【呪術廻戦】宿儺「ふむ…なるほど…これがとんかつというものか…」
1: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 16:13:00
契闊なるほど、脂の乗った豚肉にパンとやらを粉状にしたものをまぶし、それを油で揚げたもの、か……
確かにこのサクサク感はやみつきになるやもしれんな。平安にこのような料理は無かった。
サクッ
この絶妙な温度感…熱すぎることはなく、口の中で絶妙な温度になるようにされている。なるほど、高温の油でじっくりと揚げることでこれを作っているのか。さらに中身はこの豚肉。コロッケなどとは違い中が熱くなり過ぎないという良点があるのか。
さて、次はソースとやらをかけてみるとするか。
デロッ
ふむ、ソースの味の濃さが、よりとんかつの味わいを引き立てている。下手すればソースの味にとんかつの良さが負けてしまうというのに、意を決して味を濃くしている。それによって、とんかつ自体のサクサク感をやわらげ、新たな食感を与えている。さらにこの味は豚肉と相性が良い。現代人はなかなかやるではないか。
さらにこのとんかつ、塩で食うのもまた一興と言うのか。塩をかけて食すとするか……
パラパラッ
なかなか悪くない。塩という単純な調味料でありながら、とんかつ自体の持つ油と豚肉の味との相乗効果で美味しさを引き立てている。この塩は岩塩と言うのか……。なるほど、安物の塩ではなく、天然の塩を用いるというのか。安物の塩にはミネラルとやらが足りないと言うからな。五条悟がそう言っていた。しかし塩で食べると油が少しばかりしつこい。
だが、その時のために白米を頼んでおいたのだ。魅せてみろ、とんかつ店の白米!
むほっ
おっと、白米のあまりの熱さに口内を火傷するところだった。俺にキズをつけていたら、店ごと消し飛ばしていたが……俺の危機管理能力が高いために助かったな。
やはり白米。味の濃いソースをかけたとんかつとの相性がとても良い。白米のほのかな甘さがこの食事をさらに素晴らしい物に際立てている……
そして炊き立ての白米。やはりこうでなくてはな。臭みも無い、さわやかな白米だ。
おっと、気付けばもう最後のひとかけらではないか……やはり食の時間とは至福なものだな。
ゲップ…
ふぅ、裏梅にこれを作ってもらいたいところだな。今回は豚肉だったが、人肉で作ればより美味くなることだろう。そういった期待をこめて、六十点と言ったところだな。会計は頼んだぞ小僧
虎杖「あーっ! 俺の上ロースカツ定食が無くなってるー!? す、宿儺…っ!てめェ…!」
確かにこのサクサク感はやみつきになるやもしれんな。平安にこのような料理は無かった。
サクッ
この絶妙な温度感…熱すぎることはなく、口の中で絶妙な温度になるようにされている。なるほど、高温の油でじっくりと揚げることでこれを作っているのか。さらに中身はこの豚肉。コロッケなどとは違い中が熱くなり過ぎないという良点があるのか。
さて、次はソースとやらをかけてみるとするか。
デロッ
ふむ、ソースの味の濃さが、よりとんかつの味わいを引き立てている。下手すればソースの味にとんかつの良さが負けてしまうというのに、意を決して味を濃くしている。それによって、とんかつ自体のサクサク感をやわらげ、新たな食感を与えている。さらにこの味は豚肉と相性が良い。現代人はなかなかやるではないか。
さらにこのとんかつ、塩で食うのもまた一興と言うのか。塩をかけて食すとするか……
パラパラッ
なかなか悪くない。塩という単純な調味料でありながら、とんかつ自体の持つ油と豚肉の味との相乗効果で美味しさを引き立てている。この塩は岩塩と言うのか……。なるほど、安物の塩ではなく、天然の塩を用いるというのか。安物の塩にはミネラルとやらが足りないと言うからな。五条悟がそう言っていた。しかし塩で食べると油が少しばかりしつこい。
だが、その時のために白米を頼んでおいたのだ。魅せてみろ、とんかつ店の白米!
むほっ
おっと、白米のあまりの熱さに口内を火傷するところだった。俺にキズをつけていたら、店ごと消し飛ばしていたが……俺の危機管理能力が高いために助かったな。
やはり白米。味の濃いソースをかけたとんかつとの相性がとても良い。白米のほのかな甘さがこの食事をさらに素晴らしい物に際立てている……
そして炊き立ての白米。やはりこうでなくてはな。臭みも無い、さわやかな白米だ。
おっと、気付けばもう最後のひとかけらではないか……やはり食の時間とは至福なものだな。
ゲップ…
ふぅ、裏梅にこれを作ってもらいたいところだな。今回は豚肉だったが、人肉で作ればより美味くなることだろう。そういった期待をこめて、六十点と言ったところだな。会計は頼んだぞ小僧
虎杖「あーっ! 俺の上ロースカツ定食が無くなってるー!? す、宿儺…っ!てめェ…!」
2: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 16:16:22
原作でも少しくらいこういうシーンが欲しかった廻戦
3: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 16:18:03
微笑ましく見えるけど結構物騒なこと言ってないかこいつ
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4: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 16:37:40
契闊これが特上海鮮丼というものか。具は見る限り鮪、鮭、海老、いくら、鰤、雲丹…と言ったところか。小僧め、なかなか豪華なものを頼むではないか。
五条「えっ宿儺?」
まずは醤油をかける。多すぎても少なすぎてもダメだ。しっかりと海鮮丼に合うように適切な量をかける。それが食通の規則というものだ。わさびもしっかりと全ての具材に載せる。俺が辛いもの苦手だと思ったか?まさか、程よい量であれば俺も嗜む。まずは王道、鮪から行くとするか。
パクッ
さすがの白米だ。この脂の多い鮪と上手く共生している。やはり魚には米が無くては始まらんな。脂の中に含まれるしっとりとした甘み、旨味が白米に掛け合わされる。やはり鮪はこのトロ…というものが絶品なのだな。通りでいつも小僧がトロばかりを頼むわけだ。今後は俺も喰らうとしよう。次は鮭だな。生の鮭とはいかような味だろうか…
ヌルッ
なるほど、さきほどの鮪のトロと比べてこちらの方が癖のない味をしている。はっきりとした味わいに、さながら海鮮特有の生臭さ……相乗効果によってこれまでにない旨味をもたらしてくれている。なかなか魅せてくれるではないか。お次は海老だな。
チュポッ
この海老、いつも小僧が食っている安物とは段違いだ。太さ、食感。それら全てが上位に位置している。ぷりぷりっとした食感が口の中ではじけるこの味わい、まさに癖だな。どれ、雲丹と共に食ってみるとしよう。
ハグッ
やはり雲丹はしつこい味だな。だがこのサッパリとした具材の中にこれがあることによって、味変が楽しめるというわけだ。高級ゆえの独特な風味。雲丹丼とやら、知った時には美味しそうに思えなかったが今なら興味があるな。この雲丹の○のようなとろけと海老のプリプリ食感……悪くない組み合わせだ。
次は鰤だな。初めて食べるがどんな味だ…?
ぶりっ
ほう、生臭さはこれまでの海鮮以上だな。魚本来の味を楽しめる。俺としてはこの赤い部分が好きだな。白身と比べて血の味を強く感じる。
ふぅ……なかなか悪くない食だったぞ。平安は魚ばかりで飽きていたが、現代の魚とはこれほど美味しいのだな。愉快愉快。だがいくらというものは惜しい感じがした。これが人の目玉であればより美味だっただろう。次は目玉を用意するのだな、五条悟
虎杖「お、俺の特上海鮮丼が…! 初めて雲丹食えると思ったのに…!」
五条「……二杯目行く?」
五条「えっ宿儺?」
まずは醤油をかける。多すぎても少なすぎてもダメだ。しっかりと海鮮丼に合うように適切な量をかける。それが食通の規則というものだ。わさびもしっかりと全ての具材に載せる。俺が辛いもの苦手だと思ったか?まさか、程よい量であれば俺も嗜む。まずは王道、鮪から行くとするか。
パクッ
さすがの白米だ。この脂の多い鮪と上手く共生している。やはり魚には米が無くては始まらんな。脂の中に含まれるしっとりとした甘み、旨味が白米に掛け合わされる。やはり鮪はこのトロ…というものが絶品なのだな。通りでいつも小僧がトロばかりを頼むわけだ。今後は俺も喰らうとしよう。次は鮭だな。生の鮭とはいかような味だろうか…
ヌルッ
なるほど、さきほどの鮪のトロと比べてこちらの方が癖のない味をしている。はっきりとした味わいに、さながら海鮮特有の生臭さ……相乗効果によってこれまでにない旨味をもたらしてくれている。なかなか魅せてくれるではないか。お次は海老だな。
チュポッ
この海老、いつも小僧が食っている安物とは段違いだ。太さ、食感。それら全てが上位に位置している。ぷりぷりっとした食感が口の中ではじけるこの味わい、まさに癖だな。どれ、雲丹と共に食ってみるとしよう。
ハグッ
やはり雲丹はしつこい味だな。だがこのサッパリとした具材の中にこれがあることによって、味変が楽しめるというわけだ。高級ゆえの独特な風味。雲丹丼とやら、知った時には美味しそうに思えなかったが今なら興味があるな。この雲丹の○のようなとろけと海老のプリプリ食感……悪くない組み合わせだ。
次は鰤だな。初めて食べるがどんな味だ…?
ぶりっ
ほう、生臭さはこれまでの海鮮以上だな。魚本来の味を楽しめる。俺としてはこの赤い部分が好きだな。白身と比べて血の味を強く感じる。
ふぅ……なかなか悪くない食だったぞ。平安は魚ばかりで飽きていたが、現代の魚とはこれほど美味しいのだな。愉快愉快。だがいくらというものは惜しい感じがした。これが人の目玉であればより美味だっただろう。次は目玉を用意するのだな、五条悟
虎杖「お、俺の特上海鮮丼が…! 初めて雲丹食えると思ったのに…!」
五条「……二杯目行く?」
5: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 16:46:20
五条同席してて草
6: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 16:48:27
おはだけ宿儺が見れますか?
7: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 17:21:59
契闊これがトルコアイスというものか。アイスは好んで食べないが、良い機会だ。食べてみるとしよう
ヒョイッ
何をしている…?とっとと渡せ
「ホラホラ、取ッテミナヨ」ヒョイヒョイッ
馬鹿にしているのか? 今の俺は機嫌がいい。これぐらいなら許してやるが…(取ろうとする)
ヒョイヒョイッ
解
ふむ、七味がかかったような見た目になってしまったが……まぁいいだろう。
粘り気のあるアイスとはな。では一口……
基本的なバニラ味か。俺はあまり好みではないが……現代人は好むのだろうな。
しかしこのコーンとやらと一緒に食べるとどうなのだ…?
サクッ
サクサクの食感とこのバニラの味。なかなか悪くない。確かにこれは美味いな。
ペロペロッ
うぅむ、もう食べ終わってしまった。やはりがっつりとした肉が食いたいところだな。
小僧、焼肉に行くぞ。アイスの支払いなら始末しておいたから必要無い
ヒョイッ
何をしている…?とっとと渡せ
「ホラホラ、取ッテミナヨ」ヒョイヒョイッ
馬鹿にしているのか? 今の俺は機嫌がいい。これぐらいなら許してやるが…(取ろうとする)
ヒョイヒョイッ
解
ふむ、七味がかかったような見た目になってしまったが……まぁいいだろう。
粘り気のあるアイスとはな。では一口……
基本的なバニラ味か。俺はあまり好みではないが……現代人は好むのだろうな。
しかしこのコーンとやらと一緒に食べるとどうなのだ…?
サクッ
サクサクの食感とこのバニラの味。なかなか悪くない。確かにこれは美味いな。
ペロペロッ
うぅむ、もう食べ終わってしまった。やはりがっつりとした肉が食いたいところだな。
小僧、焼肉に行くぞ。アイスの支払いなら始末しておいたから必要無い
9: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 18:13:45
>>7
アイス屋のおっちゃん!!!!
アイス屋のおっちゃん!!!!
8: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 17:25:13
うむ、悪くない…だが少々焼き加減が甘いな
どれ、フーガ(ボッ ジュウウウウ)
…ケヒッ これだ やはり俺の舌に狂いはなかった
どれ、フーガ(ボッ ジュウウウウ)
…ケヒッ これだ やはり俺の舌に狂いはなかった
10: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 18:17:40
1分でレビューしつつ完食とは流石呪いの王
11: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 18:20:52
契闊からノータイムで食レポ始まって草
12: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 18:22:27
口がふたつあるとはいえ食べるの早いな!?
13: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 18:23:56
ちょっと早食いすぎるんだよなぁ
14: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:07:29
虎杖「カルビまだかなぁ」
釘崎「あっ、一気に来たわね」
伏黒「じゃあ俺が焼くから…」
契闊これが現代人にとっての至福、焼肉というものか。さて、早速小僧の頼んだカルビを頂くとしよう
伏黒「宿儺…!?」
気にするな。良いから焼け。白米も来たようだな。これが無ければ話にならん。さて、伏黒恵が焼いている肉でも眺めるとするか……。どうやらそのままの肉を焼いている訳ではないようだ。肉にタレを付けて味付けし、それを焼く……なるほど、後からタレにつけるだけでなく、下味をつけておくことでさらに香りと味を補強しているのか。
ジュー
素晴らしい匂いだ。火の香りと共に肉と焼けたソースの香りが漂う。思わずよだれが出てきてしまいそうだ。
おっと、いい焼け具合のようだな。生肉に触れたトングで食えば食中毒になる可能性がある。焼けた肉はしっかりと自身の箸で取らねばならない。お前ら食わないようなら俺が先に食うぞ。しっかりタレに漬けて……
ぱくりっ
おおおっ…!口内に溢れる肉の旨み!そしてタレの芳醇な味わい!これにすぐさま白米を……
ぬううっ!なんという旨さ!肉の持つ脂がとろけてしまうではないか!ほら伏黒恵、次のオーダーを頼むのだ!何がオススメだ!?魅せてみろ!
次はタン塩か…舌まで食うとは、俺以上に食い意地が張っているのだな、現代人は。ふむ、レモンタレで食べるのが良いか。面白い、それで食すとしよう
はむっ
おおおっ!タン塩のコリコリとした食感に、レモンの酸味がよく合う!なるほど、脂が少ないからこそ、このさっぱりとした味わいが合うのだな。これは良い発見が出来た。さぁ次だ。ホルモンとやらを食わせてみろ。
こりこりっ
なかなか硬い。噛み切れん…だが、脂の塊であるホルモンには、脂身の旨みがこれでもかと詰め込まれておるな。どれ、噛み斬れない時は水で流すとするか…。なるほど、この食い方ならば、無限に食うことができるな。
釘崎「おい宿儺!私たちの分まで食うじゃないわよ!」
早く食わんほうが悪い。これで全部か……残り1分。時間内に食い切るのは至難の業だな。ならば一気に焼くか
「■」「開(フーガ)」
ボウッ
……焼きすぎた。完全に黒焦げになってしまった。さすがの俺も、ここまで焦げたもんは食わん。小僧……せいぜい噛み締めろ
虎杖「残りの肉が……全部炭に……」
釘崎「あっ、一気に来たわね」
伏黒「じゃあ俺が焼くから…」
契闊これが現代人にとっての至福、焼肉というものか。さて、早速小僧の頼んだカルビを頂くとしよう
伏黒「宿儺…!?」
気にするな。良いから焼け。白米も来たようだな。これが無ければ話にならん。さて、伏黒恵が焼いている肉でも眺めるとするか……。どうやらそのままの肉を焼いている訳ではないようだ。肉にタレを付けて味付けし、それを焼く……なるほど、後からタレにつけるだけでなく、下味をつけておくことでさらに香りと味を補強しているのか。
ジュー
素晴らしい匂いだ。火の香りと共に肉と焼けたソースの香りが漂う。思わずよだれが出てきてしまいそうだ。
おっと、いい焼け具合のようだな。生肉に触れたトングで食えば食中毒になる可能性がある。焼けた肉はしっかりと自身の箸で取らねばならない。お前ら食わないようなら俺が先に食うぞ。しっかりタレに漬けて……
ぱくりっ
おおおっ…!口内に溢れる肉の旨み!そしてタレの芳醇な味わい!これにすぐさま白米を……
ぬううっ!なんという旨さ!肉の持つ脂がとろけてしまうではないか!ほら伏黒恵、次のオーダーを頼むのだ!何がオススメだ!?魅せてみろ!
次はタン塩か…舌まで食うとは、俺以上に食い意地が張っているのだな、現代人は。ふむ、レモンタレで食べるのが良いか。面白い、それで食すとしよう
はむっ
おおおっ!タン塩のコリコリとした食感に、レモンの酸味がよく合う!なるほど、脂が少ないからこそ、このさっぱりとした味わいが合うのだな。これは良い発見が出来た。さぁ次だ。ホルモンとやらを食わせてみろ。
こりこりっ
なかなか硬い。噛み切れん…だが、脂の塊であるホルモンには、脂身の旨みがこれでもかと詰め込まれておるな。どれ、噛み斬れない時は水で流すとするか…。なるほど、この食い方ならば、無限に食うことができるな。
釘崎「おい宿儺!私たちの分まで食うじゃないわよ!」
早く食わんほうが悪い。これで全部か……残り1分。時間内に食い切るのは至難の業だな。ならば一気に焼くか
「■」「開(フーガ)」
ボウッ
……焼きすぎた。完全に黒焦げになってしまった。さすがの俺も、ここまで焦げたもんは食わん。小僧……せいぜい噛み締めろ
虎杖「残りの肉が……全部炭に……」
15: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:10:14
宿儺に口答えする釘崎解釈一致でだいすき
16: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:11:58
美味いもん勝手に食われるわ炭にされるわ店員コロコロされるわ
小僧が可哀想すぎるだろ!!
小僧が可哀想すぎるだろ!!
18: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:32:38
虎杖「今日こそ…!今日こそ肉を!」
店員「お待たせしました、350gガーリックバターサーロインステーキでございます」ジュージュー
虎杖「おっしゃあ!いただきま」
契闊ほう…シンプルな料理ではないか。肉の塊を焼いただけとはな。だがこの上に載っている白い物体は何だ?
店員「ガーリックバターでございます。にんにくを合わせたバターです」
確かににんにくの風味が漂っている。にんにくには食欲を増進させる働きがある。では早速食うとするか。捌
スパッ
ナイフとやらを使わなくてもいいのは楽だな。
おおっ…焼けたガーリックバターに肉の匂い!そそられるではないか!白米も到着したようだな。では、早速いただくとするか…
スパッ パクッ
素晴らしい…!美食だ!中の赤さ、つまり肉そのものの風味!それが直接漂う!さらにガーリックバターの持つ甘み、そして塩気が程よい!
さらにこの肉には程よくサシが入っている!肉の持つ甘みと脂が、確かに舌の上で踊る!口内が旨みの領域展開をしている!よもや、肉にもトロがあるとはなぁ!
しかしこの量だ。ずっとこの食い方では飽きるだろう。しかしそのためにわさび、塩、そしてガーリックソースがあるのだ!これらを駆使して喰らう!
パッパッ
わさびと塩!思いのほか合うではないか!わさびの風味に、塩の素朴な味わい。バターと最適!高級ステーキ店が塩で食えと言う理由がよく分かる。平安と比べ、食においては現代の方が断然優れている!ここに裏梅が居れば…おっと、次はガーリックソースだな。
ジュワァ…
さきほどと比べてしっかりと濃い味。だがこれこそ肉と合うのだ。味は濃ければ濃いほど、箸が進むからな。さらに鉄板で音を立てるソースの匂いがさらに食欲を増進させる…
おっと、もうステーキを食べ終わってしまった。しかし米はまだ残っている…ならば、こうする他あるまいな。
ドベッ
残った肉汁とソース…それに白米を合わせて、美味しくないはずがない!極の番「ステーキ食べ終わった後残ったところに米をぶち込む」だ!
ハァ…ハァ…ソースも切れたというのに、つい米を追加で頼んでしまった。だがもう食えないな。
ケヒヒッ! 小僧、今回米ぐらいは食わせてやろう。優しい俺からの手向けだ。存分に食うといい。
虎杖「えっ…肉無しで、米だけ食えって…? ……ふざけんなっ!なんで自分だけっ!自分だけぇっ!!」
店員「お待たせしました、350gガーリックバターサーロインステーキでございます」ジュージュー
虎杖「おっしゃあ!いただきま」
契闊ほう…シンプルな料理ではないか。肉の塊を焼いただけとはな。だがこの上に載っている白い物体は何だ?
店員「ガーリックバターでございます。にんにくを合わせたバターです」
確かににんにくの風味が漂っている。にんにくには食欲を増進させる働きがある。では早速食うとするか。捌
スパッ
ナイフとやらを使わなくてもいいのは楽だな。
おおっ…焼けたガーリックバターに肉の匂い!そそられるではないか!白米も到着したようだな。では、早速いただくとするか…
スパッ パクッ
素晴らしい…!美食だ!中の赤さ、つまり肉そのものの風味!それが直接漂う!さらにガーリックバターの持つ甘み、そして塩気が程よい!
さらにこの肉には程よくサシが入っている!肉の持つ甘みと脂が、確かに舌の上で踊る!口内が旨みの領域展開をしている!よもや、肉にもトロがあるとはなぁ!
しかしこの量だ。ずっとこの食い方では飽きるだろう。しかしそのためにわさび、塩、そしてガーリックソースがあるのだ!これらを駆使して喰らう!
パッパッ
わさびと塩!思いのほか合うではないか!わさびの風味に、塩の素朴な味わい。バターと最適!高級ステーキ店が塩で食えと言う理由がよく分かる。平安と比べ、食においては現代の方が断然優れている!ここに裏梅が居れば…おっと、次はガーリックソースだな。
ジュワァ…
さきほどと比べてしっかりと濃い味。だがこれこそ肉と合うのだ。味は濃ければ濃いほど、箸が進むからな。さらに鉄板で音を立てるソースの匂いがさらに食欲を増進させる…
おっと、もうステーキを食べ終わってしまった。しかし米はまだ残っている…ならば、こうする他あるまいな。
ドベッ
残った肉汁とソース…それに白米を合わせて、美味しくないはずがない!極の番「ステーキ食べ終わった後残ったところに米をぶち込む」だ!
ハァ…ハァ…ソースも切れたというのに、つい米を追加で頼んでしまった。だがもう食えないな。
ケヒヒッ! 小僧、今回米ぐらいは食わせてやろう。優しい俺からの手向けだ。存分に食うといい。
虎杖「えっ…肉無しで、米だけ食えって…? ……ふざけんなっ!なんで自分だけっ!自分だけぇっ!!」
19: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:34:29
小僧かわいそ…
20: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:45:28
虎杖「畜生…宿儺が俺の飯全部喰うせいで腹ペコペコだよ…そのくせ金は俺に払わされるし…」
パチーンコッ
虎杖「そうだ、パチンコで勝って金を取り戻してもう一回食えば…!宿儺は今腹いっぱいだし!」
イラッシャイマセーッ
虎杖「えーと、とりあえず良さそうな台見つけて…よし、これにしよう。じゃあ早速」
契闊これが小僧がよくしているパチンコとやらか…何が面白いのか分からんが、早速やってみるとするか。
小僧の記憶によれば…こうすれば玉が入るのだったな。
ガラガラガラ
台の中に小僧が買ってきた玉が!なるほど、この玉がどうなるか見守ると言う遊戯か。何が面白いのだ?
ん?急に光り出したぞ…何だなんだ
大当たりッ!
大当たりだと?だから何だと…
ジャラジャラジャラ
!?玉が増えて戻って来たぞ!?
なるほど…玉を入れて、その玉を増やす遊戯というわけか。これはなかなか面白い。ではさらに回して玉を増やそうではないか!
~1分後~
虎杖「あれっ、手持ちの玉が無い…!?それどころか財布にも、無い…っ!?」
小僧、玉が全部無くなるまで遊んだぞ。ケヒヒッ、なかなか面白い遊戯だったぞ
パチーンコッ
虎杖「そうだ、パチンコで勝って金を取り戻してもう一回食えば…!宿儺は今腹いっぱいだし!」
イラッシャイマセーッ
虎杖「えーと、とりあえず良さそうな台見つけて…よし、これにしよう。じゃあ早速」
契闊これが小僧がよくしているパチンコとやらか…何が面白いのか分からんが、早速やってみるとするか。
小僧の記憶によれば…こうすれば玉が入るのだったな。
ガラガラガラ
台の中に小僧が買ってきた玉が!なるほど、この玉がどうなるか見守ると言う遊戯か。何が面白いのだ?
ん?急に光り出したぞ…何だなんだ
大当たりッ!
大当たりだと?だから何だと…
ジャラジャラジャラ
!?玉が増えて戻って来たぞ!?
なるほど…玉を入れて、その玉を増やす遊戯というわけか。これはなかなか面白い。ではさらに回して玉を増やそうではないか!
~1分後~
虎杖「あれっ、手持ちの玉が無い…!?それどころか財布にも、無い…っ!?」
小僧、玉が全部無くなるまで遊んだぞ。ケヒヒッ、なかなか面白い遊戯だったぞ
23: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:50:57
>>20
なんで一分で全部溶かしてんだよ
なんで一分で全部溶かしてんだよ
21: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:46:46
この調子じゃ小僧はもう自炊しかできなさそう
24: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:51:30
>>21
その自炊も頂きますされるぞ
その自炊も頂きますされるぞ
25: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 19:53:28
虎杖「先生ェ…金貸して…2000円でいいから」
五条「別にいいけど…どうしたの?」
虎杖「俺はもう…金が無い… 釘崎だけじゃない、伏黒の分も食った… 宿儺が…いっぱい食べたんだ…! 俺の金全部使って…! 俺はもう、ただの金無しだ…っ!」
五条「うーん?まぁでも勝手に食べてるだけで害無いし…最悪僕がご飯あげるからさ、元気出しなよ…」
虎杖「五条先生…!」
ほう、今度からはお前が奢ってくれるのか。楽しみにしているぞ。ケヒヒッ
五条「別にいいけど…どうしたの?」
虎杖「俺はもう…金が無い… 釘崎だけじゃない、伏黒の分も食った… 宿儺が…いっぱい食べたんだ…! 俺の金全部使って…! 俺はもう、ただの金無しだ…っ!」
五条「うーん?まぁでも勝手に食べてるだけで害無いし…最悪僕がご飯あげるからさ、元気出しなよ…」
虎杖「五条先生…!」
ほう、今度からはお前が奢ってくれるのか。楽しみにしているぞ。ケヒヒッ
26: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:07:38
五条「ここが僕オススメの街中華!夏油楼だよ!」
虎杖「夏油…?」
五条「いや~、ここのチャーハンと餃子が絶品なんだよね~、傑いる~?」ガララッ
夏油「悟じゃないか。いらっしゃい。今日もいつものやつかい?」
五条「僕はいつもので。こっちの子はメニュー見てからかなぁ」
虎杖「先生、この店の人と知り合いなんすか?」
五条「そういえば紹介してなかったね。彼は夏油傑。昔高専に通ってたんだけど、心労が祟って術師をやめたんだ。それからは中華料理屋」
夏油「いままでずっと不味いものばかり食べてきたからね。美味しいものを作って食べたいと思ったわけさ」
虎杖「へー…」
五条「それで何にする?さっき言った通りのオススメでもいいよ」
虎杖「そ、そうだよね。オススメで…」
夏油「?何を怯えているんだい?心配しないで。うちの味付けは最強なんだ」
虎杖「いや、そうじゃなくて、もし宿儺がまた俺の飯を奪ったらさ…」
五条「心配しなくていいよ。いざという時は最強の僕が宿儺叩きのめすからさ」
虎杖「先生…! じゃあ俺、チャーハンと餃子!チャーハン大盛で!」
夏油「あいよっ。すぐ作るから待ってて」
虎杖「ワクワク」
ジャー…パララッ…ジュー…
夏油「お待たせ、チャーハン大盛と餃子だよ」
虎杖「うおーっ来た!いただきまっ」
契 闊
虎杖「夏油…?」
五条「いや~、ここのチャーハンと餃子が絶品なんだよね~、傑いる~?」ガララッ
夏油「悟じゃないか。いらっしゃい。今日もいつものやつかい?」
五条「僕はいつもので。こっちの子はメニュー見てからかなぁ」
虎杖「先生、この店の人と知り合いなんすか?」
五条「そういえば紹介してなかったね。彼は夏油傑。昔高専に通ってたんだけど、心労が祟って術師をやめたんだ。それからは中華料理屋」
夏油「いままでずっと不味いものばかり食べてきたからね。美味しいものを作って食べたいと思ったわけさ」
虎杖「へー…」
五条「それで何にする?さっき言った通りのオススメでもいいよ」
虎杖「そ、そうだよね。オススメで…」
夏油「?何を怯えているんだい?心配しないで。うちの味付けは最強なんだ」
虎杖「いや、そうじゃなくて、もし宿儺がまた俺の飯を奪ったらさ…」
五条「心配しなくていいよ。いざという時は最強の僕が宿儺叩きのめすからさ」
虎杖「先生…! じゃあ俺、チャーハンと餃子!チャーハン大盛で!」
夏油「あいよっ。すぐ作るから待ってて」
虎杖「ワクワク」
ジャー…パララッ…ジュー…
夏油「お待たせ、チャーハン大盛と餃子だよ」
虎杖「うおーっ来た!いただきまっ」
契 闊
27: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:10:06
ほう…これが中華料理というものか。平安時代にそのような種別は無かったからな。実に楽しみだ。
「九綱 偏光 烏と声明 表裏の間」
…俺の飯の時間を邪魔するか、五条悟
五条「虎杖の体で飯食っといて、自分で払わないなんてみっともねぇなぁ!間抜け!」
クソガキめ…いいだろう、食前の運動にはちょうどいい。貴様を殺してから食う
夏油「ドンパチするなら外でやらないかい? 悟」
五条「傑、お前も…?」
夏油「当たり前だろう。私たちは“最強”なんだ。二人で一つ。そうだろう? それに、呪いの王と手合わせしてみたくてね」
五条「けど、ブランクあるだろ? 大丈夫か?」
夏油「迷惑客が来た時のために、ちゃんと鍛えてあるさ」
五条「頼もしいね。それじゃ……行こうか」
悠仁の飯をかけて、最強コンビと史上最強、激突―――
「九綱 偏光 烏と声明 表裏の間」
…俺の飯の時間を邪魔するか、五条悟
五条「虎杖の体で飯食っといて、自分で払わないなんてみっともねぇなぁ!間抜け!」
クソガキめ…いいだろう、食前の運動にはちょうどいい。貴様を殺してから食う
夏油「ドンパチするなら外でやらないかい? 悟」
五条「傑、お前も…?」
夏油「当たり前だろう。私たちは“最強”なんだ。二人で一つ。そうだろう? それに、呪いの王と手合わせしてみたくてね」
五条「けど、ブランクあるだろ? 大丈夫か?」
夏油「迷惑客が来た時のために、ちゃんと鍛えてあるさ」
五条「頼もしいね。それじゃ……行こうか」
悠仁の飯をかけて、最強コンビと史上最強、激突―――
28: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:11:33
>>27
なんでチャーハンくらいでここまで争うんだよ…
なんでチャーハンくらいでここまで争うんだよ…
29: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:12:26
>>28
美味しいチャーハン、虎杖に食べさせてあげたいから…
美味しいチャーハン、虎杖に食べさせてあげたいから…
30: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:12:34
夏油が呪詛師にならないルートでよかったね
小僧の空腹と財布はダメだが
小僧の空腹と財布はダメだが
31: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:13:40
トルコアイス屋の店員死んでるんですが…
32: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:16:30
アイスくっつける棒だけ切った可能性が
なお解なので斬撃
なお解なので斬撃
33: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:16:34
思った以上にしつこいトルコアイス屋の店員ブッ飛ばしたくなるときは誰にだってあるからセーフ
34: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:27:49
五条「悠仁にしっかりと飯を食わせろ。そうすれば手出しはしない」
宿儺「俺に命令するつもりか? 食いたいものは食う、面白ければ遊んでやる。それだけだ」
夏油「どうやら力で示さないとダメみたいだね」
この三人の中で最も早く動いたのは夏油であった。肩に乗せた呪霊から三節棍・游雲を取り出し、それを宿儺の腹に打ち込む。
宿儺「この程度か? 美味しくも無い」
夏油「なっ…!」
宿儺は腹に口を作り、そこで游雲を噛み潰した。
五条「大丈夫か傑!」
夏油「武器が壊されただけだよ。大丈夫だ、完全に壊れたわけじゃない」
宿儺「解」
瞬間、二人の間に一閃が放たれた。それが切り裂いたのは、夏油楼の看板であった。
夏油「看板が…っ!」
宿儺「愉快愉快! どうだ?飯を食わせれば治してやらんこともない」
夏油「誰が貴様のような怪物に…っ!」
再び夏油は游雲を手に宿儺に一撃を与える。今度は口で防がれることなく、勢いよく吹き飛ばす。
宿儺「くっ…!貴様、何級だ?」
夏油「高専を辞める前だけどね、特級だよ」
その言葉と同時に、夏油は游雲を振り回す。既に攻撃を見切っている宿儺は、難なくそれを避け続ける。
宿儺「その程度か? 呪具を振り回すだけとはな」
夏油「まさか。それは違うよ」
その刹那、夏油の背面から怪物……すなわち呪霊が現れる。
夏油「特級仮想怨霊『化身玉藻前』……特級相手には特級さ」
夏油の繰り出した玉藻前は、その姿を巨大な狐へと変容させる。
宿儺「変身か…!」
巨大な狐は体中から自身の顔面を発生させる。それらはまるで八岐大蛇のように伸び、宿儺に襲い掛かる。
宿儺「解」
宿儺の解が狐たちの首を切り落とすが、次から次へと狐が現れる。
宿儺「きりがない攻撃、というわけか…」
ならば全て消し去る。宿儺は手の印を作る。
夏油「領域を展開するつもりか!?」
宿儺「俺に命令するつもりか? 食いたいものは食う、面白ければ遊んでやる。それだけだ」
夏油「どうやら力で示さないとダメみたいだね」
この三人の中で最も早く動いたのは夏油であった。肩に乗せた呪霊から三節棍・游雲を取り出し、それを宿儺の腹に打ち込む。
宿儺「この程度か? 美味しくも無い」
夏油「なっ…!」
宿儺は腹に口を作り、そこで游雲を噛み潰した。
五条「大丈夫か傑!」
夏油「武器が壊されただけだよ。大丈夫だ、完全に壊れたわけじゃない」
宿儺「解」
瞬間、二人の間に一閃が放たれた。それが切り裂いたのは、夏油楼の看板であった。
夏油「看板が…っ!」
宿儺「愉快愉快! どうだ?飯を食わせれば治してやらんこともない」
夏油「誰が貴様のような怪物に…っ!」
再び夏油は游雲を手に宿儺に一撃を与える。今度は口で防がれることなく、勢いよく吹き飛ばす。
宿儺「くっ…!貴様、何級だ?」
夏油「高専を辞める前だけどね、特級だよ」
その言葉と同時に、夏油は游雲を振り回す。既に攻撃を見切っている宿儺は、難なくそれを避け続ける。
宿儺「その程度か? 呪具を振り回すだけとはな」
夏油「まさか。それは違うよ」
その刹那、夏油の背面から怪物……すなわち呪霊が現れる。
夏油「特級仮想怨霊『化身玉藻前』……特級相手には特級さ」
夏油の繰り出した玉藻前は、その姿を巨大な狐へと変容させる。
宿儺「変身か…!」
巨大な狐は体中から自身の顔面を発生させる。それらはまるで八岐大蛇のように伸び、宿儺に襲い掛かる。
宿儺「解」
宿儺の解が狐たちの首を切り落とすが、次から次へと狐が現れる。
宿儺「きりがない攻撃、というわけか…」
ならば全て消し去る。宿儺は手の印を作る。
夏油「領域を展開するつもりか!?」
35: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:33:43
だが、宿儺はすぐにそれを解除させた。
宿儺「…いや、すぐに終わらせてはつまらんな」
宿儺は飛び上がり、夏油楼の中へ飛び込んでいく。
夏油「店の中に!? 何をするつもりだ!?」
店の中から現れた宿儺。中華鍋を手にこちらに向かってくる。
夏油「何をするつもりだ…!?まさか私に作れと!?」
宿儺「現代で気に入った技がある。魅せてやろう。 ■ 開(フーガ)」
その言葉と共に、宿儺の手に炎が宿る。そしてそれが、中華鍋を熱くさせる。
宿儺「熱された、空の鉄板。そしてそこにソースが残っている。となると、することは一つだな?」
夏油「中華鍋にはオイスターソースの残りが……まさかっ!?そう来るか!」
極の番「ステーキ食べ終わった後残ったところに米をぶち込む」
宿儺は玉藻前に対し、勢いよく中華鍋を投げる。
間一髪、それを避けた玉藻前だったが……、残されたソースは、熱々に熱されていた。
夏油「玉藻前ッ!」
熱されたソースが、玉藻前の全体に降りかかる。呪霊といえど、痛みは存在する。その痛みでもがき苦しんでいる間に…
宿儺「解」
玉藻前の本体に、その一撃が与えられた。紫色の血を吹き出しながら、狐の怪物はその場から灰にように消え去る。
夏油「…貴重な特級呪霊だったんだぞ」
宿儺「俺に比べれば、特級など些細なものだ」
夏油「だけど、時間は稼げたようだね」
宿儺「……そうだ、五条悟ッ!」
宿儺「…いや、すぐに終わらせてはつまらんな」
宿儺は飛び上がり、夏油楼の中へ飛び込んでいく。
夏油「店の中に!? 何をするつもりだ!?」
店の中から現れた宿儺。中華鍋を手にこちらに向かってくる。
夏油「何をするつもりだ…!?まさか私に作れと!?」
宿儺「現代で気に入った技がある。魅せてやろう。 ■ 開(フーガ)」
その言葉と共に、宿儺の手に炎が宿る。そしてそれが、中華鍋を熱くさせる。
宿儺「熱された、空の鉄板。そしてそこにソースが残っている。となると、することは一つだな?」
夏油「中華鍋にはオイスターソースの残りが……まさかっ!?そう来るか!」
極の番「ステーキ食べ終わった後残ったところに米をぶち込む」
宿儺は玉藻前に対し、勢いよく中華鍋を投げる。
間一髪、それを避けた玉藻前だったが……、残されたソースは、熱々に熱されていた。
夏油「玉藻前ッ!」
熱されたソースが、玉藻前の全体に降りかかる。呪霊といえど、痛みは存在する。その痛みでもがき苦しんでいる間に…
宿儺「解」
玉藻前の本体に、その一撃が与えられた。紫色の血を吹き出しながら、狐の怪物はその場から灰にように消え去る。
夏油「…貴重な特級呪霊だったんだぞ」
宿儺「俺に比べれば、特級など些細なものだ」
夏油「だけど、時間は稼げたようだね」
宿儺「……そうだ、五条悟ッ!」
36: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:43:42
宿儺の上から降り注がれる。皿、スプーン、箸。
宿儺「何の真似だ…」
五条「せっかく傑が作ってくれた飯、冷ましたらいけねぇだろ。腹が減っては戦もできないからな」
宿儺「まさか、小僧に作ったチャーハンと餃子を、食ったというのか…!」
五条「ああ。悔しいか?宿儺」
宿儺「俺の飯を、よくも…!」
五条「ああ、すごくおいしかったよ!傑のチャーハンと餃子は!!!」
傑の作るチャーハン。それは並のチャーハンじゃない。具材こそいたってノーマルだ。チャーシューの切れ端に、ネギと卵……最低限の材料しか使われていない。
それを絶品たらしめているのは、他でもない傑の技術と言う他無い。
夏油「悟、私はね、中華料理屋を開こうと思っているんだ」
五条「何言ってんだよ傑!そんなことできるわけないだろ!」
夏油「私にならできるさ、悟。今まで心底不味い呪霊を食してきたんだ。人よりも味覚は敏感さ。だからこそ」
五条「だからって中華料理屋なんて…」
夏油「術師にも、非術師にも、気軽に来れるような、そんなレストランを作るなら……町中華しかない」
そうして傑は中華料理屋を開いた。俺がそこの一番客だった。
夏油「いらっしゃい悟。何にする?」
傑が拾って来たという子供が、俺にメニューを手渡してきた。
五条「んじゃあ……チャーハンと餃子で」
夏油「了解。ちょっと待っててくれ」
そうして出されたチャーハンと餃子。チャーハンから感じる香り……それは嗅いだことのない香りだった。
夏油「ネギ油って知ってるかい? 名前の通りネギから作るんだ」
俺は傑の言葉を聞く前に、既に口にそれをかきこんでいた。
五条「……うめぇ」
宿儺「何の真似だ…」
五条「せっかく傑が作ってくれた飯、冷ましたらいけねぇだろ。腹が減っては戦もできないからな」
宿儺「まさか、小僧に作ったチャーハンと餃子を、食ったというのか…!」
五条「ああ。悔しいか?宿儺」
宿儺「俺の飯を、よくも…!」
五条「ああ、すごくおいしかったよ!傑のチャーハンと餃子は!!!」
傑の作るチャーハン。それは並のチャーハンじゃない。具材こそいたってノーマルだ。チャーシューの切れ端に、ネギと卵……最低限の材料しか使われていない。
それを絶品たらしめているのは、他でもない傑の技術と言う他無い。
夏油「悟、私はね、中華料理屋を開こうと思っているんだ」
五条「何言ってんだよ傑!そんなことできるわけないだろ!」
夏油「私にならできるさ、悟。今まで心底不味い呪霊を食してきたんだ。人よりも味覚は敏感さ。だからこそ」
五条「だからって中華料理屋なんて…」
夏油「術師にも、非術師にも、気軽に来れるような、そんなレストランを作るなら……町中華しかない」
そうして傑は中華料理屋を開いた。俺がそこの一番客だった。
夏油「いらっしゃい悟。何にする?」
傑が拾って来たという子供が、俺にメニューを手渡してきた。
五条「んじゃあ……チャーハンと餃子で」
夏油「了解。ちょっと待っててくれ」
そうして出されたチャーハンと餃子。チャーハンから感じる香り……それは嗅いだことのない香りだった。
夏油「ネギ油って知ってるかい? 名前の通りネギから作るんだ」
俺は傑の言葉を聞く前に、既に口にそれをかきこんでいた。
五条「……うめぇ」
37: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:45:47
食レポスレで特級2人と呪いの王のドリームマッチ見せられてる なにこれ
38: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 20:52:01
まず、パラパラの米。いままで食って来た米は、ねっちょりしたものだったが、ここのチャーハンは違う。理想的なパラパラだった。一つ一つに油、そして卵がコーティングされていた。
夏油「そこに、オイスターソースを加える」
牡蠣から作ったというそのソース。独特の味をしているそれだが、チャーハンとの相性は抜群だった。醤油ベースにそのオイスターソース。それから感じられる、甘み……これまでに食べたことのない、さわやかながらもコッテリとした味わいが舌に広がる。
そしてネギだ。これにもコーティングされている油と卵。ネギを一つ噛んだ途端に、ネギの風味が口の中にぶわっと広がる。
五条「……青い」
夏油「そう、青ネギを使っているんだ」
刹那、五条悟の脳内に広がる三年間の青い春……
そうだ、硝子と傑。二人と行ったよな、あの中華……
すっげぇマズかったっけ。硝子がラーメン一口食って「後はあげるわ」って言った時。
傑が「いくらマズくても残すのはよくないよ」って返した時。店主がめちゃくちゃ睨んできた時。
思い出す……あの時の記憶。
高専時代、俺たちがよく行ったあの中華。マズかったのはラーメンだけだった。
チャーハンと餃子、それがものすごく美味しいと気づいたのは、俺が頼んだからだった。
家入「五条、それよこせよ」
五条「嫌に決まってんだろ、俺が頼んだんだぞ」
家入「ぶー」
夏油「硝子、ちゃんと自分で頼んだものは食べないと」
気付けば、あそこ潰れてたんだよな。ラーメンがマズいせいだろうな。
けど、その味を傑は覚えてた……そして、気付けば元店主に弟子入りをしてたらしい。
そこで培ったチャーハンの味を、呪霊を食って敏感になった舌にくぐらせ、さらに旨くさせた絶品―――
それが、傑のチャーハンだった。
俺はたった1分で、それを平らげてしまっていた。
夏油「そこに、オイスターソースを加える」
牡蠣から作ったというそのソース。独特の味をしているそれだが、チャーハンとの相性は抜群だった。醤油ベースにそのオイスターソース。それから感じられる、甘み……これまでに食べたことのない、さわやかながらもコッテリとした味わいが舌に広がる。
そしてネギだ。これにもコーティングされている油と卵。ネギを一つ噛んだ途端に、ネギの風味が口の中にぶわっと広がる。
五条「……青い」
夏油「そう、青ネギを使っているんだ」
刹那、五条悟の脳内に広がる三年間の青い春……
そうだ、硝子と傑。二人と行ったよな、あの中華……
すっげぇマズかったっけ。硝子がラーメン一口食って「後はあげるわ」って言った時。
傑が「いくらマズくても残すのはよくないよ」って返した時。店主がめちゃくちゃ睨んできた時。
思い出す……あの時の記憶。
高専時代、俺たちがよく行ったあの中華。マズかったのはラーメンだけだった。
チャーハンと餃子、それがものすごく美味しいと気づいたのは、俺が頼んだからだった。
家入「五条、それよこせよ」
五条「嫌に決まってんだろ、俺が頼んだんだぞ」
家入「ぶー」
夏油「硝子、ちゃんと自分で頼んだものは食べないと」
気付けば、あそこ潰れてたんだよな。ラーメンがマズいせいだろうな。
けど、その味を傑は覚えてた……そして、気付けば元店主に弟子入りをしてたらしい。
そこで培ったチャーハンの味を、呪霊を食って敏感になった舌にくぐらせ、さらに旨くさせた絶品―――
それが、傑のチャーハンだった。
俺はたった1分で、それを平らげてしまっていた。
39: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 21:02:05
夏油「じゃあ次は餃子だね」
もう一品は餃子だった。正直、それまでの俺は餃子というものを甘く見ていた。
餃子なんて、どこも一緒じゃね?それに俺、野菜多いの嫌いなんだよね
その言葉を覚えていてくれたのかそうじゃないのか、傑の作った餃子は野菜が一切入っていなかった。
今となっては、野菜も必要なアクセントだと知っている。だが若かった俺は、野菜なんていらないと思っていた。
その考えは……傑の餃子でさらに補強された。
五条「…うめぇ、うめぇよこれ」
傑が言うには、肉と言っても挽肉ではなく、塊の肉を使っているのだと言う。いわば、肉に皮を包んだといったところだ。そしてにんにくを多めに配合。そこにだしの素を追加することで、素の状態でジューシーな餃子を作れるのだという。
五条「何なんだよこれ、餃子ってこんな美味かったのかよ…!」
菜々子「夏油様の作る餃子なんだから、当たり前でしょ」
五条「すげぇ、すげぇよ傑様…!」
次に俺は醤油にそれをつける。傑曰く、酢とラー油は必要無いらしい。余計なものを足さず、醤油だけで楽しんでほしいとのことだ。
圧倒的だった。醤油のしょっぱさが、さらに餃子の味を濃くしている。中に隠れた肉の旨み、そしてにんにくの甘みを引き立てている。俺はあまりの美味しさに、無量空処を喰らった気分だった。美味しさの情報が完結しない。舌にある味蕾の一つ一つが、この餃子を捉えて離さない。故に、舌から情報を無限に与えられる。
夏油「…悟?気絶してる?」
五条「違ぇよ、美味しすぎて……何も考えられなくなった」
夏油「……そうか、嬉しいよ」
俺が金を払って退店する時、傑は俺にこう言った。
夏油「中華料理屋を選んだ理由は他にもある。よく行ってた、あの潰れた中華料理屋があるだろ?」
五条「あったなぁー。よく行ってた」
夏油「そこで餃子とチャーハンを食べる悟を思い出したんだ。あそこまで目を輝かせていた君を見るのは、初めてだった。その時私は思ったんだよ。悟に食べさせるなら中華料理。そして、私の方がもっと美味しい中華を作れるはずだ、と」
五条「だからお前、中華料理屋を…」
夏油「悟のために開店したんだ。これからは毎日…と言わずとも、週に一度は来てくれよ」
五条「ああ…次は硝子を連れて来るよ。その次は教え子だ」
夏油「待ってるよ」
もう一品は餃子だった。正直、それまでの俺は餃子というものを甘く見ていた。
餃子なんて、どこも一緒じゃね?それに俺、野菜多いの嫌いなんだよね
その言葉を覚えていてくれたのかそうじゃないのか、傑の作った餃子は野菜が一切入っていなかった。
今となっては、野菜も必要なアクセントだと知っている。だが若かった俺は、野菜なんていらないと思っていた。
その考えは……傑の餃子でさらに補強された。
五条「…うめぇ、うめぇよこれ」
傑が言うには、肉と言っても挽肉ではなく、塊の肉を使っているのだと言う。いわば、肉に皮を包んだといったところだ。そしてにんにくを多めに配合。そこにだしの素を追加することで、素の状態でジューシーな餃子を作れるのだという。
五条「何なんだよこれ、餃子ってこんな美味かったのかよ…!」
菜々子「夏油様の作る餃子なんだから、当たり前でしょ」
五条「すげぇ、すげぇよ傑様…!」
次に俺は醤油にそれをつける。傑曰く、酢とラー油は必要無いらしい。余計なものを足さず、醤油だけで楽しんでほしいとのことだ。
圧倒的だった。醤油のしょっぱさが、さらに餃子の味を濃くしている。中に隠れた肉の旨み、そしてにんにくの甘みを引き立てている。俺はあまりの美味しさに、無量空処を喰らった気分だった。美味しさの情報が完結しない。舌にある味蕾の一つ一つが、この餃子を捉えて離さない。故に、舌から情報を無限に与えられる。
夏油「…悟?気絶してる?」
五条「違ぇよ、美味しすぎて……何も考えられなくなった」
夏油「……そうか、嬉しいよ」
俺が金を払って退店する時、傑は俺にこう言った。
夏油「中華料理屋を選んだ理由は他にもある。よく行ってた、あの潰れた中華料理屋があるだろ?」
五条「あったなぁー。よく行ってた」
夏油「そこで餃子とチャーハンを食べる悟を思い出したんだ。あそこまで目を輝かせていた君を見るのは、初めてだった。その時私は思ったんだよ。悟に食べさせるなら中華料理。そして、私の方がもっと美味しい中華を作れるはずだ、と」
五条「だからお前、中華料理屋を…」
夏油「悟のために開店したんだ。これからは毎日…と言わずとも、週に一度は来てくれよ」
五条「ああ…次は硝子を連れて来るよ。その次は教え子だ」
夏油「待ってるよ」
40: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 21:08:32
宿儺「ふざけるな、クソガキが…」
五条「俺に買ったら食わせてやるよ」
すぐさま、宿儺は五条に近づき、ゼロ距離で解を放つ。それは五条の体を大きく切り裂いた。
五条「効かねぇよ」
反転術式。それがすぐに五条の肉体を元通りにさせる。
宿儺(ただの食事ではない、食事によって呪力の練度を底上げしている…?)
宿儺以上に五条の回復は早かった。五条は拳に呪力を込め、思いきり宿儺の腹を殴る。
その瞬間に黒く光る……黒閃。そのダメージは、宿儺を数秒ダウンさせるには十分だった。
五条「じゃあな宿儺。悠仁の飯を奪い取るだけの凡夫」
「九綱 偏光 烏と声明 表裏の間」
不味い…!この状況でまともに喰らうのは…っ!
宿儺は肉体のダメージを治そうとする。だが、今の宿儺は指3本分。五条の打撃は……それ以上だった。
「虚式 茈」
放たれた紫電が、宿儺を大きく包み込んだ。
五条「俺に買ったら食わせてやるよ」
すぐさま、宿儺は五条に近づき、ゼロ距離で解を放つ。それは五条の体を大きく切り裂いた。
五条「効かねぇよ」
反転術式。それがすぐに五条の肉体を元通りにさせる。
宿儺(ただの食事ではない、食事によって呪力の練度を底上げしている…?)
宿儺以上に五条の回復は早かった。五条は拳に呪力を込め、思いきり宿儺の腹を殴る。
その瞬間に黒く光る……黒閃。そのダメージは、宿儺を数秒ダウンさせるには十分だった。
五条「じゃあな宿儺。悠仁の飯を奪い取るだけの凡夫」
「九綱 偏光 烏と声明 表裏の間」
不味い…!この状況でまともに喰らうのは…っ!
宿儺は肉体のダメージを治そうとする。だが、今の宿儺は指3本分。五条の打撃は……それ以上だった。
「虚式 茈」
放たれた紫電が、宿儺を大きく包み込んだ。
41: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 21:11:11
小僧は無事ですか…?
42: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 21:14:11
虎杖「うーん・・・」
五条「おっ悠仁! 目が覚めた?」
虎杖「…ハッ!宿儺は!?」
夏油「私と悟でなんとか倒したよ。強敵だったけどね」
虎杖「えっ、祓っちゃったって感じ?」
五条「まさか。宿儺の死は悠仁の死を意味する。ボコボコにして寝かせただけだよ」
虎杖「良かった…クンクン、良い匂い!」
夏油「新しく作り直したよ、チャーハンと餃子」
虎杖「!!!!」シュバッ
五条「宿儺はもういないし、たーんとお食べ!」
ガツガツムシャムシャ…
虎杖「うめぇ…うめぇよこれ! こんな旨いの人生で初めて食べた!」
夏油「ははは、空腹だからってのもあるかもしれないね」
五条「どう? 味の感想は」
虎杖「そりゃもう・・・旨いとしか! チャーハンはパラパラで味濃くて旨いし、餃子も肉感凄くてにんにくがすげぇ! おかわり!」
五条「ははは、宿儺の方が食レポは上手いね」
五条「おっ悠仁! 目が覚めた?」
虎杖「…ハッ!宿儺は!?」
夏油「私と悟でなんとか倒したよ。強敵だったけどね」
虎杖「えっ、祓っちゃったって感じ?」
五条「まさか。宿儺の死は悠仁の死を意味する。ボコボコにして寝かせただけだよ」
虎杖「良かった…クンクン、良い匂い!」
夏油「新しく作り直したよ、チャーハンと餃子」
虎杖「!!!!」シュバッ
五条「宿儺はもういないし、たーんとお食べ!」
ガツガツムシャムシャ…
虎杖「うめぇ…うめぇよこれ! こんな旨いの人生で初めて食べた!」
夏油「ははは、空腹だからってのもあるかもしれないね」
五条「どう? 味の感想は」
虎杖「そりゃもう・・・旨いとしか! チャーハンはパラパラで味濃くて旨いし、餃子も肉感凄くてにんにくがすげぇ! おかわり!」
五条「ははは、宿儺の方が食レポは上手いね」
43: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 21:16:10
良かったな いっぱい食え
44: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 21:22:38
何とか食べられたけど、もはや「契闊」が笑いのスイッチみたいでツボるwww
45: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 23:20:31
~数日後~
虎杖「んじゃ、鍋パするぞ」
釘崎「鍋パって、宿儺出てくんじゃないの?」
狗巻「しゃけしゃけ」
虎杖「五条先生が倒してくれたからさ。むしろ今やらないとじゃん?」
伏黒「何でもいいが…どうして鍋なんだ?」
虎杖「みんなで囲むならこれっしょ、俺の特製肉団子も入れたし!」
真希「悠仁の肉団子かー、あれ美味しいんだよな」
パンダ「なぁなぁ、もういいんじゃね? 早く食べようぜ」
虎杖「それもそうだな、よし! いただきま」
契闊なるほど、これが小僧の作った肉団子とやらか。肉を団子にするとは斬新な考えだな。どれ、食してみるとするか…
伏黒「宿儺!?どうして!?」
ふん、死んだわけではないのだから出てこれるに決まっているだろう。さて、これは何をつけて食べればいいのだ?
釘崎「マズい、私たちの分まで食いつくされるわ…!」
真希「クソッ…!せっかくの鍋パが…!」
狗巻「……ツナマヨ」
パンダ「やめろ棘! こんなところで呪言を使うのは…!」
ふむ、鍋というのは濃い味ではないのだな。しかし、この肉団子からは確かに香辛料などが使われている味がする。なるほど、これがこの鍋の主菜というわけか。であれば、他の野菜などはこの肉団子の引き立て役…では早速頂くと
虎杖「おい、何人の体勝手に使ってんだ、返せ」
小僧!?バカな、なぜ動ける!?
虎杖「いや、俺の体だし…それに、いい加減抵抗すればいいって気付いたから」
ふざけるな…っ!俺は今からこの肉団子を食べようとしていたのだぞ…!この前チャーハンに餃子も食えなかったからな…っ!
虎杖「宿儺はさ…飯が食いたいの?」
虎杖「んじゃ、鍋パするぞ」
釘崎「鍋パって、宿儺出てくんじゃないの?」
狗巻「しゃけしゃけ」
虎杖「五条先生が倒してくれたからさ。むしろ今やらないとじゃん?」
伏黒「何でもいいが…どうして鍋なんだ?」
虎杖「みんなで囲むならこれっしょ、俺の特製肉団子も入れたし!」
真希「悠仁の肉団子かー、あれ美味しいんだよな」
パンダ「なぁなぁ、もういいんじゃね? 早く食べようぜ」
虎杖「それもそうだな、よし! いただきま」
契闊なるほど、これが小僧の作った肉団子とやらか。肉を団子にするとは斬新な考えだな。どれ、食してみるとするか…
伏黒「宿儺!?どうして!?」
ふん、死んだわけではないのだから出てこれるに決まっているだろう。さて、これは何をつけて食べればいいのだ?
釘崎「マズい、私たちの分まで食いつくされるわ…!」
真希「クソッ…!せっかくの鍋パが…!」
狗巻「……ツナマヨ」
パンダ「やめろ棘! こんなところで呪言を使うのは…!」
ふむ、鍋というのは濃い味ではないのだな。しかし、この肉団子からは確かに香辛料などが使われている味がする。なるほど、これがこの鍋の主菜というわけか。であれば、他の野菜などはこの肉団子の引き立て役…では早速頂くと
虎杖「おい、何人の体勝手に使ってんだ、返せ」
小僧!?バカな、なぜ動ける!?
虎杖「いや、俺の体だし…それに、いい加減抵抗すればいいって気付いたから」
ふざけるな…っ!俺は今からこの肉団子を食べようとしていたのだぞ…!この前チャーハンに餃子も食えなかったからな…っ!
虎杖「宿儺はさ…飯が食いたいの?」
46: 名無しのあにまんch 2024/01/28(日) 23:27:39
何だと…小僧?
虎杖「いつもさ、俺の体わざわざ使って食ってるだろ?つまりそれって、すげぇ腹減ってるからなんじゃねぇかなって思って…」
貴様などに同情される謂れは無い。食いたければ食う。それが俺だ
虎杖「だからさ、食いたいならそう言えばいいじゃん。勝手にしなきゃ俺は別にいいよ」
な、何だと小僧…
釘崎「虎杖、わざわざ宿儺に食わせようとしなくたって…」
伏黒「そうだ。宿儺のせいでまともに焼き肉食えずに金だけ払うことになったのを忘れたのか?」
虎杖「そりゃ覚えてるよ。こいつが自己中だってことも」
何だと小僧
虎杖「けどさ、腹減ったりすんのはしょうがないだろ。な、宿儺。別に断ったりしねぇんだから、食いたいときは素直に言えよ」
……
……肉団子が、食いたい
虎杖「んじゃ、はいあーん」
あーん(頬に口を出す)
パクッ
なるほど…鶏肉を使っている訳か。正直鶏肉はあまり好きではない。牛や豚の方が肉らしいからな。
とはいえ、これは鶏肉をミンチにしているわけか。食感自体は鶏ではなく、他の肉と似ているな。その点評価は高い。
さらにそこに細かく刻んだネギ、しょうがに卵を入れている訳か。しょうがの持つ独特の風味が、鶏肉の獣臭さを消している。なかなかの腕前ではないか。卵黄を入れたことでまろやかさも併せ持っている。俺としてはもっとコテコテとした肉を食いたいところだが……このような食べ方も存外悪くないものなのだな。
釘崎「なげぇよ食レポが」
虎杖「いつもさ、俺の体わざわざ使って食ってるだろ?つまりそれって、すげぇ腹減ってるからなんじゃねぇかなって思って…」
貴様などに同情される謂れは無い。食いたければ食う。それが俺だ
虎杖「だからさ、食いたいならそう言えばいいじゃん。勝手にしなきゃ俺は別にいいよ」
な、何だと小僧…
釘崎「虎杖、わざわざ宿儺に食わせようとしなくたって…」
伏黒「そうだ。宿儺のせいでまともに焼き肉食えずに金だけ払うことになったのを忘れたのか?」
虎杖「そりゃ覚えてるよ。こいつが自己中だってことも」
何だと小僧
虎杖「けどさ、腹減ったりすんのはしょうがないだろ。な、宿儺。別に断ったりしねぇんだから、食いたいときは素直に言えよ」
……
……肉団子が、食いたい
虎杖「んじゃ、はいあーん」
あーん(頬に口を出す)
パクッ
なるほど…鶏肉を使っている訳か。正直鶏肉はあまり好きではない。牛や豚の方が肉らしいからな。
とはいえ、これは鶏肉をミンチにしているわけか。食感自体は鶏ではなく、他の肉と似ているな。その点評価は高い。
さらにそこに細かく刻んだネギ、しょうがに卵を入れている訳か。しょうがの持つ独特の風味が、鶏肉の獣臭さを消している。なかなかの腕前ではないか。卵黄を入れたことでまろやかさも併せ持っている。俺としてはもっとコテコテとした肉を食いたいところだが……このような食べ方も存外悪くないものなのだな。
釘崎「なげぇよ食レポが」
47: 名無しのあにまんch 2024/01/29(月) 00:40:38
宿儺を宿儺と認知した上でクソ辛辣な野薔薇ネキすき
48: 名無しのあにまんch 2024/01/29(月) 00:48:22
ほっぺた宿儺ルート来たな
49: 名無しのあにまんch 2024/01/29(月) 01:18:44
すくにゃん可愛い
51: 名無しのあにまんch 2024/01/29(月) 02:00:04
夜中に見るんじゃなかった(泣)
52: 名無しのあにまんch 2024/01/29(月) 02:17:13
思い出すなぁ……はんばっか…
53: 名無しのあにまんch 2024/01/29(月) 02:30:33
飯テロかよ…食レポ上手いな
54: 名無しのあにまんch 2024/01/29(月) 13:25:41
~宿儺の生得領域~
宿儺「許可をやるから見上げろ小僧」
虎杖「下に降りてきてくれよ……」
宿儺「小僧、お前が作った肉団子、なかなか旨かったぞ。褒めてやろうか?」
虎杖「それもう褒めてんじゃない?」
宿儺「お前をわざわざ呼び出したのは他でもない。新たな縛りを結ぼうと思ってな」
虎杖「また自分勝手な縛りでも結ぶつもりか?」
宿儺「黙れ。まず一つ。俺が契闊と唱えたら10分間体を明け渡すこと。その間高専の関係者は誰も傷つけん」
虎杖「うんうん」
宿儺「次に二つめ、俺が肉団子と唱えたらすぐに肉団子を作って提供しろ。破った場合は一人殺す」
虎杖「何だよそれ……」
宿儺「その代わり、肉団子を寄越せば一度力を貸してやろう。あくまで肉団子一つ分の用件のみだがな」
虎杖「んまぁ……それならいいよ。宿儺が飯食うの好きで良かった。昨日みんなで食った鍋、美味しかっただろ?」
宿儺「ふん、騒がしいだけだったが……」
虎杖「それが良いんだよ。みんなで一つの机を囲んで飯を食うと、俺は一人じゃないって感じられる」
宿儺「別に孤独だなんて思っていないが……存外悪くはなかったな。鍋の時は必ず呼べよ。」キンッ
宿儺「許可をやるから見上げろ小僧」
虎杖「下に降りてきてくれよ……」
宿儺「小僧、お前が作った肉団子、なかなか旨かったぞ。褒めてやろうか?」
虎杖「それもう褒めてんじゃない?」
宿儺「お前をわざわざ呼び出したのは他でもない。新たな縛りを結ぼうと思ってな」
虎杖「また自分勝手な縛りでも結ぶつもりか?」
宿儺「黙れ。まず一つ。俺が契闊と唱えたら10分間体を明け渡すこと。その間高専の関係者は誰も傷つけん」
虎杖「うんうん」
宿儺「次に二つめ、俺が肉団子と唱えたらすぐに肉団子を作って提供しろ。破った場合は一人殺す」
虎杖「何だよそれ……」
宿儺「その代わり、肉団子を寄越せば一度力を貸してやろう。あくまで肉団子一つ分の用件のみだがな」
虎杖「んまぁ……それならいいよ。宿儺が飯食うの好きで良かった。昨日みんなで食った鍋、美味しかっただろ?」
宿儺「ふん、騒がしいだけだったが……」
虎杖「それが良いんだよ。みんなで一つの机を囲んで飯を食うと、俺は一人じゃないって感じられる」
宿儺「別に孤独だなんて思っていないが……存外悪くはなかったな。鍋の時は必ず呼べよ。」キンッ