小林靖子さんが関わった鬼滅の刃にありそうな展開

ワニと靖子の対談して欲しい

電王、オーズ、シンケンジャーの人だな
個性的なキャラを描くのが上手い印象がある

禰豆子が生きてるだけで周りの人間を鬼化させたりしちゃう

炎の刻印みたいな感じになりそう

「この役者、台詞なくてもいい演技をする……。」
↓
圧裂弾を出せ……！

アマゾンズ二期は本当に鬼の脚本や

音柱が一時的に失明して嫁3人共鬼にされて夜の海岸で殺し合うよ。

無惨｢俺、参上！｣
間違いなく炭治郎が帰ってこなくなる

龍騎とアマゾンズほんとすこ

アニメの鬼滅は明らかに商業的理由で脚本がクソになってたから、靖子みたいな実力のある大御所がいてくれたらな、とは思う

確実に炭治郎か禰豆子のどっちかが死ぬ

靖子にゃんは背負う苦悩は多ければ多い方がいい＆死は救いになりかねないからあまり与えない主義の人で、ワニは傷つけたり殺したくないって泣く癖に、鬼シナリオTRPGでダイスの神様に絶対に逆らわないプレイするから死屍累々になる人
だから絶対に違うアプローチのはずなのに、仮に靖子にゃんに仮に途中から鬼滅描かせても、風と水だけ絶対に残しそうなのがほんま草

「ハッピーエンドになるんだしどんなに痛めつけても大丈夫ね」

無惨戦がとても良い回になるのは見えた

進撃担当してるのが意外と知られてなくてビックリ

牙狼-炎の刻印-では、本領発揮してましたよ...。
主人公いじめが極まりすぎてドン引きだった。

絶対仲違いして取り返しのつかないことになる

現代編が始まる

ヤクザの場合は鬼差し置いて人間の醜いところを描きまくるけど、でも最終的にそんな人間も捨てたもんじゃないってやりそう
あと4,5人くらいは特定のキャラや物品や行為に異様なまでの執着心かなんらかのクソデカ感情を向けてそう

最後無惨を倒すのにエモいギミックを何か入れてくると思う。
元の泥臭い感じも勿論好きだが、靖子のスカッとさせてくる最終戦凄い好き。

多分だけど炭治郎と禰豆子の逃走物になる
途中で鬼殺隊と協力するけど駆除対象であることに変わりなく、炭治郎が大勢の柱に向かって突っ込むところでエンディング
スタッフロールの後に地面に落ちた血まみれの耳飾りが映る

書き終わった脚本にはあんま興味なさそうなさっぱりしたところすき
無表情でキャラを地獄に落としてそう

シンケンジャーの役者さんを全員曇らせてて外道衆呼ばわりされてた
電王の佑斗といいアマゾンズの千翼といいやるときは本当に容赦ない

先週の鬼滅の展開で鬼炭治郎を殺すことを皆が決意
討伐まであと一歩のところでカナヲ死亡
皆が必死に押さえ込んでいる間にねずこ合流
と同時に冨岡さん止めを刺す
ねずこの足元に転がる炭治郎の頭
消える間近に炭治郎ニッコリ
皆がうつ向く中ねずこ号泣

〜それから数年後〜
善逸とねずこ笑いながら手を握り合い今後の予定を話す
fin

鬼かで草

それこそアニメ版どろろになるんじゃないの

役立たずの狛犬の生き地獄のような鬼生活で小1時間くらい語り合ってそうな靖子にゃんとワニ

拾参ノ型は超必殺技としてしっかり描写する。そういうお約束は意外と守る人だし

ただしそれで倒せるとは言ってない

週間少年ジャンプにのるならどれだけ曇らせても最後は垣根なしのハッピーエンドにはする
特撮だってニチアサの時はそういうの多いし
意外にその死に様が報われるパターンも沢山ある

それはそれとして怪人に対抗するために選ばれし子供を闇から助けるまではいいが、大人になってもらって戦うってのは中々凄い発想ですはい
記憶ないのなんでだっけトッキュウジャー…？

ネットミームとして小林靖子を語る場合、一面しか見ないのがなぁ
靖子は落とすのが好きなんじゃなくて、落として上げるのが好きなだけだろ（ただし落差をつけたいので念入りに落とす）

よく言われるアマゾンズだって、千翼はどんなに悲壮であっても「オレは生きたい」と言う答えに辿り着いた訳だし
福さんは「それでもマモルを許すよ」って言うための前フリだし

とりあえず登場人物が酷い目に遭うのは共通認識なのが笑える

炭治郎の体を乗っ取って復活しようとする無惨
それを押さえ込もうとする炭治郎
炭治郎の願いにより義勇さんが干天の慈雨で首を落とす
と見せかけて何かもうひとひねりありそう

まぁ言うて鬼滅の刃自体もお辛い世界観だから特に変わる所はなさそう
強いていうなら鬼化関連で炭治郎と繋がりがあるキャラが鬼になったりそっちの方を盛る程度かな？
それこそ痴呆のおばあちゃんが鬼化して痴呆が治った上で孫を喰うとかありそう

靖子さんはただ残酷なだけの作品じゃなくて残酷なうえで面白い作品を作ってきてるんだし、曇らせたり酷い展開を考えるだけだとなんか違う気がする。
てかあんまり残酷じゃない作品も作ってるしね。

ジョジョの脚本は部ごとに書いてるって話だったな
鬼滅やる場合もエピソードの区切りで手掛けそう

鬼の王炭治郎「俺は最後まで生きるよ」←鬼のまま殺されて最終回

アマゾンズを知ったのは何の因果かかぐや様のラジオの反省文だったなあw
かぐや様と藤原の中の人は知らないみたいだったけどジュブナイルラブストーリーです(嘘は言ってない)って言って見せてみたい(ゲス顔)

平成どろろは個人的にはぼちぼちだな…て感じの回も混ざってたけど、要所は信頼の靖子にゃん脚本だったし、やっぱそこはずば抜けて出来が良くて楽しかったよ
特に守子唄は原作越えに成功した完璧な鬱回で海外も国内も阿鼻叫喚でしたね(白目)

絶対に風柱気に入るのは理解できる

小林幸子が関わった鬼滅の刃かと思った

最終的にハッピーエンドにはなるけどその過程でめちゃくちゃ曇らせてくるからね…

他の人もいってるけど靖子にゃんは不幸と幸せの落差で爽快感を演出する人だと思うわ
だから最後までいけばご褒美もちゃんとある(龍騎の最後とか)
千尋はこの世に生まれたことが罪だったからしゃーない

繭から出た直後の無惨「さっきまで命だったものが辺り一面に転がる～オーイェー！」

ブイコマンダーとか言う畜生アイテムを作り出した靖子なら所有者を破滅に導く日輪刀を出すに違いない

平成版サイボーグ009の脚本で昔からのファンとかに名指しで褒められてたから名前知ってたけど、有名な人なんだなあ

靖子にゃんは絶望の只中にいるキャラが這い上がろうとする瞬間が好きなだけだから……　そのためなら容赦なくキャラを地獄へ叩き落とすけど

桃先輩の最期が「～～～～」じゃなくて
「いやだ…嫌だぁ！ なぁ…なんでこうなるんだよ…俺は…俺は…幸せになりたかっただけなのに」
って思ったけどあの回違う人だっけ？

兄上の回想部分がとんでもねえことになりそうで見たい

母親の仇打つ為に戦ってたら結局仇に暴走させられて罪の無い市民を虐殺させられて母親から受け継いだ力も仇を倒すのも別のヤツに取られて自暴自棄になって投身自殺しようとしたけど助けられて、助けてくれた家族と一緒に過ごす内に心の傷も癒えてこのまま家族として生きようとしたら自分以外の家族が皆殺しにされた主人公を書ける人間だからな、鬼滅よりやばいわ
まあそこからの展開が熱いんだけどな

ジョジョの5部みたいに設定補完が上手くいっている作品になるんだろうな

鱗滝さんが炭治郎以外の弟子が育て、最終選別に送り出す話を追加しそう

あと一歩の所で死ぬ。

アマゾンズよくわからんのだが全身生物兵器が主人公なのはなんかもう色々と世界が厳しすぎない？

人間の心を持ったまま化け物として生き続けるか、人間の心を持ったまま最後の鬼として仲間に斬られて死ぬか
多分人間には戻らないんじゃないかな

ジョジョや進撃みるに、基本的には原作ありき作品は原作通りだったし多少盛ったりはするかもだけどそんなに本筋は変わらないじゃないかな？
風や兄上戦あたりはノリノリになりそうだけど…
どろろは原作より多宝丸が救われたっぽいところと5話だっけ？みよの話は好きなエピソードだった

鬼太郎見てるとヤクザの娘は
女の業とか描くの上手いと思ったから
女鬼とかそういうアニオリだとうまくいきそう

ヤクザだと痴情のもつれが入るのかな

龍騎の総集編を物語の一番重要な回で作品のテーマと本質にする手法にはド肝抜かれたわ
ちょうど2クール目の終わりで番組的にも物語的にも折り返し地点でメタ的な所も含めて時間能力を絡めるとか
未だにここまでのは見たことない

劇場版刀剣乱舞の脚本として発表された時も、作品の品質は確実に保証されたが、推しの刀が無事に済むという保証は無くなったとか言われてたな
キャラ人気によって脚本を書き換えるなんて事はしない堅実さ
戦いなんて物を描くのだから主役だろうがなんだろうが無事に済むわけないだろうというある種の主役補正を行使しない所が丁寧な感じがする

アニメの牙狼で主人公が母の形見も仇も全部無くなって生きる意味を見出せないから投身自殺を図るも肉体が頑強すぎたせいか失敗
ある農民一家に助けられてリアルで1か月、作中の時間経過で半年近く人間としての生き方、幸福を知ってこのまま農家として生きるか、何かの出来事で再び旅立つと思ってたけど・・・

まさかの一家全滅→ヒロインも主人公の腕に抱かれて死亡→一家のペットの犬も丁寧に目が濁っていく描写を挟むと何もかも奪った上で再び何もかも奪うというシナリオに多くの視聴者の心が阿鼻叫喚の坩堝に叩き込まれた

ヘイトコントロールがうまそう

顔が分かんないけど担当作品に挙がる名前がすごい有名どころばかり
そして名前がめっちゃ聞いたことある！

ufoと刀繋がりの映画刀剣乱舞

とりあえず炭治郎をじわじわ鬼化させそう
あと、竈門家襲撃前後になんやかんやあって記憶が抜け落ちてたりとか？
怪力ヒロイン…はそのままか
そういえば鬼化した仲間を切る展開なかったな

なにしろ「鬼、悪魔、小林靖子」という言葉があるぐらいだからなあ……。

本当はあの冬に死んでいて仮りそめの命がもうすぐ尽きることを思い出す禰豆子

鬼殺隊同士でバトルロイヤルさせるんでしょう！

あぁ、ウィッチブレイドの人か
龍騎もそうだけどバトルロイヤル好きなの？この人

獪岳戦の愈史郎煽りが更にキレッキレになり、なぜか収録現場に
進撃作者が同席してそう

逆に時期靖子にゃんポジションと言われている香村が脚本やったら鬼殺隊や鬼に対しての心理面や回想での掘り下げを深くしそう。特に善逸と狡岳、玄弥と実弥のエピソードは盛りに盛られる。ただ、香村は曇らせはするけど靖子にゃんやワニ先生ほど徹底してキャラを貶めず救済するから、不死川兄弟や鬼殺隊の面々の何人かは生き残こる。逆に敵、特にラスボスに対しては一切の容赦はないから無惨様は見るも惨めな最後を遂げそう…

ギンガマンという超王道ストーリーな戦隊書いてたということも思い出してあげてください・・・

進撃では鬱シーン、特にリヴァイ曇らせに毎回力入れすぎで微妙だったな
リヴァイ曇らせ用にアニオリの女型戦撤退を1話割いて行ったが、
ペトラらの死体を巨人の囮にするシーンを入れたかったが諌山から巨人は死体に反応しないとダメ出しされる有様
同様にペトラ父だけでなくリヴァイ班全員カラネス区出身にしたり無理矢理が過ぎた
進撃のあっさり残酷な世界と靖子のねっとり曇らせ脚本は相性が悪いんだろう
そんで最終話尺足りなくなってたし
だが最終章には英雄ライナーがいる！曇らせに何話割いても許されちまうんだ！！

鬼殺隊を描くなら靖子、鬼の死に様を描くならヤクザかな
あと最新話まで読んだ感想としては
彼女は脈無しが靖子、恋は盲目がワニだ

ワニと靖子にゃん相性よさそうと思ったけど
よく考えると鬼滅と「ここで死んだ方が幸せなので生かしておきました」という話作りは噛み合わんな

はまったアニメも特撮も、だいたい靖子が書いてて驚いた

自分の趣味を満たしつつスポンサーの意向を無理なくストーリーに組み込む実力はさすが

この人は原作の補完が滅茶苦茶上手いイメージ。
ジョジョとかもう絶妙だった。

この人とナツコを何故かごっちゃにしちゃって申し訳なく思ったことがある

忘れられがちだが意外とギャグ回も笑えるの書ける人
昔見てたボウケンジャーで、巨大化してない敵と味方の戦闘にメンバーの1人が合体ロボを1人で持ち出して加勢した結果場がしっちゃかめっちゃかになる回があって当時笑い転げたんだが、後々靖子にゃん脚本回と知って驚いた

鬱な展開ばかり言われるけど、熱い展開も描けるからw
龍騎サバイブの初登場回とか熱かったやろ！

白靖子　無惨の残留思念が長男に宿るも長男の人間性で徐々に浄化されて愉快で頼れる相棒キャラになる
黒靖子　本編後長男とカナヲが相思相愛になるも産まれてくる子供が無惨の力を受け継いでおり鬼殺隊全員が泣きながらも殺しにかかる

お前ら、靖子にゃんとみれば鬱だの曇りだの…
特撮畑にいるだけあって熱いシーンも得意だし最終回は明るかったりするんだぞう！

電王とかむっちゃ明るいだろ！主人公は姉が婚約者失って記憶喪失になったから高校中退して家の手伝いしたりしてるけどメンタル強いから前向きだったし！


だから二号ライダーを曇らす

ゆうてこの人原作アリだとあんまりはっちゃけないよね？

曇らせるけどちゃんと拭うイメージはある

靖子さんには兄上戦だけでもいいから担当して欲しい
劇場版牙狼、炎の刻印のダリオの描き方を見れば見るほど欲が出る
(高潔な武人→志は高潔…？(自身では志に殉じる)→傍目にはアカン&かっこいい闇落形態→……アカン…→…)

オーズは平和やなとか思ったらプトティラあたりでヤミーが普通に人間消しはじめてビビった

小林靖子が鬼滅に関わったら不死川実弥が原作以上に曇りそう…

やすこにゃんは原作の筋書き変えたりはしない
ただ原作で2ページくらいで済まされてた柱の過去とかめちゃくちゃ丁寧に盛って更に陰惨にしたりはする

スピンオフやってもらうのが一番いいと思う
柱過去編とかいくらでもやれるだろうし

どろろの醍醐景光みたいに死んで簡単に楽にさせないオチが好きなイメージ
そういうのは多少なりとも理性と良識があるキャラでやるからいいのであって、無残様みたいな生への執着が具現化したような本能で生きてるキャラとは相性が悪いか

靖子とワニは作ったストーリーが母ちゃんだと分かってて殺させるか、殺した化け物をよく見たら母ちゃんだったかに性癖の違いが出てる

オーバーなキャラ付けと独特の台詞回しはどことなく敏樹みを感じる
あとざるそば早食い勝負も

靖子にゃんやぶっちーは人の非情さや善意の空回り擦れ違いが描かれるパターン多いイメージだけど、決して露悪的じゃなくて、どん底から這い上がったり光明を見出したりする様が好きなのが見て取れるよね
落として上げるの「落として」が泣けるほどこっぴどいだけで性根は性善説的な方たちなんだなあと思う

何だかんだドラマチックで熱い話を書く人だよ
だからこそ悲劇が映える

冲方丁とかいうキャラよりも読者や視聴者を曇らせることに悦びを感じるサイコパス

『逃げ』とは悪いことだろうか？　僕はそう思わない。戦うことが手段の一つだと言うならば、逃げることも立派な手段の一つだからだ。けして退いてはいけない時というものは、確かにある。しかしそれ以外の局面であれば、僕は逃げる。多少の損を押してでも、争いを避けたいからだ。

　

「逃げるな貴様ぁぁぁ！！」

「逃げるに決まってるだろ！　バーカバーカ！　お腹空いてるならその辺の草でも食ってろバーカ！　もひとつおまけにバーカ！」

「こっ、の…！　必ず食ろうてやるぞクソがぁぁ！」

　

　争いが苦手──それは生来の性分であり、変える気も変えられる気もない気質である。とはいえただ逃げるのも腹が立つので、安全なところから煽るのもまた性分だ。それで争いごとが増えるなら意味ないじゃないかって？　仕方ないじゃないか、悔しいんだもの。こっちは逃げてやってるんだから、ちっぽけな自尊心を満たすくらい許されてしかるべきだ。

　

　何から逃げてるかって？　『鬼』だよ、『鬼』。そんなものがいる筈ないなんていう突っ込みは聞き飽きた。僕も過去に生まれ変わるまでは、そんなの迷信だと思ってたさ。

　

　なんの因果か明治時代なんかに生まれ変わっちゃってさ……もう大正に変わったけど。いやまあ、それはいいんだよ。問題は僕の体質である。何故かは知らんが、昔から化物をよく引き寄せるのだ。

　

　更なる大問題としては、それが原因で捨てられたことだ。そして最大にして最高の問題は、その体質のせいで人里に身を寄せ辛いことである。文明開化の音がぜんぜん聞こえてこないんですけど。

　

「ぐうぅぅ！　なぜ追いつけん…！」

「こちとら三才の頃からリアル鬼ごっこしてるんですぅー！　ギリシャオリンピック出ようか考えたこともあるんですぅー！」

　

　身分も金もないから無理だったけどな！　それ以前に、当時六歳の子供が出れるわけなかったけども。しかし身体機能と肺活量、そして体力が人間離れしているのは幸せなのか不幸なのか。もしそれらが普通だったら、とっくの昔に死んでいたのは間違いない……が、この人生が幸せなのか不幸なのかは甚はなはだ疑問である。

　

　昔は男尊女卑の意識が強くて、風俗も乱れていた印象とかあるじゃん？　簡単に可愛い女の子とお近づきになれると思うじゃん？　意外とそんなことなかった。ぜんぜんそんなことなかった。

　

　ついでに言うと鬼は夜に襲ってくるため、昼間は体力の回復に努める必要があるのだ。つまり僕は完膚なきまでに夜型人間であり、反して大正の人間は日の出てる内が主な活動時間だ。そんなとこだけイメージ通りにしなくていいんだよちくしょうめ。

　

「…！　まずい、夜明けか──……っ！？　しまっ…！」

　

　朝日が顔を出し、ようやく命がけの鬼ごっこも終わりを告げる。日の出の時間が近くなると、さっきみたいに煽り散らかすのが基本である。鬼というのは、何故かは知らんが煽り耐性が非常に低いのだ。もちろん個人差はあるが、僕の目の前にいる鬼は見るからにそういう気質だ。

　

　それを利用した地形的な罠を張ると、これが意外と有効なのだ。焦った彼が身を隠したのは、ぽつんと存在した大樹の影だ。というか、そこに行くしかないタイミングを図ってた訳だけど。実際問題、本気で逃げればあの程度の鬼を撒くのは訳もない。

　

「形勢逆転だねえ。ねえどんな気持ち？　いまどんな気持ち？」

「…！　きっ、貴様…！」

「悪鬼滅殺……さようなら鬼の君きみ。お前もまた強敵ともだった…」

「バ、バカが…！　近付けば即座に食ろうてやるぞ！　鬼殺の剣士でもない貴様ごときに、儂が殺せるものか！」

　

　…ん？　きさつの剣士？　帰札……貴札……いや、『鬼殺』？　もしかして鬼を殺す専門の剣士とかいるのだろうか。しかし世は廃刀令の真っ只中であり、剣を帯びた人間など即お縄である。だいたいこんな化け物たち相手に、剣もクソもないだろう。あいつらは太陽の光でしか死なない、これ常識。

　

　ヒテンミツルギスタイルでも存在するならともかく、人外相手には剣より銃の方が有効に違いない。機関銃で挽き肉状態にでもすれば、再生にも時間がかかるだろう。まあ日没から夜明けまで撃ち続けるとなれば、弾の値段だけで屋敷が建ちそうな気もするけど。

　

「ふっ……人間の叡智を舐めるなよ鬼め！　必殺！　科学ビーム！」

「ぎっ…！？　ぐあぁぁぁっ！」

　

　苦し紛れに吠える鬼を目の前にして、懐から取り出したるは『太陽光線反射装置』……要はただの鏡である。角度を調整して鬼に光を当てると、これが効果覿面。当てた端から体が崩れていく様子は、ちょっとした恐怖である。苦しげに呻きながら滅んでいく様は、なんだか罪悪感を覚えるが……しかしさっきまで僕を食おうとしていた存在だ。情けなどかけられる筈もない。

　

「ふぅ……ん？　何か残ってるな……おおっ！」

　

　陽に当たった鬼は塵一つ残さず消えていくが、たまに持ち物を遺して死んでいく鬼もいるのだ。ドロップアイテム……などではなく、ただの持ち物だ。もっとシステマチックな感じだったら、僕も結構レベル上がってるだろうにね。しかし現実は厳しく、鬼を倒したからといって身体能力が上がったりする様子はない。

　

　まあそれはともかく、今は彼が遺した財布についてだ。人間に紛れて生きる鬼も稀に存在するため、金を持っている鬼というのも居ないことはない。ほぼ人間のような鬼から、ガチの化物のような鬼まで様々だが──先程の彼はおおよそ人間の外見を有していた。故に上手く偽装していたのだろう。財布には結構入ってる。かなり入ってる。具体的に言うなら、遊廓で遊び散らかせるくらいには入ってる。

　

　………経済というのは、金が回ることによって成り立っているものだ。ここで財布ごと朽ちて消えゆくのは、世の中にとって多大な損失である。なればこそ、正常な流れに戻してやることこそが正しい行動ではないだろうか──よし、理論武装完了だ。名も知らぬ君よ、この金は大切に使わせて頂きます。具体的に言うなら可愛い女の子のために使わせて頂きます。いやっふう！

少年、冨岡義勇は妙な夢を見る。それは毎日、毎日繰り返されていた。

夢の中で、義勇はただどこまでも果て無く続く水面の上にいた。

夢の中には義勇と、額に痣のある太陽を象った耳飾りを着けた男がいた。

　

「あなたは誰…？」

　

幾度この問いを繰り返しただろう。男は決して口を開くことはなかった。

けれども、ただ一度だけ答えてくれたことがあった。

　

「私は何者でもない。何者にもなれなかった。不完全な存在だ。私は大切なものを守れず、人生において為すべきことを為せなかった者だ。このような私が呼ばれるべき名などない。私はただの亡霊に過ぎない。」

　

男の瞳は澄んでいて、それでいて悲しい色に満ちていた。

　

男の瞳を見るとそ・れ・は始まった。

土煙が舞う。血が流れる。誰かが泣いている。

　

『…は…じる。………を……る。』

『無……の…は……の…なんだ。』

『…獄に……ろ。』

『あり…と…。兄……ん。』

『………。あ……とう。………行こ…。…で。』

『絶…に…を……にす…。……こそ………ない。必ず……。』

　

それはノイズ混じりで何度見てもよく分からなかった。

　

　

「―…勇。義勇。」

「おはよう。蔦子姉さん。」

　

朝が来ると俺はいつも泣いていた。

　

「また夢を見たの？」

「うん。ごめん。明日は姉さんの祝言なのに。」

　

毎朝、夢を見る度に泣いている。そんな俺を心配する蔦子姉さんに申し訳なく思う。

悲しい顔をしてほしくない。

――…やっと幸せになれるんだから。

　

俺と姉さんはたった二人っきりの姉弟だ。

両親は流行り病で亡くなった。俺の物心がつくかつかないかの頃だった。

俺に両親の記憶はほとんどなく、どれも朧気だった。けれども、優しい人だった。優しくしてくれたことを。温かな手を。俺達姉弟が共に笑っていたことを確かに憶えていた。

もう父と母がいないことを知った時は涙が止まらなかった。

　

姉さんは泣かなかった。

いつも朗らかに微笑んでいた。

両親が死んでから姉さんが泣いている所を見た事がない。

どんなに辛くて苦しい時も笑顔を絶やすことはなかった。

強くて優しい人。

両親が死んでからは姉さんが親代わりだった。年頃の女性らしく着飾ったり、女友達と出掛けたりする様を見たことがなかった。

だから、姉さんに添い遂げたい男性がいると義兄となる人を紹介された時は本当に嬉しかった。

　

義兄さんは優しい人だった。

すぐに俺は義兄さんのことが好きになった。

この人を「兄」と呼べることが嬉しかった。

　

　

今日は祝言の前日。

最後の日だからと姉さんはずっと俺の傍にいてくれた。

夕餉に出た大好物の鮭大根は何よりも絶品だった。

空も暗くなり、俺達は布団に入る。明日が楽しみでちっとも眠くなくて、俺と蔦子姉さんはずっと話をしていた。

きっと明日は、誰よりも幸せになれる日だから―…。

　

ふいに凄い物音がした。

ガタガタと音が続き、バキバキミシミシと戸が破られた。

白い肌、縦に開かれた瞳孔、鋭く長く血に濡れた牙。

それは鬼だった。

　

「義勇！」

　

姉さんは俺を抱え、物置に押し込めた。

　

「義勇はここに隠れていなさい。絶対、戸を開けちゃ駄目よ。」

　

ギュッと身体を抱き締められる。姉さんの身体は震えていた。

　

「大丈夫。大丈夫よ。義勇のことは姉さんが守るからね。」

　

それはとても美しい微笑みだった。

それを最後に姉さんは走り去った。

　

「待っ…！」

　

　

ガタガタと震えが止まらなかった。

お願いします。神様。蔦子姉さんを奪わないで。やっと幸せになれるんだ。明日、祝言なんだ。だからお願いします。神様、姉さんを助けて。

　

ただ必死にギュッと手を合わせ握った。

　

『姉を助けたいか。』

　

それはたった一度だけ聞いた声。心に沁みるような声音だった。

気付いたら俺はいつもの、ただどこまでも果て無く続く水面の上にいて、額に痣のある太陽を象った耳飾りを着けた男と向かい合うように立っていた。

　

そして、それは始まった。

　

『義勇はここに隠れていなさい。絶対、戸を開けちゃ駄目よ。大丈夫。大丈夫よ。義勇のことは姉さんが守るからね。』

『蔦子姉さんッ…！！』

　

そう言って、鬼に喰い散らかされ骨も残らなかった姉の姿。

　

　

『錆兎！待って！行かないで！』

『十二…。十三…。で、お前で十四だ。俺が喰った鱗滝の弟子の数だよ。アイツの弟子はみんな殺してやるって決めてるんだ。』

　

刀が折れ、異形の鬼に喰い殺された口に傷のある宍色の髪の少年。

手足を引きちぎられ喰い殺された花柄の着物の女の子。

　

　

『一緒に行くよ。地獄でも。父さんと母さんは累と同じところに行くよ。』

『全部僕が悪かったよう。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい……。ごめんなさい…！』

　

業火の中で抱き合う三人の親子の姿。

　

　

『俺は信じる。君達を信じる。』

　

左目から血を流し、腹を貫かれた炎を思わせる髪色の男。

　

　

『無一郎の…無は……〝無限〟の〝無〟なんだ。』

　

身体中から血を流し、手を繋ぎ倒れた双子の兄弟の姿。

　

　

『永遠というのは人の想いだ。人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ。』

　

病に侵された穏やかな青年。

　

　

『しのぶ。鬼殺隊を辞めなさい。あなたは頑張っているけれど。本当に頑張っているけれど、多分しのぶは………。普通の女の子の幸せを手に入れてお婆さんになるまで生きて欲しいのよ。もう…十分だから…』

『嫌だ。絶対辞めない。姉さんの仇は必ずとる。言って！！どんな鬼なの。どいつにやられたの……！！カナエ姉さん言ってよ！！お願い！！こんなことされて、私、普通になんて生きていけない！！姉さん！！』

　

濁流の涙を流し、血に濡れた姉に縋りつく妹の姿。

　

　

『地獄に堕ちろ』

　

全身の骨を砕かれ、取り込まれた蝶飾りの女性。

　

　

『ごめん。ごめん。守れなくてごめん。大事な時、傍にいなくてごめん。約束を何ひとつ守れなかった…！！』

『おかえりなさい。あなた…。』

　

涙を零しながら謝る男を優しく抱き締める女性。

　

　

『……兄…ちゃん…。ご…めん……。あの…時…兄ちゃんを…責めて…ごめん…。迷惑ばっかり…かけて…ごめん…。守って…くれて…あり…がとう…』

『ああああ。頼む。神様。どうかどうか、弟を連れて行かないでくれ。お願いだ！！！』

　

笑って崩れ逝く男に、泣いて縋りつく白髪の男。

　

　

『行けーーー！！進めーーー！！前に出ろ！！柱を守る肉の壁になれ。少しでも無惨と渡り合える剣士を守れ。』

　

死に逝くたくさんの隊士達。

　

　

『そうか…。ありがとう…。じゃあ行こう…皆で…。行こう…。』

　

子供達の手を取り、日に照らされながら穏やかに微笑み死に逝く盲目の男性。

　

　

『伊黒さん。伊黒さん。お願い。生まれ変わったら、また人間に生まれ変われら、私のことお嫁さんにしてくれる？』

『勿論だ。君が俺でいいと言ってくれるなら。絶対に君を幸せにする。今度こそ死なせない。必ず守る…。』

　

涙を流しギュッと抱き締め合う二人の男女。

　

　

『また守れなかった。俺は人に守られてばかりだ……。許してくれ。すまない。』

　

ボロボロになって首が下に垂れた状態で座り込む少年。その少年を見て涙を流す成長した自分の姿。

　

　

『お労しや。兄上。』

　

涙を流した老いた一人の男。

　

　

『縁壱さん。後に繋ぎます。貴方に守られた命で…俺たちが。貴方は価値のない人なんかじゃない！！何も為せなかったなんて思わないで下さい。そんなこと絶対誰にも言わせない。この耳飾りも日の呼吸も後世に伝える。約束します！！』

『ありがとう。』

　

赤ん坊を背にかけた男性の言葉に穏やかに微笑む男の姿。

　

朧気で断片だったノイズ混じりだった光景が、流れるように補完されていく。

それは誰かの悲しみであり、死の記憶。男の穏やかな微笑みを最後に記憶は終わりを告げた。

――そうか…。あなたは…。

　

俺は再び水面へと戻り、あの男と向かい合っていた。

　

「お前が見ていたものは夢であって夢に非ず。これから起こる未来であり、今までに起こった過去の記憶だ。」

「縁壱…。」

　

やっとあなたの名前が分かった。

けれど、縁壱は悲しげに首を横に振った。

　

「私にそう呼ばれる資格はない。言ったはずだ。私は何者でもない。何者にもなれなかった。不完全な存在。私は大切なものを守れず、人生において為すべきことを為せなかった者。お前の無意識領域に巣食うただの亡霊だ。」

ジョジョの靖子にゃんは脚本じゃなくてシリーズ構成だぞ

美しい心を持った無惨様が主役

えっ？小林さん電王やってたんだ....まぁ所々隠しきれない暗い部分とかあったけど。

オレサマ　シンケンジャー　ダイスキ
アクヤクモ　カッコイイ
ムザン　カッコワルイ

原作にライターとして関わったのかアニメのシリーズ構成で関わったのかによる
アニメのシリーズ構成ならジョジョや進撃の実績の通り原作を120%活かしてアニメ化する
原作にライターとして関わったなら炭治郎ではない真に日の呼吸を受け継いだ家系とか出てきて、なんやかんやで炭治郎が単騎で無限城に突っ込む展開とかある

靖子にゃんが書いたら最初は兄の補欠だった縁壱が兄上が地割れに飲み込まれたんで鬼狩りのリーダーとして戦って兄上帰還後にリーダーの座を兄上に渡すべきか思い悩むけど自分がやりたいんだという気持ちに気づき兄上は黒死牟として戦うよ

靖子にゃん！ヤクザ！ワニ！ガビ山！うぶちん！
四天王出来た！！

靖子にゃんでも原作の補足をどう解釈させるかぐらいだと思うけどなぁ

ヤクザはむしろかまぼこ隊をどう描くかがみたい
絶対凄いボケ集団になるぞ

モブ隊士でガードベントする桃先輩

この人の書いた特撮は大抵赤いヒーローがアレなことになるから煉獄兄貴の死がボディーブローのようにじわじわ効いてくる展開になりそう

靖子も井上も芸術家ではなく職人肌なので注文されればその通りにできる器用さはある
ただ現状に問題があるから助けてくれと注文されるとヤクザは現状をぶっ壊すというルフィみたいな行動をとる
んで靖子は修正もやろうと思えば器用にできるけど
「好きにやって」と言われたときの突き放し方はヤクザより冷たい
ヤクザは激情の熱さでキャラが斬り合う話なら靖子は極寒の世界で優しいキャラ達が自己犠牲しあうイメージ

炭治郎「やーがてーほしがふるーほしがふるー」

ワニに鬼にヤクザ…
一味足りないからガビ山も呼ぼうぜ！

無惨様が記憶喪失になって放浪中に人間の女性といい感じになるんだけど、記憶が戻るなり殺戮してゴミのように捨てるーとか
井上脚本的な

逆に三条陸脚本だと鬼側が途中から超カッコ良く成長して読者からの人気も高く死んで欲しくないとまで思われるのだろうか

鬼滅はジュウオウとかルパパトの香村純子のほうが近い気がするんだけどな

靖子にゃんには継国兄弟や獪岳の話を番外編として書いてほしい
いいよね、どう足掻いても詰んでる人たち…

靖子は別に女性キャラが描けないんじゃなくて、男性キャラとの絡みが描けないんだよなぁ
男同士女同士の関係性の方が筆進む傾向にあるような

主人公が闇抱えてたり、闇落ちする（になりかけも含む）の好きだよね。オーズやシンケン、どろろ見てるとそう感じる。
たがら鬼の王に関しては前もっての伏線も含めてもっとじっくり描く気がする。
あとは一部の読者が前から予想（妄想）してた義勇が干天の慈雨で鬼化炭次郎を…という落ちは虚淵がやりそうだと思った。

主人公

炭治郎が欠損した耳や目を取り戻した時に
敵の身内が泣いてる姿や声が聞こえて
精神分裂して戦治郎と兵治郎になりそう