国語の教科書で印象に残ってるお話ある？

こうしてみると英才ケモ教育の面もあるんやな

タイトル思い出せないんだけど「心が弾力を失っていった」みたいな表現のある作品
この言い回し20年経っても頭に残ってる

菊池寛　形
これで尊厳破壊とかそういうのに興奮するようになった気がする

てぶくろをかいにとごんぎつね
なぜ狐に対する優しさが違うのか

てぶくろをかいにの作者はごんぎつねの作者をぶん殴っても許されると思う

なんて話か忘れたけど、親父の甲子園の土捨ててしまう話

最後に出てきたけどスリランカの黒鉛堀
あとオニオングラタンは料理してるとたまに思い出す

ちいちゃんのかげおくり

うりうりかなしーぐわ
おおきくなれよ、うつくしくなれよ、だったかな
なんの作品だかも覚えていないが、このフレーズだけ覚えている

ろくべぇまってろよ

きつねのおきゃくさま

狐が小動物達をより美味く食うために世話して太らせてたらオオカミが襲いに来てそれらを守って死に、何も知らない小動物達は狐に感謝して墓を建てたって話だった気がする

善意とか無い奴が結果的に誰かを救うって話は社会人になった今でも好きなんだ

はまべのいす

ストーリーらしいストーリーはほぼなく、最初から最後まで浜辺に置かれた椅子を観察してる半分ポエムみたいな話なんだけど子供時代の光景として何か記憶に残ってる

扇の的

南無八幡大菩薩、我が国の神明、日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、 願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ

話そのものではないが「大造じいさんとガン」

授業中に5～6人ずつくらいに班分けされて
「タイトルから1人ずつ朗読、つまずいたら次の人に交代」で何処まで読めるか班対抗戦やったとき
自分が全く空気読まずに延々と読み進めてしまったせいで
最終的に自分1人対クラス全員でも自分の圧勝になってしまったこと

「父さんの宿敵」ていうハブとマングースの話
　
人生で初めて見た「それが今の私の妻です」系の話だった

舞姫
主人公がクズすぎるだろと思った

オツベルと象かな？
なんかグラガァガァグラガァガァが頭に残ってる

挙がってないところだと、「握手」
正直ストーリー自体には特に印象に残る程でもなかったんだけど、
修道院の人への「死ぬのは怖くないのか？」に対する
「天国があると思った方が楽しい」「その為に神様を信じてきた」
みたいな返事が、中高生だった自分には、
宗教への理解というか受け入れを拡げた気がする。

内蔵助留守と繁栄の花は今でも好き

あと、主人公の少年が夜中に線路を歩いてたら青い馬に出会った、みたいな話があった気がするけどタイトルを思い出せない

教科書に載ってるだけあって名作だらけだな
実際に勉強している時は気にならなかったけど
改めて読むとすごいわ

「少年の日の思い出」、「高瀬舟」や「スーホの白い馬」もそうだけど……なんとも言えない終わり方する話ばっかり覚えてるなぁ

のとがかわいた
これ大好き、蛇口から飲む水が最っ高に旨くなる

仔細一切思い出せないけど
「ブリキの看板が僕の首をちょんぎる」（「ちょんぎった」かもしれない）
という文だけ妙に覚えてる

スイミー
マグロが怖い魚と刷り込まれた

さんちき

山車を作る職人の話。弟子の三吉が自分が仕上げた車輪の輻が嬉しくてこっそり名前を彫ったら、間違えて客から見える表側に彫った上に「さんちき」と間違えてしまう。

親方の「名前を客に見せびらかすものやないで」と言うセリフが印象的で、自分の描いたイラストにサインできなくなってる。今はサインするのが主流なんだけどね。

藪の中は黒澤映画の解釈が良かった。
直接の関係者じゃない木こりだけが本当の事を言っていて、他の関係者は全員保身のために嘘をついているってやつ。
確かにそれなら矛盾なく通るなあって。

夏目漱石と太宰治に並んで殿堂入りするヘッセおもろい
誰が訳してたっけ

国語の先生が「クラムボンは泡だと言っている人間がいるが泡が笑うわけがない。これはプランクトンの事だ」って珍妙な力説してたせいでクラムボンがずっと記憶に残ってるわ

夢野久作の瓶詰地獄、気になったから青空文庫で全部読んできたわ
面白かった

タイトル忘れたけど、「お手手がちんちんする」ってセリフでみんな笑ってた思い出

タイトルを忘れてしまったけど確か随筆もので
布を桜色に染める時は桜の花ではなく、花が咲く前の桜の樹皮を使う
桜はその身ごと桜色に染め上げようとしているのだ
みたいな文章がある作品

最初の古典の授業が「稚児の空寝」だったのだけど
先生が寺の稚児を一休さんのアニメに出てくる小坊主のようなものと解説して
違うわ何言ってるんだこの人 と先生を信頼するのをやめた

温かいスープほんと好き
ああいう知性を感じる文章を書ける大人になりたかった

ちょっと待って、木を植えた男が入ってないやん

小さな手袋
脳卒中という病がいかに取り返しのつかない絶望的なものかを嫌というほど分からせてくれた

おおきなかぶがないとかびっくりだ

王様が鴨を逃がしてやったり籠城中に不思議なご馳走が出てきた体験を家来に話して聞かせるやつ
スレ見るまで忘れてたけどネズミがチーズ工場に忍び込んで品評する話はめっちゃ好きだったな

梶井基次郎の檸檬は内容よりも基次郎がゴリラーマンだったことの方が印象的

紅梅月毛

元は文学だと思うんだが、国語の教科書に載ってた

狼が主人公で、食おうと思って拾って育ててた小動物（ひよこだか、うさぎだか）に情がわいて、最終的にはそいつを守るために戦って死んじゃう的な奴

英語の授業で新しい文法を覚えた息子
「父さん、I was bornって受身形なんだね！ぼくは『生まれさせられた』んだね！（ドヤ顔）」
その息子が難産だったせいで妻が死んだ父
「お、おう…（傷心）」

当時そんな言葉はなかったが
空気が読めないという概念をこの話で学んだ

エーミール殿堂入りしてて笑ったｗ

上がって無さそうなので行くと、
ひよこの眼
蠍座カレンダー(赤い蠍と青い蠍が出る話)
お寺に修行しに行く息子と見送る母に宿屋の店員がとんかつを出してあげる話
傷病兵の病院で、一つしかない窓際のベッドで楽しそうに外の景色を話して聞かせてくれる人を羨む主人公の話
いもうと(イジメにあって病んでしまった妹さんの話)
主人公がまつりって名前の女の子で酪農やってる親戚の叔父の所に遊びに行って、先月生まれた牛に名前を付けてと言われてピアスと名付ける話
が印象に残ってるな。いずれも作者名すら分からないけど懐かしい気持ちだ

エーミールは殿堂入り。
主人公の名前も題名も覚えてないけど

あの坂をのぼれば
小さな大冒険感がワクワクして大好きだった

海のいのち
挿絵が美しかったのを覚えてる

エルマーのぼうけん
教科書には途中の話しかなくて続きが気になって親に買ってもらったのが俺の読書の始まりだわ

おじさんのかさ
そしてトンキーも死んだ
オツベルと象
が印象に残ってるな

教科書では素顔同盟が一番印象に残ってるかもしれんな

うしさんうふふ。が頭にこびりついてる

「三面張りのドブのような川」「無用の消波ブロックが海岸を埋め尽くす」と土木系をこれでもかとこき下ろした作者のお気持ち表明の随筆が載ってたなあ
学生を環境問題に触れさせる切っ掛けにするって意図があったのかもしれないけど、なんでこんなの載せた

「がまくんとかえるくん」シリーズの『お手紙』の
別解釈を聞いたときはアツくなったね

ルロイ修道士は「天国はあると思いますか？」という質問に「あると思った方が楽しいじゃないですか」的な答えを返してたのが印象に残ってる

ビーバーのダム工事
子供ながらに「これは理科なのでは？」とモヤモヤした

野ばら

国境を警備している隣国の兵士同士が仲良くなるけれど最後は…という話
立場や年齢を越えた友情が忘れられない

赤備え

芥川龍之介の短編小説を読み始めるきっかけになった羅生門が印象的。

それと話は全く思い出せないけど「ルントー」って言葉が印象強くに残ってる。

クラムボンとかまきりりゅうじ以外全く思い出せない
全然覚えてなくて切なくなった

オニオングラタンは印象に残ってずっと覚えてた

こういう話題で何故か出て来ない「くまのこウーフ」
ラストの「ウーフはウーフでできているんだ！」は哲学
なお途中の「ウーフはおしっこでできている」と言ったキツネはひでえと思う

どろんこ祭り

おきゃん(男まさり)のセッちゃんと、最近引っ越してきたナヨナヨしている三郎の話。
いつも散々セッちゃんに振り回されてる三郎が、田んぼの泥を女が男に塗りたくる「どろんこ祭り」に無理やり誘われた挙句、男女の着物を交換させられる。
女の着物を着せられて最初は嫌々やってた三郎もだんだん熱が入って、いつも自分をイジってきていたセッちゃんに泥を塗ろうと夢中になる。
セッちゃんは必死にかわそうとしているうちに頰被りが取れてしまい、女の子とバレてしまいそうになって防戦一方。
ついには「もう、ゆるいて」としおらしくなってしまい、我に返った三郎は彼女に恥をかかせまいと手を引いてその場から逃げる様に走り出す。
その時の自分の中に普段は無い荒っぽさを自覚した三郎は満更でもなかったという話。

ボーイミーツガール、それぞれの性別の目覚め、少女の男装、少年の女装と萌えどころ満載の作品だったが、男らしさ女らしさに物申すという圧力団体のせいで最近の教科書では削除されたらしい。
思い出の作品なので残念。

モチモチの木はとにかく挿絵が大好きで、「モチモチの木に火がついている！」の幻想的な美しさは何度見ても飽きない。
絵本も買って息子に読み聞かせた。

ちいちゃんのかげおくりとかルロイ修道士とか山月記とかはよく挙がるけど、
自分は教科書で見てないわ
多分自分の学生時代にはまだ採用されてないんだと思う
なんというか時代を感じるな

春先のひょう
「その患者さんはどうなったの？」
「すっかり元気になって、今ではかわいい二人の男の子のお父さんになっていますよ」
「それでお母さんもお父さんもきゅうりが好きなんだね」っていうお兄ちゃんとキョトンとしてる弟って〆も好き

三人の旅人たちは妙に印象に残ったな（題名は忘れてたけど）

詩になっちゃうのでスレチかもだが「朝のリレー」と「今生きているということ　それは（後は忘れた）」で始まる詩
「それは～」の後が大したことない事の羅列？だったような
で、作者がまだ生きてるって知ってびっくりした
教科書にのってる話の作者って皆昔の人だと思ってたから

小学二年生ぐらいの時の「小さい白いにわとり」
内容よりも、生徒の誰も先生の求めている感想を言わなかったので、先生がキレた思い出。

お前ら思ったよりちゃんと授業受けてたんだな…

そういえば、物語でも詩でもないんだけど、「方言と共通語」って話も印象に残ってるわ
関西だったかで「ほかす」を「捨てる」の意味だと知らず「保管する」の事だと思って取っておいたら突っ込まれたエピソードとかあった奴
……その割に、自分が普段方言を喋ってるという自覚は当時はなかったけどw

おわあ　おわあ　おわあ　とか
あめゆじゅとてちてけんじゃ　とか
当時何だこれと思った聞きなれない表現ほど意外と憶えてるんだよな
記事を読んで忘れ去ってた記憶が色々蘇ったわ

国語の授業から小説や詩を排除して評論文中心にする流れがあるみたいだけど
もし自分の世代の国語の授業がそんなんだったら国語は味気なくて嫌いな教科になってたと思う

ここだけ哲学ニュースみてーだ

がおーが出てて嬉しい
自分が子供の頃の教科書にはなくて、学生のアルバイトで家庭教師やってたときの生徒の教科書で読んだんだよね
こんな話が載ってるのか！ってちょっと盛り上がって生徒に不審がられた思い出

老いたライオンはサバンナの厳しい生活から人間に捕まって、のんびりできる今の生活に満足してる（ので、人間の子供たちを楽しませようとがおーってする）
動物園生まれの若い黒豹は自由に走り回りたい、と人間に囚われた生活に不満で、普段は人間を無視するし、じいさんライオンにイライラしてるんだよね
それがじいさんライオンが体調の悪い日に…という話
黒豹のツンデレっぷりが可愛くて微笑ましかったわ

帰省したら憧れてた女性は大阪のおばはんと化し憧れてた親友は泥棒となってた奴

「夕焼け」という詩
電車でお年寄りに席を譲り続けた女の子がとうとう譲るのをやめるけど
良心の呵責に耐えかねてずっと下を向いているから美しい夕焼けも見ないという

狂言の「附子」（ぶす）
「あおげあおげ」「あおぐぞあおぐぞ」で思い出す人もいるかな

主人に「毒（附子）が入ったツボには近寄るな、そこから流れてくる風でさえ死ぬ」と脅かされた太郎冠者と二郎冠者が、主人の居ぬ間にツボをあおぎながら近寄って興味津々にツボを覗いたら、中身は砂糖だったので全部食べてしまう
んでそれを取り繕う為に、二人はわざと主人の大事な物を壊し、帰ってきた主人に泣きながら「うっかり壊してしまったので死んで侘びようとした」と弁解する
そんな話

国語というかたぶん現代文だったと思うけどよしもとばななの「みどりのゆび」
わけもわからず惹かれて何度も読んでたら図書館の先生が「キッチン」を勧めてくれた思い出があるので

どんな話だったっけ？ってタイトル検索かけると、作品によっては「指導案」っていう明らかに教育者側な項目がサジェストに出てくることがある
問題提起するのもなかなか難しいよねってちょっと頷いちゃった

おじさんのかさと夏の葬列
が印象的だなぁ

あとお話じゃないけど
るんるんるるんぶるるんぶるるん
つんつんつるんぶつるんぶつるん
とかいうのがやたら記憶に残っている

「紅鯉（べんごい）」だったかな
主人公の少年が友達と一緒に川で遊んでたら幻の真っ赤な鯉＝紅鯉を見つけて、
周りに「紅鯉を見たよ」と言っても「そんなんいるわけないだろ」と信用してもらえず
なんやかんやで大人たちが本当にいるかどうか探そうぜという流れになって川を捜索するけど結局見つかりませんでした
みたいな話だった気がする

印象に残ってる理由が
セリフが全部方言で書かれてて、音読でつっかえる人が続出したから
「～～ばい」くらいの語尾くらいならまだマシだが「そぎゃんこつばってん」なんて出てくるもんだから
当時小学生だったがほぼ全員が「よその地域の方言」に馴染みがなかったせいで教室中が混乱に陥った
そもそも「方言」という概念の認識があの頃の自分たちにあったかどうかも怪しい

今なら熊本弁だろうなって判るけど、30年以上前の小学生には判らんだろうよと思う

兜
やべーギャン中だけど菊池寛を素直に凄いと思える作品

スレでも挙がってるけど「セメント樽の中の手紙」
「私の恋人はセメントになりました。」と粉砕される描写がトラウマになりそうだった

吉野弘の虹の足が妙に頭に残っている

私がきれいだった時
街はガラガラ崩れていって
とんでもないところから空が見えたりした

あたかもしれない　のヤツ
題名忘れちった

ワイ役所で教委に結構居たけど、役所に出向してる教員（指導主事）が一番大事な教科は国語って言ってたの思い出したわ。
みんなしっかり教育受けてるんだね

ゆたぼんにはこの話たぶん分かんねえんだよな…かわいそ