そりゃ悪に堕ちるのも無理ないわ…って悪役の動機

どんなのを思い付く？
トリコの千代婆は十数年間チューブに繋がれて入院してた息子が退院して初めて食事を振る舞えるその日に容態が悪化して亡くなり絶望。生き返らせる食材を探す為に美食會に堕ちた
(しかも旦那からの励ましの言葉が逆効果だったせいで余計歪んだ)

>>1
スター・ウォーズのアナキンも根本的な動機はこれに近いんだよね。
大切な人の死に対してジェダイの掟はあまりにも冷た過ぎた。そしてその心の隙を暗黒卿に突かれてしまった…

>>1
言葉の意味としては「あらゆる出来事に無駄なことはない(息子の死も決して無駄にせずに生きていこう)」なんだろうけど
『感謝』という言葉が我が子に人並みの幸せすら与えられなかった悲劇とあまりにも乖離しすぎてた

あるあるなのは最愛の人が無惨な目に遭い亡くなった時

>>2
バランの場合はヒュンケルが指摘したように、人間の最も美しい面と最も醜い面を同時に見てしまって、それを自分の中で折り合いをつけるにはあまりにも精神が幼過ぎたのもあるかもしれない

>>2
バランはどっちかというと嫁側の行動が問題なのに恋は盲目というか

>>24
あれ大臣がなんか言う前は王もバランが婿なのは満更でもなかったので、ほぼ婚約者みたいな立ち位置だったんじゃね

>>24
最後の一押しはアルキード王の心のない言葉だけどね
あれで悲しみが怒りにシフトした

なまじ優秀で正義感が強い人間が、デスノートなんてチートな物を拾ってしまい、それで実際に人を殺してしまって後に引けなくなったって、歪んで悪人になるには十分な理由だと思う

子ども達を守れず自分だけが助かって神も仏もこの世にいないと悟った安慈

>>4
何が酷いって、安慈も子供たちも村人たちに言われたようにすぐに出ていくはずだったのが
金に目が眩んだ村人たちが約束を反故にして襲撃したことよ

鉄腕アトムより青騎士ことブルー・ボン
妹に当たるロボットを「見た目が美しいから」という理由だけで娶った男に破壊され、庇った弟ロボまで犠牲に
しかも産みの親の博士は、ブルー・ボンの体に妹と弟の体を埋め込み三位一体ロボに改造するというズレた怪傑を試みる
人間側があまりに愚かだったのもあるが、一度はアトムすら協力を申し出たほど人間への憎しみに正当性のあるロボット

>>8
そもそもこいつは悪なんか？

>>12
相手の主張も関係なく、ただ人間というだけで捕虜まで殺めようとするまで先鋭化してしまったからな
青騎士型なんてレッテル張ってロボット狩り始めた人間と、ある意味では鏡写しなんだ

鬼滅の刃　
妓夫太郎
底辺の遊郭生まれで妹が誇りだったけど底辺の店だったから強引に客にされて抵抗したら生きながら焼かれた
助けてくれたのは人食いの鬼だけ

有賀版ロックマンよりスカルマン

悪の天才科学者、Dr.ワイリーが「ロボットは友達である」と標榜する発明家、Dr.コサックを脅迫することで半ば強引に造らせた、最初から戦闘のみを目的に設計されているコサックナンバーズ唯一の戦闘用ロボット。
その危険性から原作「４」にあたる戦いの後封印されていたが、ワイリーの手によって復活。
「自分とて望んで戦闘用に造られた訳ではないのに、その様に造られたというだけで生みの親や兄弟達から存在を否定された」という絶望と怒りからワイリーに荷担する。

「そんなに…そんなに…そんなにコサックが大事かよォ！？そんなに大事なら、箱に詰めてしまっておけェ！！」

>>15
設定上リングマンも戦闘用なんだがな…

地獄先生ぬ～べ～より“サイコゴースト”メリーさん
生前は霊能力を持った少女で、それを気味悪がった子供たちから陰湿ないじめを受けた上に
大事にしていた人形をバラバラに引き裂いた上で隠されるという目に合い、自ら命を断つ
以降は子供の手足を残酷に引きちぎる悪霊へと変貌してしまったが、ぬーべーも己の過去と重ねて同情していた

>>19
ぬーべーはムラサキババアもなかなかお労しかったな
孫が目の前で虐め殺されたのに、隠蔽したい学校や保護者達から事故だったと封殺されて怨霊化

>>19
てけてけだっけ？悪質な噂のせいで成仏できずに悪霊化したのは
助かる方法を教える代わりに金銭を要求する行為が噂を広めて
最終的に噂を広めてたやつが犠牲になる奴

自分の民族が大虐殺されたスカー

>>22
マルコーさんや大佐はイシュヴァールとの橋渡しに尽力するって約束したけど、殺された錬金術士や兵士の家族にとっちゃそんなの関係ないし、お師匠さんの言う通り憎しみの連鎖は切れない気がするんだよな

>>58
まあ難しいわな、でも当人たちが今すぐ互いを受け入れることは無理でも、子の代、孫の代が苦しむことのないよう、努力することはできる
実際戦争紛争が長く続いてる地域って、子供の頃から敵国を憎み、大人になったら銃を持って戦いたいと思うように教育してるわけでね
純粋な感情を誰かに利用されないようにするためにも、恨むな憎むなとは言えずとも、どこかで割り切りをつけなければ、と言うことだと思うよ

組織の都合で化け物になり
隠蔽の為に殺されそうになり
そのための尖兵として娘が人食いの化け物にされ
眠りから覚めても組織の体制が変わってない

>>23
この所業には流石に照星さんの心も折れた
純然たる正義とは言えないどころか自分達が完全に悪そのものだったからな

>>23
>眠りから覚めても組織の体制が変わってない
武藤カズキ見てめちゃくちゃ憤慨してたな

>>23
これに関しちゃ作者直々にそりゃ怒るわなって言われたからな……
カズキもたぶんトキコさんか妹辺りがホムンクルスにされてたらこうなってたと思うわ

チキタGUGUのクリップ
幼い頃から人肉食が当然だった人間
殺しをしたことはなく、落ちていた死体を拾って食べていただけだが他の人間達からは受け入れられず山狩りにあう
唯一、オレンジを手渡して話を聞いてくれた人食い妖怪のオルグと共に食料として暮らすようになる
が、オルグはクリップどころか人間を食べようとしなくなり衰弱していく
オルグの為に手を尽くすもどうにもならず、最終的に大量の人間を殺戮しオルグに差し出した


自分を受け入れてくれなかった人間と唯一寄り添ってくれた存在の命の危機を秤にかけたら、まぁ、やるよな…ってなる

たけしはトニーとか安藤とか過去が悲惨なやつが多かった

>>31
安藤は救われても関係者は絶対に許さないって明言してるし出所したらお礼参りする気満々だし本人も受け入れる気満々なのが辛い

あんだけやらかした以上当たり前なんだけどね…

弱者生存を掲げる夏油に術師が非術師に間接的にも直接的にも加害されている弱者だと突きつけるとか？

トリコだと三虎の過去も辛いよね
自分の家族が自己犠牲の道を選んだ結果、同じ食卓で家族で飯を食べれなくなり世の中は平和になっても満たされないってのは

いやまぁそれはそれとてフルコースはキモいんですけど

安慈は本人は悪を為してる気は全く無いからどうだろな
本来の意味での確信犯

自分が悪だと気づいて無い最もどす黒い悪
つまり自己欺瞞の塊とかでも無い気もするし

>>36
今の世がクソだからそれを変える志々雄に協力する
志々雄の作った世界がクソならそれもぶっ壊すって宣言してるからな

任務の失敗で自信を失い、精神的な支えになっていた親友も遠くに行ってしまって、ゲロ雑巾ボールを喰ってでもやらなければと決意していたはずの自分の信念が揺らいでいたなか、突然押しかけてきたマイペース女に心の闇を無責任に肯定された上、自分を慕ってくれた後輩に先立たれたダメージをもう一人の後輩の「もうあの人一人で良くないですか」で追撃され、とどめとばかりに非術師が呪術師を迫害するという、過去の信念を完全に壊し凶行に走ることを正当化する光景を見せられた人。
作者が引き返す道を丁寧に全部潰したようにしか見えない。

NARUTOの鬼鮫も苦しみ続けてた時にあの話聞いたらそりゃ揺らぐよなってなるキャラだと思う

デンドロのフランクリン

義父からの八つ当たりと母からの自分勝手な愚痴と勝手な将来設計でゆがんだ人（一応女です。）

どんなに不幸でもそれ以上の不幸背負って真面目に生きてるやつもいるからまあ本人のメンタル次第なのよね

>>52
キン肉マンのスグルみたいに幼少期が悲惨を超えた悲惨だけど立派にヒーローやってるのもいるし、だからこそ主人公ではあるんだが

悪堕ちキャラは裏切られたり虐待差別とか精神的に陰惨な体験がじっくり描写されるけど、昔のジャンプ主人公ってサラっとギャグ感覚でそれらと同レベルの境遇や1人荒野に放り出され死ぬレベルの修行させられたりよく考えると下手な悪堕ちキャラより辛い悲惨じゃないっスか？なのもよくあるのが…

それをもうこりごりじゃ～で泣いて済ませて悪感情に流されず立ち上がるんだからそりゃタフになるわ

ラッキーマンより世直しマン(よっちゃん)

ヒーローがまだ宇宙に存在せず、まだまだ宇宙が荒れていた時代に生まれた非力星出身の宇宙人。
身体の弱い人間しかいない非力星は外部からの侵略に抗う術を持たず、強盗星人の植民星として虐げられる毎日を送っていたがある日、支配に抗おうとした両親と妹を強盗星人のリーダーに悪戯半分に殺され、自身も画の様な重傷を負わされる。
家族の仇である強盗星人は勿論のこと、同胞を殺されたにも関わらず怒るどころか反抗の意思を見せた世直しマンの方を責める非力星人に対しても激しい怒りを抱き、強くなる事を誓う。
地獄のような修行の末、傷だらけの身体を鎧に包み強盗星人を打ち倒すが、心身共に負った傷が消えることはなかった。
強盗星人の様な凶悪宇宙人たちを倒して回っているうちに、いつの間にか民衆から「ヒーロー」と呼ばれる様になっており、悪党を力で捩じ伏せる事が正義と信じるようになった。ラッキーマンの世界においてヒーローという概念を生み出した最古のヒーローのひとりでもある。

しかしヒーロー神から「ヒーローに必要なのは強さよりも人徳である」とそのあり方を否定されてしまい
「ならば何故優しかった両親は力の前に成す術もなく殺されたのだ！？」と憤慨。自分に同意する者もいなかったことからヒーロー界を見限り、力による宇宙統一を目指すようになる。
ヒーロー協会会長からは「力で虐げられる者の辛さはお前が一番わかっているはずではないのか…？」とその野望の矛盾を指摘されているが…

>>62
こんな悲しい設定だったのか、よっちゃん…
「ヒーローに必要なのは強さよりも人徳」ってのは間違いじゃないと思うけれど、
ある意味そういう「温い」こと言えるようになったのは、よっちゃんたちが血を流した結果っていうのがなんとも

10数年来の幼なじみの難病の治療を自分の手で成し遂げてその子と結婚式挙げた当日に奥さんと愛犬がもう1人の幼なじみの手によって殺された
狂気に走るようになってしまったけど頭おかしくなってもおかしくない
外伝で丁寧に過去盛られたら読んでてしんどくなったマンキンのファウストⅧ世

そもそも生まれと育ちがマフィア環境
身近な大人が自分たちを実験体のモルモットにしてくる
他のマフィアも外に出てる姿を見るだけで殺しに来る
毎日のように同世代の子供が死んでいく苦痛に満ちた日々
逃げて生き延びたとしてもエストラーネオファミリー関係者だと知られるだけで迫害される

まだ中学生の年齢でマフィア殲滅して世界をぶっ壊したくもなる境遇の六道骸と城島犬、柿本千種
割と何度か捕まって脱獄を繰り返してるのにエストラーネオファミリー関係者だって知られてなかったってことはよほど上手く隠してたんだろうな

・実の母親に新興宗教の教祖となるべく育てられる
・儀式と称して双子の姉の心臓を抉った血を飲まされる
・気が狂いそうな中ヒーローに出会うがヒーローは怪異専門でそれ以外は普通の女子高生でしかないので助けられない
・助けてくれると思っただけに絶望は深く、ついにビルから身を投げ自殺

・という一周目の記憶を二周目で思い出す
・それと同時に身に宿った邪悪な力で母親を殺すことで初めて『救われて』しまった

もともとは心穏やかな男の子
恋仲にあった女の子が革命に巻き込まれて死んでしまう
自分の愛する人はもう笑うことができないのに、革命が成功して大人たちは満面の笑み
そんな人々を見た彼の心は絶望と憎悪に支配されてしまう

さらに間の悪いことに、人々が貴族から奪い取った宝の中に「人を邪悪な怪物へと変化させてしまう指輪」があった
この指輪は人の不の感情に強く反応してしまうものだったため、彼はみるみるうちに邪悪な悪魔のような姿になる
そして彼は、悪魔へと姿を変えた瞬間の憎悪と絶望のままに、人々に悪意を振りまく存在となった

一番すごいのは、これが寿司屋の販促漫画だということかもしれない

ちょっと昔だと幽遊白書の仙水忍が夏油傑みたいな動機だったかな
樹が適切なケアをしたらワンチャン留まれたかもしれないのに確信犯的に後押ししてない？という点は置いておいて

ナデシコの木星連合
木星トカゲと呼ばれる人を襲う自動機械集団と思われていたが実際は過去に月に住んでいた地球人。
月で地球との共存か独立かの内乱が起きた際、敗北した独立派が月を追い出されテラフォーミング途中の火星に住んでいたところ核による爆撃を受けた。
命からがら脱出した人達が唯一の娯楽である悪の組織に立ち向かうアニメを見ながら木星に人が住める遺跡と兵器工場を発見し永い年月が経過した結果、悪の組織である地球に立ち向かう我等という歪んだ思想が生まれた。しかも地球の軍上層部はこれらの内容を全て秘匿していた。
だからと言って民間人への無人・有人兵器での無差別虐殺や火星の後継者の所業が許されるわけではないが

鬼滅上弦トップ3はしょうがないなと思った
○母や○母兄弟もいないで戦国時代で殺しのハードルが低い
幼少期にいろんなことで衝撃受けてめちゃくちゃのNo.1
本人の性質もあるかもしれないが環境がクソのNo.2
説明不要わかりやすく悲惨なNo.3