【感想】 アニメ『無職転生』 23話(最終回) 原作者脚本によるアニオリ 凄かったとしか言いようがない回で2期の学園編が待ち遠しい

ギレーヌ「まだ寝ていていいぞ？」

エリス「大丈夫…もう夜明けよ」

住民「元気に育てよ」

住民「早く元通りになるといいわね」

住民「ああ…」

生徒「はーいどいてどいて」

生徒「邪魔よ邪魔！何食う？うどん？」

ルーデウス「おい！割り込みしちゃいけませんって小学校で習わなかったか？」

生徒「弱いくせに何かっこつけてんだよ！」

生徒「死ねよデブ！」

生徒「ハハハ！バーカ！」

生徒「お前ムカツクな」

父親「入るぞ」

ルーデウス「くんな！！」

母親「傷の具合はどう？大丈夫？」

父親「辛いとは思うが我慢はダメだ！やった生徒は必ず退学にさせる」

母親「無理しないでゆっくりやすんでいいからね」

父親「じゃあ、気を強く持つんだぞ！お父さんたちはまた学校にいってくるから」

母親「ご飯ここにおいておくからしっかり食べてね」

ルーデウス「俺だって…なれるもんなら…」

執事「ルーデウス殿」

執事「そろそろ起きられてはいかがですか？」

執事「お暇だったら是非手伝っていただきたいことがございます」

執事「まずは井戸作りですな」

執事「ここは川まで少し離れていますので皆苦労しています」

執事「ルーデウス殿にかかればお手の物だと思いますがいかがですかな？」

執事「それから木材の運搬と住居の建設も…男手が不足しております…ほかにも…」

執事「エリス様のことですが」

執事「転移先で事故に見舞われて亡くなられたことにするつもりです」

執事「もっとも、今明かしてしまったら復興活動に支障がでますので」

執事「正式な発表は当分後になりますが」

ルーデウス「エリスに逃げられて残念ですね」

執事「何にせよ私はフィットア領を復興させるだけです」

ルーデウス「じゃあ僕なんて放っておいて早く作業してればいいじゃないですか」

執事「エリス様のこともありましたので」

執事「今まではお休み頂いておりましたが、テントの数も減ってきて食料もやっと繋いでいる状況です」

ルーデウス「出ていけ…ということですか？」

執事「辛いのは貴方だけではないということです」

ルーデウス「どうすりゃよかったんだよ…」

ルーデウス「わかんねえよ…」

ギレーヌ「本当に良かったのか？」

住民「ああ、ありがとうありがとう！このお礼は必ず！」

住民「あんたがいなかったら俺たちはそろってあいつの糞になってたよ！」

住民「お前すげーな！さては名のある冒険者なのか？」

住民「名前は？」

ルイジェルド「ルイジェルドだ…パーティー名はデッドエンド」

住民「おお！どこからきなさった？そのお服の模様もしかして魔族かい？」

エリス「ルーデウスはね…凄いのよ頭が良くて強くて」

エリス「凄く才能があって」

エリス「でも毎日魔術の訓練も欠かさなくて」

エリス「すっごく凄いの…」

エリス「私何も怖くなかった…ルーデウスがいたから」

ルイジェルド「スペルド族だ」

住民「スペルド族！？」

住民「スペルド族なんてはじめてみたぜ…」

住民「私もだ…寝物語に聞いたことはあるが…」

住民「あの…額に石みたいなのがあるって本当かい？」

エリス「ルーデウスが死んじゃうって私考えもしなかった」

エリス「何もできない…私じゃ…いつもルーデウスに頼ってばっかりで」

住民「おお…！思ってたのとはずいぶん違うな！」

住民「俺帰ったらみんなに自慢しよ！」

ルイジェルド「お前たち…俺が恐ろしくないのか？」

住民「いやいや助けてもらって恐ろしいはないでしょ！」

住民「子供の頃は怖かったがな」

エリス「いつだって私たちのことを考えてくれていたのに何も返せない…酷いことをしたわ」

エリス「ルーデウスの手…私より小さかった…！」

住民「寝ない子はスペルド族が来て食べられちゃうぞー！ってな！」

ルイジェルド「子供は食べん」

住民「あははは！！こりゃまいった！」

エリス「私！ルーデウスを愛してる」

エリス「いつかまた会いに行くわ！修行して龍神を倒せるようになったら」

エリス「今度は私がルーデウスを守るの！！」

冒険者「うう…こっちは冷えるな…」

ザノバ「おおおおおお！！」

ザノバ「何度みても素晴らしい！！」

ザノバ「師匠！このザノバいつかまたお会いできると信じていますぞ！」

ギース「あちい….！」

ギース「こんな時先輩がいればちょちょっと水出してくれるのにな」

キシリカ「アハハ！童の勝ちだ！」

ロキシー「お金も払えずダメじゃないですか…まったく…」

キシリカ「まあまあ！細かいことを言うでない！助けてくれた褒美をやるぞ！」

キシリカ「なんでも1つ願いを言うがよい」

ロキシー「褒美って…スカンピンのくせに何言いますか…必ずお金は返してもらいますからね」

キシリカ「そうじゃったな…」

キシリカ「じゃが…」

キシリカ「童は…魔界大帝…」

キシリカ「キシリカ・キシリスじゃい！！」

キシリカ「銭は持ち合わせていないが魔眼を与えることならできるぞ？」

ロキシー「はいはい」

ロキシー「じゃあ私の代わりに陛下のその目で人探しでもお願いします」

キシリカ「ほう！たった1つの願いを他人のために使うとはあっぱれなやつじゃ！」

キシリカ「誰を探すのじゃ？生き別れの恋人か？」

ロキシー「違います…ルーデウス・グレイラットと行方不明の家族です」

キシリカ「よしわかった！」

キシリカ「ルー…なんじゃったか？」

キシリカ「ふん！！」

キシリカ「みえたぞ！！」

アイシャ「お父さん！！」

パウロ「アイシャ…！」

リーリャ「旦那様…お久しぶりです」

パウロ「リーリャ…」

パウロ「2人とも…よく無事でいてくれた」

ノルン「お父さん…お母さんは？」

リーリャ「ルーデウス様からお聞きしていましたがやはりまだ…」

パウロ「ノルン…お母さんはお兄ちゃんを待っているんだ」

パウロ「だからきっともうすぐ一緒に帰ってくるよ」

キシリカ「ふむ！父親とメイドと娘2人はミリシオンで元気にしておるようじゃな！」

ロキシー「本当ですか？」

キシリカ「母親はっと….」

キシリカ「うーん….むうう？」

キシリカ「むうう…ちょっとよく見えんな」

ロキシー「見えない？陛下の目をもってまでしてもですか？」

キシリカ「じゃが、大体の場所はわかったぞ！」

ロキシー「どこですか？」

キシリカ「うむ！ベガリット大陸の迷宮都市ラパンじゃ！」

ロキシー「つまり生きてはいるんですね？」

キシリカ「うむ！」

ロキシー「あの…ルディーは？」

キシリカ「ん？ちょいまて…ルーデウスは中央大陸におるぞ！」

キシリカ「随分と落ち込んでおるの！拾い食いで腹でも壊したかの？」

ロキシー「ああ…そうですか…」

ロキシー「ありがとうございました陛下、先程はご無礼を…」

キシリカ「よいよい！助けてもらった礼じゃ！」

キシリカ「ではさらばじゃ！ワーハハ！！」

エリナリーゼ「ベガリット大陸ね…何故ゼニスは生きているのに連絡を取ってないのかしら？」

ロキシー「わかりません」

ロキシー「何か事情があるのかもしれませんね」

エリナリーゼ「パウロの息子は大丈夫なのですの？」

ロキシー「そうですね…落ち込んでいるというのは少し心配ですが」

ロキシー「ルディーならば必ず自分の力で立ち上がれるはずです」

ルーデウス（どれだけやり直す機会を与えられたって人間そう変われるものじゃない…俺だってこうなりたくなかった）

ルーデウス（周りの人は俺に手を差し伸べてくれていたそれを拒絶してしまった）

ルーデウス（あいつもこいつも俺を馬鹿にしている…そんな被害妄想がグルグルグルグル…）

ルーデウス（やればできるそんな夢に浸っていたかったでももう遅い…手を差し伸べてくれる人もいなくなった）

ルーデウス（ならもういいじゃないか頑張らなくたって…夢の中で生きていくか）

ルーデウス（どうせ人間そう変われるものじゃない）

ルーデウス（いいじゃないか…）

パウロ「おい！ルディー！」

ゼニス「もう…」

パウロ「おいルディー！」

パウロ「目つぶしは反則だろ！」

ルーデウス「どんな手を使ってでもいいって言ったのは父様じゃないですか！」

リーリャ「ルーデウス様」

ルーデウス「ありがとうございます！」

リーリャ「旦那様も…」

パウロ「おお！サンキュ！」

ゼニス「もう！そんなに汚れて」

ルーデウス「へへ…ごめんなさい」

ゼニス「ああ…少し眠たいだけよ？」

ルーデウス「大丈夫ですか母様？」

ルーデウス「片づけは僕がやるので休んでてください」

ゼニス「じゃあルディーに任せようかしら？」

ルーデウス「はい！！」

ゼニス「支度ができたら起こしてくれるとたすかるわ」

ルーデウス「わかりました！必ず僕が責任をもって起こしますから！」

ゼニス「ありがとうルディー…」

ルーデウス「いえ！当然ですよ家族ですから！」

ゼニス「ルディー…」

ゼニス「大好きよ…」

ルーデウス「行かなきゃ…僕は…」

ルーデウス「俺は…ゼニスを探さないと…」

？？「ルーデウス・グレイラットですか？」

？？「5歳で彗星級魔術師、しかも無詠唱って確かに本当なら凄いし是非お声がけしたいけど」

？？「作り話もそれだけ盛っていれば逆に面白いな」

？？「貴方はそれが作り話ではないとそう言いたいんですね？」

？？「はい」

？？「結局、あなたと彼はどういう関係なんですか？」

？？「僕にとっては恩人であり師匠であり友達でもありますけど…そうですね」

？？「一言でいえば一番尊敬している人です」