富野由悠季さんという狂人のような常識人

最近はお〇こ舐めたくなるような女の子がいないってセリフをずっとガチで言ってたと思ってた

本人を理解できるわけもないけど後進の事ちゃんと見ててダメ出ししてるの好き
でもいいものに関してはちゃんと嫉妬する

「機動戦士ガンダムで綺麗に終わったのに続編なんて要りませんよ！」

常識を知ってるから狂人を演じられる人って感じ
狂人を演じる奴は狂人って言うけど常識人らしさが見え隠れしてる

まぁでも一般人という枠には収まらんお人だ

手塚宮崎高畑という化け物と戦ってきたせいで自分を凡人だと思い込んでる化け物
群像劇とか戦記物の描写はその三者より上手いんだよね

御大のロボット出ない作品は海のトリトンとガーゼィの翼があるよ

単独で創った小説だと狂人そのものだけど、
アニメとかみんなで創る作品は狂気に満ち溢れつつ常識が残ってる感じ

狂ってると見せかけてしっかり回り見て求められたことに応えるし視野も広い
でもやっぱりどっか狂ってる

ザンボット3最近サンライズチャンネルで見終わったけど当時よくやれたなこれ…

新作や鉄血のオルフェンズでもシコられるような女キャラクターが全然出て来てない。そのあたり考えたら普通なお人ではある。

日本にオタク文化を根付かせた元凶ともいえる

「一回ロボット絡まない作品作ってほしい」も何も「トリトン」があるし「ガーゼィの翼」「闇夜の時代劇」とか作ってる

この人の「作劇や映像が面白くなるなら現実にあり得ない動きをロボットにさせる作風」はもっと継承して欲しいと個人的に思う
リアルなロボットもの作ってるのにいきなりこれやって許されるの冨野くらいしかいないってのはわかるんだけど

殺陣の組み立て方がバツグンに上手いよな
リガズィとサザビーの、お互いに先の先を読みあう つばぜり合いのシーンクッソ好きだわ

アクションだけでなくGレコみたいなクッソ細かい人物の演技もつけれるのもスゴイ

演出の発想が常軌を逸してる

正気にして大道は成らずを地で行く人

声優の発掘能力および成育能力は天下一
戸田恵子さんや池田秀一さんをこの世界に招き入れたのも富野監督

Gガンで目論見通りガンダムをぶっ壊したが、結果幅が広くなってガンダムの寿命は伸びた

クリエイターとして同情する
ガンダムがウケたからと言って、他に作りたい物があるのに「それよりもガンダムを、ガンダムを…」って求められたら嫌気がさす

インタビューだかで語ってたTV版Gレコのアイーダさんを活躍させられなかった理由はなかなかクレイジーな気がするぜ

将棋界で言うところの米長邦雄ポジやね
上には巨人大山康晴、同時期には怪物中原誠がいて
永世棋聖の月見草
言動が破天荒な割に組織の舵取りが上手かったコミュ強

アニマックの小牧さんが言うには、昔クーペに乗っていたらしい
似合うような似合わないような

バイク戦艦の話とか『F91』の小型化問題をみると、今一つ玩具を売ることを理解できてないと思う。

「黒歴史」なんてネット以外でも普通に使ってる言葉が実は富野の造語だったりする
∀で使ってた意味合いとは全然違うんだけどね

作品数や映像時間でランキングした場合は何位になれるんだろ

出資者は無理難題をおっしゃる！

ガンダムとかでほぼ毎週戦闘シーン入れるのは販促目的とはいえすごいよ
水星とか完全にMSがオマケになってるもん

インタビューとかで最初の語り口というかフックは過激な言い回しなんだけど
読み進めると論理的だったり人に読ませる文章作りが凄い

富野作品なくしてスパロボの隆盛なし。実際ウィンキー時代からスパロボは富野作品に助けられるところが多かった

最近の富野さんは高度化するAIとそれに頼る人々にかなり危機感をもってるらしい　作品を観てもわかる通り人間の未来を拓くのは人間であるという思いからだろうか

どっかで見た書き込みで
美味しんぼの雁屋哲もエヴァの庵野も本人が年食ったら「大人ともわかり会える！大人にも理由があった！」みたいな作風になったのに、富野御大はいつまでも「大人は敵！」って言ってる
て意見が何か笑った上に納得したw

キングゲイナーのXANをスパロボに出そうとして
戦闘アニメを作ってたら御大が直々に絵コンテ直した話好き
そのときに「新たな演出を想像せよ」という言葉が書かれていたという

画像ネテロの最期の笑顔みたい

小形Pが言っていた
「富野さんの作品で制作進行チーフやった人の大半はサンライズでエラくなります。エラくなるか精神を病んで辞めるかの２択w」
ってオーコメで言ってたのは笑った。

57: 名無しのあにまんch 2023/03/02(木) 04:30:19
この人の絵コンテ切るスピードは多分他の人に継承できない

パヤオが更に早いんだよ
未来少年コナンでハゲが書いた1話分の絵コンテをパヤオがボツにして、自分で一晩で仕上げたのは有名な話

ダイターン3とかいう
禿自身が80点付けた名作

何だかんだでガンダム以外にもいろんな作品作ってる
庵野も完全新作何本も作ってから病め

富野節は粗削りでなんなら日本語としてはぎりぎり破綻してるんだけど、謎のパンチ力があって凄い印象に残るんだよなぁ

「いく百、いく万、いく億の星よ。なぜ光るだけなのか。語る力を示せ」とか狂おしいほど好き

68: 名無しのあにまんch 2023/03/02(木) 19:49:22
宇宙空間の戦闘描かせたらやっぱナンバーワンよ。

現実の国際宇宙ステーションの映像で、クルーが水筒を空中に放置してる様子を見て一般人が驚いていたんだけど、自分は子供の頃からガンダムで見慣れていたからむしろ実家に帰ったような安心感があったわ
いままで何も考えずに見てたけど、それだけ宇宙空間を自然にリアリティを持って描いていたんだなぁと大人になってから気づいたわ
これってSFとして凄いことだと思う

この人の見合いのエピソードが好きだな
最初に見合い相手と会った時は「なんでこの程度の女と結婚しなきゃならんのだ！絶対断る！」と思ったが「いやでもこの程度の女を紹介されたって事は自分はそれに釣り合う程度の男でしかないんだな」と考え直して結婚したって話
勿論現富野夫人との話だけど自分を客観視するというのはこういう事なんだなと凄い感銘を受けた
ご夫人も賢妻で評判だもんね

無重力だからって兵士が屋根や天井に整列して演説を聞いている、地に足の着いた人間臭いSFは富野アニメでしか見られない成分
違う環境を与えたら人間たちはどんな行動をするのか、そういうシミュレーションが細やかで世界に奥行きを与えるアニメ作りは監督固有のものだと思う

作詞作曲も阿久悠から助言を受けて阿久悠に全く似ていない富野らしさの曲作れたり、他作品について語る時の解説見てると上手く言えないんだけど一歩引いて物事を見るのが上手いんだろうなぁって

キシリア様がシャアのバズーカで死んだ時に吹き飛ぶ生首描いて富野監督に誰がそこまで描けと言ったってブチ切れられたの板野監督だっけ

ガンダムチャンネルに昼MS（ひるめしと読む）って80秒ほどでいろんなMSを紹介する動画があるんだけど、それのジム回とか見てると古臭くてかっちりしてない作画なんだけどMSの演出、殺陣がキレッキレなんだよな。すごいわ

もう今が実際晩年にあたるんだろうけど、全然老いてないよな…
生涯現役で亡くなる直前まで間違いなく仕事してるわ

子供たちに支持されるアニメを半世紀以上作り続けられるのは後にも先にもこの人だけだよね…

学生運動してそう感がすごいけど、逆に学生運動を冷めた目で見てたから世間ずれした革命思想家を上手く書けるんだろうな。

ボンボン、ミーハーのくせにキ○ガイサヨの知識人になりたがったパヤオ
自分の中に真実を見つけようとして芸術性に走ったりしたけど、本質的には常識人のトミノ
真正のキ○で、子ども向けアニメを作ってるつもりで大人ですら難解な作品を作り続け、死ぬまでパヤオや富野、高橋や押井などの同年代の脳を焼き続けたパクさん
自分が学生運動に参加できなかったコンプレックスを作品にぶつけ続けて作品をぶっ壊すか、視聴者の頭をぶっ壊すかの二択を取り続けた高橋
学生運動に参加できなかった鬱屈、オリジナル作品で成功出来なかった鬱屈から、原作をぶっ壊して自分の作品として神リブートし続けた押井
昭和ジャパニメーションの代名詞のような演出描写を生み出し、死ぬまで昭和のような作風を貫き続けるもトミノのガンダムのような作品に恵まれなかったデザキ
日本アニメ黎明期を作り、間違いなくパヤオや富野クラスの功績があるも一般知名度皆無なりんたろう

戦前生まれクリエイターを題材にして彼らを美少女化したソシャゲそろそろきそう

いつも自分自身の拗らせてる部分と取っ組みあいで殴り合ってる御仁だと思ってる
普通は歳を取るにつれて自然となあなあになるもんだけど
そういうのを感じさせない稀有な人

TV版Gのレコンギスタ時点で70歳超えてるのに、全26話すべての脚本と第10話以外の絵コンテを手掛けるって、すごいバイタリティだよね。

この人は狂人というよりも超人ってイメージかな

根っからのクリエーター気質だけど、スポンサーの要望にもそれはそれである程度は受け入れることができる人

この歳まで健康っていうのも凄い才能だと思う
こういう激しい人って早くに健康壊して引退したりする人多いと思うので

ガンダムというコンテンツが異能生存体で富野はキリコをやろうとした指揮官やペールゼンのイメージ
特に今川監督を呼んでGガンに繋げた辺りは「何故死なん！？」って困惑してそう

声優の発掘能力はガチ

富野展もっかいやってくんないかなぁ
あれほど鬼気迫り何か知らんがめっちゃ疲れる展示会もそうないぞ
怨念とか恨みつらみ、希望と後悔と信念がごちゃまぜで

駿や庵野と比べられるけどあの二人は納得できるまで作るのが許される環境にいるからな
定めれらた納期を守るという当たり前のようで難しいことを、過酷なアニメ制作現場でずっとこなし続けているというのが仕事人として尊敬できる

あと、当たり前のようにガンダムには存在してる要素だからあまり注目されんけど、全方位を使える空間でのMSを絡めた艦隊戦も上手いんだよな
そしてロボット同士の絡みだけでなく人同士の絡みの演出も唯一無二だと思う

未だに逆シャアと劇場版Ｚ(の新画パート)とＧレコが
シリーズの戦闘演出の最高峰にいるってのは凄まじいと思う

他の巨匠と違って最新の話題作とかガンガン見まくるのは師匠(手塚治虫)からの教えを守っているのかもしれない。
ガンダムが売れた時、何気なしに手塚治虫と会って話をしたら、会話の節々から「⋯この人ガンダムを間違いなく全話見てる⋯!」って感じて驚愕したらしい。

ダンバイン見返したりようつべでイデオン初めて観たりしたが、登場人物の行動に不快を感じることは多々あるが、あくまで「不快な登場人物が出る作品」であって「不快な作品」でないのが凄い。
イデオンとか、ああいう人たちなら和解できずにイデ発動するのも納得。

早いところ小説版クロスボーン・ガンダム出して欲しい