【感想】 新サクラ大戦 5話 あざみちゃんアニメでも可愛かった あと司馬が思ったよりバカだった

あざみ「あの目の光は…」

あざみ「モスクワ華撃団の壊滅にはクラーラが関わっている…もしクラーラがどこかのスパイだとしたら帝劇も危ない…！」

あざみ「クラーラの背後に誰も知らない敵がいる、それを探し出し悪の組織から陰ながら帝劇を守るこれこそ忍者の仕事！」

さくら「あそこのお饅頭すっごくおいしくてね～」

あざみ「あの2人はクラーラに取り込まれている…」

クラリス「何をしているんですか？」

あざみ「さささ…！」

あざみ「帝劇最大の危機、その秘密を調査する」

クラリス「はあ？」

あざみ「クラーラ」

あざみ「彼女はモスクワ華撃団を壊滅させた可能性がある」

あざみ「帝劇もそうならないよう、見張りつつ更にその謎を探らなければならない」

クラリス「証拠はありますか？」

あざみ「だから今調べている間違いならそれでいい、でも真実だったならわかってからは遅い」

クラリス「わかりました、帝劇最大の危機のために私も協力します」

あざみ「おお…..うん！」

クラリス（本当かどうかはともかく、いいお話のネタになるかもしれません）

司馬「話は聞かせてもらった」

あざみ「ん？」

司馬「その話、俺にも一枚かませてくれ」

クラリス「司馬さん！！」

司馬「ふっ！」

司馬「神山がいない間に何かあったらあいつに合わせる顔がない」

司馬「それに自慢じゃないが諜報活動に関しては俺の方が神山より詳しいぞ」

クラリス「そうなんですか！？」

司馬「ああ、あいつは正面から行くのは得意で搦手から攻めるのは苦手だからな」

クラリス「司馬さんは神山隊長と仲がいいんですね！」

司馬「ふっ！！」

あざみ「なんでこんな食いつきがいい..？」

クラリス「是非、そのあたりのお話を！」

司馬「いいだろう！あいつが兵学校にいた時の…」

あざみ「今はその話じゃなくクラーラを調べる方が大事」

クラリス「そうでした…」

司馬「うむ、諜報活動をしていると聞いてそれに必要な道具を用意した！」

あざみ・クラリス「ん？」

司馬「水に溶けるメモ！」

あざみ「いらない」

司馬「書いたそばから消えるインク！」

クラリス「いりませんね…」

司馬「変装ひげ眼鏡！」

あざみ「間に合ってる！」

司馬「えぇ～…間に合ってる….」

クラリス「お二人の馴れ初め話は今度聞かせてください」

司馬「え？」

あざみ「むぅ～….」

初穂「なんだぁ？朝食が待ちきれないのか？だったら手伝ったらどうだ」

あざみ「ちがう！！」

クラリス「あの～…」

初穂「なんだ、クラリスもいたのか！」

クラリス「はい！私も手伝います！」

あざみ「ち～が～う！！」

クラリス「これを運べばいいんですね？」

クラーラ「スパシーバ」

初穂「おらっ！座ってろ！」

あざみ「うぅ～….」

クラリス「お食事です！」

初穂「おお～、すまないな！」

あざみ「朝からこんなに食べられない」

初穂「しっかり食べないと大きくなれないぞ！いただきます！」

あざみ「いただきます…」

さくら「ん？」

あざみ「はぁ～お腹いっぱい」

クラリス「大変でしたね～」

あざみ「みて！！」

あざみ「怪しい…」

クラリス「そうでしょうか？」

あざみ「練習でもないのにこんなところにくるなんて」

さくら「ここでなにやってるの？」

あざみ「わ！！ええっと…」

さくら「朝からずっとクラーラのあとをつけていたでしょ？」

クラリス「違うんです！さくらさん！」

さくら「クラリス！？」

クラリス「次の舞台の脚本で迷っていて、あざみさんにお手伝いをお願いしていたんです！」

さくら「あざみに？脚本の手伝い？」

あざみ「にー」

クラリス「はい！」

さくら「なんで？」

クラリス「ええっと…内容が探偵ものなので、忍者なら尾行とかできるかなぁ..と」

さくら「そうなんだ…それでクラーラを？」

あざみ「うん！」

クラリス「そんなわけで、今日1日あっちこっち歩き回ってるんで気にしないでくださーい！」

あざみ「うんうんうん！」

クラーラ「さくら…」

さくら「ん？」

クラーラ「行こう…」

さくら「そうね」

あざみ・クラリス「ふぅ…」

さくら「あんまりクラーラを怖がらせちゃだめよ？」

クラリス「はぁ～い！！」

あざみ「ふぅ…」

あざみ「ふぅ…上手くごまかせました..」

あざみ「クラリスすごい！」

クラリス「何が凄いんですか？」

あざみ「だって、あんなにスラスラと言い訳が！」

クラリス「私も女優ですから…それに次の舞台が探偵ものなのも本当ですよ」

あざみ「それでもすごい！」

クラリス「とにかく、もう少し探ってみましょう！」

あざみ「うん！」

あざみ「いた！」

クラリス「どこにいくんでしょう？」

あざみ「あやしい…」

あざみ「はぁ…」

あざみ「さっ！」

クラリス・あざみ「…うん！」

クラリス「誰もいませんね…」

あざみ「あっ」

クラリス「朝風呂でしょうか..？」

クラリス「見えませんね…」

クラリス「おっ！？」

クラリス「きゃ…！」

司馬「お？なんだ？」

クラリス「にゃーん」

司馬「なんだ猫か…」

クラリス・あざみ「ふぅ～…」

クラーラ「あ….」

クラリス・あざみ「えへへへへ…」

司馬「ん？」

クラリス・あざみ「きゃぁぁ！！」

司馬「い….」

司馬「いやあああああああ」

あざみ「ひどい目にあった…」

クラリス「まったくです…」

クラリス「何か物音が…」

あざみ「あ…！」

クラリス「アナスタシアさん！」

アナスタシア「何をやっているのから？」

クラリス「あざみさんが次の舞台のアイデア出しを手伝ってくれてるんですよ！」

アナスタシア「そう、それは楽しみね」

あざみ「クラーラ見なかった？」

アナスタシア「え？見なかったけど」

あざみ「そう….」

クラリス「じゃあ私たちはこれで！」

アナスタシア「何だったのかしら…」

あざみ「いた！」

クラリス「いましたね！これからどうするんですか？」

あざみ「気づかれないように見張る！」

こまち「ん？」

こまち「何してんの2人とも」

あざみ「しー！今監視中！」

こまち「ん？」

クラリス「実は…かくかくしかじかで…」

こまち「なるほどな～手伝えることあったら言うてや、金次第でなんでもするで」

クラリス「はい！その時はお願いします」

あざみ「おっ！？」

あざみ「さっ！」

クラーラ「ん…？」

あざみ「すすす…」

あざみ「よし！」

こまち「よしちゃうし….」

クラリス「尾行って体力勝負なんですね…」

あざみ「何も怪しいところがなかった」

クラリス「何もなければそれが一番じゃないですか…」

あざみ「あっ」

クラリス「クラーラさん…？」

クラリス「いったいどこへ..？」

クラリス「いませんね…」

あざみ「ん…？」

クラリス「ここから上へ…？」

あざみ「いない…」

クラリス「どこにいったんでしょう」

あざみ「ん！？」

クラリス「足跡…？」

あざみ「あっち！」

クラリス「はっ！」

あざみ「しっ！」

あざみ・クラリス「おっ….」

クラーラ「ご飯だよ」

猫「にゃ～ん」

クラリス「猫…ですか？」

あざみ「みたい」

クラリス「どうやらハズレでしたね」

あざみ「うん…」

クラーラ「！？」

クラリス・あざみ「はっ！！」

カミンスキー「おやおや」

カミンスキー「私は小さな毛玉には興味がないのだが…少し話をしないかい？」

クラリス「何を話しているのでしょうか…」

あざみ「よくきこえない…」

カミンスキー「母なる大地の永遠に続くと思われるような平和、冬は厳しい雪で覆われるが春は誰にでも訪れる」

カミンスキー「その美しさを我々は待ち望むのだよ」

カミンスキー「まるでその猫のように」

猫「しゃー！！！」

カミンスキー「おやおや、嫌われてしまったようだね」

カミンスキー「ん？」

（鐘の音）ゴーン、ゴーン…

カミンスキー「おっと、本来の用事を思い出しました」

カミンスキー「いずれまた…」

クラリス「何を話してたのでしょう？」

あざみ「さぁ…？」

すみれ「今日はどういった御用でいらしたのかしら？」

カミンスキー「やはり、我々の大事な隊員のクラーラを返してもらおうと思いまして」

すみれ「連盟本部からの正式な辞令はまだ届いておりませんが」

カミンスキー「それは承知しております」

カミンスキー「ですが、いつになるかわからない辞令を待つのは、モスクワの冬のように厳しいものです」

カミンスキー「そこで1つ提案があります」

すみれ「提案？」

クラリス「この後はどうするんですか？」

あざみ「もう少し様子を見る」

あざみ「怪しい…」

クラリス「本当にクラーラさん何かあるのでしょうか」

あざみ「あっ！」

クラーラ「キャー！！！」

クラーラ「あぁ….」

あざみ「降魔…」

クラリス「クラーラさん！こっちに！」

あざみ「はぁぁ！！」

あざみ「効かない！！」

カオル「降魔反応です！」

すみれ「場所は！？」

カオル「銀座6丁目」

すみれ「花組出撃！！」

カオル「駄目です！」

すみれ「え？」

カオル「良質戦闘機、出撃できません」

すみれ「なんですって！？」

カオル「その…司馬さんが…」

あざみ「ふっ！はっ！」

あざみ「ちっ….！」

あざみ「くぅ….」

司馬「そこまでだ！！」

あざみ「！？」

司馬「ふっ…」

あざみ「ええ…？」

クラリス「司馬さん…？」

司馬「覚悟しろ降魔！これは俺がひそかに開発していた、誰でも乗れる弐六式・私製汎用戦闘機特型改！」

司馬「略してとっかい！」

クラリス「えっ？」

クラーラ「ヴェーリシュ！」

司馬「いけ！とっかい！！」

司馬「なにー！！？？」

クラリス「はぁ…何しにきたんでしょうか…」

クラリス「オスタヴァーサス、コッカーガス！」

クラリス「そんなぁ！」

クラーラ「もう一度！」

クラリス「でも今！！」

クラーラ「大丈夫！」

あざみ「ふっ！」

クラリス「オスタヴァーサス、コッカーガス！」

クラリス「え？」

あざみ「おおきい！」

あざみ「はぁ…」

クラーラ「よかった…」

クラーラ「きゃあ！！」

クラリス「クラーラ！？」

あざみ「黒マント！」

あざみ「黒マント！」

あざみ「まて！」

あざみ「望月流忍法」

あざみ「くっ..！できる！」

あざみ「今だ！はあ！」

クラーラ「きゃあああ！」

あざみ「ふっ！！！」

あざみ「クラリス…」

クラリス「間に合いました…」

あざみ「ありがとう…」

クラリス「無事でよかったです」

クラリス「あっ….！」

あざみ「白マント…」

クラリス「白マントはクラーラさんを守ってくれたんでしょうか？」

クラリス「白マント…」

さくら「あざみー！クラリスー！」

初穂「2人とも無事か！？」

クラリス「はい！クラーラさんも無事です！」

初穂「いったいどうなってるんだ？降魔が出たと思ったらその反応が消えて、駆け付けてみたらクラーラが屋根から落っこちてる最中だし」

クラリス「またあの怪人が現れてクラーラさんを攫いに来たんです！」

さくら「怪人って黒マント？」

クラリス「はい、でも白マントが現れてクラーラさんを助けてくれました」

初穂「白マント…何者なんだ？」

クラーラ「う…うう…」

さくら「クラーラ大丈夫？」

クラーラ「さくら…？」

さくら「2人ともクラーラを助けてくれてありがとう」

あざみ・クラリス「あ….ええっと…」

あざみ「どこに行こうとしてた？」

クラーラ「ついてきて…」

クラーラ「この景色、ローディナに似てる」

あざみ「ろーでぃな？」

クラリス「故郷のことですね」

クラーラ「そう、さっき故郷を称える詩を聞かされてちょっと思い出した、ここから見える景色が似てる」

クラリス「そうだったんですか…」

クラーラ「ヴァリショエ スパシーバ！」

あざみ「ヴァリ…なに？」

クラーラ「えっと、ありがとう助けてくれて」

すみれ「司馬君？」

司馬「お？」

すみれ「仕事を放っておいてここで何をしているのかしら？」

司馬「ええっ」

司馬「ひょえええええ！」

クラリス「結局クラーラさんの秘密はわかりませんでしたね…」

あざみ「違う、わかった」

クラリス「え？いつの間に？」

あざみ「2発目の攻撃の時、クラーラの力は恐らく霊力の増幅」

クラリス「なるほどそれであんな威力が！」

あざみ「モスクワがクラーラを欲しがっているのもおそらくそれのせい」

クラリス「なるほどそういうことですね…でも、クラーラさんはもう私たちの家族ですから誰にも渡しません！」

司馬「ゴホッゴホッ…咳をしても1人…か」

クラリス「クラリッサ・スノーフレイク、まさか私がクラーラさんを疑ってしまうなんて」

クラリス「華撃団の仲間は家族一員同然ですのに…」

クラリス「失敗は挽回するしかありません」

クラリス「次回、新サクラ大戦第6話」

クラリス「奇々怪々！黒マントの正体！大正桜に浪漫の嵐！」