歪んだ正義感で暴走してる系のキャラ教えて

相手を一方的に悪と決めつけて糾弾したり正義の味方気取りの悪党とかそういうキャラ
漫画以外でもいいよ

未来日記の平坂黄泉
自称正義のヒーローで自分が悪と断定したものを裁くためなら殺人も厭わない
本編ではカルト教団を潰すために信者諸共皆殺しにする予定だった
「勝った者が正義、負けた者が悪」という価値観なので自分が負ければ相手が悪人でも正義と認める歪んだ正義

那由多誰何(まちカドまぞく)
神話の時代から生きている魔法少女(この作品においては「光の一族」と呼ばれる存在の御使いと契約して戦う力を得た者を指す)。元は普通の優しい女の子だったらしいが、長年活動を続ける中で苦しむ人々ばかり見過ぎたのか(これに関しては明言はまだ無い)「こんな不幸ばかりの今の世界は間違っている」「全ての不幸を止める為には一か所の不幸を止めるだけでは意味が無いから、根本的な解決をしなければならない」「その為なら犠牲も厭わない」という偏り歪んだ思想を持つようになった。
最終目標は世界を感情が存在しなかった頃、具体的には原始海洋辺りまで巻き戻すことらしい。魔法少女は魔族と呼ばれる存在を討伐(魔法で封印したり◯したりすること)することで”ご褒美”が得られ、その量に応じてどんな願いでも叶えることができるので、誰何は魔族を狩ってご褒美を得ている。
優しい女の子だった頃の感性が消え切っていないのか、随所の言動からこうしたやり方を嫌々取っているのが見て取れるが、その上で割り切って躊躇無くやることやれているので尚のこと歪な精神性だと言える。

ちゃんと説明しようとしたら思った以上に長文になってしまった。すまぬ…

>>3
やろうとしてることが人類補完計画並みなんだが

ヒロアカのステイン
ヒーローが飽和した社会で地位や名声を優先するヒーローを粛清してきた連続殺人犯
ただこの手の歪んだ思想持ちには珍しく自分が悪だと自覚してるし最後は本物の英雄に討たれる事を望んでる

ガンソードのカギ爪の男
人類が争いを捨てて幸せになれる世界を築くという夢を叶えるために一度全人類を抹殺し、全人類に自分の思想を植え付けて復活させようとした

ザマス（ドラゴンボール超）
界王神という宇宙の創造を司る神の見習い
師匠のゴワスの下で修行していたが『世界を汚す人間は滅ぼすべき』『穢らわしい人間を滅ぼさぬ神も不要』としゴワスを殺.害し超ドラゴンボールの願いにより人間の分際で神である自分を打ち負かした孫悟空と肉体を入れ替えこれも殺.害
後に別の世界軸の自分と手を組み全宇宙の人間を滅ぼす『人間0計画』を進めることになる

ガンヴォルトシリーズのアキュラ
異能を持つ人間が突如発生しだした世界で、父親がその危険性を訴えた後能力者絡みの事故で亡くなったことから
能力者への憎悪と父の正しさを証明する為戦う無能力者

初登場時はライバルだけど続編でダブル主人公の片割れになった為
レイシスト発言を連発する極めて珍しいアクションゲー主人公となった

>>11
あの活躍からよく主人公になれたよな…アクションと口の悪さだけでもぎ取ったと言っても過言じゃない主人公
インティにひどい目にあわされたからあんま強く言えないな、ヒーローになってるし相棒は可愛いし

マキマ
あくまで望んでいるのはチェンソーマンの力によって醜いものが排除された「理想の世界」

モズグス様、いや善人ではあると思うんですよ？ほんと・・・

シャーマンキングのX-LAWS

自分たちのハオへの復讐心を「正義」という言葉で美化して、自分たちの復讐の邪魔をする者を「悪」とする危険な集団

リーダーのジャンヌだけはハオへの恨みが無く、純粋な正義感と使命感で行動している
しかし純粋であるが故に容赦がなく、ためらいなく「悪」を断罪する

>>23
読んでた当時はそんなに気にしてなかったけど改めて考えると確かにこいつらやべぇ集団だな
あまりにも偏狭な正義で生きてるしリーダーへの忠誠心こそ高いけどそれ以外のメンバー間は基本的に仲間意識が薄い

エンリコ・プッチは「暴走した正義」の枠に入れてもいいのか迷う

>>27
プッチとヴァレンタイン大統領はこの枠だと思う
いわば「自分はこれが正しいと思うからみんなこの正義に則って生きろ」っていう価値観を押し付けたわけだし

>>29
プッチと大統領は我が身すら目的達成のためのダシに使えるかという点でかなり隔たりがある気がする

チ。 のノヴァク
地動説が異端の思想だからと思い主人公たちを追い詰め隠してたとはいえ娘まで殺してしまった人
最後のネタバラシは正直ずるいと思ったけどなんやかんや歴史の学習漫画を読んだ小学生の頃の感動があったから名作だと思う

ウィッシュのマグニフィコ王もこれに入るのかな？
彼の声優を務めた福山雅治さん曰く、
正義を追い求めるあまり正義じゃない方向へ暴走してしまった為政者なら誰しもが持つ感情を強く持ったキャラクター

戦国BASARAの浅井長政
基本先入観だけで一方的に善悪を決めつけては「削除」しにかかる困った人だがお市への愛は本物
4で復活した際にはもっとフルスロットルで暴走する所が見たかった

>>35
「正義」を前面に出した武将の為か特撮ヒーローの要素が満載だったな(白と赤の配色、専用装備の効果が3分のみ、ライダーキック、必殺技は背後の爆発で〆など)
義兄・信長との敵対やお市との死別などルート毎にシリアス要素も強かったけどやはり強烈な偏見の入り混じった勘違い正義で突き進む話が一番面白かった

デスノートの夜神月

元々は優秀であるが故にやや他人や世の中を見下した面はあるが、警察官の父を尊敬する正義感が強い好青年だった
しかし、名前を書いた人間を殺せる死神のノートを拾い、好奇心から悪人を殺した事で運命が急変する

悪人とはいえ人を殺してしまった事に苦悩するも、後には引けないと考えたのか、このまま悪人をデスノートで裁き続ける決意をする
そして人を殺し続ける日々の中で「僕は新世界の神になる」という狂気に憑りつかれていく

神ノ牙の御影神牙
闇堕ちした前世の自分の暗躍もあって徐々に正義感が歪み出してたな

シン・ウルトラマンのゾーフィ

ウルトラマンと同郷の存在だが、「地球人が危険な種族に進化する可能性が高い」という理由でゼットンを使って地球ごと地球人を絶滅させようとする
一応彼なりに「宇宙の秩序を守る裁定者」として判断した上での行為ではあるが、それでも地球人からしたら一方的な理屈での虐殺であり、あくまで地球人を信じて守ろうとするウルトラマンと対立することになる

本家ウルトラマンのゾフィーを元にしたキャラだが、こちらはゼットンに敗北したウルトラマンを迎えに来たので立場的には真逆と言っていい

また劇場版『ウルトラマン コスモスVSウルトラマンジャスティス』に登場するデラシオンも「宇宙正義」を名乗り、危険な種族に進化する可能性が高い地球人を殲滅しようとした
こっちは過去に地球人と同じような種族に情けをかけ猶予を与えたが、その結果、その種族は案の定、邪悪な種族に進化して他の星をいくつも滅ぼしたという悲劇の経験則に基づいての判断である

デデデでプププなものがたりのカービィ
100%善意で大迷惑かけるうえに、それにほとんど気づいてなかったり悪びれる様子も無いサイコパス
いわゆる「自分が悪だと気づいていないもっともドス黒い悪」

たとえば1日警察官やったら街が崩壊するレベルの被害になったり…

Gガンダムの東方不敗マスターアジア

主人公のドモンの師匠だが、デビルガンダムの「地球を再生するためには地球を汚す人類を抹殺すべき」という結論に共感してしまい、デビルガンダム側に寝返ってしまう
地球への愛情は本物で、人類の環境汚染や戦争やガンダムファイトで傷ついていく地球に以前から心を痛めていた
それ故にデビルガンダムの歪んだ正義に取り込まれてしまった皮肉な人物

ブラッククローバーのダムナティオ・キーラ

魔法議会の議長で、クローバー王国を守るためなら手段を選ばず犠牲を厭わない
魔法騎士団の団員の大半がエルフに憑りつかれ暴走した一件で国民が魔法騎士団に不信を抱いた際、国防の観点から魔法騎士団を失うわけにはいかないと（元凶であるエルフたちが全て昇天した事もあって）、悪魔の力を使うアスタを元凶扱いして罪を被せる事で収めようとした

根底にあるのは愛国心とはいえ、そのために悪魔憑きとはいえ無実の（しかも本来なら救国の英雄の一人として扱われてもいい功績を立てた）アスタに罪を被せ一方的に裁こうとした「歪んだ正義漢で暴走したキャラ」

NARUTOの志村ダンゾウ

「木の葉の里を守るための犠牲となることが忍びの本懐」などと嘯くがその理念を他人に押し付けるのに、自分はまだ死ぬべきでないなどというプッチ神父レベルの邪悪
自分のことを木の葉の里を守るための必要悪だと思い込んでいるフシがあり、それを建前にして行われた様々な行動がNARUTO本編にて起こる数々の騒乱の発端となった

BLEACHの東仙はこの区分に加えて良いのかな…

>>57
東仙は復讐心の要素が強いイメージだな

個人的にはだけどね

ロストジャッジメントの桑名仁

割とストーリーの核心部分ネタバレだけど
元は高校教師だったけど自分のクラスでいじめがあったことに気づかず生徒の一人が自さつ未遂で昏睡状態に
その後教師を辞めて表向きは便利屋をしつつイジメの加害者達を私刑にするということを10数年やってきた

ドラえもん のび太と雲の王国の天上人

地球の雲の上にある12の雲から成り立つ天上連邦と呼ばれる国に住む種族
生物学的には地上人と同じで、太古の昔に戦乱で追いやられた古代人の末裔だと言われる
地上の資源に頼れないことからクリーンエネルギーの技術が発展し、地上とは比べ物にならないほどの高いテクノロジーを持ち、絶滅危惧種の保護に力をいれ、結果として地上で絶滅した動物・植物が生き残っている

その建国の経緯、地上の公害が原因で年々人口が減少し続けていること、地上人によって多くの動植物が絶滅に追いやられていること、さらに地上人の美点や長所を探さず歪んだ視点で観ていた節が有り、大半の者が地上の人間に対して差別的で横暴な態度を隠さない

地上人の環境汚染を止めるために「動植物と地上人をあらかじめ天上界に避難させ、大洪水で地上文明を洗い流して破壊、その後地上人に荒廃後の地上での生活を強制、管理する」という「ノア計画」を実行しようとしていた

言うまでもなく地上に大洪水など起こせば文明だけでなく自然環境にも大打撃を与えるが、そういう事を考慮してる様子は無い
また現在の地上人の人口を科学文明なしで支えるのが不可能な事も考えておらず、「石器時代と同じ生活をすればいい」と平然と言い放っている
保護した動物にしても、「十分な餌を与えているから大丈夫」と、肉食動物と草食動物を同じ区域で保護してるなど、テクノロジーの高さとは裏腹に思慮に欠けた非常に危うい面があり、それが歪んだ正義感による暴走を生んだ

仮面ライダー龍騎の東條悟/仮面ライダータイガ

恩師である香川のミラーワールドを閉じてミラーモンスターを消し去り、ライダーの戦いを終わらせる計画に協力している
香川を『英雄』と慕っており、自らも英雄になる事に固執している

自分の基準で「英雄ではない」と判断した仲間の仲村創や共闘してた城戸真司/仮面ライダー龍騎にいきなり不意打ちをし、仲村は死に追いやり、城戸も危ないところだった
それでいて仲村を殺した直後には涙を流しており、「城戸くんが死んでも泣くかも」と、今まさに城戸を殺しかけてる状況で平然と言い放った

このように非常に独善的で情緒不安定でサイコパス的な言動の多い危険人物
さらに香川の「大勢の人間を救うためなら犠牲を払ってでも目的を果たすのが英雄」という教えと、彼が苦渋の末にミラーモンスターに襲われてる家族の救出よりもミラーワールドを閉じる目的を優先した様を見た事から、あろうことか「大切な人間を犠牲にすれば英雄になれる」というトンデモナイ曲解をしてしまう

香川の家族は龍騎に助られ無事だったのだが、上記の途方もない勘違いに加えて、家族の無事に安堵し、その後、家族と仲睦まじい姿を見せた香川を「英雄に相応しくない」と思ったのか、あるいは彼の家族に嫉妬して香川を独占するためか、いきなり不意打ちで香川を殺してしまう
その後も「英雄になるため」暴走を続けていった

>>64
東條は「英雄になれば自分のことをみんなが好きになってくれる」っていう承認欲求が根っこにあるから、正義感とも少し違うところがあるとは思う

>>81
放送約20年を経て当時影も形も無かった「承認欲求お化け」って概念を先取りしたキャラだったのでは？なんて意見が出てるしね…

機動戦士ガンダムSEED DESTINYのデュランダル議長

遺伝子の相性の不一致（子供が作れない）で恋人と別れた過去やクローン人間である親友の無惨な境遇と死がトラウマになっており、「最初から人の運命がわかっていれば、このような悲劇は起きなかった」という思想を抱いてしまう
そして遺伝子から人間の資質を導き出し、各々が自らの資質に適した役割に就く「ディスティニープラン」を世界中に実施する事を目論む

悪意はなく、むしろ彼なりに世界を良くしようと考えているのだが、彼の「ディスティニープラン」は先天的な資質だけで人の運命を決め、その人間の意志や感情を完全に無視する、ある種のディストピアである
しかも、確実に「ディスティニープラン」を世界に広めるために、事前に察知していたテロリストやジブリールをあえて野放しにし、彼らの非道によって激化した戦争の中で、悪逆を行う彼らを討ち、弱者に手を差し伸べる姿勢を取って人々の信頼を得ていくというマッチポンプを行ってる

上記の事からわかるように、人心掌握に長けており、主人公３人の内、アスランとシン（アスランは一時的だが）に自分を妄信させることに成功している

サイケまたしてもの主人公葛代斎下
いわゆる死に戻り能力持ちで相手の能力を何度もトライアルして見破っていくんだけど、日常生活でも自分の身の周りで起こるトラブルが全て解決できるようになるまで自殺してやり直しをし続けている狂人

ニセモノの錬金術師のアグノシア
ただただひたすらに世界を善くしようとしているだけだがそのために行っている事が常軌を逸している
最終的に創造神に出会って願いを否定されるんだがそれでも心折れずに生まれ変わって世界を変えてみせるって神に啖呵切る凄い人だよ

平成仮面ライダーだと、ブレイドの桐生さんとか、オーズのバッタヤミー回の神林親子とかかな

前者は自分がなれなかった仮面ライダーの力に執着した結果、悪人に私刑を行う歪んだ正義感を持つようになった。

後者は悪い奴をやっつけたいという欲望を叶える力を得てしまった結果、手当たり次第悪人を殺しにかかるほど正義感が暴走していった。

キラキラ☆プリキュアアラモードのエリシオ
ある意味で父親と母親と呼べる2名の百年に及ぶ戦いと簡単に光は闇に、闇は光に変わって争い続ける世界を憐れみ、大嫌いと大好きを消した平和な空っぽの世界を作った人形

鉄のラインバレルより『九条美海』
どこまでも、自分が正義(だから誰からも愛され賞賛されるべき)という考えから抜け出せないままに
他人に自分の救いを押し付けようとして殺された子。

>>89
なまじアイドルやってたり周りの余裕がなかったり巡り合わせが悪くて正義の味方になれなかった子だ

ワンピースのオーム

エネルの配下の四神官の一人
欲深き人間たちが争う現世を憂い、嘆きの涙を流す
だが、その果てに出た救済の結論は「みんな死 ねばいい」という過激な極論であった

エネルや他の神官も、みんな傲慢で独善的なところがあるが、このオームは何を言っても「欲すれば争いを生む。お前を救ってやる（殺してやる）」となるため、会話が成り立たない

漫画以外でもいいならフラダリとか
慈善活動をしていたものの人間たちが求め、奪い合い姿に絶望し、「人もポケモンも増えすぎた、消してしまおう」という思想を持つまでに至った