【呪術廻戦】順平母(久しぶりに楽しそうな順平……)

順平が真っ当に生きるルートはどうすれば良かったのか

真人についていかなければ？
母親が死ななければ？
呪術で一般人を巻き込まなければ？

五飛、教えてくれ……俺たちはあとどれだけ二次創作を書けばいい？

まるでこのあと死ぬやつのセリフだな

自分の名誉の為に娘殺す父親とか育児放棄してた母親と比べたら、順平ママの凪さんは、呪術廻戦の名誉ママですよ。

おっぱいは無事だったので

見た目ドストライクだった‥

順平母はすごくキャラが立ってたから
あっさり退場させたのが意外だった
なんか
女性キャラにも厳しいから、作者は女性だと思ってた

「まだ知らないんだよな」
もうやめてあげて

Tさん…東堂さん！？

退場しなくても渋谷で、呪術師にかかわらずに引っ越していたら・・・死滅回遊のコロニーに選ばれて結局・・なルートをたどってそう

やめろやめろやめろ

気の毒過ぎる親子

下から齧り付いてじわじわ咀嚼したんかな？
興奮してきた

やめろ、やめて

あれ？指絡みだって虎杖知らなかったっけ？
てかこの時の指って高専が回収したんじゃなかったっけ？
んで真人が指に仕込みしてたから交流戦で忌庫の位置突き止められたと思ってたんだけど

ひ、人の心とかないんか？

単眼猫はやはり本物の呪霊
最近のジャンプは
読者を殺すのがそんなに楽しいか？？なぁ

……悪ぃやっぱつれぇわ

犬と母親が死ぬ映画は見ると精神削られるわ
ジョーカーの精神病ママですら結構キツかった

学校なんて水槽の一つに過ぎないって考えの人なのに立ち直ったら学校に通い直して欲しいて酷く冒涜的な改変と思いました

この話に呪われなけりゃ呪術を今でも読んでないくらいには印象的だった
死滅回游は幼魚と逆罰の題名に近いから期待してしまう

マジで悲しくなるのをお出しするのはやめろ……

タバコの火はマジで痛いからやめような

クソッ！寝る前だってのに変なもの見せやがって！

渋谷編の順平
「悠仁…僕は幸せだった！」(パァン)

アニメだと更に可愛かったなママン

特になにも知らずに逝けたのは不幸中の幸いじゃね

面も乳も何より優しくて素敵な母、イイ女が…こんな事って許される訳ねぇよなぁ

乙骨とのキャラかぶりでどの道退場してただろうしな…

やめてくれ
それは俺に効く

不幸中の幸い

マジで悲しい

　許さない。
　許せない。
　東堂君の腕は、恐らく戻らない。
　虎杖ももう立てない。必死に立ち上がろうとしているが、先ほどのバッタの呪霊、そして特級レベルの人型の血を操る呪霊と連戦。そして目の前で七海さんと野薔薇さんまで殺されて。東堂君に諭されたとしても、それでも肉体的・精神的に負荷がかかっているはず。
　「本当にしつこいなぁ、呪術師」
　ゲラゲラと悪趣味な嗤いを浮かべながら、ゆらゆらと近づいてくる真人さん。
　「あ……ああ……」
　無理だ。
　分かっている。自分は、弱い。まだ三級術師の自分じゃ、真人さんには勝てないことくらい。
　逃げたい。
　逃げてしまいたい。澱月がふわふわと順平の指示を待つように揺らいでいる。震えが止まらない。
　死にたくない。
　あの日、あの時柔和で軽薄な笑みを浮かべていた真人は、簡単に多くの人を殺戮していた。
　……その矛先が、今、唯一立ち尽くしている順平にのみ注がれているのだ。
　「順平もさ、前に言ったと思うけど、本当に馬鹿だよね」
　距離は、五十メートルを切っている。
　「騙されてるとは知らずに浅い考えで無実の生徒を殺そうとした挙句、足手まといとして渋谷にくだらない使命感なんかで踏み込んで。本当にお笑いだよ。あの時せっかく紙一重で生き残ったのに、結局僕に殺される」
　そうだ。
　僕は、母さんの仇を討とうとした。しかし激情に身を任せていた僕は、真人さん――いや、真人の計略に乗せられた。
　未熟だ。
　全てを知った風に考え、偉そうな口をきいた分際で、僕は母の仇すら打てない弱い存在なんだ。
　歯ぎしりしながら、体の震えを必死に抑えながら、後退するしかできない。
　「さて、そろそろ時間かな？」
　真人が僅かに腰を落とし構える。
　――殺される。
　気を抜けば逃避してしまいそうになる両足。邪悪そのものが、ゆっくりと動けない順平に近づいてきた時だった。
　「逃げろ、順平」
　振り返ると、虎杖が両手をつきながら、呻くように促した。
　「逃げてくれ。こいつは、俺らが――俺が！　倒すんだ」
　「け、けど、虎杖君も、ひ、ひどい怪我を――」
　「約束したんだ、じいちゃんと」
　充血した目を順平に向けた虎杖君は、口角を無理やり上げて見せる。それはもう、痛々しいものだった。思わず、順平も言葉をのむほどに、鋭く、痛い。
　「大勢の人に囲まれて死ぬ。……順平も、生きて、俺が死ぬ時にいてもらわきゃ困るんだ。だから、生きてくれ。ナナミンを失った、もう、誰一人失いたくないんだ！」
　……なんで。
　なんで、彼はここまで強いんだ。
　自分の身を鑑みて、そんなこと言えるのか。
　自分だってズタボロで。すぐにとどめを刺されそうになってる状態で、僕の心配をできるのか。
　あの時、僕と母さんは人の心に呪われた。
　けれど。今はどうだ。
　虎杖君の顔は必死の形相で、その言葉に自己憐憫や悲壮美のかけらもない、真っすぐな心。僕なんかを気にかけるには、勿体なさすぎる心。
　……僕は？
　僕は、どうなんだ。
　彼と出会って、全てが変わった。呪術師として共に歩み、五条先生みたいな、でかい子供みたいな人から教わり、そして、ともに映画を見れる仲間を得た。虎杖君と、伏黒君と、野薔薇さんと、僕。四人で笑いあって、互いに高めあってここまで来た。
　交流会では伏黒君と協力して加茂と闘って。
　壊相・血塗戦では野薔薇さんと血塗を倒し。
　そして、今ここで、僕は虎杖君に助けられてここに立っている。
　何気ない日常。あり得ない非日常の中。
　僕は彼らに救われたんだ。なら今度は。
　「逃げられる訳、ないだろうが！」
　戦うんだ。あの夜、虎杖君と誓ったんだ。母さんを呪った奴を見つけ出し、相応の罰を与えてやるって。
　「おいおいやる気？　本当に人間って無駄なことが好き――」
　「黙れ！」
　僕は弱い。真人の魂を攻撃できない僕は無力。
　それが何だ。
　たとえ僕一人で真人を倒すことができずとも、虎杖君と東堂君の回復までの時間くらいなら稼げるはずだ。
　ドクドクと体をめぐる呪力。全身の血が沸騰するような興奮。
　できるのか。あれを。
　あの天才である伏黒君ですら未完成だった、アレを。
　いや、愚問だ。
　やってやる。例え、この身が朽ち果てようと。
　真人の表情が僅かに歪む。
　「……なんだ、この呪力量は」
　「じゅ、順平？」
　驚愕する虎杖君を脇目に、肺から息を吐きだした順平は印を結ぶ。
　「真人」
　睨みつけた先には、警戒心を強めた真人。
　「何を、するつもりなのかな？」
　ハッと虎杖君が、今から順平が何をするのかが分かったのだろう。
　「やめろ順平！　……それは呪力を多く食う！　死ぬぞ！」
　「死なないよ、僕は。……虎杖君を残して、死んだりなんてしない」
　澱月。五条さん。伊地知さん。猪野さん。七海さん。野薔薇さん。――母さん。
　「僕に、力を貸して――！」
　目を限界まで見開き、真人は絶叫する。
　「ま、まさか！　君如きが！」
　「真人さん、貴方に唯一感謝してることがあります」
　地面が震え、ガタガタと瓦礫が共鳴する。
　「あの日、僕の脳幹をいじってくれたおかげで、僕は術式を獲得した。……今ここで、僕は貴方を討つきっかけを作る！」

　領　域　展　開

　刹那、順平と真人の周りに透明な水が現れ、二人を取り囲む。
　「順平ぃいいいいいいい！」
　虎杖君のほうに振り返り、順平は柔和な笑みを浮かべる。
　「任せて、虎杖君」
　それを最後に、順平は領域の中に真人ともども取り込まれた。
　水。
　完全に浸水したそこには、無数の澱月が浮かび、真人を取り囲んでいる。
　「がぁ――」
　呼吸ができなくなっている真人。相反し、特殊な膜で覆われ呼吸が問題なくできる順平。
　先ほど、奴は領域展開を発動し、ゴリゴリに呪力を食っている。だからこそ、ここから出る呪力もなく、ただ順平の時間稼ぎから逃れる手段はない。この命を懸け、虎杖君と東堂君が回復できる時間を稼ぐ。
　「愛の反対は無関心。この言葉を残した人は、無事天国へ行けたでしょうか」
　今、順平の頭にあるのは目の前で呼吸困難で苦しむ真人ではなく、皆のことばかりだった。すごく頼りになる奴、そして、すごく頼りになる先生方。
　大丈夫だ。虎杖君たちなら、きっと。ここで僕が倒れても、彼らがこいつを倒してくれる。
　
　「さぁ、時間稼ぎを始めようか――海月天水毒（かいげつてんすいとく）」

　無力だった少年の、最後のあがきが始まった。

みなさん、こんにちは、新しい章がここにあります, a new chapter is here bit.ly/newchap247