【感想】アニメ『その着せ替え人形は恋をする』5話 ついに涼香さん登場 二人の恋が急展開でEDの歌詞がドンピシャ

海夢「五条君？」

海夢「あたし…ちゃんと雫たんになれてる？」

新菜「はい！喜多川さんは立派な雫たんです！」

海夢「だよね！？だよねだよねだよね！？五条君凄い！マジで雫たん過ぎない！？」

新菜「はい！マジで！雫たん過ぎてます！」

新菜「あっ、サイズはどうでした？」

新菜「どこかきついとか」

海夢「超ぴったり。でもちょい動きづらいかな。腕あんま上がんないとかだけど、あり寄りのあり！」

新菜「そうか、人用は動く事とか着心地も考えないといけないんだ」

海夢「てかさてかさ！」

新菜「はぅあ！」

海夢「マジでこんな事ある？ってくらい○袋が出来てんの！こんなぴったり作れるもん？ガチでビビる。完壁！」

海夢「スカートもさ～、丁度いい長さで分かってるって感じだよね～」

海夢「雫たんってチュールからのガーター透けがマジで可愛いんだけど、そこも完璧！」

海夢「五条君、神！」

新菜「あ、ありがとうございます。そう言ってもらえるのは嬉しいんですが、その…自分的にはまだまだで…」

海夢「マジで私、雫たんになれるなんて嬉し過ぎる…！超ヤバ…冷静にヤバ！」

海夢「はぁ～！待って、無理！最高過ぎて無理なんだけど！マジ無理。え？ま？」

海夢「めっちゃドキドキしてきた」

新菜「きっ、喜多川さん落ち着いて」

海夢「そうだ写真！」

海夢「写真撮りたい！撮って！」

新菜「えっ…とっ、と…」

新菜「撮りますよ。…あ…」

海夢「撮れた？見せて見せて」

海夢「盛れてる？うわっ。良き～」

新菜「でもこれは何と言いますか…」

新菜「喜多川さんじゃないですか？」

海夢「良くない？めっちゃ笑ってて自分でウケる」

新菜「コスプレですしやはり雫たんのイメージに合ったポーズの方が」

新菜「それとこの部屋だと背景があまり世界観と合ってないかもですね」

海夢「あっ、五条君ここどう？」

海夢「ここここで撮れば白いじゃん」

新菜「では雫たんらしくお願いします」

海夢「おっけ～」

海夢「ふぅ…」

海夢「待って！今の無し！」

海夢「ぶふー！ぶすー！」

海夢「無理無理無理！笑うなって無理すぎ！にやけちゃうに決まってんじゃん。だって今嬉しさ相当半端ないし」

海夢「でも持って次マジ本気出す。次絶対ちゃんとやるからもう一回撮って」

新菜「は、はい！」

海夢「すー…ふぅ…」

海夢「よし」

海夢「せーの」

新菜「あ…」

海夢「今のどう？ありじゃない？」

新菜「はい！雫たんになりました！」

海夢「マジ？」

新菜「はい！この調子で続けましょう」

海夢「おっけ～」

新菜「いいですよ！ポーズまで完壁です」

新菜「あっ良い！とても良い！雫たんそのものです！ぁあ…目線お願いします。あぁ今の…今の表情は雫たんが初めて主人公を…素晴らしいです！」

新菜「はっ！！」

新菜「このくらいで良いでしょうか？」

海夢「サンキュー。見せて見せて」

海夢「超良く撮れてんじゃん。マジ上がるんだけど。垢作って速攻ネットに上げよ～」

新菜「もう上げるんですか？」

海夢「うん。てかコスネーム考えてなかったわ」

海夢「ま、ま、ま…まんままりんで良っか」

海夢「ヤバ！可愛すぎる～」

海夢「マジヤバ過ぎ～…ねぇ五条君」

新菜「？…はい」

海夢「明日のコスイベ行っちゃおっか？」

新菜「…へ？」

海夢「なんか出たくなっちゃった。行こうよ、五条君」

海夢「はぁ～～～～！」

海夢「や…」

海夢「やっばぁ～～～～い！」

海夢「コスイベすっご！レイヤーさんだらけなんだけど～！」

海夢「わっ！マミたんいるじゃん。めっかわ～」

海夢「ってかあっちの人、総司と竜馬君？」

海夢「ランスロットに剣心、レオ様も。あっちはシルクとソレイユの合わせだ！きゃ～！ガチで上がる～！」

新菜「で、ですね…」

海夢「か、ら、の～、あたしも遂にコスデビュー。マジ嬉しい…最高…」

海夢「ありがとう、五条君」

海夢「ん？」

新菜「あぅ…う…」

海夢「五条君？」

海夢「どうしたの？」

新菜「いえ、あの…じょじょ、女性だらけなので、その…肩身が狭いと言いますか…落ち着かなくて…」

海夢「マジか」

新菜「あ、あと…」

新菜「なんだか視線が気になって…」

海夢「確かに…はっ！もしかして」

海夢「みんなこの衣装に見とれてるんじゃない？めっちゃ可愛いし」

新菜「いや…俺が場違いだからじゃないですかね？私服もこれだし」

海夢「えっ？何が駄目？五条君って感じで良いじゃん」

新菜「はぁ…」

海夢「あとやっぱ…」

海夢「この中で一番良い○袋だからじゃん？」

海夢「この出来誰にも負けてないもんね」

新菜「喜多川さん持ち上げないでください！」

海夢「っていうか落ち着かないなら上の広場行こっか。カメラマンさんとか男の人も居たよね？」

新菜「すみません…」

海夢「は！ぉお～～！」

海夢「こっちもまったりしてていい感じじゃん！」

新菜(こっちの方が安心する)

海夢「あ！ヴァネッサ様！かわい～！ってかあの人超おっ○○デカい」

海夢「あたしも並んで撮らせてもらおう」

カメラマン1「すみませ～ん」

カメラマン1「撮影良いですか？」

海夢「…えっ？」

海夢「あたしですか？」

カメラマン1「はい。それ…ヌル女2の黒江雫ですよね？」

海夢「はぁ～～～！！」

海夢「はい！雫たんです！」

カメラマン1「あ…もしかして撮影駄目でした？」

海夢「いえ、全然オッケーです！」

海夢「逆にお願いします！」

カメラマン1「こちらこそお願いします」

カメラマン1「ポーズお願いします」

海夢「はい」

海夢「やば～！」

海夢「めっかわじゃん」

カメラマン1「ありがとうございました」

海夢「あ、いえ、こちらこそ。そうだ、あたしも一緒に撮ってもらって良いですか？」

カメラマン1「え？」

海夢「記念的な？」

海夢「撮りますよ～。あ、ギリ入んないんでちょい寄ってください」

カメラマン1「ぁあ！は、はい」

カメラマン1「あ…へへへ…」

海夢「えへへ」

海夢「ありがとうございます。マジ嬉しいです」

カメラマン2「すみません。お願いします」

海夢「はい、お願いしま～す」

新菜(列が…いつの間に)

カメラマン2「ポーズお願いします」

新菜(良かった。ちゃんと雫たんの表情になってる)

新菜(あ…あの人女装だ)

新菜(そういえば下にも男装してる女性がたくさんいたな)

新菜(そうか…)

新菜(自分の好きなキャラの)

新菜(コスプレだから)

新菜(自由に楽しめるんだ)

新菜(なんか良いな)

新菜(喜多川さんも)

新菜(楽しそうで良かったな)

新菜(俺も約束が守れて…)

海夢「あたしにコス衣装作ってくれないかな？」

新菜(そうだ…)

新菜(もう約束を守ったから喜多川さんとこうやって過ごすのは)

新菜(今日で終わりなんだ…)

新菜(喜多川さん)

新菜(友達も居なくて)

新菜(いつも一人で居る俺が)

新菜(話す機会すらない人だったのに)

新菜(俺にとって)

新菜(同級生と放課後に寄り道したり)

新菜(休みの日に会ったり)

新菜(こんな風に過ごすのは)

新菜(全部初めてだった)

新菜(なんか)

新菜(嘘みたいだな)

新菜(楽しかったな)

新菜(え…？)

新菜(ぇえっ…？)

新菜(えっ？)

海夢「はぁ、はぁ…」

新菜「きっ、喜多川さん」

海夢「五条君！」

新菜「はっ、はい！」

海夢「良かった…」

海夢「居なくなっちゃったかと思ってかなり焦った。あの…あのね」

海夢「あたし…」

海夢「服脱げそう！」

新菜「なんですって？」

新菜「脱げそうって」

新菜「どの辺りが駄目そうですか？」

海夢「昨日の夜」

海夢「撮ってもらった写真見てたんだけど」

海夢「あれー？雫たんってもっと胸デカくない？」

海夢「それで今日、ヌーブラを二枚重ねて持って来たら」

海夢「胸のとこ破れそう」

新菜「当たり前ですよ」

新菜「喜多川さんのサイズに合わせて作ってあるんですから。ヌーブラを入れる余裕なんてありませんし。それにあの大きさゲームのキャラなんですから」

海夢「あと、ウィッグの中もムレムレだし」

海夢「衣装の中、暑くて…」

海夢「バリヤバ…死ぬ…」

新菜(そうか…)

新菜(俺が厚い生地を選んだから…)

新菜「すみません！俺のせいです。とにかく早く涼しい場所に行きましょう」

海夢「んまっ」

海夢「はぁ～、美味しい五条君ありがとう」

新菜「いえ、更衣室までは行けそうですか？」

海夢「ごめん無理」

海夢「動けない」

新菜「暑さ対策もするべきでしたね。すみません…」

海夢「めっちゃ気持ちい～～…」

新菜「あと首と脇の下、太い血管の通っているところを冷やしてください」

海夢「うん」

新菜「タオルです。汗拭いてください」

海夢「サンキュー」

海夢「うわ、もう汗マジで凄い」

海夢「体育でもこんなにかかなくない？やっぱ黒って半端ないね～」

新菜(二枚重ねって、凄い)

新菜「他に何か出来る事ないか調べます」

海夢「サンキュー。熱中症とかガチで怖いから気を付けないとね～」

新菜「あっ…」

新菜「ありま、し……た…」

海夢「マジか」

新菜「ん？」

海夢「じゃあファスナー下ろしてくんない？」

新菜「ファーッ！」

海夢「全部じゃなくて良いよ。露出はNGだし。ちょっと下ろす感じで」

新菜「せっ、せめて更衣室に！」

新菜(喜多川さんは今動けないんだった)

新菜(こんなにしんどそうなのに…)

新菜(俺が…)

新菜(うろたえてる場合じゃない！)

新菜「失礼します」

海夢「あっ！」

海夢「すっごぉ～～！背中開いただけで全然涼しい」

海夢「てか汗でパンツグショグショなんだけど。替えの下着持ってくれば良かった」

海夢「五条君、背中拭いてくれない？」

新菜「はい！」

新菜(うろたえちゃ駄目だ)

新菜「では…」

新菜「ふ…拭きます」

海夢「は！…やばぁ…」

海夢「五条君、もっと下の方もやって～」

新菜「下…こ、こ、この辺ですか？」

海夢「あぁ…そこっ！そこ…気持ち良ぃ～…」

海夢「はっ、すご！ぁあ～～…そこもっと…はっ！あぁ～…」

新菜「喜多川さん声抑えてください人が来たらどうするんですか？」

海夢「ぇえん、無理…ってか別に出そうと思って出してる訳じゃない…しぃっ」

海夢「そうだ」

海夢「スカートの中ムレムレだったわ。五条君タオルちょうだい」

新菜「見えますよ！」

海夢「全然余裕」

海夢「短パン穿いてるし」

新菜「そ、そうなんですか」

新菜「あ、喜多川さんそれ描いたんですか？」

海夢「これ？やっぱ雫たんやるならこれ書かなきゃー、みたいな」

新菜「なるほど…」

新菜「これで補強は大丈夫だと思います」

海夢「サンキュー」

新菜「ですが…ミシンとは強度が違うので」

海夢「うん」

海夢「今日はもう帰ろっか」

新菜「そうですね。体調も心配ですし」

海夢「あっ！ごめん五条君、もう一回だけ広場行っていいかな？一瞬だけだから」

海夢「お姉さん！」

涼香「雫ちゃんの」

海夢「さっきは途中ですみませんでした。暑くてクラクラしちゃって」

涼香「えええっ！？大丈夫なんですか？」

海夢「一応もう帰る感じなんですけど半端になっちゃって申し訳なかったんで、お姉さんとだけ最後に」

涼香「ええっ？なんかすみません」

涼香「じゃあ日陰で一枚だけ」

海夢「はい」

新菜(これで本当に最後)

涼香「目線お願いします」

涼香「あっ…！」

カシャ…カシャ…(シャッター音)

海夢「ヤバっ！」

涼香「あぁ～～～あ～、あの、大丈夫です。今のは消しますので！」

海夢「ですよね。あたし全然カメラ見てなかったから…」

新菜・涼香「ぇえっ！？」

海夢「ワンチャン撮り直しアリですか？」

新菜・涼香(そっちなんだ…)

海夢「座れてラッキー」

新菜「空いてて良かったですね」

海夢「五条君、今日はお疲れ。ってか、もう完全に夏だったよね」

新菜「はい」

海夢「帰ったら速攻シャワー浴びるわ～」

新菜「喜多川さん」

海夢「ん？」

新菜「ありがとうございました」

新菜「色々ありましたが良い経験になりました」

新菜「俺、本当に楽しかったです」

海夢「あたしもチョ～～楽しかったよ。五条君、ありがとう」

海夢「次のコス、何しよっか？」

新菜「へ？」

海夢「次のコス」

新菜「は…あ、え？」

新菜「し、雫たんだけじゃないですか？」

海夢「そんな訳ないじゃん。私一番好きなキャラ50人はいるから」

新菜(一番とは？)

海夢「どうしようっかな～。でも雫たんももっとやりたいし～」

海夢「コスしたいの多過ぎてマジ体いくつあっても足んない、みたいなぁ～…あっれぇ～？」

海夢「五条くぅん、なんか嬉しそうだけど気のせいかなぁ～？」

新菜「えぇ…あいや…ちっ違、別にあの…」

海夢「じゃあ何？教えてよ～」

新菜「その…」

新菜「あーー…っと…」

新菜「不束者ですが、これからもよろしくお願いします！」

海夢「ぷっ、あはははは！」

海夢「うん、よろ」

新菜「なら俺、トルスを買います。無いとやりにくかったんで」

海夢「良いじゃん買おうよ。ってか私が買うし。ネットで売ってるかなぁ」

海夢「あっ、あった。これとかどうかなぁ」

海夢「眠かったら寝ていいよ。五条君」

新菜「はい…すみません」

海夢「五条君のお陰で超楽しかったなぁ。ってかみんなマジで楽しそうでヤバかったよね？」

海夢「好きな事してる人しかいないの最高過ぎるし」

海夢「あの空間にいるだけでめっちゃ上がったもん」

海夢「あたし、基本趣味だったり何でもいいんだけど、好きな事して楽しんでる人めっちゃ好き」

海夢「なんかキラキラしてるじゃん？」

海夢「あ～！もっとイベント行きたいなぁ」

海夢「ってか他のレイヤーさんと全然写真撮れなかったからさー、次絶対撮りまくろー」

海夢「そう言えば下の広場にいたナナカレのレオ様コスの人めっちゃ美人だったよね」

海夢「加工無しであんなキレイってヤバくない？」

新菜「はい…」

新菜「喜多川さん…とてもキレイでした…」

新菜「俺にとってキレイは」

新菜「特別なものに対する言葉になって、心から思った時でないと」

新菜「言えないと言いますか」

海夢「……え？」

海夢「えっ…」

海夢「ぇえっ？」

海夢「ぇえ～～～～～…！？」