…今はロキシーだ）

ルーデウス（なんて言ったって７年ぶりの再会！話したいことが山ほどある）

ジンジャー「ルーデウス殿…あの…」

ルーデウス「ん？」

ジンジャー「いえ…なんでもありません」

ジンジャー「ジンジャーです！ルーデウス殿をお連れしました！」

？？「入れ」

ルーデウス（ん？男の声？）

ルーデウス（まさか…）

？？「ほう…？」

？？「こいつがルーデウスか」

ルーデウス（こいつか…）

ルーデウス（こんな樽みたいなやつがロキシーを…！）

ルーデウス「リーリャ…？」

ルーデウス「何これ？ロキシーは？」

？？「落とせ」

ルーデウス「いてて…ふざけんなよ」

ルーデウス「うっ！！」

？？「ガハハ！！無駄だ無駄だ！」

？？「その魔法陣はロキシーをとらえるために作らせた王級の結界だ！」

？？「お前ごときではどうにもならんわ」

ルーデウス「あなたは？」

パックス「世の名はパックス！シーロン第七王子シーロン・パックスだ」

ルーデウス「僕は罠にはめられたんですか…わかりました」

ルーデウス「昨日のことは謝罪します…そのかわりロキシーを呼んでください…」

パックス「ロキシーはいない！」

ルーデウス「え？」

パックス「ここにロキシーはいない！貴様はロキシーをおびき寄せるためのエサとなるのだ」

パックス「驚いたぞ！ロキシーの恋人がまさかこの国に来ているとはな」

ルーデウス「え？僕のことですか？」

パックス「ん？違うのか？」

ルーデウス（よかったー！どうやらこんな趣味の悪そうなやつとの寝取られ展開じゃないらしい）

ルーデウス「滅相もない！そんな恐れ多い！至る所の一切ない不詳の弟子でございます！」

パックス「ふん！まあいい！リーリャではエサとして弱かったがお前ならいいエサになる」

パックス「ロキシーは俺の性奴隷として一生飼ってやるのだ！５人は後継ぎを生ませてやるぞ！」

ルーデウス「あの…１ついいですか？」

パックス「なんだ？ああ！そうだ！最初の１回はお前の目の前で犯してやろう！」

パックス「そして絶望に染まるお前の前でロキシーと２回目だ！」

ルーデウス「僕はここに来るまでリーリャの情報を一切知らなかったのですが」

ルーデウス「その…どうやってロキシーは僕が囚われてることを知るのでしょうか？」

パックス「あ….」

パックス「ふん！優秀なロキシーならきっとどこからかかぎつけてくる！」

ルーデウス「いや、情報も流さない助けも呼ばせないだと誰も来ないと思いますが…」

パックス「現にお前はのこのこと現れたではないか！」

ルーデウス「それは…！」

パックス「無詠唱魔術だがなんだか知らんが所詮余の魔術には勝てんということだ！」

パックス「あー、楽しみだ！楽しみだ！ロキシーはやくこないかな」

ルーデウス（来るわけないだろ）

パックス「それにしてもアイシャはまだ見つからないのか？」

ジンジャー「手紙はすでに破り捨てられたという報告です…このまま放っておいたら…」

パックス「だめだだめだ！探せ！お前の家族がどうなってもいいのか？」

ジンジャー「ただちに捜索隊を出します」

パックス「くそー！どいつもこいつも役立たずめ！」

ルーデウス「ヒトガミのビジョン通りアイシャに会ったし偽名も使ったしロキシーに手紙も送った今のところ指示通りにやれてる」

ルーデウス「おいおい…もしかして俺あいつに騙されたか？」