【逃げ上手の若君】尊氏（あの目……、この尊氏を舐めている？）

尊氏は色々言われてるけど、本質的に政治に定見0だったのがフラフラの理由かなと思ってる

天武、桓武、頼朝、三英傑、明治の元勲たち、戦後の政治
この辺は政治について何らかの見識と信念があったのがうかがえるが、尊氏だけはそれが感じられない

だから建武政治から離反して師直と直義をうまく調整できなかったわけで

結局室町は三つ足して3で割った政治になるわけだし

首だろうが腹だろうが、突いてダメでも横に斬ったら死なざる得ないんだから、
そうしない時点で高度な自害ゴッコではあるのか…

元スレで異母兄の高義の話題が出てるけど、嫡男が早死にして急遽ピンチヒッターとして担ぎ出された妾腹の次男坊って立場は、割りと尊氏のコアな部分だと思ってる
創作だとスルーされがちだけど

この調子で出演作増やしてスーパー尊氏大戦を開こうぜ！

誰にだって逆張りしたくなる時期がある
尊氏はそこまで複雑じゃないとか言ったり人間は一貫性のない生き物だとかドヤったり
プライベートで一貫性のないのと仕事で一貫性のないのでは意味合いが全く違うことも働かないと分からないんだろう
もしくは仕事でも一貫性のないヤバい奴なんだろう
仕事で一貫性のない奴なんて周りから距離置かれるか周りと距離置く仕事に回されるわ
本来そんな扱いされるような人物がトップとして君臨し続けたから余計異常さが際立ってるわけで

ナメられたら殺すのコマ擦られまくって有名だけど
漫画自体を読んだことある人めっちゃ少なそう
俺はタイトルも知らない

目でなめるなんて器用な真似は小笠原殿ぐらいしかできないだろ

>>本文94
>普通九州まで沢山死んだり離散されたり逃げたら落ちぶれて終わりなんよ
>立場が違うけど逃げるだけで精一杯の若とはそこら辺が大きく違う原因の一つじゃないかな

ここは、現代の我々がつい「戦国武将」「江戸時代の大名」基準で考えてしまって間違えるところなんだけど

尊氏は「足利荘を中心とした北関東に『領国』を持っていた」わけじゃないんだよ
あの時代は、甲斐の信玄、越後の龍、尾張のうつけみたいに「国を持ってる」「国名と共に語られる」存在なんていなかったんだ（アニメ範囲内でも、信濃の国司、守護、領主、国人ってのが色々いるでしょ）

足利氏は、鎌倉時代を通じて全国五十ヶ所近くに「所領」を与えられていて、それは奥州から坂東、近畿、そして九州まであちこちにあったんだ

尊氏が顕家にやられて西へ敗走する時も、かつての平家みたいに海へ逃げるんじゃなくまず丹波の山中へ逃げたのも、そっちにいくつも足利一門の所領があったからで
九州にもひとつあって、そこを通じて現地の侍たちとの交流を普通にやってたんだよ

「地盤から遠く離れた九州に郎党だけで追いやられた」どころか「そっちにはそっちで地盤あるんで再起をはかれるから九州に逃げた」が正解

尊氏および足利方諸将にとって、「領国」「本領」なんてものはない
足利荘は「発祥の地、父祖の地、本貫地」ではあるけど、そこを落とされても何一つ足利軍団の勢力には影響を及ぼさないそもそも大した生産力持ってた広大な所領というわけでもない
だから時行も、新田義貞も北畠顕家も他の南朝方諸将も、足利荘を攻めようとはしてないんだよ

バンデッド偽伝太平記なんで打ち切られたんや
どう考えてもここから更に面白くなるってところで終わってるからいっぱい悲しい

鎌倉時代の侍はなめられたら殺す基準は、室町時代の管領とか大名クラスになると、侍はなめられたら事変で相手を追い落とすくらいまでに平和的に解決するようになってるから。族滅もしなくなってるし。
ほんで、後から相手が復活してくるというね（義視とかみならがら

円盤は絶望的に売れなかったみたいだけどな・・・2期は見れそうにないな

バンデットはよく擦られてる鎌倉武士パートは最高なんだけど、
それが濃すぎて練られてないわけではない主人公勢が
木っ端な狂言回しにしか見えなくて打ち切りはうん…って感じなんだわ。
作り手の技量云々ではなく南北朝を題材にするとき
避けては通れない問題なんだろうな。

尊氏は足利家存続ラインだけは絶対守るマンでしかないと思う
個人的には後醍醐のファンだし弟は可愛いけど足利家に害になるなら滅する事ができる
不自由な人だよという評価は分かる

そして当時の人からすればお家大事なのは当たり前だからギリギリまで様子見する尊氏が奇っ怪に見えるし
現代人からすれば推しの後醍醐や弟大好きなのに最後は家を取っちゃう人としてやはり意味不明に見える

尊氏のキャラクター像って天心にして快活な青年が天下人になったのに何一つ大切なものを守れないっていう
史実的にも概ね正しい人物像で大河ドラマが書ききって、大河ドラマ太平記はこの時代の創作の金字塔だから
後の創作が同じ尊氏書いたら勝負にならねぇって避けてるってのが実情だと思うんだが

ちょうどスラムダンクがバスケ漫画の金字塔過ぎてリアル路線で勝負するよりキワモノバスケ漫画が後の主流になったように
じゃあバスケットってキワモノスポーツなの？っていうと全然違う訳で
大河以降の創作で尊氏の解釈がブレまくるのは史実尊氏がよくわかんないヤツだからってのは因果関係が逆じゃねえかな

言動が一貫していないのに天下を取った？
おや、最近のどこかの国の宰相と被りますゲル。

確かに、神力を完全に失ってただの人間になった尊氏に、嘘のようにボロ負けする若は見たいっすねぇ

複数色のピクミンとパンモドキに奪い合われるペレットを見る、見る人にはピクミンもパンモドキも見えない、それで「こいつ何考えてるんだ」と言っても意味ないんじゃないかな

担がれるとは…

バンデット面白かった
色々荒はあっただろうけど打ち切りは勿体ない

中先代の乱終わった以上北条なんてもう活躍描くなら盛るしか無いし・・・
実際の歴史ならこのときの尊氏忙しすぎて時行のことなんてかまってる時間もないだろうし

確かに、人間尊氏の方が強いは見てみたいな。

行動に一貫性ないのは人間として当たり前なのは本当その通り
でも天下人がそれをやると下々が振り回されて大変なのである

不可解な点が多いからってスルーするにはあまりにこの時代の最重要人物すぎるのが問題なので　大谷と栗山監督抜きで去年のWBC優勝して下さいっていうくらいの無茶振り