【ガンダム】『アレックス・ディノ』だった頃のアスラン辛かっただろうな…

アスランはアレックス・ディノが嫌だったって言うけど故郷から追放される形でオーブに身を寄せて、
好きな子を守るために頑張ろうと思っていたら与えられたのは偽名と好きな子の「部下」という宮仕えの地位
しかも権限なんて欠片もないから何が出来るわけでもなく好きな子には政略上の婚約者がいて自身はマスオさん未満
これ、アスランを側に置いておけるカガリは満足できるけど男のアスラン的にはまあ辛いよね

ここではよく批判されてるけどザフトの復隊したのは周囲の説得もあるにせよ「自分自身の意志で自分の道を決められる」ってのが
あのときのアスランにとっては大きかったんだと思うわ

オーブとカガリに相談しなかったところが批判対象になりがちだがカガリが二つ返事でOKするわけもないし「カガリの都合」で動きたくないアスラン的には他に道がないんだよな

>>2
とはいっても現職を職場に伝えないまま
勝手にやめることと同義なので
アスランの立場は理解しつつも批判されるのは仕方のないことである

最初からアレックス・ディノが嫌だったわけでもないんだろうけど続けていく内に本来の自分との乖離に苛まれたんだと思う
自分を偽って肩身の狭い思いで生活しているわけで、そこら辺カガリが気付いてあげられれば良かったんだろうけど
カガリ的にはキサカが身分偽ってレジスタンスや連合にいるのと同じ感覚だったに違いない

ザフトに戻るのはいい判断だと思う
でもあくまでもオーブのためにって出てった結果今はザフト側が正しいってのはそうだとしても後になればみんなわかってくれるって言って連合に与してるオーブ人をやっちまうのはまずかった
今出てる被害に目をつぶれねえよってなる

>>3
とは言うけど、いくらフェイスとはいえ「オーブとは戦いたくないので出撃を拒否します」とは言えないでしょ
ハイネは戦死したしルナマリアも重症を負ったほどの激戦なわけで

>>5
権限的には言えるが状況的には言えないし実際連合の一部として戦ってる以上容赦なく落としていくしかないのは間違いないよ
でもだからってオーブの被害を減らす事を何もしてないのも事実なんだ
セリフとしてみると何言ってんだ的な部分はあるがキラの「君の言うこともわかるけど今カガリ泣いてるんだ(理屈が正しくても今出てる被害を許せねえよ)」って台詞はそりゃそうだなってなるし思わずセイバー解体しちゃうのもわかると思う

>>6
アスランの立場としてはまずミネルバの撃沈という事態を回避しなければいけないわけで
オーブの被害を減らすのは二の次にならざるを得ないしそこまで器用な芸当ができるのか？　って話だと思うが
キラは連合にもザフトにも言っちゃなんだが「気兼ねなく暴れることの出来る立場」だがアスランは違うし

>>6
まあどこかの軍に所属するって事は所属以外よ自分が望まない何かを討つ可能性を常にはらむ訳で過去の戦争でアスランはそれを体験してた訳だけどアスランは父の残党が暴れて何かをしなきゃって強迫観念に駆られて議長に誘われて飛びついてザフトに復帰した訳だから、そんで色々あって粛正されかけてAAに落ち延びて冷静なって俺は焦ってたのかなって自分を振り返るわけですし

>>6
アスランってかミネルバは軍艦一隻、艦載MSが4～5機しかいない状態で十数隻はいるだろう連合・オーブの遠征艦隊と
ガイア・アビス・カオスの3機含む数十機（あるいは100機近く）のMS大部隊相手に多勢に無勢過ぎる戦闘を強いられていた状況なのに
オーブの被害も考えて戦えは無茶苦茶もいいところでは？

>>34
多勢に無勢を強いられてるとは言うけど、それについてはそもそも敵地にそんな軍艦1隻で横断するような作戦取ったザフト側の自己責任としか…無双ゲームじゃねーんだぞ。
いや、シンが覚醒して大暴れしてくれたから実質インパルスの無双ゲームになってたけどさ、普通に何考えてんだ案件だよあれ。

ぶっちゃけスパイだから疑われないために味方を撃つのも（倫理的な問題は置いといて）おかしくはないし

身分を隠しつつ姫を守るナイト……なんて言えば聞こえはいいけど若いアスランがそれに満足できるかって言われたらできないよね
仮に戦争が勃発しなければカガリはユウナと結婚してた可能性も高いわけで

まあ実際全力でオーブの兵混じりの連合を叩きのめして可能な限り早く連合敗北で戦争を終わらせるのがアスランにできる範囲の手段だったんじゃないかなとは思うがその結末になった後オーブへ戻れるか？っていうとちょっと国民感情的に難しい気がする

これもよく言われるけどアスランはカガリが大事だけどオーブはそこまでじゃないんだよな
カガリは私＝オーブどころか自分よりもオーブという国が大事な人だけど（代表なら当たり前だが）
アスランはそうじゃなかった

>>13
キラは本編前からオーブの人間だし、家族友達もオーブにいるし、ウズミの思想には一定の理解を示してるんだよね
でもアスランは少し違うってのが拗れた原因の一つだったと思う

>>13
何だかんだ言ってもアスランの故郷はプラントだからね
キラみたいに元々オーブ国民で家族友人もみんなオーブ、本人の性格的に自分がデカい理想を抱くよりは理想を持つ身内を助けたいタイプならカガリの側近も向いてたと思う
アスランは条件が合わなすぎる

そもそも無理やりアレックスにさせられたわけでもないだろうし
色々不満に思うこともあったかもだが亡命先としてオーブの世話になってたのも事実なわけで、単にけじめくらいはきちんとしろよってみんな言ってるだけでは…

>>14
だから最初は別にアスランも嫌々ではなかったんでしょ。段々と違和感が大きくなってたんだよ

戦争が起きなきゃ良かった、コレに尽きる
アスランはユニウスセブンが落ちたことが自分の親父の影響だと知って世界のために何かしなきゃならないと思い込んじゃったんだ
ザフトに戻ったのはアレックスのままじゃ何もできなかったから

>>15
連合の襲撃やザラ派のユニウスセブン落としによる戦争の再開、オーブでのユウナの存在とかの問題がなければアレックスのままでも別によかったんじゃないかとは思う
カガリを支えたり力になってやりたいのが本音だろうし
実際映画でもコンパスではなくターミナルとしてオーブから出向してるしな
ただ種運命本編ではアレックスでいるよりアスラン・ザラとしてやるべきことがあると思ったからザフトに行った

パトリックの子アスランっていうブランドネームを最大限利用したらもっとでかいことができたかもしれないがその路線で進めると最終的に祭り上げられて後戻りできなくなってシャアみたいな死に様しそう

アレックスでいる限り、オーブではムラサメのパイロットにもなれなかっただろうからなぁ

カガリはアスランにしたい事をさせてやれなかったって言う人いるけどじゃあ具体的にプラントを裏切ったパトリックザラの息子のアスランザラに何をさせてやれるんだよって話になるけど具体案を上げてる人いないんだよね、そもそも父の残党が暴れて被害が出て自分もなんかしなきゃ状態になってザフトに復帰した訳だし

>>19
だから「オーブでのアレックス・ディノ」は限界だったんだわな
カガリが政敵を一層して全県を握った後だからこそ「オーブ軍のアスラン・ザラ」が成立した

あの状況下でオーブに残留しててもせいぜいNTRものの主人公にしかなれなかったと思う

>>21
そもそもカガリは小さい頃からユウナがいるから、只の私邸で囲われる愛人でしかないんだ
この先ずっとそんな立場であることにアスランが我慢できるわけない

>>21
寝取られ主人公の救世主キラヤマト

種死アスランは良くも悪くも大胆なキラが内心羨ましかったんじゃないかと思ってる
ストフリ初陣回でラクスを助けるように言ったのもそこが大きいんじゃないかなと

カガリを守るのはともかく身も心もオーブに尽くすのはなんか違ったんでしょ

議長も元々引き入れるつもりだったけどアスランがあまりにもガチで悩んでたから「おっと…？」みたいな反応してたな

戻るまではともかく議長盲信し出したのはアウト
達磨にされて一回落ち着いたんだろうけど今度はシンとギクシャクしてのう

アスランはできる限りカガリやキラの味方でありたいというか敵対することはあってもガチで敵対することはないと思ってるけど、誰かの味方であるって言うより世界に対しての味方であろうとする感じが強いなと感じる

>>30
良くも悪くも大局を見て正しいことをしようとするタイプだからね
実際やってることはそこまで間違ってないし、中盤に関しては連合に与したりグダグダなオーブに見切りをつけようとしたのはしょうがないと思う(オーブのあれこれはカガリというよりユウナが安易に連合に媚び売ったからだけど)

ただカガリのパートナーの立場だったはずなのにカガリ放置してオーブが悪いって主張一辺倒だから、アスランの方が筋は通ってるの認めつつキラはキレた
正義を求める余り目の前の人の感情を蔑ろにしがちなんだよな

まあ好きな女の為でもオーブに帰属意識持てないし骨埋める気になれないってのが結論だわ
オーブ嫌いか憎いかって言われるとユウナらの事含めてさえもそこまでじゃないんだろうけど家の意識一切持てなかったんだろうな

ぶっちゃけザフト復帰に関しては行ってる間にオーブが同盟組む、キラ達は既にオーブからいないと間が悪すぎたのはある
あんまりザフト復帰に対して咎めるキャラはいなかったというかキラもアスランの方がやってることは正しいんだろうという認識はしてた

アスランが「アレックス・ディノとしての自分」に思うところあったんだろうなってのは
本編でも度々描写されてたし脚本家のインタビューでも「与えられた役割」だったと言われているからね
まあ、自分の意志で復隊したと思っていたザフトも実は議長に「MSパイロットとしてのアスラン」って役割を与えられていたんだけど、
元々のアスランがMSパイロットなわけだからそこに違和感が生じなかったのは大きい

ただ、あの荒れ果てた世界を見るにだいぶ贅沢な悩みだとは思うよ

アスランのその時の心情は理解できるし、開戦のせいでオーブと連絡が取れなくなってオーブと相談できなくなった所を議長に付かれて、まるで特殊詐欺のような手法で選択肢を奪われてるなこれ、と放送で見たときからそういう違和感は感じていたけど

特使という肩書きをもらっているならそれこそちゃんと国家元首の元に戻って肩書きを返上すると宣言しなきゃいかんだろ、とかアスランがプラントに戻った時に後ろに氏族の政務着を着た人がいたから議長に面会する上でオーブの大使館や外交官の世話になっている筈なんだから、まずそこに相談するとかそこを通じて連絡する努力しろよと思ったよ

オーブに戻ろうにも開戦のせいで時間が掛かるからそれで一人で突っ走って決めてしまったんだろうけど、正に焦って楽な道を行ってしまったのが間違いなんだろうな

それとアスランはオーブに切れてたけど、仮にも亡命を受け入れてくれて世話になった国なのに、道を一度間違えたり、トップがバカに変わっただけで偉そうに上から目線だったり、それで亡命受け入れてくれた国の軍人=国民と戦うのは正当化できないぞ、とか国に帰れも状況を本当に理解できていないのはアスランのほうだと、この間スペエディみて思ったよ
もしかしたらアスランが突っ走らなければ、ダーダネルスやクレタの悲劇を可能性は低くとも止められたかもしれないし(アスランなら潜入してユウナをどうにかしたり、軍人たちとコンタクトするとか不可能ではないと思わせるスペック持ってるし)

凡庸な悪にも正義を盲信する悪にもなりたくないが故常に正しさに対して懐疑的なスタンスを取らざるを得ないアスランと守りたいものを守るという信念が固まっているキラやカガリでは根本的に考え方が違うので種死序盤の情勢ではカガリたちの力になることは難しい
政治能力があってサポートできるというわけでもないのにカガリの側にいてただの傍観者になるよりは自分の力を発揮できる環境に移って世界のためにできることをしようとするのはブレイクザワールドを経た後ならまあ当然

まぁカガリが決断したというよりかはあの時孤立してて自分の意見通せずにセイランに言いくるめられたって感じだし….
カガリを独りにさせたのはアスランでもあるし….

>>44
アスランが残ったところでどうにもならんよ
アレックス・ディノが議会でやり合えるわけじゃないんだから

>>45
アスランが議会で意見を言うんじゃなくてアスランがいるだけでカガリの相談相手になれるし孤立しなくなるってこと アスランやキラみたいに馬鹿みたいなことはやめろって言ってくれる人が近くにいるだけで大きいし、連合との協定を無しにするのは難しくても遅らせることはできたと思う

>>46
いやぁ、板挟みになるだけじゃない？
アスランが大西洋連邦の同盟は絶対反対だと言ったところでカガリが議会で孤立無援なのは変わらんし

二年間一緒にいたにも関わらず少し離れただけで丸め込まれるんだからアスランが近くにいたところで何も変わらんやろ
遠く離れてるほどに近く感じるそんなのは幻想でカガリにとってアスランはその程度の存在

アスランがアレックスのままカガリの側に居ても本編のオーブの流れ何も変わらないと思うよ
あの時オーブ政府を御するのに必要な力は正論じゃなく根回しと具体的なメリットデメリットの提示だし、そもそも亡命者のアスランがそれをするのは越権行為でしかない
カガリには残念ながらその力はまだ無くて、隣でアレックスが応援したところで何になるんだって話だし…
アレックスのままオーブに居たらカガリが嫁に行く胸糞を間近で体験するだけで余計拗れそう

流石にオーブに残ればアスランが何かできたはアスランに夢見すぎや

連邦との同盟批准自体は妥当性があったからね
ブレイク・ザ・ワールドの被害はかなり酷いものだったし、オーブだけ中立貫くのは無理があった

なんだったらアスランが残ってたらフリーダムで結婚式襲撃しようとするキラに「馬鹿なことはやめろ！」って止めるまである

アスランがオーブで何かできることがあったならそれもうアスランがやってるわ

アスランとカガリにはそれぞれ優先順位があって離別は仕方の無いことだった
ただカガリがアスランと最初に再会したときに戻らないのか見たいな顔してたのだけはムカついたね
ユウナと結婚を決断してアスランの事を切り捨てたのに都合が良すぎねえかって
仮にアスランがザフト復帰しなかったとしてもオーブにはもうアスランの居場所は無かった

>>55
決断って言うけど状況的に断る方法あった？本人は不本意だけどオーブにいる限り断る方法も別の手段もないからキラたちが誘拐なんて強引な手段に出る事になった訳だが？

>>55
そこがカガリの嵩にかかったところなんだろうね

結局指導者としてのカガリにできることがないよね国民人気はあるし、他の氏族に何を言われても連合から攻められても綺麗事言い続けるのが一番良いだろうけどその為の力もない

まあ、アスラン的に普段から「私が私が！　私に任せとけ」みたいな嵩にかかった態度なのにそれかよみたいな苛立ちもあったんじゃないの？

>>61
カガリがそこまで強くないことを知ってるからそれはないと思うけど

>>61
余裕ある時は嵩に掛かって余裕無い時はウズミやキサカにやってた様な甘え方はアスランにはマジでキツかったみたいだから

上でも書かれてるけど暴走したザラ派によるブレイク・ザ・ワールド〜連合の核ブッパの流れがなければアスランはアレックスやれてた思うよ。
プラントのほうがオーブより大事だったとかじゃなく、父親の言葉が原因のテロから戦争が始まったとなればもう動かないという選択精神的に取れないし、アスラン・ザラとして話した結果として議長の言葉がボロボロ精神に刺さるしイザークたちの言葉も刺さるからそらザフトのアスラン・ザラに戻らなる選択を選びたくなるという流れだもの。
で、戻った以上優先順位は基本所属のミネルバになるし、この段階だと議長信じてるからキラたちと意見が合わなくなるという。