『鬼滅の刃世界』の『天国・地獄・転生の基準』ってどうなってるの？

・鬼は元人間で、中には自らの意思に関係なくても地獄行
　・かと思ったら梅ちゃんは天国に行けたっぽい?
・人を殺すことが地獄行の基準なのか、鬼になって人殺したら地獄行。つまりは鬼も人間の基準で裁かれている
　・なら元人間である鬼を殺す事は同様に罪じゃないのか?
・そもそも人間を殺すことが罪で、他の動植物の殺生は問題ないのか
・転生してるのは天国にも地獄にも行かなかった者なのか

良くわからない……
ここらへん設定とか詳しく語られてたりするんでしょうか?

>>1
＞かと思ったら梅ちゃんは天国に行けたっぽい?
どのキャラの死の直後のエピソードでも秘密の暴露が無いので本当に死後の世界があるのかどうか不明
肉体が崩壊した後に思念が消え去る直前に見た幻かもしれない

転生してるかどうかも意見分かれてるよ
公式で説明があったのは子孫だけ

明るい方、なので2択じゃなく天国に近い方(罪が軽い方)なのかもしれんよ

人殺した経験がある宇随さん本人は地獄いくものだと思ってるけど生き残ってるしあの世のことは不明
臨死体験で地獄でインタビューした後藤さんが死後に地獄に行くのかも不明

自分ごと妻子を爆殺したお館様も天国行けてるっぽいから殺人=即地獄生きではなさそう

>>6
お館様が天国行きっぽい描写ってあったか？

>>41
キリヤに死んだお館様とあまねと姉達が笑いかけるようなシーンなかったっけ？地獄行きならあの描写にはならないかなと思った

殺生がイカンという形なら、動植物を殺しても地獄、または六道輪廻なら人界以下に堕ちる
逆に殺生がいかんわけじゃないなら、なんでことさら人間殺すことが罪重くなるんだ

>>42
何人も隊士を死なせるどころか、隊士になれなかった多くの人間を実質殺してるのがお館様だからな
隊士になれなかったら覚えてすらいないし、地獄行が妥当なんだけどな

>>50
隊士になれなかった多くの人間って最終選別で死んだ人間って事？
もしそうなら最終選別を受けるか受けないかはその人自身の判断で決められるんだからお館様の責任じゃないと思うよ

>>50
隊士になれなかったら覚えてすらいないってどこかに書いてあった？

>>54
最終選別を生き残った子供の人数を聞いて「私の子供達が増えた」と言ってる＝選別で死んだ子供達のことは覚えてすらいないってことが言いたいのでは
あと墓参りも亡くなった隊士の、としか言われてなかったので確かに選別で死んだ子供達は認識されてすらいないってことになるね
まあシステム上どうしようもない気はするけども

珠世と愈史郎の約束が正しいなら
地獄組は地獄でお努めが終わったら転生できる
天国組はたぶん転生する順番待ってる
転生するか拒否権があるかは知らん

>>7
天国って人の世から外れて永遠の幸福を受けるって場所なのにわざわざ人間に転生させるか？

>>15
死後の裁きを持ち出すと、どうしても読者の中に反感が生じるので、あえて曖昧にしたのかね？
どの解釈でも矛盾が生じるところとか、地獄の明確な描写が後藤さんの夢だけなところとかを見ると。

魂は巡るからして転生はありなんじゃねぇかな

天国地獄転生、ガチであるとしたらかなり人間基準な書き方ではあるのはたしか

>>10
道徳基準が完全に人間よりなんだよね
あの世界の神は人間か、人間に作られたか、人間贔屓か人間養殖でもしてるんだろうなって感じた
宗教なら宗教は人間が作ったんだからそらそうとしか思わないんだが
なので自分の中では幻覚ということになってたんだがファンブックお前…

人殺しはアウト
鬼殺し・鬼食いはセーフ

>>11
道徳的優位さがポイントか？

じゃあ鬼に変えたあの医者はどっち行ったんだ？

善良な医者はただの善良な医者なので天国じゃない？
別に鬼舞辻無惨を鬼にして人を殺しまくれって思ってた訳でもないし

まぁ現実の宗教的にもいろいろ不思議設定はあるし…
とりあえず鬼の罪は大元の原因(無惨様)にスライドはしない、鬼を殺すことと人を殺すことは同じ扱いではないではないor鬼は人間扱いでも＝人殺しを止める扱い？

人を殺したら絶対地獄行きって訳ではなくて、罪と徳の両方で判断されるものと解釈してる
鬼は鬼化して以降は人殺し＆人喰いの罪を重ねるばかりで徳を積むことはほとんどないから地獄行きになり
鬼殺隊は鬼（元人間）殺しの罪を犯/すけど同時に人を救うという徳も積むからプラマイゼロ扱いみたいな

>>18
鬼になることで人格に変化が起きてて、記憶の連続性すらない
つまりは鬼になることもまた被害者として見ることが出来るのに、鬼になった後の罪も元の人間に全て背負わせるのかという
背負わせている=人間として扱うのなら、その人間をただ殺すだけでなく食ったり、虐げたりする鬼殺隊のメンバーも同様に罪重くなるよねって思う

>>22
鬼が罪を背負うべきではない被害者と仮定しても、その被害者であり続けている(本来望まない人喰いをし続けている)ことから解放することになるので、鬼殺隊が同じ罪になるのは変な気がする

人間サイドの都合っぽくなっちゃうけど鬼自体が醜くも悲しくて虚しい生き物として扱われてるあたり鬼を殺すこと=一種の救いとして扱われてるのかなと

>>19
人間社会の闇が彼らを人類の敵にしたという側面があるので、一方的な見方って気がするな。
それに死後に地獄に行くのなら、救いになっていないじゃんと思うし。

>>20
堕姫・妓夫太郎なんか人間時代がお辛すぎるしな……

珠世が生まれ変わる愈史郎の方は鬼の血が薄くなってともに人間になって生きていくかもって愈史郎の鬼の血が薄くなるという別の疑問に思う設定が出てくるから

個人的には地獄行き自体はむしろ償いの機会が与えられる救いだと感じるけどその辺は個々の意見だろうな
元の人間性が薄れて罪を重ね続けるだけの生き物でいるのはやっぱり苦しみの中にあると思う

人間の梅ちゃんは実は焼かれた時点で無くなってて、鬼の梅ちゃんは鬼いちゃんの分身的な物だった説

梅に天国の道が開かれたのは妓夫太郎が地獄行く気満々だったからじゃないかな？
梅にとって妓夫太郎のいない場所は例え天国だろうと地獄と同じくらい辛い場所だろうし
あの場面で梅が選べたのは天国か地獄かじゃなくて妓夫太郎のいない地獄か妓夫太郎のいる地獄の２つだったんだと思ってる

炭治郎が手鬼を倒した時のセリフ

「殺された子供たちも、きっと帰るという約束通り帰ったんだよな。魂だけになろうと、大好きな鱗滝さんの所へ。故郷の狭霧山へ」

このセリフだと無念が晴れて成仏（＝消滅）したって感じで、死後の裁きや転生と言うものが無い印象を受ける。なんとなくだけど。

宗教は元々人の作った物で当然人中心なんだが何故かそうでない前提で世界全ての神もしくは法則的なものを前提に語る人が出るのは何故なんだろうな
というか元々人間の鬼が人中心の価値で裁かれるのがそんなに不思議か？

人間が作った道徳なんだからそりゃ人間寄りになるだろ
よりよく生きていくための道が道徳だぞ

>>32
そうかねぇ？道徳を信じ切っている人間の方が、苛烈な悪事を働くって気がするけどね。無惨は道徳心は皆無だから、悪の思想も皆無じゃん。
歴史上の独裁者は、全員が無惨よりも多くの人間を殺しているよ。影響力まで含めたら、宗教家は全員が無惨よりも重い地獄に落ちるべきだと思うけどね。

地獄はどんな刑罰なのかも気になる
斬られ煮られ焼かれるだけでは芸がなくてつまらんな

百歩譲って鬼が人間から自然に派生して進化した1種族ならその疑問も分かるがたったの1,000年前にお薬で発生して一個人の欲望の為に増やしてる連中なんかそりゃ宗教的には断罪対象だろ
鬼が自分たちで宗教作るくらいじゃないとこんな連中を良しとする倫理ねーよ

地獄の鬼も医者のような人によって鬼になった者達なのだろうか

>>36
そういえば無惨様や人喰いを鬼とは読んでるものの、あの世界にはこの世界と同じく妖怪や伝承での鬼は別だったりするんだろうか
千年もあれば伝承がごっちゃになってしまうのか案外別種扱いなのか

何度も言われてることだけど本来の記憶も薄れて人間性も変わってしまい人殺しという悪行を重ね続ける生き物として生きるしかないのであれば頸を切って鬼という生き物から解き放ってやるのは限りなく鬼になってしまった元人へ寄り添った行為じゃないか

無惨は阿鼻地獄
他は違うみたいみたい
調べてみたら阿鼻地獄以外は阿鼻地獄に比べたら幸福な空間なんだと

天国というと善人が行くところってイメージになってややこしいけど実際は地獄とそれ以外（ただの黄泉の国・あの世）なんじゃないかな
でないと現世で罪を償ったり報いを受けどわった悪人とかどこ行くんだ

独裁者たちも宗教家たちも人殺してりゃ鬼滅の世界では地獄に落ちてるんじゃない？

>>44
じゃあ地獄は満杯じゃん。無惨以外の鬼も落ちるってことは、独裁者や宗教家の追随者も落ちるってことだから。

地獄に満杯とかの概念存在するのか…？そしてだからなんだというのだ

仏教の話になってくるとまたややこしくなるしいろんな典があるので絶対にこれだけが正しいとは言えないけど慈悲殺生なんて言葉もあるから鬼を殺すこと自体は人殺しとは一概に言えない

地獄をただの罰と思ってる人と仏教的見方ができてる人で認識の壁ができてるんだろうなって

無惨の血縁ってだけで神から短命と虚弱体質の呪いをかけられたから鬼殺隊を設立したのに
その鬼殺隊の運営の咎で地獄に落とされるのは可哀想すぎる

>>55
そう考えるとすでに産屋敷は神仏の罰を受けて裁定済、その中で努力して生き延び、できる手をうつのは神仏の赦し内の所業になるのかもなぁと思った。
(聖書のカインの追放みたいに私が適切な処罰をくわえたけど、それ以外は許さない。カインに仇なす者は七倍の報復宣言のやつ)
産屋敷の短命虚弱による種絶の呪いは処罰だけど、同時に打倒無惨の使命を受けた選ばれた存在でもある。
こういう神話はわりとある気がするな。
んでこういうの神様とかが複数いて、処罰与えた神様とそれは可哀想やろってやる神様がいて、本来裁定で滅びるんだけど、可哀想やろの神様が裁定を取り消せないけど私の加護でなんとか断絶を引き伸ばしましょう。打倒無惨の使命を成しなさい、さすれば…的なの。加護の証のひとつが先見と短命や種絶の呪いの逃げ道として、協力者の神様を祀る所から娘を貰いなさいって感じ。(ゲームだと俺の屍を越えてゆけが似てるかも)

ワニ先生の中でもお館様達がどちらに逝ったのか答え出してないのかもね
確定で天国行きにしたならほかのキャラみたいに最終話で転生(仮)を匂わす描写があると思うけどそれがなかったから、あえてぼやかしたのでは

お館様の転生やそっくりさんおらんかったの普通に輝利哉坊ちゃん(日本最高齢)との関係がややこしかったり切なくなるからでは…
もしかしたら親族に両親や姉たちのそっくりさんもいたのかも知れんし、赤の他人かも知れんし
どっちにしてもあの最終回の余韻としてはノイズじゃね
苦難は終わりみんな幸せに暮らしてます、の中に当時を知る子館様だけ昔死んだ家族のそっくりさんを眺めながら生きてますもしくはそっくりさんの存在すら知りませんよりは
輝利哉くんは超長生きしてます！！の方が収まりが良い

別の漫画だけど、マンキンの天国・地獄は当人の認識次第って解釈は面白いなと思った
還る場所は同じだけど、その魂の心のありようで振り分けられるコミューン(天国or地獄)は異なるってやつ

罰を望む魂は地獄に堕ちて、自らの罪の意識と向き合い続け、自分で自分を許せたときに初めて地獄から抜け出せる
自分の行いを善行だと心から思ってるやつは天国で、少しでも罪悪感を感じてたら地獄行きになる
それこそ無惨は天国か地獄かわからん場所に独り置いていかれたし（なんか阿鼻から引っ張りだされてたけど）

加点減点方式と状況によるんじゃね？

日本の地獄の宗教観に合わせるなら自殺も罪のひとつなんだよな
桑島さんはともかく蟲柱ってどんな判決になるんだろか
拷問発言とか首斬りより苦しむ毒殺とか結構鬼憎しの復讐者感すごかったけど、対血鬼術薬や上弦弐討伐の功績で相殺されて天国いき？

>>62
自タヒは大罪やけどサクリファイスという自己犠牲という名分がたてば善行としてひっくり返るみたいやで。
しのぶとかは倒さねばならない悪鬼滅殺の為に身を犠牲にしたという理由づけできたりするんじゃね？
イメージだと映画のコンスタンティンとかが近いかも。
主人公は霊感だかが強すぎ過去に心を病んで自タヒを選んだ。
だがそんな追い詰められた理由やどんな理由があれ自タヒは大罪、地獄ゆき。
主人公は必死に善行をつもうと、天使に従い悪魔狩りにいそしむが、赦されない。
どうして！？と怒る主人公に天使はだって助かりたくてやってる保身ではとのらりくらりと苦笑。
悪魔狩りしたせいで悪魔たちは主人公が死んで地獄来るのが楽しみで地獄でwktk中。
ますます地獄は嫌だとする主人公だが、彼は最後ある少女を救うために自タヒを選ぶ。
自分がタヒねば復讐タイムにウッキウキの悪魔の親玉が自分の魂を回収に来て取引できるから。
悪魔たちが待つことをわかっていて地獄に落ちてもいいと主人公がした自死は尊きサクリファイスであるとされ、主人公は天国をしめされた(悪魔がざけんな、それくらいなら蘇生さしたる！で阻止されたけど)

>>62
少なくとも仏教と神道じゃ自殺は罪じゃないんだが
道教の話でもしてるのか？

>>62
そういや自タヒが大罪はキリスト教圏だな。
コンスタンティンもキリスト教ベースだったわ。
キリスト教でもこういう自己犠牲とかの抜け道あるという話と事で。

仏教だと自殺もその幇助や教唆も現世で苦しむ要因になるからダメってだけで罪ではないんだよな
カトリックイスラムヒンドゥー辺りはそもそもお前らにそんな権利ないぞという話になるわけで

62だけど勘違いしてた
キリスト教で禁じられてるってのもだけど、>>66を「自殺禁止＝罪」と認識してたよ
こういうスレで勘違い正せるとは思わなかった、ありがとう

仏教は割とその辺寛容なんだよな 殺生に関したって人が生きるということは殺すということとは言いつつもじゃあ肉食わずに不健康で仏法聞けないよりかは食って元気に仏法に帰依しなさいって感じの話もある
まあ上で言われてる通り仏教自体が宗派多くて絶対ではないんだけども

無理矢理鬼にされた連中は不死川母が言ってたみたいにとても天国には行きたくないから進んで地獄で罰を受けてる可能性もあると思う
読者的には地獄に行ってほしいわけではもちろんないが