『七つの大罪モチーフの作品』って憤怒と強欲の二強になりがちだよね
42: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 08:39:55
>>1
むしろ実力や扱いに格差無い七つの大罪モチーフの方が知らない
むしろ実力や扱いに格差無い七つの大罪モチーフの方が知らない
3: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:18:30
例えば?
自分は鈴木央の七つの大罪しか知らないから他の例欲しい
自分は鈴木央の七つの大罪しか知らないから他の例欲しい
6: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:23:13
>>3
ボカロの大罪シリーズはトリを強欲と憤怒がつとめてたね
あとは傲慢の悪ノ娘が特に有名やね
ボカロの大罪シリーズはトリを強欲と憤怒がつとめてたね
あとは傲慢の悪ノ娘が特に有名やね
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4: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:22:34
skbな漫画の場合の色欲圧倒感
まぁ当然の帰結ではあるが…
まぁ当然の帰結ではあるが…
5: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:23:03
でも嫉妬が一番人気でるよ
7: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:25:24
ハガレンは一応ラースが最強でいいんだっけか
17: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:46:54
>>7
最強は傲慢のプライドじゃなかったか
作中での大暴れの印象強いから気持ちはわかるが
最強は傲慢のプライドじゃなかったか
作中での大暴れの印象強いから気持ちはわかるが
48: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 10:39:11
>>17
そして漫画のブラッドレイ(憤怒)と旧アニメのブラッドレイ(傲慢)がいるのがややこしい
そして漫画のブラッドレイ(憤怒)と旧アニメのブラッドレイ(傲慢)がいるのがややこしい
8: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:31:03
怠惰ってなんか中途半端にならない?
9: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:31:46
暴食ってかませなイメージあるわ
10: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:33:00
怠惰はやる気ないだけで本気出せばで割と最強格も多い
11: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:34:20
怠惰、メインにはなりにくいけど個性派になりやすい印象
元ネタの悪魔のベルフェゴールが原典の時点であんまりキャラ固まってない出番の少なめな悪魔なのもあって作者ごとの味付けで結構キャラが際立つ
元ネタの悪魔のベルフェゴールが原典の時点であんまりキャラ固まってない出番の少なめな悪魔なのもあって作者ごとの味付けで結構キャラが際立つ
12: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:35:11
七大罪がいうほど作品で重要なわけでもないが
転スラのリムルは主人公には珍しく「暴食」がモチーフだな
※一応大罪系がモチーフのスキルは強いと作中でも言われている
転スラのリムルは主人公には珍しく「暴食」がモチーフだな
※一応大罪系がモチーフのスキルは強いと作中でも言われている
13: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:36:14
殺した相手の魂なりを喰らって無限成長的な感じで暴食の主人公は実は多い
15: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:44:31
怠惰が本気出して強いとコンセプト的にそれでいいんかになる
19: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:56:38
>>15
怠惰の大罪って読み解くなら本気を出さなきゃいけない場面だと本人が自覚しつつあえて何もしないで重大な被害を出すことだしな…
怠惰の大罪って読み解くなら本気を出さなきゃいけない場面だと本人が自覚しつつあえて何もしないで重大な被害を出すことだしな…
24: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 20:12:33
>>15
それ以外のパターンだと怠惰を極めた結果、無差別に行動阻害害を引き起こす奴は凶悪だな
ベッドから動かなくていいように瞬間移動や僕を作り出す奴は最終話で創造神やアザトースになりがち
それ以外のパターンだと怠惰を極めた結果、無差別に行動阻害害を引き起こす奴は凶悪だな
ベッドから動かなくていいように瞬間移動や僕を作り出す奴は最終話で創造神やアザトースになりがち
31: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 22:45:25
>>15
一応キリスト教における怠惰は怠けることではなく、安息日に休まず働いたり、自分を見失うことらしいから寧ろ本気で働く方が七つの大罪モチーフ的には正しいのかも?
一応キリスト教における怠惰は怠けることではなく、安息日に休まず働いたり、自分を見失うことらしいから寧ろ本気で働く方が七つの大罪モチーフ的には正しいのかも?
38: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 06:22:44
>>31
そうなんだ
ちょっと調べても出てこなかったからソース教えてほしい
そうなんだ
ちょっと調べても出てこなかったからソース教えてほしい
45: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 10:09:37
>>31
それ日本で人気あるけど、判明してるソースは以下の通りで信頼性も低い
ぶっちゃけ単なる俗説や
https://eigobu.jp/magazine/taida
https://spicomi.net/media/articles/2508
いわゆる「八つの想念」のSadness(悲嘆)とAcedia(無関心)とを複合したのが「七つの大罪」のSloth
Acediaの意味するところは無関心、感情の欠如、退屈、恨み、受動的な精神状態など
そしてラテン語のAcediaを英訳したのがSlothだが、英語圏でもSloth≒Laziness(怠ける事)と認識されたり、「怠惰」という日本語訳も本来の意味を掴みにくくなっている
他の大罪は不道徳を行うが、怠惰は責任放棄の罪と受動的。これは神から与えられた知恵や精神力などの放棄から育児放棄、自分の健康無視、引きこもり(社会からの隔絶)まで非常に幅広い
英語圏では自殺も含まれるとコメントされるのをよく見る。「対世界用魔法少女つばめ」ではその説を採用していた
なお現在のバチカンは自殺でも理由次第で救われるうると語っている
「自殺した人々の永遠の救いについて、絶望してはなりません。神はご自分だけが知っている方法によって、救いに必要な悔い改めの機会を与えることができるからです。教会は、自殺した人のためにも祈ります」
トマス・アクィナスはSlothを「善であることをないがしろにする心の不誠実さ」と定義している
それ日本で人気あるけど、判明してるソースは以下の通りで信頼性も低い
ぶっちゃけ単なる俗説や
https://eigobu.jp/magazine/taida
https://spicomi.net/media/articles/2508
いわゆる「八つの想念」のSadness(悲嘆)とAcedia(無関心)とを複合したのが「七つの大罪」のSloth
Acediaの意味するところは無関心、感情の欠如、退屈、恨み、受動的な精神状態など
そしてラテン語のAcediaを英訳したのがSlothだが、英語圏でもSloth≒Laziness(怠ける事)と認識されたり、「怠惰」という日本語訳も本来の意味を掴みにくくなっている
他の大罪は不道徳を行うが、怠惰は責任放棄の罪と受動的。これは神から与えられた知恵や精神力などの放棄から育児放棄、自分の健康無視、引きこもり(社会からの隔絶)まで非常に幅広い
英語圏では自殺も含まれるとコメントされるのをよく見る。「対世界用魔法少女つばめ」ではその説を採用していた
なお現在のバチカンは自殺でも理由次第で救われるうると語っている
「自殺した人々の永遠の救いについて、絶望してはなりません。神はご自分だけが知っている方法によって、救いに必要な悔い改めの機会を与えることができるからです。教会は、自殺した人のためにも祈ります」
トマス・アクィナスはSlothを「善であることをないがしろにする心の不誠実さ」と定義している
51: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 10:53:20
>>45
そうなんだ、教えてくれてありがとうございます。
そうなんだ、教えてくれてありがとうございます。
53: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 12:05:37
>>31
信頼性の高いソースを忘れちゃったけど、「安息日に休む事と怠惰は違う」事を説明するキリスト教系のサイトは珍しくない
https://thelogosblog.com/the-sin-of-sloth-and-the-virtue-of-sabbath/
だから日本の非キリスト教徒が「安息日は休まなくてはダメだ」と曲解したんじゃね?
一方で現在のバチカンでは安息日に休まないこともOKとしている
というか、自殺含めて何でもOKになってるね
信頼性の高いソースを忘れちゃったけど、「安息日に休む事と怠惰は違う」事を説明するキリスト教系のサイトは珍しくない
https://thelogosblog.com/the-sin-of-sloth-and-the-virtue-of-sabbath/
だから日本の非キリスト教徒が「安息日は休まなくてはダメだ」と曲解したんじゃね?
一方で現在のバチカンでは安息日に休まないこともOKとしている
というか、自殺含めて何でもOKになってるね
16: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:45:02
七つの大罪のメリオダスが憤怒、転スラのリムルが暴食、リゼロのスバルが傲慢、主人公に大罪モチーフがあるのは知ってるなかでこんくらい
29: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 21:42:07
>>16
あと盾の勇者の成り上がりの尚文が憤怒だったはず
あと盾の勇者の成り上がりの尚文が憤怒だったはず
18: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:49:38
傲慢は大罪のリーダーとか他とは違う特殊な立ち位置に置かれやすいイメージ
20: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 19:58:36
>>18
傲慢なのに他の大罪の部下でいいのかよ?ってなるからな
傲慢なのに他の大罪の部下でいいのかよ?ってなるからな
21: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 20:00:02
その二つは他への害がセットみたいなとこあるからねぇ
22: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 20:03:39
暴食って1番扱いにくいよな
文字通り食べるだけにしたら地味だしどれほど詰め込んでも満ち足りず求め続けるだと強欲と被っちゃうもん
文字通り食べるだけにしたら地味だしどれほど詰め込んでも満ち足りず求め続けるだと強欲と被っちゃうもん
25: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 20:44:02
>>22
リンバスだと強欲を消して代わりに憂鬱を入れた七大罪にしてるからか、強欲っぽい満ち足りず求め続ける要素を暴食のメインにしてる印象
まあこの作品の場合どの罪もなんか一捻りしてるくさいが
リンバスだと強欲を消して代わりに憂鬱を入れた七大罪にしてるからか、強欲っぽい満ち足りず求め続ける要素を暴食のメインにしてる印象
まあこの作品の場合どの罪もなんか一捻りしてるくさいが
23: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 20:05:27
ハガレンのスロウスは終わり際含めて好きだったな、笑って死ぬあたり
26: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 21:15:54
魔法少女育成計画ってラノベに出てきた七つの大罪モチーフの魔法少女は一番手が色欲担当だったけどなぜか色気もへったくれも無い生真面目キャラで、他の6つを他メンバーに取られて色欲押し付けられただけでは…?という疑いがある
外見から能力や性格までまったく色欲要素が無い色欲担当は初めて見た
外見から能力や性格までまったく色欲要素が無い色欲担当は初めて見た
27: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 21:23:06
憤怒と強欲は元ネタが元ネタだから残当というか……
個人的にエクおとは今んとこ上手くやってるなって印象だから怠惰の決着と憤怒と強欲がどう描かれるか楽しみ
個人的にエクおとは今んとこ上手くやってるなって印象だから怠惰の決着と憤怒と強欲がどう描かれるか楽しみ
28: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 21:24:02
ぺルソナ5がそれぞれ大罪に対応してた感じだけど、傲慢の後に大衆の怠惰が最後って感じだっけ
ロイヤルで追加されたのはあれ憂鬱だろうか
ロイヤルで追加されたのはあれ憂鬱だろうか
30: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 22:20:31
七つの大罪でかっこよさげな響きなのが傲慢強欲憤怒だからな
必然的にこの三つは強キャラになる
必然的にこの三つは強キャラになる
32: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 22:52:09
自分が知ってるハガレンのポジションだと
傲慢…リーダーポジション 最強格だし実際に威厳はある
憤怒…実力描写的に言えば作中最強 とにかく強い
嫉妬…序盤中盤終盤出ずっぱりの一番目立ってたやつ 下手したら裏主人公と言っても過言じゃない
強欲…ずっと隙のない強キャラ 敵としてめっちゃ美味しいとこ持ってってる
色欲…実力のある中ボスポジション だけど言うほど色欲っぽいことしてない
暴食…印象的だけど正直弱い 良いように使われただけ
怠惰…しぶといだけでぶっちゃけ弱い なんか数合わせ感マシマシ
こんな感じだな
傲慢…リーダーポジション 最強格だし実際に威厳はある
憤怒…実力描写的に言えば作中最強 とにかく強い
嫉妬…序盤中盤終盤出ずっぱりの一番目立ってたやつ 下手したら裏主人公と言っても過言じゃない
強欲…ずっと隙のない強キャラ 敵としてめっちゃ美味しいとこ持ってってる
色欲…実力のある中ボスポジション だけど言うほど色欲っぽいことしてない
暴食…印象的だけど正直弱い 良いように使われただけ
怠惰…しぶといだけでぶっちゃけ弱い なんか数合わせ感マシマシ
こんな感じだな
46: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 10:26:53
>>32
色欲はボイン好きハボックにハニトラ仕掛けてたから…
色欲はボイン好きハボックにハニトラ仕掛けてたから…
33: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 22:54:37
なろう系だと蜘蛛も大罪モチーフだったかな確か
原作読んだのがだいぶ前だからどれだったか忘れたが…
原作読んだのがだいぶ前だからどれだったか忘れたが…
34: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 22:56:49
ジャンプ+のエクソシストのもラスボス面してる憤怒(サタン)とまだ詳細わかってない傲慢(ルシファー)がいるからな
表向きのラスボスと裏ボスみたいな
表向きのラスボスと裏ボスみたいな
35: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 22:58:31
エ○系作品以外で色欲がトップのケースあんのかな
36: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 23:00:04
ボスになりやすいのは憤怒と傲慢でテーマになりやすいのは強欲と嫉妬ってイメージがある
37: 名無しのあにまんch 2024/09/21(土) 23:04:05
マイナーな作品でも良ければ、大昔のなろう小説で怠惰モチーフの主人公が居たわ
正確には怠惰と憂鬱だったが一応作中最強格
正確には怠惰と憂鬱だったが一応作中最強格
44: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 09:26:18
>>37
それって確か怠惰だから怠けてる期間が長いほど強くなって働けば働くほど弱体化するって設定のやつかな 懐かしい
それって確か怠惰だから怠けてる期間が長いほど強くなって働けば働くほど弱体化するって設定のやつかな 懐かしい
39: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 06:49:50
色欲担当って女率高い気がする
やっぱ男だと描写が生々しくなりすぎるのかな
やっぱ男だと描写が生々しくなりすぎるのかな
40: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 08:29:20
七つの大罪に対応してる悪魔も
傲慢ルシファー
憤怒サタン
嫉妬レヴィアタン
怠惰ベルフェゴール
強欲マモン
暴食ベルゼブブ
色欲アスモデウス
でこの中だと傲慢と憤怒が最後の方に来そうな感じもする
傲慢ルシファー
憤怒サタン
嫉妬レヴィアタン
怠惰ベルフェゴール
強欲マモン
暴食ベルゼブブ
色欲アスモデウス
でこの中だと傲慢と憤怒が最後の方に来そうな感じもする
43: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 08:44:48
天使達の堕天は我々も神のように礼拝されるべきという傲慢からでこれがいちばん深い罪とされているね
47: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 10:33:46
大罪の序列について簡単に説明
まずアダムとイヴが知恵の実を食べた原罪は、サタンが生まれ持った嫉妬によるものとされていた
だが4-5世紀の聖アウグスティヌスは嫉妬(他人や神より自己を愛する)には傲慢(他人の幸福への憎しみ)が必要、それはサタンの自由意志(神学的な意味、ググれ)だと主張し、受け入れられた
なお、この頃はまだルシファーが悪魔という考えは一般的でなかったらしい
よって傲慢がトップ、嫉妬も2番目など占める事になった。現代は傲慢が「高慢は破滅に先立ち、傲慢な心は倒れに先立つ」という格言で要約される
大罪の元ネタは以下の邪悪につながると考えられてた3×3の9つの考え
肉体的: 食欲、性欲、獲得欲
感情的: 憂鬱、怒り、否定
精神的: 嫉妬、羨望、傲慢
4世紀の修道士、ポントスのエウァグリオスは「すべての最初の考えは自己愛(嫉妬)であり、その次に8つの考えがある」と定義した
その8つは日本だと八つの想念と呼ばれるものだが、実際は自己愛+8つの想念で合計9個のままだ
「貪食」「淫蕩」「金銭欲」「悲嘆(心痛)」「怒り」「Acedia アケーデイア(嫌気、霊的怠惰)」「虚栄心(自惚れ)」「傲慢」
5世紀のカッシヌアスが8つの主要な悪徳としてラテン語訳
貪食、淫蕩、金銭欲(強欲)、怒り、悲しみ、倦怠、虚栄、傲慢
6世紀後半には、教皇グレゴリウス1世が「傲慢」をすべての悪徳の根源とし、自己愛(嫉妬)と入れ替えた
そして「怠惰(アケーディア)」と「悲嘆」は統合された
よく新規に嫉妬が追加されたと説明されるが、実際には入れ替え・統合で傲慢+七つの大罪なんだ
また罪の重さは精神的、感情的、肉体的な順とした
虚栄、嫉妬、怒り、悲嘆、強欲、貪食、淫蕩
13世紀のトマス・アクィナスは以下のように悲嘆からAcediaに変更、実質名前変えただけだな
虚栄(inanis gloria)嫉妬(invidia)怠惰(acedia)憤怒(ira)強欲(avaritia)貪食(gula)淫蕩(luxuria)
そして特別枠だった傲慢が虚栄と一体化し、傲慢+七つの大罪だったのが現在の七つの大罪オンリーへつながる
まずアダムとイヴが知恵の実を食べた原罪は、サタンが生まれ持った嫉妬によるものとされていた
だが4-5世紀の聖アウグスティヌスは嫉妬(他人や神より自己を愛する)には傲慢(他人の幸福への憎しみ)が必要、それはサタンの自由意志(神学的な意味、ググれ)だと主張し、受け入れられた
なお、この頃はまだルシファーが悪魔という考えは一般的でなかったらしい
よって傲慢がトップ、嫉妬も2番目など占める事になった。現代は傲慢が「高慢は破滅に先立ち、傲慢な心は倒れに先立つ」という格言で要約される
大罪の元ネタは以下の邪悪につながると考えられてた3×3の9つの考え
肉体的: 食欲、性欲、獲得欲
感情的: 憂鬱、怒り、否定
精神的: 嫉妬、羨望、傲慢
4世紀の修道士、ポントスのエウァグリオスは「すべての最初の考えは自己愛(嫉妬)であり、その次に8つの考えがある」と定義した
その8つは日本だと八つの想念と呼ばれるものだが、実際は自己愛+8つの想念で合計9個のままだ
「貪食」「淫蕩」「金銭欲」「悲嘆(心痛)」「怒り」「Acedia アケーデイア(嫌気、霊的怠惰)」「虚栄心(自惚れ)」「傲慢」
5世紀のカッシヌアスが8つの主要な悪徳としてラテン語訳
貪食、淫蕩、金銭欲(強欲)、怒り、悲しみ、倦怠、虚栄、傲慢
6世紀後半には、教皇グレゴリウス1世が「傲慢」をすべての悪徳の根源とし、自己愛(嫉妬)と入れ替えた
そして「怠惰(アケーディア)」と「悲嘆」は統合された
よく新規に嫉妬が追加されたと説明されるが、実際には入れ替え・統合で傲慢+七つの大罪なんだ
また罪の重さは精神的、感情的、肉体的な順とした
虚栄、嫉妬、怒り、悲嘆、強欲、貪食、淫蕩
13世紀のトマス・アクィナスは以下のように悲嘆からAcediaに変更、実質名前変えただけだな
虚栄(inanis gloria)嫉妬(invidia)怠惰(acedia)憤怒(ira)強欲(avaritia)貪食(gula)淫蕩(luxuria)
そして特別枠だった傲慢が虚栄と一体化し、傲慢+七つの大罪だったのが現在の七つの大罪オンリーへつながる
50: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 10:41:15
>>47
補足しとくと、現在のヴァチカンは一応傲慢がトップなのは変わらないが大罪に明確な序列を付けてない
補足しとくと、現在のヴァチカンは一応傲慢がトップなのは変わらないが大罪に明確な序列を付けてない
49: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 10:40:02
また大罪と悪魔の関連付けはヴァチカンが提唱してるもんではなく二次創作みたいなもん
15世紀初頭の本「The Lanterne of Light」(著者は匿名だが、『宗教改革の先駆者』英神学者ジョン・ウィクリフとされる)がおそらく最初の対応リストで、彼(He)らは「七人の大罪の悪魔」または「地獄の七人の王子」と呼ばれた。
この頃は地獄の主はルシファーであり、サタンは人間を誘惑する実務担当と別存在という認識が主流だった
最初の悪魔はルシファーで、傲慢な子供たちを悪意を持って支配する
2番目はベルゼブブと呼ばれ、嫉妬深い人々を支配する悪魔
3番目の悪魔はサタンで、怒りで支配する
4番目はアバドンと呼ばれ、怠惰な従者
5番目の悪魔はマモンで、汚れた罪である強欲が彼の臣下たちと共にある
6番目はベルフェゴールと呼ばれ、大食漢の神
7番目の悪魔はアスモデウスで、好色な人々を率いる
その後の独神学者かつ魔女狩りで有名だったペーター・ビンスフェルトの定義が日本ではよく知られる
リヴァイアサンを嫉妬の悪魔として追加、ベルゼブブは暴食すべり、ベルフェゴールは怠惰すべり、そしてアバドンは魔女狩り空間送りや
見ての通り、魔女狩り(言いがかり)し易い順番になってる
傲慢: ルシファー
強欲: マモン
色欲: アスモデウス
嫉妬: リヴァイアサン
暴食: ベルゼブブ
憤怒: サタン
怠惰: ベルフェゴール
15世紀初頭の本「The Lanterne of Light」(著者は匿名だが、『宗教改革の先駆者』英神学者ジョン・ウィクリフとされる)がおそらく最初の対応リストで、彼(He)らは「七人の大罪の悪魔」または「地獄の七人の王子」と呼ばれた。
この頃は地獄の主はルシファーであり、サタンは人間を誘惑する実務担当と別存在という認識が主流だった
最初の悪魔はルシファーで、傲慢な子供たちを悪意を持って支配する
2番目はベルゼブブと呼ばれ、嫉妬深い人々を支配する悪魔
3番目の悪魔はサタンで、怒りで支配する
4番目はアバドンと呼ばれ、怠惰な従者
5番目の悪魔はマモンで、汚れた罪である強欲が彼の臣下たちと共にある
6番目はベルフェゴールと呼ばれ、大食漢の神
7番目の悪魔はアスモデウスで、好色な人々を率いる
その後の独神学者かつ魔女狩りで有名だったペーター・ビンスフェルトの定義が日本ではよく知られる
リヴァイアサンを嫉妬の悪魔として追加、ベルゼブブは暴食すべり、ベルフェゴールは怠惰すべり、そしてアバドンは魔女狩り空間送りや
見ての通り、魔女狩り(言いがかり)し易い順番になってる
傲慢: ルシファー
強欲: マモン
色欲: アスモデウス
嫉妬: リヴァイアサン
暴食: ベルゼブブ
憤怒: サタン
怠惰: ベルフェゴール
52: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 11:40:42
大体傲慢か憤怒がトップで色欲は搦手、怠惰は一味変わった強みを持って強欲が1番人気が出る気がする(所感)
56: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 12:22:00
カトリック教会のカテキズムを紹介しとく
日本語版は高いが、英語やラテン語ならヴァチカンのサイトでタダで読めるぞ
罪は個人だけで成り立つものじゃない。
まあ、漫画の悪魔も現実と異なり物理的な破壊をしてくるなど、フィクションならではのアレンジされてるから原典に忠実である必要もないが
本場アメコミの悪魔見てると、むしろ人間に手出しすることは許されてない(そして人をたぶらかすための策略を練る)パターンも少なくない
II. 罪の定義
1849 罪は理性、真実、正しい良心に対する違反であり、特定の善に対する歪んだ執着によって引き起こされる神と隣人に対する真の愛の欠如です。罪は人間の本性を傷つけ、人間の連帯を損ないます。罪は「永遠の法に反する発言、行為、または願望」と定義されています。
https://www.vatican.va/archive/ENG0015/__P6A.HTM
日本語版は高いが、英語やラテン語ならヴァチカンのサイトでタダで読めるぞ
罪は個人だけで成り立つものじゃない。
まあ、漫画の悪魔も現実と異なり物理的な破壊をしてくるなど、フィクションならではのアレンジされてるから原典に忠実である必要もないが
本場アメコミの悪魔見てると、むしろ人間に手出しすることは許されてない(そして人をたぶらかすための策略を練る)パターンも少なくない
II. 罪の定義
1849 罪は理性、真実、正しい良心に対する違反であり、特定の善に対する歪んだ執着によって引き起こされる神と隣人に対する真の愛の欠如です。罪は人間の本性を傷つけ、人間の連帯を損ないます。罪は「永遠の法に反する発言、行為、または願望」と定義されています。
https://www.vatican.va/archive/ENG0015/__P6A.HTM
54: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 12:07:47
嫉妬って比較対象が必要な時点で最強になるの難しいだろ
55: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 12:16:12
>>54
傲慢も対象あってこそだが、同時にすべての大罪の根源とされてるわけよ
そもそも「罪」自体が社会前提のもので一人では成り立たず、嫉妬もかつては最大の罪とされてたわけだ
一方で色欲や暴食と行った肉体的・動物的な罪は軽いとされたのが序列に現れてる
傲慢も対象あってこそだが、同時にすべての大罪の根源とされてるわけよ
そもそも「罪」自体が社会前提のもので一人では成り立たず、嫉妬もかつては最大の罪とされてたわけだ
一方で色欲や暴食と行った肉体的・動物的な罪は軽いとされたのが序列に現れてる
58: 名無しのあにまんch 2024/09/23(月) 06:42:18
ここのスレでもそうだが、嫉妬と怠惰は日本人がイメージしづらい大罪じゃないかねえ
七つの大罪を定義した一人のトマス・アクィナスの著作「神学大全」は英語ならタダで読めるぞ
結論からつまみ食いして転記してるんで、詳細は読んでくれ
簡単に言えば、他人に迷惑かけるだけでなく神の愛に背くから大罪だな
同時に大罪となるのは、理性がそれを許したときだとも書いてるな。だから嫉妬に悩んでる間は大丈夫だが、それから誹謗中傷始めるとアウトだ
怠惰
https://sacred-texts.com/chr/aquinas/summa/sum290.htm
>怠惰とは抑圧的な悲しみであり、すなわち、人の心に重くのしかかり、何もしたくなくなることです
>それが人を圧迫して善行から完全に引き離すならば、その影響は悪です
>大罪は、神が私たちのうちに住まわれる慈愛の効果である霊的生命を破壊するので、そう呼ばれます
>怠惰は、それが神の善である限りにおいて、霊的な善に対する悲しみであるからです
>大罪であるすべての罪に関しては、それらが完成に達したときを除いては大罪ではないことに留意する必要があります。なぜなら、罪の完成は理性の同意にあるからです
嫉妬
https://sacred-texts.com/chr/aquinas/summa/sum291.htm
>他人の善は、それが自分の名声や優秀さを減じることにつながる限り、自分の悪とみなされる可能性があります。このようにして、嫉妬は他人の善を悲しみます。
>嫉妬はその性質上、大罪です。(略)嫉妬の対象の様相は、魂が霊的生命を得る慈愛に反するものです。(略)愛は隣人の善を喜び、嫉妬は隣人の善を悲しむからです
七つの大罪を定義した一人のトマス・アクィナスの著作「神学大全」は英語ならタダで読めるぞ
結論からつまみ食いして転記してるんで、詳細は読んでくれ
簡単に言えば、他人に迷惑かけるだけでなく神の愛に背くから大罪だな
同時に大罪となるのは、理性がそれを許したときだとも書いてるな。だから嫉妬に悩んでる間は大丈夫だが、それから誹謗中傷始めるとアウトだ
怠惰
https://sacred-texts.com/chr/aquinas/summa/sum290.htm
>怠惰とは抑圧的な悲しみであり、すなわち、人の心に重くのしかかり、何もしたくなくなることです
>それが人を圧迫して善行から完全に引き離すならば、その影響は悪です
>大罪は、神が私たちのうちに住まわれる慈愛の効果である霊的生命を破壊するので、そう呼ばれます
>怠惰は、それが神の善である限りにおいて、霊的な善に対する悲しみであるからです
>大罪であるすべての罪に関しては、それらが完成に達したときを除いては大罪ではないことに留意する必要があります。なぜなら、罪の完成は理性の同意にあるからです
嫉妬
https://sacred-texts.com/chr/aquinas/summa/sum291.htm
>他人の善は、それが自分の名声や優秀さを減じることにつながる限り、自分の悪とみなされる可能性があります。このようにして、嫉妬は他人の善を悲しみます。
>嫉妬はその性質上、大罪です。(略)嫉妬の対象の様相は、魂が霊的生命を得る慈愛に反するものです。(略)愛は隣人の善を喜び、嫉妬は隣人の善を悲しむからです
57: 名無しのあにまんch 2024/09/22(日) 22:09:37
うみねこの煉獄の七姉妹はあんまり差がなかった記憶
まあメインキャラじゃないから目立つ機会もそんなになかったもんね
強いて言えばソロで格ゲー参戦した長女のルシ姉と、縁寿の親友になったマモンが見せ場多かったぐらいか
まあメインキャラじゃないから目立つ機会もそんなになかったもんね
強いて言えばソロで格ゲー参戦した長女のルシ姉と、縁寿の親友になったマモンが見せ場多かったぐらいか