【ゴールデンカムイ】ウイルクというどんどんどんどん守る範囲が狭くなっていく弱い狼

アチャの娘です
この度は父が申し訳ありませんでした

ソフィアが「未来はあなたが選んで！」って言ってくれてよかった
ウイルクが生きてたらあの結末にはならんかった気がする

アシリパに情はあったが少なくとも情のせいで弱くなったのではなくその時その時の最善案を選択していった結果が北海道独立
キロランケは最後までそこを読み間違えてたただの厄介ファン

妻子のために道を逸らさないのは本当だったけどそもそも部下焚き付けて死なせまくってる原因がマッチポンプなのはいいんかい
月島鯉登が中尉のそれを見て嘘をついてなかった良かったなんて反応描かなかったところに作者の良心を信じたいけど

北海道内のアイヌ同士だって争うんだから
樺太からアイヌを連れてきたってトラブルになりそうだし
上手く独立までこぎつけたところで北海道アイヌだけの国になるんじゃ

権利書をアリシパに渡して金塊は土方に対する成功報酬みたいな感じだよね
どっちにしても権利書の位置が分かる刺青が土方で金塊の位置も土方にしか分からないから、イレギュラーの杉本がいない場合土方とアリシパが組むのを予測してたわけだし

憧れていた狼のやり方ではいずれ消えてしまうと気が付いたんだよな
皇帝爆殺は明らかに度を超えていたけれどキロランケはその当時の熱を最後まで持ってしまっていた
ウイルクは感情が見えないから不気味に思われがちだけど

まとめを繰り返して
ウイルクの解像度がどんどん高くなってるな。

大陸が近すぎて樺太を守るのはきついな

シベリア派兵という苦労から考えると沿海まで守るのは無理だろ

ウイルク「ひょっとして今でも極東連邦とか信じてる？」

現実的な生存戦略としてはウイルクのやり方は正しかったのかもしれないけどキロランケの求めてるものじゃなかったってだけの話だな
それぞれ理想とするものが違うから譲れないものを切り捨てられたら袂を分かつしかない

父親がポーランド人で生粋のアイヌでも無いし産まれ育った村ももう無いからウイルクにとっては故郷が無く特定の集団への帰属意識が薄いんだろうね
だからその時自分が身を置いてる場所を優先する

統治者（トップ）と軍師（発案者）や実行者（行政）は兼任しちゃうまくいかないって聞いたことある
勇作さんの連隊旗手や天皇家も似たようなもんだけど、
偶像は綺麗で慈悲深く徳が高いことが望ましく、逆に浅ましい真似をすべきでない
しかし現実問題として、強引かつ汚い手段で解決しなきゃいけないことはあるのでそれは他の部下にやらせるべきである
２つが分離していれば恨みは顔も知らぬ統治者ではなく身近な実行者に向けられる
イギリスも植民地には現地人の役人を特権階級作って配置して、恨みはインド人同士に向くようにしてたろ
また戦国武将の本多正信正純親子が死ぬほど嫌われていたように合理的すぎる判断は時に人心を失う。人心を失えは統治者たりえないからやってはいけない
つまるところスケープゴート役を置いておくべきだ、みたいな
合理的な嫌われ者の軍師や官僚って言われれば他にも色々浮かぶだろ
石田三成とか孔明とかオーベルシュタインとか。
そいつらがどれほど嫌われたか、どういう末路たどったかも覚えてるはずだ。
その辺を分担する人材がなく、兼任せざるを得ない時点でどこかで恨み買って死ぬのは必然だったろうよ
そこが狼の限界じゃないか？
無駄は無駄なことをしても生きられるという豊かさと余裕の証だ。
鉄と農耕を手に入れた人類の集団が狼の少数グループ、あるいは一人より弱いわけがない。
生え抜きすら切り捨てて一人で始める建国物語は無理ゲー過ぎる

杉元と会って「誰だこいつ！？」
↓
「あーそういうことね随分と気に入られたな」

の飲み込みの速さが何度読んでもヤバい

ウイルクは合理的だと繰り返し言われているが、合理ってのは目的にだどり着くための手段であって、それを目的自体に適応するのはトンチンカンだと思う
極東の少数民族を守るって大義の元結成された組織の長がその大義を否定しちゃいかんでしょ

ウイルクもそこまで悪どいかなって考えると難しいとこあるんだけど
言ってる事はまあわかるんだけどもうちょっとこう・・・みたいな
気持ち悪さあるわね

いずれ独立運動の旗印として育ててたにしてはアシリパさんに和名もつけてて
それが符丁として使える(アシリパさんが自分のもう一つの名前だとちゃんと認識している)のは
やっぱ北海道の独立も無理があったねやめようってなった場合も冷静に想定していて
何事も無かったように和人社会でも生きられるようにしてたのかな？

パルチザンとして少数民族の独立に全てを賭けて戦うならばあまり必要ない要素よね？

鶴見中尉が妻子を失って茫然自失なのを見て反省したんだよ

ウイルクと鶴見中尉は対照的に描かれてるよね

家族を残せた者と失った者
切り捨てていく者としょい込んでいく者

そうかキロランケはウイルクを殺したかっただけで杉元は尾形の独断、インカラマは不慮の事故なんだな

アシリパさんは自分の意思でアイヌを守るって言ってるから強い
スギモトも自分の意思で入隊したと理解ってるから強い
尾形は強かったけど最後なんか折れた

ちょっと、似たようなスレが多すぎでしょう。昨日もウィルクのやつあったし。

ピースウォーカーにザ・ボスじゃなくてこいつの人格搭載したらとんでもない事態になりそう

キロちゃん「俺が殺しました！」ってソフィアに手紙書いちゃうの、マジで真面目すぎる…

脱獄させるための口実で、土方以外に本当に金塊半分寄こす気はなかったと思うが

キロランケを殺さなかった時点で黄金をアシリパに残す計画が同時進行ぐらいしてそうだし、なんならキロランケに殺されたのも計画的なものかもしれない気がする。というかあれだけ頭回る奴がみすみす狙撃されそうな開けた場所に出ていくかね?

皇帝殺して行くとこまで行ったのに頼りにしてた仲間に日和られたらムカつくやろ
キロちゃん無力やのに

アチャが生きてたら大変なことになるだろうってよく見るけど
みんなは具体的にどう大変になると予想してる？
俺想像力ねぇからわからねぇんだよな
まずキロランケとは揉めそうな感じはするけど

なんか思考が人じゃない
その場での自分が思う最善を行ってくるのは怖すぎる

無理があるって言われてもそんなもん始めからそうだから皇帝殺してソフィア捕まって行くとこまで行ったあとに現実性を考えてとか言われてもキロランケが納得できるわけない
それに極東連邦から移住者含めて文化を守りつつ北海道独立に転換なんて不可能な選択肢から不可能な選択肢にうつっただけで合理的かと言われれば疑問だし本気で目指すなら殺すべきなキロランケ殺さないからキロちゃんもそりゃキレますよ

アチャは全てを捨てられるからどんどん守る範囲が狭くなっていった人
鶴見は何も捨てられないからどんどん背負う範囲が広くなっていった人
ムーブ自体は割と近いけどこの差は大きい

北海道独立に絞ったのって家族が出来て家族の為に動くようになって昔の仲間とソリが合わなくなったという定番の流れだろ。作中でも家族の為というのは鶴見に指摘されてるし。
ウイクルはイカれてた部分があるけど人間らしさも普通にある。

ウィルクは大事なことを人に相談しないからこじれにこじれたんだよな

みなさん、こんにちは、新しい章がここにあります, a new chapter is here bit.ly/newchap247