【逃げ若】尊氏「すっごく忠誠高まりました！」

面白すぎるんだわ

>>1
このコマと同じ顔なのじわじわ来る

>>14
直冬の家系図でもシークレットだけどこの顔になってたの面白かった

>>1
>>14
尊氏のXのアイコンかな？

髪型ハーフアップじゃないからとっくに裏切ったあとでもまだこれを満面の笑みで言っている男

なんで忠誠高まったのに、別の天皇立てて後醍醐監禁してるんです？

>>3
運命がそう言ってるから、ですかね？

>>3
将軍の座くれないからしょうがない

>>3
お上が悪いんですよ・・・俺はこんなことしたくナイノニッ（涙

時行、全部時行が悪いんです

野心が100なだけで忠誠も90あるってタイプだろうから・・・

先に刃を向けたのは帝じゃないですか！

まあ忠誠無けりゃあのキモい弔文は書けねえよ

>>9
弔文ググってみたけどめっちゃ長くて笑った

>>9
あのキモさは忠誠でいいんか？
個人的にはアイドルファンの怪文書と捉えてる
アイドルじゃないけどスト様が死んだ構文に教養を加えるとああなるのではと

>>9
古来より　大恩に報いることがないのは徳が無いと申します

かの『後漢書』「楊震伝」注に言うように　雀のような小鳥でさえ宝石の環をくわえて仁愛に感謝するのに　何も言わず恩を返さず　いったい我ら全ての民草が陛下の黄金のような君徳を忘れることがありましょうか

いいえ　決してありません

伏して考え申し上げるに　後醍醐院は期に応じて運を啓かれ　聖王たる「出震向離」の吉相をお持ちになり　その功は神にも等しく　徳は天にもお達しになられていました
それゆえ　陛下は代々の諸帝のご遺徳をお集めになり　君臨すること太陽のごとく　我らが仰ぎ見ること雲のごとくの王者となられたのです

またそれゆえ　陛下は古の聖王たちの栄える事業をお引き継ぎになり　神武天皇以来このかた90余代の遙かな系図を受け継がれ　元応以降　18年のご在位をお保ちになったのです

陛下は　外には王道の大化をお成し遂げになりましたが　今の政治の道の本源はまさにここにありました
内には仏法の隆盛をお図らいになりましたが　その聖者のお心をどうして貴ばずにいられましょうか

陛下は神がかった書の才をお持ちになり　「書聖」王羲之にも迫るという唐太宗を超えるほどのものでいらっしゃいました

陛下の麗しい笙の響きさえあれば　いまさら漢高祖の伝説の笛を求める必要がありましょうや　陛下の和歌の才はまるで歌神の素盞鳴尊のようで　我が国古来の歌風を思い起こさせられました

陛下が琵琶の神器「玄象」を取って奏でる秘曲の調べは　その初代の使い手である「聖王」村上帝の演奏にも等しい
究めるべき道をすべて究め　修めるべき徳をすべて修めた　それが後醍醐院というお方でいらっしゃいました

しかるに　しばらく京の輝かしい宮廷を辞して　はるか吉野の都に行幸なさいました
その様は　龍馬が帰らず　聖なる白雲がそびえ立つこと峻厳なごとく
天子の輿は久しく外に留まり　ついに旅の中で崩御なされました

聖天子のような死ではなく　無念のうちに死んだ諸帝のように崩御なさったのは　ああ　なんとお痛ましいことでしょうか

ここに　陛下の弟子であるわたくしは　畏れ多くも亜相に進み　征夷大将軍の武職に至りました
この運の巡り合わせは　漢という国が興った歴史のような幸運を思い起こさせます

>>36
弓矢を袋に入れて　ただ安らかな平和を乞い願い　国家を護ることで君にお仕えし　民を労ることで仁義を尽くしたいと思っております

わたくしは戦功しか取り柄がない者ではありますが　ただそれのみによって　ここまで幸運な繁栄を為すことができました
わたくしのような弱輩が　ここまで力を得ることができた理由をよくよく考え申し上げてみますと　まさに　先帝陛下が巨大な聖鳥である鴻のように力強くお羽ばたきになったことに端を発しているに違いありません

陛下の穏やかで優しいお言葉が　今もなおわたくしの耳の奥底に留まっております
陛下を慕い敬うあまりに胸が苦しくなるこの気持ちを　いったいどうしたら書き尽くすことができましょうか
わたくしが授かった恩恵は無窮であり　感謝して報いることを決して疎かにはできません
まず　七度の七日供養をつらつらと行い　追福を申し上げました

今　時の移り変わりを惜しみ　写経もいたしました
かつて　勝力菩薩陶弘景が入滅して百日後に　残された弟子たちは慕い上げ　唐太宗が崩御して百日後　官吏たちは先帝の余芳に従ったと言われています
しかし　はたしてその程度で済ますことができるでしょうか

すなわちここに　図絵胎蔵界曼荼羅一鋪・金剛界曼荼羅一鋪　図絵観世音菩薩一鋪・摺写大日経三巻・理趣経四巻・随求陀羅尼経三巻を奉り　妙法蓮華経十部を転読させ　さらに五箇の禅室を加え　十人の僧に供養を行わせ　非人救済も実施しました

等持院に寄付も行い　密教の儀式の座も造り　前大僧正法印大和尚の主催で読経を行わせました
数多くの都人・僧・公卿・殿上人らが集まり　陛下の菩提を弔いました
全ての景色が荘厳で　陛下の威徳に相応しいものです

陛下の聖霊は　この千五百秋之神州である日本より出でて　すみやかに阿彌陀如来の宝座へと向かわれるでしょう
三十六天の仙室へは向かわず　直ちに常寂光土　永遠の悟りを得た真理の絶対界へと到達なさるでしょう

そして　仏への敬いが足りない者に至るまで　あらゆる民を八正道へ　すなわち涅槃へ至るための正しい道へとお導きになるでしょう

>>36
>>37
目がー！目が滑るー！

>>36
>>37
ながっ！
長すぎて頭に入らない

>>36
>>37
散々裏切った男じゃなければ、いい事言ってる気がする

>>36
>>37
怪　文　書

>>36
＞しかるに　しばらく京の輝かしい宮廷を辞して　はるか吉野の都に行幸なさいました
＞聖天子のような死ではなく　無念のうちに死んだ諸帝のように崩御なさったのは　ああ　なんとお痛ましいことでしょうか

オメェ誰のせいだと思ってんだ！？

>>36
本気でこれ言ってるからヤバイんだよね怖くない？

>>36
なぜこんな長い文なのかは忠誠心の他に恐怖心もあるんだろう。
後醍醐天皇の祟りや呪いとかを恐れるのは育ちの良い尊氏ならではだと思う。天龍寺建立も後醍醐天皇の霊を鎮めるため。

後醍醐の死後寺を建てたと思ったら割と満足して参拝はしなくなるあたり忠義が乱高下するんかね

>>11
本人の中に義を通したみたいなラインがあってそれに到達したらもういいやとなる説

>>11
寺を建てるまでが推し活だったのかもしれん

今のところ後醍醐天皇はネーミングセンスあって先すぎるじだいのもの取り入れる無能でしかないけど挽回できます？

>>15
寿命がね……

>>17
死んだキャラはその場面が収録されたコミックスでステータスが公開される傾向にあるけど後醍醐はステータス明かされるんかな？

正直こんな状況(楠木も顕家も倒れてまともな戦力ほとんどない)でなぜか今味方についてる滅ぼした北条の生き残りに試し行動してるの普通に無能では…？もっとやることあるのでは？

>>18
自分で立ち上げた建武の新政でも２年持たない奴だぞ

>>18
長所が足元が見えなくなるぐらい先を見ちゃう先見性とバイタリティと不屈の闘志と自分が率先して動いてる時のカリスマなんで
ぶっちゃけ政権の座にいる時は有害な存在でしかない
ただ非政権側に回るとバイタリティ溢れる不屈の闘志の持ち主がカリスマ発揮しながら率先して動いてくるという
メチャクチャ面倒臭い敵に変貌する

>>24
なんというか根っからの革命家というか悪い意味での英雄気質なんだよな

欲しがりの鬼って訳じゃないけど泰平の世ではあまり活躍しないけど乱世では滅茶苦茶生きる能力
まさしくカイジのそれ

それでも小さい現場でいれば泰平でも輝くんだろうが困ったことに出自が天皇だからどうしようもない

おそらく産まれと気質が致命的に合ってない

>>43
レジスタンス側だと大活躍しそうだよな後醍醐

>>44
というかレジスタンス側で大活躍したから鎌倉幕府を滅ぼせたんだよ

>>43
でも生まれ悪かったら恨み買った結果悲惨な死だったと思う

>>43
そう考えるとカイジは根っこが現代日本の小市民の屑で良かったな

>>18
足利義政にカリスマ足しただけレベルの無能やぞ、無理や

ネウロの目かっ開いた笑顔みたいなトレードマーク枠なんだろうか

（中先代の乱の鎮圧って尊氏が後醍醐天皇に正式な許可を得ずに行ったんだっけ？）

一応事後承認は得たから……

>>26
勝手に出陣した後「分かった分かった！征東大将軍に任じるから！」と叙任があったそうなので出陣自体は咎められてないんだよね

>>25
>>26
その結果、ほぼ最速で中先代の乱を討伐して北条をほぼ表舞台から退場させたからすごいな

代わりに自分たち足利が朝敵になって、南北朝の動乱が発生したけど

作中では「護良親王殺しおって💢」なんてしてたが、割りと目障りだったから殺してくれてラッキー、なんて聞いたが

>>27
実際の護良親王は最期に後醍醐への恨み言残してたとどこかで見た

>>28
梅松論にあるらしいね
「武家（尊氏）よりも君（父・後醍醐天皇）が恨めしい」

>>30
逃げ若にも37話（護良親王が捕まった回に似たような事を親王が言っていたな）

>>27
護良親王は軍事を担ってた時期が長くて「父の元」でなく「自立して幕府と戦った」って意識が強く倒幕後も
「帝は父だが軍事面を担うのは自分」って感じで「公家も武家も自分が直接統治する」ってスタンスの後醍醐帝とは仲が悪かったらしい
要は尊氏が中先代の乱後に収まったポジションにいたのが護良親王で帝からすると面白くない・邪魔な立ち位置だった
だからどさくさに紛れて消してくれたのはその時点での帝からするとラッキーと言えなくもない。なお尊氏

忠誠心が？だったり0〜100だったりするから
一度上がったらそのままの保証とかないから…

>>38
2年で知力と政治ちょっと落ちてて笑った

>>41
直義と師直がいるからへーきへーき

>>38
これ元のステータスが高いからかあんまり上がったように見えない

北条も源氏から実権取っちゃったしゴダイゴも他の人から天皇取っちゃったし尊氏ばかりを言えるのか

『しかるに　しばらく京の輝かしい宮廷を辞して　はるか吉野の都に行幸なさいました
その様は　龍馬が帰らず　聖なる白雲がそびえ立つこと峻厳なごとく
天子の輿は久しく外に留まり　ついに旅の中で崩御なされました

聖天子のような死ではなく　無念のうちに死んだ諸帝のように崩御なさったのは　ああ　なんとお痛ましいことでしょうか』


後醍醐が京を追われる羽目になった張本人が言ってるのはもはやギャグなんよ

>>46
次の天皇後醍醐の息子にしますよって言ってんのに京から吉野に逃げたのは後醍醐だからなぁ

もしかして尊氏ってちょっと頭おかしい？

>陛下の穏やかで優しいお言葉が　今もなおわたくしの耳の奥底に留まっております
>陛下を慕い敬うあまりに胸が苦しくなるこの気持ちを　いったいどうしたら書き尽くすことができましょうか

恋人かな？？？？？

>>53
ノンケそうな学者が尊氏は後醍醐天皇に片思いとか言い出すので
そこしか画像のソース見れなかったがサイコパスの真の愛とか

高度な教養と知性を感じるけど自他において壮大な視点と観点の逆断層がある文章
すげえなこの人これを法要で発表したんだろ大勢の前で…

当時の人この怪文書見てどう思ったんだよ

>>56
逃げ若の直義だとあの顔で（マジかこの兄上）ってなりそう
唯一神が御醍醐を崇める怪文書を発表し始めたときのモロちゃんの反応は気になる

>>58
逃げ若直義なら事前に読んでおいて後醍醐天皇と私と兄上だけの秘密にしましょくらいは言うと思う
これを世に出してはいけない

>>58
師直「神の思考を歪ませる血筋は金属製にしなければ…」

>>79
北朝の帝は言うまでもなく御醍醐の実の息子に対してもすっごい無関心だからセーフ
マジで御醍醐に対してだけ謎の敬愛を見せたり見せなかったりしてる

>>56
親房「キッショ、何を言ってるんだこのバカは？」

現実が一番頭おかしいのが本当にお前本当にってなる

こんなに情が重たいのに天龍寺の建立は直義に投げるのも意味不明さを加速させている

>>64
土岐頼遠の事件の反応から将軍がそれやっちゃ流石に外聞悪いからとか考えなさそうなので苦労しているのは直義なのは単に面倒くさいだけと思ってしまう

>>64
お参りも直義の方が行ってるぜ！
兄上…どうして…

>>66
直義と一緒に参拝したのが最初で最後になった尊氏…
ソース見つからないんだが直義家泊まって一緒に行ったって本当？

>>71
逆じゃないか？
御所近くの尊氏邸に行ったのでは

>>73
政治的アピールとしても距離近い

>>64
尊氏働いてた説も最近出てるけど
このへん考えるとほんとぉ？って思うのが俺なんだ

>>64
天龍寺の元の名称が元は北朝の年号ついてたけど直義が龍の夢を見て天龍寺に変えたって聞いたけどマジ？
南朝の天皇を悼む寺に北朝の名前つけるとかやばくね

後醍醐もよく知ってるけど知らない弟子ができてるの恐怖だろ

>>68
知らない弟子が湧いてきた後醍醐
知らないガキが湧いてきた尊氏

現代でもいるよな
庶民からの人気は高いけど肝心の官僚や側近からそっぽ向かれるやつ
後醍醐はそれっぽい

>>75
後醍醐天皇が官僚にそっぽ向かれてもそりゃそうなるすぎるな

>>75
後醍醐は庶民からもそっぽ向かれてるよね？

>>89
村上天皇もそういえば嫌われてたな
まあ神社のお人には好かれてたけど

なんでこんなに後醍醐好き好きエピソードと無関心エピソードがあるんだ尊氏

むしろ江戸時代以前で庶民に明確に好かれてた
天皇って誰なのか気になる
そういう記録ってどこで分かるんだろ

>>92
関東の新皇とか…

>>92
好かれてたかどうかは分からないけど大飢饉の時に豊作を願う+困窮の救済を願って数万人に千度参りをされた光格天皇と後桜町上皇とか？
ちなみにその時後桜町上皇は民衆にリンゴ3万個を配布して光格天皇は幕府から炊き出しの許可を貰ってその期待に応えていたりする

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%89%80%E5%8D%83%E5%BA%A6%E5%8F%82%E3%82%8A

天龍寺と怪文書の話は面白いから逃げ若でもやりそうだけど漫画でどう表現するのか