漫画やアニメの『後天的に価値観や人格が変わったキャラ』ってどれくらいいるの？

その理由や変貌変容っぷりも合わせて

例えばラグナクリムゾンのオルト・ゾラみたいなの

>>1は何がどう変わったキャラなんだ

>>4
元人間で姫様に仕えていたが、竜に殺され仇討ちに追っていた
だけど竜に眷属にされ憎悪を失い空っぽなところを（仇とはいえ）今度こそ新たな主君を守れ
と共に仇討ちに向かい同じく眷属にされた親友に言われてそれに従った

ただ親友と違い殺された主君のことを部下ではなく男として愛していた
だから男性面が忘却しオネエを演じていた

>>5
親友のタラちゃんは生きる意味を失っていたゾラを見ていられず
また友達を失いたくない自分の我儘で縛り付けた事をずっと後悔していたんだよね
愛した人を奪った憎き仇の部下に甘んじるなんて人間としての男人格が許せる筈も無く眠っていた

ただ自分たちに立ち向かう人間の姿を見てかつての自分と重ねて思い出してしまい…
もはや精神が分離している

>>14
仇(の上司)のアルテマティアも洗脳されてる(ただしこっちは分離や変化ではなく価値観の上書き)てのが地獄

ランスシリーズの魔人に魔王連中とか？
主人公ランスですら魔王化したら人類への破壊衝動を免れなかった

慕ってたプロシュート兄貴の覚悟を心で理解した結果
良い方にも悪い方にも変わっちゃったペッシ

「ヴィンランド・サガ」のトルフィン

父親を殺されて復讐の鬼トルフィンさん

復讐相手との関係性の変化もあり
戦いの中で「本当の戦士」の意味を知り
憑き物が落ちたきれいなトルフィンさん

顔芸で遊戯王外でも有名なゲスだが実は本来の性格は真っ当すぎるほどの聖人だった

ノエインのアトリ

一応は同じチームである主人公にさえ何かと食って掛かり、
主人公が離反してからは遠慮なく本気で殺しにかかってたイカレ野郎
しかし本来は未来世界の紛争地帯の出身で
妹や親友を常に励ましながら一緒に平和な土地を目指しているような心優しい少年だったが
妹と親友を地雷原で無残に失い絶望して完全に荒んでしまっていた
主人公を毛嫌いしてたのも「自分が一番不幸だと言わんばかりの不幸面で不幸自慢してたから」という本人なりに真っ当な理由

中盤の戦いで記憶喪失になり、現代世界の子供達との交流を通じて記憶を取り戻すが
攻撃的な性格はそのままで子供達の未来を守る為に立ち上がる…
天地を覆い尽くすほどの軍勢とたった一人で戦っている、最も嫌いだった主人公の味方として

東京グールの主人公は白カネキになったり佐々木になったり黒カネキになったりしてたな

>>9
流石に忙しすぎ
これ肉体持たないだろ…なんか喰種すら超越したわ

幻影旅団のやつら特にクロロ
人を楽しませることが好きな子供たちだったのに、殺された友人の復讐のため残酷な盗賊に変わった

入学時は能天気で楽天的なデュエルバカ
だったが1年間で異世界に飛ばされたり仲間を失ったり辛いことたくさんあって闇堕ちまで経験
アニメ本編では最終的にどこか陰のあるイケメンに落ち着いた
まあ成長して大人になったとも言えるけど、そうなる過程はどう考えても健全とは言い難いんだよなぁ
ただ後期十代の方が人気高いのも頷けるが

「機動戦士クロスボーンガンダムDUST」のラスボス
「首切り王」ことエバンス・ジルヴェスター

まず前提としてこの作品は、ガンダム世界の地球を統括していた「地球連邦」の力がすごく弱くなってきているのね
だから各地域の富豪やら実力者が権力を握る群雄割拠的な状況が背景にあるんだ

彼はもともと地球連邦軍に所属する「真面目」「公正」「優しい人」を絵にかいたような人物だったんだね
そんな彼は任務で要人警護をすることになったんだけど、その要人はいわゆる「不動産王」的な人
（人類が宇宙に進出する時代だから、この場合の不動産王ってのは人が住む「宇宙コロニー」の建設事業者）
警護の中で家族同然の付き合いをしていて、単なる警護対象ってのを超えた畏敬の念を抱いていたんだ

ある時、コロニー住民の間で「不動産王が我々のコロニーを兵器に改造しようとしている」という噂が流れるんだ
反対運動が過熱するなかで住民たちは半ば暴徒化し、ついには不動産王の住まいへとなだれ込んでしまう
エバンスは不動産王を守るため、やむをえず住民たちを攻撃、殺ししてしまうんだ

ところが、不動産王のコロニー改造計画は本当のことで、不動産王を問いただすと
当の本人が「生きてく為には仕方ねえだろ、現実を見ろよ。バカか（要約）」と返してくる

本来守るべき住民を殺してしまった罪悪感、今まで信じてきたものが崩れ落ちたショックが同時にエバンスを襲う
結果彼はプッツンして不動産王を殺めてしまう。こうして恐怖と享楽の独裁者「首切り王」が誕生してしまいました
めでたくなし、めでたくなし

ジャンケットバンクの漆原(と牙頭)
弁護士兼ギャンブラーで、どうしようも無い悪人を無罪にしてしまう罪悪感と、善人が意味もなく死んでいく現状を目の前で味わい続け、「人生はくじ引きで自分を含め価値なんてない」という考えにたどり着く

宝石の国フォスフォフィライト
ちょっと傲慢なところもあるけど明朗快活なあほの子
　→なんやかんやあってダウナー系
　→やること全部裏目に出て闇落ち暴走迷走状態
　→一人きりで1万年放置され諦念悟りの局地に

そしてこの後さらにもう一段階変化がある

家族の居場所を作るため死地に挑む戦士でもあり
己を全否定され亡きリーダーを虚ろに模倣する狂人でもあり
同期の絆と内に秘める罪悪感に揺れ動く兵士でもあり
そのすべてが破綻してなお罪を背負い足掻く英雄でもある

あにまんでまだライナー・ブラウンが出てないとは思わなかったぞ

ガンスリのジョゼとヘンリエッタ

令和のダラさん
土地を守る巫女→山の主だった大蛇と混ざり自我なき祟り神→大蛇部分が落ち着き土地神→やたら肝の座った姉弟に懐かれゆるい感じになる

ラブライブスーパースターの嵐千砂都

泣き虫の女の子だったが、助けてもらったかのんに相応しくあるべく成長

覚悟が決まってる武士だのスパルタ部長に進化

るろ剣の悠久山安慈
元々はやさしい和尚さんだったんですよ

せんせいのお人形のスミカ
複雑な生まれから親戚中をたらい回しにされていた放置子で荒んだ性格
ゆえあって引き取ることになった先生との生活を通じて学ぶことの楽しさを知り笑えるようになった

トランスフォーマー(第1作目)のビルドロン師団
メガトロンに洗脳されるまではセイバートロン星のあちこちで建築を行っていた優秀な技術者たちで
サイバトロンのオメガスプリームとも良好な関係だったが
メガトロンに洗脳されては破壊部隊となり、オメガスプリームとは敵対するようになった
洗脳されたらそれっきりというのがな…
(後のシリーズだと洗脳されたTFが良心取り戻すとかあるが、この時代だとそういうことはない)

復讐鬼系は大抵これだろね
金田一の犯人とか
最近だと誰かさんがとんでもない事になったとか…

女のケツ追っかけまわして数百年気持ち悪い奇行を重ね続けたキャラだが
もともとはまともな思考だった

盾の勇者のナオフミは最初は割と快活な青年だったけど、まず何の前兆もなく異世界に召喚されて理不尽な塩対応をされた上に裏切りを受けて、更に完全なる冤罪で排斥されたことで元の性格がほぼ分からなくなるレベルで捻じ曲がった

というかあの作品の勇者勢全員後天的に性格変わってんな…特にモトヤス

最初は悪役らしい性格だったけど
ブルマ達と交流した事で穏やかな性格になったベジータ

ＡＦＯの策略によって「死柄木弔」に変貌した志村転弧

マクロスFのグレイス、シェリル愛が計画の邪魔になると思って記憶を削除するかどうかでTV版と劇場版に分岐する
ただし愛の戦士になるが正義の味方になるわけではない

ダイの大冒険のバラン
奥さんを殺されて価値観がひっくり返った

頭文字D→MFゴーストから藤原拓海
まあこれは価値観が変わったというよりシンプルに大人の考えになったというべきか

リゼロのペテルギウス
好きだったエミリアたんの母さんを○してしまったせいでみんなが知ってるあの容姿と性格に…

ワートリの城戸司令

めんつゆひとり飯の保ヶ辺さん
大学の頃から付き合ってた彼女にフラれた結果
「女は俺を裏切るが肉と油は俺を幸せにしてくれる」という価値観を持つようになり
現在の体形になった

強化しすぎたか……

人間社会の幸福な繁栄を見たいがために人を利用して、その人間個人の幸福とかはどうでもいいし利用することに罪の意識すら無かったのに、一人の女の子の高潔さに触れて自分の罪深さを恥じて引き篭もりになったfateのマーリン
元々自前の感情も無かったけどこの件で罪悪感を得てる

ラノベでも良ければ、リゼロの公式のIFルートのスバルは、エキドナの影響や『死に戻り』を繰り返し過ぎた影響やレムに拷問されたトラウマを払拭できずに逃走した結果、性格や価値観がひっくり返ってる（元の面影は残ってるが）
https://ncode.syosetu.com/n2267be/427/

https://ncode.syosetu.com/n2267be/434/
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/235132/blogkey/1683688/
https://ncode.syosetu.com/n2267be/443/
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/235132/blogkey/1999654/
https://ncode.syosetu.com/n2267be/473/
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/235132/blogkey/2282151/

コータローまかりとおるの井伊カガリ（右の鼻水たらしてる方）
元々はノンケだったけどレズに快楽堕ちさせられて人生観を変えられた
ちなみに後ろのレズは他にも何人かノンケからレズに人生観を書き換えている

>>47
カガリより久亭鈴子さんの方が好き
何だかんだ正気に戻った（？）のも含めて

金木2号として喰種に改造された滝沢/オウル
家族の肉団子食わされたらそりゃ狂うわ

白き鋼鉄のXのアキュラ
両親の影響から異能を持つ人間を憎み何かと神の存在を引き合いに出したヘイトスピーチを叫びまくる奴だったが
攫われた妹を取り戻すため自身をサイボーグに改造して１００年以上戦い続けた結果
色々擦り切れたのか能力者への差別も信仰心も一切口にしないある意味穏やかでクールな性格になった