【感想】 アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』 4話 ジョンガリA戦かなり内容がわかりやすくなってる！【ジョジョ6部】

エンポリオ「明日の昼、貴方に面会人が来る」

エンポリオ「でも会ってはいけない…絶対に面会室にいってはいけない」

看守「お前に面会人だ」

エンポリオ「お願い…面会をやめて部屋に帰って」

徐倫「親父…」

承太郎「ジョンガリ・A」

承太郎「すべてはこの男が仕組んだものだ」

承太郎「ジョンガリ・Aもスタンド使いであるのも間違いない」

承太郎「今はお前が狙われていることだけを理解しろ」

承太郎「すぐにここから出す」

徐倫「手錠が…」

徐倫「いつの間に…！」

承太郎「徐倫！！そのドアから離れろ！」

承太郎「スタープラチナ・ザ・ワールド！！」

承太郎「時よ止まれ！！」

徐倫「何今の？なんで？」

承太郎「動くな！攻撃は始まっている！」

承太郎「気流か…気流の動きで俺たちの動きを読んでいたのか」

承太郎「狙撃の仕組みがわかるまで動くな！いいな？」

徐倫「偉そうに命令するな！そんなことわかっている！」

看守「てめえ…！FE40536！」

看守「誰に向かって言ってんだこの野郎！」

承太郎「徐倫！！」

徐倫「あんた…」

承太郎「動くな！」

承太郎「大きな声を出すんじゃない」

承太郎「流れで居場所を察知される」

承太郎「ジョンガリ・Aはアレを使って空気の流れを読んでいる…呼吸の乱れに反応しているのかもしれない」

承太郎「しかもあのスタンドは衛星…！ライフルであのスタンドを狙い弾丸を中継させる狙撃衛星だ」

承太郎「この部屋から男子監にいるジョンガリ・Aに弾丸を当てるのは不可能…ここはあの衛星スタンドを叩くしかない」

承太郎「スタンドへのダメージは奴本体へのダメージだからだ」

徐倫「わかってる…」

承太郎「だが、問題は攻撃するために動けば」

承太郎「即座にあのスタンドに場所を把握され狙撃されるということだ」

承太郎「壁から離れるな徐倫！！」

承太郎「奴がお前を探知しているぞ」

承太郎「徐倫…」

ジョンガリ・A「筋肉は信頼できない…皮膚が風に晒される時」

ジョンガリ・A「筋肉はストレスを感じ微妙な伸縮を繰り返す」

ジョンガリ・A「それは肉体ではコントロールできない動きだ」

ジョンガリ・A「ライフルは骨で支える…骨は地面の確かさを感じ銃は地面と一体化する…それは信用できる固定」

ジョンガリ・A「風の動きは予想できないと気象学者は言う」

ジョンガリ・A「一理ある！だが決して読めないわけではない」

ジョンガリ・A「このハエは気まぐれで飛行しているのか？」

ジョンガリ・A「違う」

ジョンガリ・A「漂う臭いだとか空気の流れを感じて飛んでいる」

ジョンガリ・A「風がハエの動きだ」

ジョンガリ・A「看守の情報通り空条承太郎が来た…娘・空条徐倫に会うために」

ジョンガリ・A「今、あのジョースターの血を引くものが面会室にいる」

ジョンガリ・A「我がマンハッタントランスターの射程内に！」

ジョンガリ・A「ジョースター…ジョースター、ジョースター！」

ジョンガリ・A「お前らの決闘にとどめを刺す時！俺の人生はやっと始まる！」

ジョンガリ・A「我が心の支えを奪った復讐には決着を付けなければならない！！」

承太郎「なるほど…」

徐倫「あいつを叩けばいいのよね？見てあいつの動き」

徐倫「水滴で気流が読めなくなってるわ」

徐倫「今だ！ストーンフリー！！」

承太郎「違う！よく見ろ！」

承太郎「水滴を一粒一粒交わして避けている…あいつは水滴の動きまで読んでいる」

承太郎「徐倫！壁に戻れ！打ち込んでくるぞ！」

徐倫「まずい…看守がきたら気流が動いて…！」

エンポリオ「お姉ちゃん、よく聞いて！」

エンポリオ「急いで！柱の下の石壁を動かすんだ！」

エンポリオ「強い力で蹴って！！」

徐倫「あんた…」

エンポリオ「僕のことはどうでもいい！はやく！いいね？僕の言ったことを忘れないで…お姉ちゃんだけは生き延びて！」

承太郎「どういうことだか知らんが壁と壁の間が下へとつながっている…どうやら抜け道らしい」

承太郎「刑務所の下水道か…通風孔か…」

徐倫「これは一体！」

承太郎「外に続いているかもしれない…いくぞ」

徐倫「奴は消えた」

承太郎「そうじゃない！！」

承太郎「近くにいる…奴は完全な狙撃角度を探している」

徐倫「違うわ…」

徐倫「追っていったの…あの子を」

徐倫「逃げ道を教えるあの子を始末する気だわ」

承太郎「徐倫！下を降りろ！俺はお前を出すためにきた！」

徐倫「この部屋に来る前」

徐倫「あの子…私の手を握ったの確かに」

徐倫「信じられないけどここにいる…公園にいるような知ったこっちゃない赤の他人なのよ」

徐倫「でもすがるように私の手を握ったの」

徐倫「私のことを労わる感じもした」

徐倫「私、中に戻るわ…あの子を奴が撃つ前に…私がジョンガリ・Aを倒す」

承太郎「やれやれだ」

看守「面会室だ！面会室で火災警報が鳴っている！」

徐倫（どこ…どこへ…？）

徐倫「あの子…あの刑務所の中でどこから現れてどこに消えてったの？」

徐倫「あの子が掘ったの？この壁…」

徐倫「こう行ったのね…！」

ジョンガリ・A「身長は約140cm…小柄な奴だなまるで子供のように」

ジョンガリ・A「何者か知らないが突然空いた穴は通風孔だ…どこに通じているかは風の動きでわかる」

ジョンガリ・A「しかし！この小柄な奴に承太郎と徐倫が通風孔内で案内され弾丸の届かない所に行くのは避けたい」

ジョンガリ・A「2人はもう見失わない！！」

ジョンガリ・A「最初にこの小さいやつを仕留める！！」

承太郎「徐倫…」

承太郎「ヘビィすぎる…状況が…今スタンドは防御にしか使えない」

承太郎「もし攻撃したなら気流が起きて探知される」

承太郎「ヘビィすぎるぞ」

看守「おい貴様！勝手に面会室を出るなこっちは刑務所側だ！」

承太郎「やれやれだ…」

看守「消えた！？」

徐倫「あ！やつがいるわ！」

徐倫「やっぱりあの子を追いかけてきている！男子監から弾丸を打ち込めるとは…！」

徐倫「しかし…」

徐倫「あの子…これは…！」

徐倫「かなりいい！いや凄く幸運だわ！身体全体が水の中なら気流は起きない！ましてやパイプの中！」

徐倫「奴はあの子を見失ったわ！そしてこの部屋にはもう窓がない！」

徐倫「あの子を撃つことは…」

徐倫「パイプが…どうして…どこから？」

徐倫「まさか…！」

ジョンガリ・A「距離321m弾丸は空中で9.2cm縮み海側から風速3.2mの微風…弾丸は左へ4.2cmズレる」

ジョンガリ・A「ターゲットを確認」

ジョンガリ・A「照準点を心臓に固定」

徐倫「まずい！！」

徐倫「ストーンフリー！！」

ジョンガリ・A「糸！？空条徐倫、あの娘のスタンドだ…ここまで追ってきてるとは…マヌケか！」

ジョンガリ・A「それで防げるつもりか？」

ジョンガリ・A「照準点を徐倫に変更、頭部に固定」

ジョンガリ・A「シュート！！！」

ジョンガリ・A「ふん…」

ジョンガリ・A「なに！？」

徐倫「このパイプ…折っといてよかったわ」

徐倫「既に、ここに入ってきた時すぐガスのパイプをね」

徐倫「ガスは軽いからこの辺に溜まった時あんたの空気とは違った層ができて正確に気流が読めないと思ったのよ…正解だった」

ジョンガリ・A「一体これは！？」

徐倫「もう遅い！捕まえるわ！」

徐倫「ストーンフリー！！」

徐倫「自分の運は読めなかったみたいね」

徐倫「あんたは誰？子供のあんたが何故刑務所を自由に動いているの？」

徐倫「いって…！ぶつけた」

徐倫「これ」

徐倫「そうよ…あんたにもらったこれ…これは何？骨みたいだけどどういうことなのよ」

徐倫「面会室に行くなと言ったりあんたは何を知ってるのよ？」

徐倫「ねえ答えて！」

エンポリオ「まだだよ…まだなんだ…それを決して離してはいけない」

承太郎「この臭い…お前がやったのか？」

徐倫「ジョンガリ・Aとかいうスナイパーのスタンド捕まえてみたらなんてことなかったわ」

徐倫「これ、叩き込んでバラバラよ」

承太郎「なるほど…その様子だとスタンドでの戦いに既に慣れているようだな」

徐倫「別になれたくも…！」

徐倫「やつがいる！移動している！あそこよ！」

徐倫「隠れて！！ライフルを持っている！タンカの上の方にいたわ」

承太郎「それは考えられぬ、奴は2、300m離れた男子監から狙撃してきたのだ」

承太郎「何重と鉄格子はあるし奴はほとんど盲目」

承太郎「こんな短時間でどうやってここまで来るのか」

徐倫「知るか！！いるっていったらいるんだよ！」

徐倫「あんたの真上だあああああ！！」

承太郎「わかった信じよう」

承太郎「そして備えろ…溜まってたはずだなガスがな」

徐倫「やった！！君！もう大丈夫よ！」

徐倫「あれ？」

徐倫「あの子どこいった？」

徐倫「ねえ隠れてるの？怖がらなくていいわ、出てきてすべてを説明して」

承太郎「おい、何をしている」

徐倫「だから少年よ！あの子どこ行ったか見なかった？」

承太郎「何を言ってるかわからない…少年とかあの子とか何を言ってる」

徐倫「ああ、そうかあんたあの子見てなかったのね…私が面会室のドア越しに話してたの子供なのよ」

徐倫「ジョンガリ・Aは先にその子を始末しようとしたの」

承太郎「始末？さっきから本当に何をしゃべってるんだ？」

承太郎「お前は自力でここまできたのだ…だから俺はお前を追ってきた」

徐倫「待ってよ…話があわないわ」

徐倫「少年の声は聴いてるはずよ！いや、絶対に聞いている！」

徐倫「だって秘密の通路を教えてくれたのも彼よ？一緒に聞いていたでしょ？」

承太郎「秘密の通路など知らない、幽霊の声でも聴いていたのか？」

徐倫「てめえ！こんな時に私をからかってるのか？お前がここにいるのは秘密の通路をきたから！」

徐倫「ちょっと待って…」

徐倫「あんた何かおかしい…傷…撃たれた傷はどこいったの？」

承太郎「傷？」

徐倫「ジョンガリ・Aに撃たれた傷よ…血も出てないし…でも…」

徐倫「私の…ジョンガリ・Aに撃たれた傷もない！」

徐倫「こいつは？」

徐倫「ジョンガリ・Aじゃない！こいつは看守！」

徐倫「でも面会室で頭を撃たれたはずよ？こいつの傷もない！」

承太郎「撃たれた傷ってなんだ？そもそも誰がジョンガリ・Aだと？」

徐倫「一体どういうこと…？何かがおかしい…つじつまが合わない！」

徐倫「何なのよこれは！！！」

エンポリオ「死ぬこと以上に不幸なことが起きるんだよ…絶対に面会室にいっちゃいけないんだ」

徐倫「面会室…そうだ最初からおかしかった」

徐倫「私の手錠…あれはいつ消えたの？」

徐倫「それにあの弾丸」

徐倫「撃たれたのは本当なの？」

徐倫「私も親父も」

徐倫「傷はないのに」

徐倫「そもそもジョンガリ・Aの攻撃なんて最初からあったの？」

徐倫「おかしい…すべての出来事のつじつまが合わない」

徐倫「これは現実じゃない！私何かを見ている…いや見させられている！」

徐倫「これは…これは…！」

徐倫「夢…？私、夢を…？」

徐倫「一体いつから…？」

徐倫「あの看守を殴り倒したのは現実みたいだ…」

徐倫「このジョンガリ・Aの写真…」

徐倫「親父から見せられた」

徐倫「ヒッチハイカーの事故…すべて陰謀だったと聞いた…現実だ」

徐倫「その後部屋を出ようとして」

徐倫「手錠がないことに気づいて」

徐倫「あの時から…」

徐倫「いや、座ったままということはその前だ私達は一歩も面会室から出ていない」

徐倫「つまり…」

徐倫「ジョンガリ・Aのスタンドは私の心が勝手に作りだしたってこと？」

徐倫「秘密の通路も全部…！」

徐倫「私達はこの面会室に入った時から罠にはまって夢をみさせられていた」

徐倫「ゆっくりと…大蛇の胃袋に入ったように溶かされながら…！」

徐倫「この骨をくれたゴミ箱の中の少年」

徐倫「彼は現実…！」

徐倫「この骨で手を傷つけたから」

徐倫「私、目を覚ましたんだ…傷の痛みがなければずっと眠ったままだった」

徐倫「この能力が…！」

徐倫「現実のジョンガリ・Aの攻撃！！」

徐倫「うわああああ！！糸が…数センチも出せない…！」

徐倫「まずい…」

徐倫「また眠くなってきちゃった」

徐倫「早く脱出しなくては…この面会室から外へ！！」

徐倫「ストーンフリー！！！」