みんなが思うダークヒーローに必要な要素って何だと思う？

みんなの答えを聞かせてほしい。

個人的には
・悪への容赦のなさ。
・自分は善人とは違うという理解。
・善人への敬意
・無辜の人々への配慮
が必要だと思う。

>>1
善人への敬意は要らないと思う
そもそも善悪を定義していること自体が自分に酔っている感あるし

>>1
悪への容赦のなさはわかるし、自分が正義や善だと思っていないようなタイプであることは間違いないと思うけど

善人への敬意だとか、無辜の人々への配慮とはそういうパターンもあるくらいじゃない?
少なくとも必須条件に数えられるようなものではないと思う

>>1
この定義だと普通に悪人も含まれるよね

ダークだろうがヒーローの名を背負ってるならある種の美学みたいなのは持ってて欲しい

クソみてえな強迫観念と偏見に突き動かされる愚民……の中に一人だけいる理解者

悪をもって善を為すっていう部分が大事だからちゃんとプライドは持っていて欲しいな

自分が理想的なヒーローとは真逆であると認識している
だからこそ逆にヒーロー像に対しては人一倍真摯で思い入れがある……みたいな

>>6
ダークにやんなくていいならそれが一番って理解できてるのが大切な気がする
正攻法で頑張ってるキャラに冷笑的になったりしてるときつい

一貫性
こいつは許したのになんでこいつは殺したんだ？
と一回でもなったら作者が意図的にそうしたわけでもない限り全てが無価値になる

>>8
それはまあでも大抵の場合当てはまる気もするが

正当な手段で対処出来ない巨悪が存在することが必要

ダークヒーロー、というからには敵は悪なんだろうけど
悪と敵対する動機は重要だと思う、復讐なんかが分かりやすいし多い
ダメだと思う例は、自分は力を持っているからとヘラヘラ笑って殴っても文句言われない相手に暴力振るうだと一気に小物感が溢れる
それと一般人を容赦なく巻き込めばそれはただの悪、ヒーローではなくただの猛獣か悪漢
……って、誰かが早口で言ってたっすよ

確固たる信念をもって　ぶれずに行動かな

普通のヒーローでいられない理由
世界的事情でもキャラの事情でもなんでも良い

ヒーローかダークヒーローかを分けるのは
「社会秩序に従うかどうか」
「悪に対するスタンス」
じゃない?

その社会や国家あるいは世界での善悪の基準をどこに置くかによるけど…
法的に解釈して違法とされる行為の比率が大きければ大きいほど
犯罪者などのいわゆる悪人に対する私刑の割合が大きければ大きいほどダークヒーローなんだと思う

ただ人それぞれラインが違うだろうけど

例えば
①「法は遵守した手段のみを用いた上で、無傷か正当防衛の範囲で犯罪者を捕らえて裁きは司法に委ねる」

②「多少法は違反するし、感情的に殴る場合もあるけど、出来る限り法律を守るつもりもあるし、暴力も過剰ぎみだけど解釈では正当防衛の範疇」

③「法を守るつもりはなくはないけど、いざとなれば違法行為も辞さないし、殺さない程度の暴行は加える」

④「普段は法を守るけど順法精神はなく目立たないため。悪人への対処には違法行為も積極的に行うし、殺す可能性もある」

⑤「普通に犯罪者側。でも悪人しか殺さない。あるラインを越えた悪人は全員生かしておかない」

⑥「犯罪者。悪人を殺すためなら一般人でも場合によっては殺す」

この中ならどこからどこまでがヒーロー、ダークヒーロー、あるいはどちらでもないか
これは人によって結構差があると思うよ

ダークヒーローは表で暴れるヴィランじゃなくて自分が悪人として汚名を被ってでも裏で働らく裁けない悪を裁く頭脳派な暴力ってイメージ

ニンジャスレイヤーはいいぞ。
長編でダークヒーロー物の直面する多くの問題と向き合いながら、彼は人間性を失わず戦い抜いた。
ニンジャキラーとの戦いでは同じような境遇でもスタンスの差異も書かれているし参考になるぞ。
これはマーケティング行為ではない。

>>15
アット・ザ・トリーズナーズヴィルもいいよね
「私もオヌシらも、所詮は同じ穴のラクーン。単なる殺戮者だ。私はそれを知る者、オヌシらは知らぬ者。それが……」「違いだ……！」「そして感傷こそが、殺戮者を人たらしめる、最後の……最後の……」「最後の……」

ダークヒーローって言葉はエミヤオルタの為にある

時代劇で言うなら必殺仕事人はダークヒーローだよね
暴れん坊将軍とか遠山の金さんは普通にヒーロー

ピカクレスロマンみたいな感じかな？
微妙に違うかもしれないけど
悪を持って悪を討つていうのが個人的なダークヒーローのイメージ

本人が「ダークヒーロー」っていう呼び方を受け入れちゃダメってのはあるかな
ヒーローであることを拒否してる……真っ当な生活してる一般人こそヒーローだ、みたいな返しをする奴は色んな作品にいる気がする

ヒーローが正義の味方ならダークヒーローは悪の敵っていうのはあるよな

考えてみたんだけど、主人公が個人的な欲望のために動かないことと、作品世界の倫理観が主人公のやり方を許容しないことが必須の要素じゃないかな
前者はダークな手段も厭わない存在が物語上のヒーローであるための必要条件で、後者はシンプルにそうじゃなければただのヒーローじゃんってことでダークの方の必要条件になるかなと

>>22
後者が欠けるとメアリースーに堕すし、一部読者から主人公の倫理的法律的落ち度を突っ込まれる要素になるしで、
たとえ作者と読者が内心では私刑を容認して悪党成敗にスカッとしていようが、
作品内では建前を守っておくほうがいいんだよな

ヒーローを目指す主人公はありがちだけどダークヒーローを目指す主人公は中々見かけないよな
まあ自主的に目指した時点で純粋なダークヒーローとは呼べなくなるからだろうけど

>>23
ダークヒーローじゃなくてダーティーハリーなら
目指したバカが問題になった事もあったな

ダークヒーローにいちばん必要なのは強烈な動機じゃないかな
秩序や良識に囚われていては達成できない目標のために、社会から一歩はみ出るための動機
だからまあ大抵ダークヒーローは復讐者が多くなるんだけど

できれば作品世界に対比するべきヒーローがいた方がいい

みんながダークヒーローだと言ってるのは俺にとってはアンチヒーローで
個人的には悪魔と契約して力を得たとかの「パワーソースが悪に属している」のが性格、言動、信条などに関わらずダークヒーロー

>>28
「仮面ライダーは怪人より生まれる」みたいな感じか原義的ダークヒーロー

>>28
まあルックスがヒロイックなヴィランもダークヒーロー扱いされる事あるからなあ

取り合えず理想的なダークヒーローを貼るぞ

>>30
そいつダークヒーロー（笑）じゃん…

>>30
隻眼の暗黒英雄（笑）さんちっすちっす

>>30
お、自分が殺した同級生の親にお前の子供殺したからって言いに行って相手がキレたら発砲する人じゃん

まぁ取り合えずダークかアンチかはさておいて
個人的には善を過度に貶したりするのはよくねぇかなとは思う
世間の大多数は全うな法組織によって回っているというのがあって

例えばジョジョの5部ブチャラティは市民から愛されるが一方で依頼主に対して「貴方が全うに税金を納めているのなら警察を頼るべきです ギャングへの貸しというのはそれほどまでに大きい」みたいな話をするんだよ

反社会的な存在となればそういうキッチリとしたラインの線引きは大事だと思う

ダークヒーロー物ならフランク・ミラーのこの言葉とか参考にどう？(ダークナイト・リターンズ、デアデビル、エレクトラ、300、シン・シティの作者)

「フィルム・ノワールのヒーローは血染めの鎧をまとった騎士だ。彼は悪を気取り、ヒーローであることを全力で否定する」

社会的な賞賛を得てはいけないのが大前提かな、大勢から見ればならず者の一人でしかないって感じで
ただ自分だけは分かってるって理解者キャラを擦り過ぎてもマジョリティに逆らってる空気が薄れそうなのは難しそうだな
理解者より協力者の扱いのが大事かも

アメコミのダークヒーローならこの人とかどう？

>>39
やっぱ最初にそれ連想するよね

アメコミといえば、ヴェノムはダークヒーローか否か

>>40
原作か、映画かによってちょっと違いすぎるから判断に困る

>>39
まあヒーローかと言われるとなあ…ダークヒーローだよなあ

>>39
暗黒時代の聖戦士かただの気狂いかって作者から言われている男

警察とか行政が無能であること
ちゃんとしてたらそっちに任せなよとしかならんし

この映画とかわりといい感じのダークヒーローと警察との塩梅さだから参考になるかも

DEATH NOTEのキラはどうなんだろう　正義を凄く知ってる故に正義や倫理じゃどうにもならないことを知ってしまったやつ
最後は完全に悪だが初期はダークヒーローなんだろうか

>>46
あくまで読者がそう思うって話で
初期の時点でも「法的に死刑になるほどの悪人」じゃないものを殺しちゃったのはヒーローじゃなく
悪人そのものじゃなくて、自分を追う人間を殺した時点で完全にヴィランじゃなくなった感じだと思う

デスノート殺すしかできないからヒーローの道具になりにくいのよ
苛烈な悪への制裁よりも善人を救うことがヒーローの条件として広く受け入れられやすい

>>47
シブタク無かったらもう使わないだろうし、そうなると普通に法曹コースだったのかな
ノート使うようなのはヒーローになれないのはそう　カラテが必要

ダークヒーローのダークという言葉は読者に向けた自己形容詞としてあるものだと思う
例えばこの主人公は読んでて気分悪くなることもやりますよっていう
つまり１８禁ヒーローみたいな

イコライザーのマッコールおじさんは悪党を容赦なく始末する一方で
罪を償うチャンスを与えるし更生できる人には親身にもなるくらいには踏みとどまってる

ダークヒーロー（アンチヒーロー？）をやろうとして
俺が正義だ！邪魔する奴は誰だろとぶっ○す！ってなるともう危険人物でしかないと思う

>>52
マッコールさんは善良なる人のために害を及ぼす奴らを殺すけど本人は自分の行いを正義だとは思ってないのがダークヒーローっぽい

自分のためにじゃなくて他人のために自分の手を汚すことを厭わない精神も大事なんだろうか

個人的なダークヒーローってバットマンのイメージ
法を犯してる自覚はあるけど遵守してると被害者が増えるだけの街
暴力は使うけどコロしはせず警察に突き出す
スーパーマンみたいな正当なヒーローはちゃんと評価する(でも対抗手段はちゃんと用意する)

割と必要な要素全部備えてそう

世界規模で表・裏社会を牛耳る非合法なこともバンバンやる組織に対して
殺人が悪の価値観を持ち、末端一人一人にも愛する人がいても「だが殺す」でいくのは
ダークヒーロー？　ヒーロー？　一般人は出来る限り助けようとするし
地獄に堕ちても奴らだけは殺す！みたいな思考

>>58
ダークヒーロー
「殺す！」とか言ってるのは基本ダークヒーローだよ

読者の視点で言うと、描写の比重が「敵を殺す＞人を救う」ならダークヒーローと感じる

バットマンは④にならないギリギリの③って印象だな

殺しが反転した結果、分類分けするとダークヒーローになる人間が大統領になったって国があったな
フィリピンって国だけど

ダークヒーローと言えばこいつやろ

>>66
マジモンのダークヒーローじゃん
真女神転生は道を違える仲間ってのがわりと印象的に使われるイメージある
極限状態だから選択肢がアレでもしょうがないみたいな感じもあったりするけどだいたい末路って感じになるよね

ダークヒーローものに必要な要素って、自分個人の好みだと

「活動に対する強烈な動機の説明」と「苛烈な悪への攻撃を見せる戦闘シーン」
あと好みなのは「一般人に怖がられる描写」と「だけど救われている人間が確かにいる描写」かなぁ

あと目標達成するエンドじゃないなら、ラストに「主人公の戦いは終わらない」って感じで終わるの好き

ダークヒーローとして思うのは真っ当な正義感を鼻で笑ったり
批難に対してブチギレ出して反論するとかかなぁ

悪党を野放しにする社会正義の無力さに対する怒りも糧にしてるのもいるが
かといって『お前らが無力だからこうなってんだよ！』ってキレて相手をボコボコにするのはモヤモヤするかな

ヒーローの一部である以上悪人・悪党ではない正義さみたいなのは必要
そこが難しいんだけど

ダークヒーローがわざと一般人巻き込んだり普通のヒーロー殴ったりしたらもうそれ単なる悪人じゃんってなるしね

なろう産のダークヒーローだったらこっちじゃね（本人視点除く）

これが出てないなんてお前らには失望したよ

ヒーローではなくダークヒーローで無くてはならない理由として
ヘイトコントロールとして、ダークヒーローのダーク部分が読者に許容される理由として
ダークヒーローのヒーロー部分の証明として
リーガルで正当な手段で解決出来ず、多少の悪事なんぞままごとに見える悪党として、悪を切り裂いて正義を示す対象として
巨悪が必要

確かにダークヒーローモノに必要な要素って、ダークヒーローが必要とされる世界、環境、状況だよね

極論　汚職警官だらけならダークヒーローになれるんだ

ダークヒーローは腐ってもヒーローなので正義を行うもんだよ
ただその方法がダーティーだったりするだけで無実の人間をぶちころすとかはしない
当たり前だが無関係な人たちを巻き込むことも基本はしない（成り立て、闇堕ち、暴走などの例外はある）

ちゃんと主人公とは別にこうあるべしってヒーローがいてこそな気がする
勿論実はこいつ裏で汚いことやってますみたいなのはナシでね

>>101
これは同じようなスーパーパワーもったヒーローじゃなくて
警官とか、一般人とかでもいいよね
ようは対比となり救いとなるようなあるべき姿ってのがあった方がみたいな感じで

DCならウォッチメンのロールシャッハかな。
非情かつ暴力的で、手段を選ばず、悪や悪人に対しては絶対に妥協しない。
かと言って正義の味方じゃないかな。社会的には犯罪者だし。悪党退治が好きな狂人。
極右思想、無職、女嫌い。
ただし子供の味方ではある。
妥協しないせいで南極で染みになった。

どのキャラをもってダークヒーローとするか、で見解が分かれそうなお題ではある
個人的にはコイツ

正常な倫理観を持つ側の人間が異常性を指摘することも大事だと思う
逆にこれを悪党にやらせておまいう感で正当化しようとするのは卑怯

ダークヒーローって云うとアメコミ系とか新しい感じするけど大元はたぶん自警団の話が系統にあると思うから、1970年代のアメリカのアクション映画は大体のその流れが強いな。

そもそもヒーローってのは基本的に『異常者』なんだよな

仕事でもない人助けに人生をかけている
西尾維新立ったと思うけどどれかの作品で悪人よりもよほど頭がおかしいと語られていた

ヒーローを「主役」と定義して、「ジョーカー」のジョーカーもダークヒーローだよ
とかいう論もあるのでもう正直定義ちゃんとせずに語るなら何とでもなるみたいなとこある

スレ主が言ってる方向のダークヒーローって、正義の味方的なヒーローの類型っていみだろうと思うけど

洋画のアンブレイカブルであるけど、ヒーローであるためにはヴィランが必要
悪と対立してるのがヒーローで、ヒーローと対立しながらも別の悪と対立してたらダークヒーローよ
主人公を完全に否定しにきてたらアンチヒーロー

>>118
クロサギみたいな悪の手法で持って悪を倒すみたいなこと？

>>118
あとは主人公が悪であっても戦ってる相手の方がより巨悪なことかな

自分の中にある正義、というか行動理念を守ってる事とか？
気まぐれのやつはあんまいない気がする

警察や公権力が表面上は一般社会を維持している正当な正義であること
そんな正当な正義とヒーローの仲が悪いこと