はだしのゲンって第一話で原爆投下じゃないんだ…

終盤は偏ってると言われがちだけど、卒業式とゲンの彼女のお好み焼き屋での婦人批判が同じ巻なんだよな

コンクリ殺人の漫画も１話でコンクリートには入れないからね
そういうもんだよ

1話冒頭から原爆投下だったらコロニー落とし的な扱いになってたかも

＞「なんやこいつらおかしいんか…？」ってなってる日系アメリカ人が強さ議論上位クラスの強キャラ

ここだけ見ると字面が意味不明過ぎて草

いまさらだけどゲンって原爆のゲン？

わしがホームランにしたるわい！！

こういうスレ見ると義務教育失敗してるなって感じる
犠牲になった人たちはほんま報われんなあ

小学の広島に修学旅行に行くときに実写版をクラスで見せられたけど、あの時終盤に生まれた女の子、夭折しちゃうのか・・・

作者の中沢さんの生前に講演会でお話を聞きました。被爆した炎に包まれた広島で産まれてすぐに死んでしまった友子ちゃんだけど漫画だと頑張って手に入れたミルクを飲めずに原爆症で亡くなって家族が涙で見送るって悲劇的に描かれてるけどモデルになった中沢さんの妹の友子ちゃんは大泣きしてたけど泣き止んで、朝に栄養失調で亡くなってお母さんは泣きせずに「この子は悪い時代に産まれたね…」って一言漏らすだけだったらしい。冷たいとか薄情じゃなく、本当に何人もの死を見てきて他にも養わないと行けない家族がいるから本当に泣く暇も余裕もなかったらしい。原爆投下後に中沢さんが始めて泣いたのは、焼け落ちた家から兄と2人で死んだ家族の骨を掘り出して自転車に引っ掛けたバケツの中で家族の骨がカタカタ泣いているのを聞いてようやく涙が出て、中沢さんが原爆投下後に見た母の涙は中沢さんが漫画家として東京に行ってどうにか食べれるようになって数年ぶりに広島に帰ってきたのを見てようやく「これでいつ死んでもいい」と涙したとのことです。

原爆投下って6日なんか
ワイずっと6日が終戦で15日が原爆投下かと思っとったわ

ビタミン剤さえなければ全員一緒に暮らせてたのに酷すぎるわ

一話でピカドンじゃなくて
一巻ラストでピカドンなんだね
単行本派には完璧な引きでは？

何話目にあたるんだろう

クソ森が一番好きなキャラだった

戦後はなんだかんだで「愛と平和の戦士（大嘘）」を謳い文句に県会議員になった鮫島（町内会長）。なお彼の妻（原爆投下以降は一切登場しない）と息子（原爆投下時が最後の登場）は戦後どうなったか不明。

そうか…実際には朴さん会えなかったんだ
ゲンの中には中沢先生の望みや願望も入っているのか

そりゃ当事者なら思想強くなるでしょ

歴史の真実を記した書物が軍隊に取り締まられたり、義兄弟が投獄されたりするジャンプマンガなのでワンピースははだしのゲンの正統後継者と言える

投下前も、父が家族に黙って一人で浩二の乗る汽車を見送りに来るシーン（※浩二は「卑怯者になれ！何があっても生きて帰れ！」という父の願い通りに生還したが、広島にいた父は原爆で亡くなるので皮肉にもこれが今生の別れになる）とか、大好きなエピソードがたくさんある。

知ってる
最強キャラが麦なんでしょ

後半は共産党系だったり日教組系の機関誌でやってた訳だし
でも1巻でジャンプで載ってたあたりで天皇批判とかやってたのは現代だと考えられんな

思想はともかくとして
ゲンの生きようとする力、たくましさは憧れたし
時代背景とかいろいろ面白かったわ

元が原爆が炸裂した瞬間に死なずに済んだのって、作者の実体験なんよね。登校途中に校門に入ろうとしたところで女性に呼び止められた時、偶然塀を背にして日陰に入っていたから原爆の閃光・爆風・熱線の直撃を免れた（逆に元（作者）を呼び止めた女性は直撃を受けて即死）。

原爆投下後の手記を読んだことがあるんだが、その人の兄弟姉妹に起こったことが、「ピカの実験をする！」の人の話に似ててさ…
同じように狂った人がたくさんいたんだろうか
それとも手記の人の家族に起こった話を耳にして漫画にしたんだろうか
はじめて読んだ話がピカの人のところであまりに怖すぎて読み進められなかったけど強烈に覚えている

この漫画で戦時中に朝鮮人を差別しているのを明確に描かれて知ったから後に日本はアジア解放のために戦ったとかいうネットの世迷いごとを信じなくて済んだわ

右翼の糾弾に屈して今は学校の図書館にはほぼないらしいなこれ

戦争、原爆体験者に思想がどうこう未体験者がケチつけてんだからお笑いだよな
お前らの片寄った思想はいいのかよって話だわ