『狂四郎2030』という人に勧めづらい名作語りたい

名作だけど下品なギャグとお色気はなくなっても面白さ損なわれないから逆に足引っ張ってる感ある

下品や訳分からないギャグがないとあまりにも辛すぎてまともに読める感がない
これって彼岸島と同じだからちくしょう！

エロと下ネタがガンガンぶち込まれるのと絵柄自体が人を選ぶのでキツい

話の内容がさらに救いのなさでなおキツい

カレー食った後の毒ガス訓練のエピソードが、後々に毒ガス喰らっても耐性できてるから平気でしたって形で繋がった時はすげえって思った

途中で示唆していたタイムマシンはどうしたかったんだろうな
狂四郎としての終わりはあれで良いと思ってるけど、どこまで構想があったのかは知りたい

物凄く強いけど組織には勝てないから愛する人と逃げるラストが好き

🐶「狡兎死して走狗烹らる」

徳弘正也先生の作品の中でもまぁ……ちょっと人を選ぶかなぁ
嫌いではないけれど

後、せっかくなんで同作者の「もっこり半兵衛」もよろしく！
この作者の話が好きならきっと面白いと思う

好きな漫画これだとちょっと引く作品だな

同じ作者の他の有名作品に比べるとあまりにハードルが高い
ターちゃんやシェイプアップ乱と同じ感じでは勧めにくい

そもそも徳弘正也自体漫画好きな人じゃないと知らないんじゃないすか…

彼は毎回ジャンル変えて何十年と画業続けてる本物の天才漫画家だと思う
歳食ってからちょっとしっとりした漫画描き始めてるのも好き

アニメ化こそしないけど、青年誌移ってからはどれも連載長くて良い漫画描くよね

たとえゲノム党が打倒されても次の政権を握るであろう旧自衛隊派も同じようなモンなんだよなあ…
白鳥編の反ゲノムの人達もM型遺伝子云々の考えには染まってるし、八角博士が生んだ差別は無くならなそう
バベンスキーに救いはないんですか？

愛情＝性欲と真正面から捉えたエログロSF純愛物語

やっぱ八木編がピークだと思ってるよ

AI人工知能の携帯端末とサーバーコンピュータ、ニワトリかもっと単純な生物を思わせる再生能力のデザインヒューマン
新選組コスと零戦パイロットコス、時代劇のタテじみた解説付きの斬り合い差し合い、ブルースリーっぽい蹴り

「俺は札人マシーンだ」
「私は淫売よ」

「俺はサツ人マシーンだ」「私はイン売よ」のシーンが名作と勧められたが読めてないな…
画像検索する限り、人に覗かれたら誤解されそうだよね
漫喫しかないか

最後のシーンでどうあがいても人類は終わりと思うような感じだったからな…
面白い作品だがお勧めしにくいし、一気読みも精神的にキツイ作品なんだよな。

おっさん向け

やっぱ八木編がピークだと思ってるよ

AI人工知能の携帯端末とサーバーコンピュータ、ニワトリかもっと単純な生物を思わせる再生能力のデザインヒューマン
新選組コスと零戦パイロットコス、時代劇のタテじみた解説付きの斬り合い差し合い、ブルースリーっぽい蹴り
カン信の逸話に興じる知的なキャラ付け、それからあの伏線回収みたいな土下座

大人というかおっさんが読みたいものがいっぱい詰まってる。読むに十分耐える内容。バカバカしく描かれてるがガキっぽくはない
既におっさんになってた作者がヤング誌で描きたいものを、ぜんぶブチ込んだんじゃないかと思ってる。

読みたいんだがどこのブックオフにも置いてない
いや…タダで立ち読みしようって僕が悪いんだが
近所の本屋にないんだよ！

アルカディアで島民から冷たい目で見られていて、それでも認められたい一心で敵を撃破する姿に島民が心打たれて共同で敵を倒しためでたしめでたしになるかと思ってた
村に戻った際の絶望感凄いよね

こんなことやったら登場人物も読者の心もしんじゃうよっていう尊厳破壊が弟子にちゃんと受け継がれてるってのがすごいよね

最期が何にもならない投げっぱなしエンドな感じが
なんとかなる世界にも思えないが残念

ツラさの最大風速って意味ではこれでターちゃんよりまだマイルドなのがまた何というか…
平均風速は全然上だけど

暴行慣れしてたヒロインがやっとのことで主人公と結ばれたあと、兵隊に暴行されて心が壊れかけるシーンに興奮した

尾田栄一郎の師匠とよくわかる漫画

八木は本当にクソ野郎なんだけどそれはそれとして本当に可哀想だから同情すべきか憎むべきかわからなくなるんだよね
名悪役だと思う

恋人救出からの逃亡エンドだったけどこれいくつか分岐あったよね
タイムリープして平和な過去に戻って過ごすフラグとか露骨にたてていたし

😀「あ」
👉⛵←ほ

これ好き

知人「ワンピースの強い男の尊厳破壊キャッキャッｗ」
ぼく「そういうのが好きなら、アシスタント時代の尾田の師匠の徳弘正也読め。明らかに影響があるというか、狂四郎とか‎もっこり半兵衛とか、おまえの好きなワノクニ編の鬱展開っぽいぞ」
知人「読んだけど、ああいうのは求めてねえんだよ……」

少年ジャンプで『Wrestling with もも子』が打ち切られてかららあんま経ってない上に当初は『もも子』の続編描くつもりだったが却下されて、そこから立ち上げた漫画だったのね
それで新しい代表作になるんだから大したものだ

徳弘正也の精神を蝕んだ～とあるが正直ターちゃんの中盤辺りから兆候あったと思う

えっ 今日は狂四郎2030語っていいのか!!

最後が不満だったけど、バンパイアの方の奴は思想濃いめ過ぎて途中からアレだったし、これで良かった感はあるな

そもそもから裏切られていて何もかも失って後は死ぬだけの八角秀明に俺はm型遺伝子異常者だ！っていってせめて憎しみの矛先を定めさせてやる優しさがメチャクチャ好き。

殺人鬼だし異常者だけど誰よりも狂四郎は優しい

ターちゃんもそうだけど、この人の漫画の人間の醜い部分を描きつつ常にしょうもないギャグを挟むバランス感覚を見てると、尾田栄一郎の師匠なんだなーと思う

ディストピアもの最高傑作だからなぁ

ディストピアものの世界全体を何とかしたいと思った話は………になるのはまあよくある気がするので、あの終わりかたがベストだったよ

全編傑作だけどやっぱりピークはビデオレターかなぁ
ピークの後の下り坂でも並みの漫画の100倍面白いわけだが

全部読んだ後に思い返すとゲノム党が一番ヤバかった時って八木がクーデター起こした時だもんな
あそこで八木が勝ってたら主人公達は終わってたけど日本は多少マシになってそうなのが悲しい

八木の良い人っぽい→糞→良い人になるかな？→糞→可哀想な奴→八木……な感じの印象の変化や、農場に叩き落とされたユリカを自分の身を犠牲にしても守る男たちとか
八木編は「完璧」な名作だからギリNetflix行けると思う

一応のハッピーエンドではあるけど、絶望的な差別社会はさらに加速していきそうな薄暗いハッピーエンドなところがまたディストピア物として完成度高い。
八木がここで人気なのはうれしいな。自分も好き。
責任感から逃げたくて造り物の人格に頼って生きてきた弱さが非常に人間臭いし、別の男と駆け落ちするために利用されて裏切られたなら理性吹っ飛んで鬼畜になるのも少しはわかるんだよな。
それほど心の底からユリカを愛していたのは、最後の土下座でよくわかる。
絵柄もエログロも鬱展開も何もかも濃すぎて人に勧められないけど、胸を張って漫画史上最高傑作だと思える作品だよ。

これとかバンパイアを読むとターちゃんって少年誌だったんだなって思わされる

大人の定義なんざ分からないけど
大人にならないと分からない漫画

キャラの表情がとてつもなく上手いから引き込まれる
暗殺者時代の狂四郎のすさんだ顔が
とても主人公のしていい顔じゃなくてビビるわ

いきなり狂四郎ではなく半兵衛あたりから勧めるんだ

ジャングルの王者ターちゃんで結局主人公のターちゃんは何者なのか不明なのって今も不明だよね？
モーガン→血液違います
バルカン→能力違います
未来から娘来た所までしか覚えてないわ

この作者さんのバトルシーンは説得力あって大好き

普通にオススメしまくってるけど

失礼だな純愛だよなのに、ヒロインが恋愛感情利用したり身体の関係もアリなの？！ってなったわ
八木への好意が漏れてるのが狂四郎にも伝わっちゃう場面なんて普通男性向け漫画だとやらないよね
アザミとギリギリアウトな狂四郎の方はまだ物語として分かる

めちゃ上手いのに人を選ぶ絵柄と話、キャラの心情の解像度が高いせいでエンタメとして消費しにくい特殊な漫画だよなあ

イェーガー派みたいな、どうしようもなく敵対的な外部環境で詰んだ結果として選び取ったある意味「合理的」な軍国主義やディストピアじゃなくて、ほぼ無意味かつ無用に残忍で非合理的な軍国主義でありディストピアだからなあ。
人口激減でせっかく大規模集団農場が成立したなら、効率的な大型農業機械使えば良いところを、わざわざ非効率的な人力での奴隷小作制度を再現して無駄なマンパワー使って、さらにそいつらの反抗を監視するためにさらに無駄な警備兵力のマンパワーを投入するというわけのわからん悪循環。
そしてその残酷なシステム自体がドグマ化してる。
この辺は現代アメリカ型農業の、大型農業機械と、割と高収入の季節農業労働者（むしろ争ってでもやりたがる。監視などいらない）の組み合わせが最適解なのにな。

この辺の、「議論の余地無く悪い悪」みたいなのに、やや食傷を感じる。
あの社会は飴と鞭のバランスがおかしいというか、あのかなりレベル高いVRマシンとか、「美人女性型の遺伝子改造猿」とかを飴としてバラ撒いて下層民の社会的反抗を防ぐだけで、あれほどの恐怖支配や、さほど苛烈な鞭を与えなくても、旧人類の遺伝子は淘汰できそうに思うんだけどね。
どう考えても鞭（恐怖と不満で反抗しがちな下層民を鎮圧するための警備兵力）の方がコストが高い。
ローマ帝国がパンとサーカスをバラ撒いたのは、その方が軍事力よりコストがずっと安かったからよ。

八木とユリカのシーンに何度お世話になったことか

スレ見て読み返したけど博士の息子の話はやっぱ悲しくてやりきれない気持ちになるな（褒め言葉）

薬としての効能もあるけど最低でも高校生くらいになってから読まないとただの毒になるくらいの劇物

台詞回しが痺れるシーンが多い印象がある。いい漫画。

とにかくバトルシーンの絵が上手い！それだけで人にすすめたい！！

満喫で一気読みしたけど涙と吐き気が止まらねえ気分