【ダイの大冒険】ダイ「こんなものが正義であってたまるかっ！！！！！」

力無き正義が無力な様に
正義無き力も無情なものですね

結果、愛すべき人達を護れたんだから
別に正義でもいいんじゃねーかな？
力を振るう事自体を目的にしてなきゃいいでしょう

名台詞はポップの方がずっと多いけど、個人的に一番好きな台詞はダイのこれ
ダイ自身が力でしか正義を示せない悲哀も含めてすごく心に響くんだ

紋章を額に移して竜魔人の力鬼ツエェェェェ言い出したらダイじゃないしね

どんな姿になるか保証はないし
その姿から人間に戻れるかも保証はない
力という正義の為に色んなもの捨てる価値なんてあるのかって話でもある
バーン自身、本気出したら人型から戻れなくなるし
若さを保つ為に肉体分割したりしているし
弱者と闘う時は手加減して相手に希望を持たせて嘲笑う趣味があるしで
力に対して誠実かというとそうでもない

バーン様はドラゴンボールのジレンみたいに信頼とかを認めるわけにはいかなかったのかな…

ダイはバーンの考えを否定したいのに結局自分がやってる事はバーンと似た事だから悔しくて泣きながら殴るのマジで名シーンだよ

力でしか解決出来なかったダイの負けであり
力で敗北したバーンの負けでもある

ぶっちゃけ
バーンの考え方を否定したいならバーンが信仰してる力以外の何かを見せつけてやらなきゃいけないからね　
だからこそバーンは本能的にアバンを怖れてた節もあったし
自分より力の劣るポップに一杯食わされた
まぁ…それもまた力だ!!って開き直られると困るけど作中見る限りバーンはそういうタイプでは無さそう

正義なんてものは環境や立場によって変幻自在に変わるのだよダイ

ここで信念曲げたらザボエラ以下って、ミストの百均のハロウィン飾りばりにひどい悪口w

力なき正義は無能なり、正義なき力は暴力なり
でも、両方揃ってたって、悲しくないとか虚しくないってのとは、また別の話になるからなあ

主義主張に正解はないからぶつかったらどっちかが砕けるだけやね

悟空の初のSサイヤ人化したフリーザ戦、ゴンさんピトー戦、ダイのこのシーン

主人公がボスを超越してるけど、なんか物悲しいんだよな。勝っても全然嬉しくなさそうで。

このスーパー名場面は無事アニメ化されますか？(白目

ダイ「お前なんか父親じゃない！」（ﾄﾞｺﾞｫ）
バラン「すまん」
ダイ「いいよ💛」

ダイ「より強い力でぶちのめされればお前は満足なのか！」（ﾄﾞｺﾞｫ）
バーン「うるせーガキ！俺もホントのホントに最後の手段出して強くなるぞ！」
地味にバランとバーンの対比にもなってる

弱肉強食理論を弱者側になっても曲げなかった点でバーンは信念を貫き通したとも言える
レスバには負けたけど相手の理論で相手を打ち負かしたダイはダイで凄い奴だよ

名シーンの中でも屈指の名シーンじゃねえか！

ダイにはアバン先生や仲間がさんざん示してくれた理想の勇者像ってのがあったけど、自分が到達したのがそこじゃなかったってのが辛い

ダイからすれば使ったら父親が愛する息子を殺そうとする程の破壊の化身になる力を
強いから、勝ったから正義なんて言われても
そんなもん認めたくはないよな

紋章２つダイの時点で殺気以外は竜魔人バランより強いって明言されてんの読んでない人多くないか。

？？？「やはり暴力‥‥！！暴力は全てを解決する‥‥！！」

どっちが正しいとか無いからな
バーンの理屈もダイの理屈もどっちも正しくてどっちも間違ってて結局殴り合いで決めた

第一話で「勇者」と言う存在に純粋な憧れを抱いていたダイが、例え自らが受け入れられず消えゆく事になろうとも構わないとまで覚悟し、本意ではない暴威を行使してでも戦う。とても痛ましく悲しいけれど、英雄譚として美しいとも感じてしまう

？？？「私はバーンすら超えるその圧倒的な力を見て感動して震えた」

多分今で言うと煉獄さんと猗窩座のやりとりがこれになるんだと思う。

お前を倒してこの地上をいただく

このセリフと戦いの後に
正義やら使命やらそういうのを置いておいても
ダイには仲間（特にポップ）がいるよ て描写があるのがまた救いだと思う

フリーザを倒した悟空と同じく、強すぎる力で敵を圧倒してもそれが全然楽しくないのが、彼らの善性を表している

結局力でバーンをねじ伏せたわけでその意味ではバーンの主張が通ってる戦いでもあるし、同時に強いとされてる方のダイはこんなことしたくないという強者の悲しみを背負って戦ってるのでバーンの主張を否定している部分もある
最終決戦らしいとてもいいシーン

カッコいいシーンやお色気シーン、愉快なシーンでカモフラージュされてるけど、全体的にずーっと悲惨かつ陰鬱な話だよね

大好き

ヒュンケルやバランみたいに迷走して闇に走った魂を救った心の力は
単なる暴力では成し得えない素晴らしい正義の力なのも確かな事だと思う
ただ世の中にはその方法じゃ解決できず
弱肉強食の正義を使わざるを得ないケースも存在してたってだけで

ガンガディア「やはり…力がなくては！」

これ好き。クウガのラストのアレも好き

ダイ君まだ12歳なんです…

この台詞を種崎さんがどう演じるのか、本当に楽しみだ
新アニメのキャスティングは皆素晴らしいけど、種崎さんがダイで本当に良かった

古代？「違う！断じて違う！　力が正義ではない！正義が力だ！　お前は間違っている！」

正義ィィィッッ！！

これバーンを鬼岩城化する前で決着で終わらせたら魔界編でベジータ枠ならねえかなと改めて最終戦見て思ったよ

大魔王？「ゲギョゲギョ、こんなものが正義であってたまるかー」

るろ剣で志々雄編の宗治郎戦後やラストでこれに似た問答やってたね。
勝ったから正しいのかの問いに対して、それでは志々雄の弱肉強食と同じになる、と。

バーンって凍れるときの秘宝使って体の時を止めてたってことはかなり容姿に自信あったんだろう？

巨大化した時その上半身残してたあたり
最後のプライド捨てきれてなかった気がする
結局そこが弱点になったし

バーン「力こそ全て」
ダイ「力が全てなんて空しいし、間違ってる」

→力ずくで止める
　バーン「やはり力が全てだろう？」

→言葉で説得する
　→絶対に聞かない
　　→バーン「やはり力が全てだろう？」

ダイ側からすると力が全て理論を覆すの凄い大変だよね

ラスボス戦はロト紋と正反対なのは狙ったのかな。
ダイ大は主人公とラスボスの一騎打ちに対してあっちはみんなの力を借りたミナデインでとどめ。

双竜紋なんだからダイのほうが強いだろうけど
バランの竜魔人は皮膚がドラゴンみたいになって翼があって
トベルーラ使わなくても空飛べるし
守備力とMPの燃費はバランのが上だと思う

ラストでダイは行方不明、クロコダイン、ヒム、チウといったモンスター面々はまとめてデルムリン島、半魔族のラーハルトはヒュンケル（＆エイミ）と放浪の旅と、非人間の仲間たちが人間側とは隔離されているように描かれてるのはなかなか複雑な気持ちになる
その一方でロン・ベルクと弟子入りしたノヴァの姿は希望も伺わせるけど

正直可愛いダイくんが悲しさとか怒りとかをこれでもかと込めて泣きながら殴ってくれるのすげえ羨ましいわ
４、５発ならなんとか耐えられそうだから俺もやってほしい

ほんの3ヵ月前までは無邪気に勇者に憧れてた少年だったのに…

いやでも……父親の足元にも及ばなくない？ 若い頃のバランはもっと凄みがあったから……

神々が魔界をもっと住みやすい環境で作っていればバーン様も生まれてないだろうし

アニメの第二EDの歌詞、「悪魔に正論かざして向かってみてもそれはあくまで正当化さして違いはないかも」って多分このシーン意識してるよね。知らないで書いたら逆に凄いけど

ダイが説教してるとか言ってるのは履き違え
あれ絶対殺すマンモードなのでバーン様に言葉なんか通じさせるつもりは毛頭ない。あれは結局人間を捨てて兵器にならざるを得なかった悔しさを自分にぶつける言葉と涙だよ
バーン様はバーン様で、ダイの感情を全て理解している上で、自分の信念が正しい事を証明するなんて上っ面の言葉ではなく、もっと根源的な「絶対負けるかバーカ！」位の感情で鬼眼の力を開放してるからな

例えばだが、人間の生息域のすぐ近くにすごく豊かで恵まれた環境に住む種族がいたとして、人間はそこを奪おうと考えないでいられるかというと
いずれ誰かが攻め込むだろうなとしか思えん
そもそもの問題の根は神が悪いってことになる

ダイの発言って超贅沢な苦悩なんだよな
仲間の屍の山踏み越えて、身体欠損しまくって血反吐吐きながら戦っても、尚ラスボスとは勝負にもならずデバフアイテムで弱体化させまくってようやくって作品もあるのに

魔界から展開ひっくり返そうとするならそれを正義とするしかないのでは

このシーンがあるからダイの大冒険は名作なんだよなあ

確かにパワー（軍事力）こそ他者を従わせる根源原理というリアリズムは真理ではあるのだが、現実世界ではどんな独裁者も自分の身一つで核爆発を起こせるわけでもなく、外部の大多数は武力で脅すにしろ、自分個人の腕力とは違う政治的な力によって部下に命令に従ってもらう必要があるし、そのためには支持を得るための大義や人徳が必要になる。

力こそ全てと言い切ってしまっては、結局他人を従わせるための武力を得ることもできない、元手がなければ増やすこともできないのが現実世界、真理はどうあれ実際的には建前というものが必要となるのである。

バーン様に代表されるファンタジーの悪役が（一応部下もいれば大義もあるけど、それに依存していない）強者こそ正義といい切れるのは、一重に個人で自己完結した強大な力が存在しうる世界であるからである。

ファンタジー世界を設定するにあたって、どれだけの力をどれだけの自己完結性をもって行使できるかということが世界の構造や精神性を決める上でもっとも重要である。

他者への依存が強く個人では無力であれば現実と似たようになるだろうし、ワールドトリガーのように特定の組織が技術や供給を握っているならばその組織が国家を越えた主体となるだろうし、個人が社会を脅かせるならばヒロアカのような治安が半分崩壊したような世界になるだろう。

仙水「ラスボスってLV99になってからやるものでしょ？」

武力こそが正義、いつもそう言ってたなプーチン
より強い力でぶちのめされればおまえは満足なのか
こんなものが正義であってたまるか

みなさん、こんにちは、新しい章がここにあります, a new chapter is here bit.ly/newchap247