アニメ『フランダースの犬』を見たけど納得いかない

やたら感動的な名場面的に扱われてたけど、割とネロ側にも色々と落ち度はあるよな…って何年か前に見て思ったな
子供だから仕方ないんだろうけども

火垂るの墓は海外でも普通に泣いたという感想多いし評価高いぞ
大抵「２度と見ない」と言われるけど

まあラストのきれいさのために
強制ルート入ってる感じはある

天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬
という続編が

>子供の考えることだぞ
>後先考えてるわけないだろ

確か原作じゃ１５くらいじゃなかったか？

そもそも主人公のメンタルが弱すぎる気がして、イマイチ感動できない

バッドエンドだから心に残るって言うのもあるよね

しかし、カップヌードルのcmでネロとパトラッシュは無事に救われました

絵を見るためだけに辛い人生を生きてきた人が最後に絵を見ながら天国に行く話だからハッピーエンドだよ

世界名作劇場で知ってから原作読むとびっくりする作品多いよね
母をたずねて三千里とかめちゃくちゃ短いしアルプスの少女はまず原題の長さに驚く

まあガチで絵描きなりたきゃコンクール頼みしないで
絵描きの親方の工房にでも懇願して使いっ走りからやるってルートもたぶんあったわけで
半端にプライド高かったのがなんというか

なぜ人は苦しみ終わることに満足を得るのだろうか

作者のウィーダは犬好きで犬の動物保護団体に入るほどの人なんであれは実はパトラッシュ目線で見なきゃいけない作品
老い先もない老犬がクリスマスの日に本来なら教会に入れない犬がルーベンスの絵の公開のため開いてたから入れ、教会で大好きな御主人様と一緒に死ねたという奇跡を書いてるというのが山田五郎の解釈
あれはパトラッシュにとっての奇跡であって、だからこそタイトルがフランダースの犬
パトラッシュ目線ではハッピーエンドだったりする

天国行くからハッピーエンドが通るなら
概ね同じ宗教やってるはずの海外で改変されたり
ネロたちを不幸にした（こんなに薄情に対応しない）みたいな評判はたってないはずでは

鉄拳の書いたフランダースの犬好き
山の反対側にハイジが住んでて人気No.1をめぐって大乱闘するやつ

打ったことないけどCRフランダースの犬で昇天リーチ&死ぬと大当たりと聞いてクソ笑った

西洋的価値観である、現世は天国へ行くための試験期間みたいなのを理解しないままこの世はクソだとかいってるものしらずっていろいろ足りないなあ

例のコピペないのか
これのすごいところは、現地では無名の物語を日本人が尋ねてくるもんだから、気になった人が色々調べて現地翻訳版アニメが放送されるまで知名度を回復して新たな観光資源となってハッピーエンド……とはならずに現実でも後味悪いことが起きたこと

863 おさかなくわえた名無しさん sage 2008/11/10(月) 15:50:27 ID:ltEohXex

1982年、ヤン・コルテールはベルギーのアントワープにある旅行代理店に勤める職員だった。
ある日、日本から来た少年につたない英語で尋ねられた。
「フランダースの犬って知ってる？」
「フランダースの獅子のことかい？」(フランダースのシンボル)
「違うよ、ライオンじゃないよ。犬だよ。犬!」
彼にはそれ以上答えることが出来なかった。

その後、彼はそのことについて同僚に尋ねてみた。
「そうそう、日本人は何故だか知らないけど犬を探しているのよ。図書館で何かそのことについてわかるんじゃない？」
ヤンが図書館で調べると、英語で書かれた「フランダースの犬」を見つけた。
仏語版と蘭語版は存在しないようだったので、彼はそれを読んだ。
彼がこの100年で5人目の読者だった。
読み終えたとき彼は衝撃を受けた。
「これは私たちの物語だ！」
彼は周りから笑われるのも構わず、物語の研究にのめり込んでいった。

864 おさかなくわえた名無しさん sage 2008/11/10(月) 15:50:58 ID:ltEohXex
≫863続き

彼はあらゆる情報を集める為、日本人の旅行者に訊いてまわった。
「フランダースの犬を知ってますか？」
皆の返事は同じだった。
「もちろん知ってます。どうして貴方は知らないんですか？」
彼は日本からオフィスが埋まるほどの本を取り寄せ、それを読むため日本語の勉強を始めた。

ヤンは物語の舞台を探し回り、ホーボーケンだと突き止めた。
彼の努力は実り、ネロとパトラッシュの銅像が建てられた。
今、この街を訪れる日本人観光客の数は、EUを除くとアメリカ人の次に多い。

24年たった今、ヤンはネロとパトラッシュの専門家として尊敬を得ている。
もう誰も彼のことを笑う者など居ない。
5年前には、ヨシミさんという日本人と結婚もした。
アニメのベルギー放映にも尽力し、物語の蘭語版の出版にもこぎつけた。
「この本はついにアントワープに帰ってきた。100年間世界を旅したのち、日本人がベルギーに持ち帰ってくれた。」
と、彼の言葉が贈られている。

そして2008年1月、彼は日本人の妻を殺した容疑で逮捕された。

ネロが基本的にアホすぎる
ハイジみたらマジでそう思うわ

死の安らぎは 等しく訪れよう 人に非ずとも 悪魔に非ずとも 大いなる意思の導きにて

原作がイギリス人によるイギリス文学なので地元では知名度がない上に、内容を知る地元の人からも「よそ者が好き勝手に自分たちを薄情な人間に書きやがって」と評判が良くない

>>原作はネロの年齢がアニメよりも上でいい年して働かなかった自業自得感が出てるらしい

そういえばアニメでも友達兄弟の兄の方が途中から奉公に行っていたっけ
当時の世相じゃネロもそのようにするべきと思われていたわけか

ネロは超幸せに人生終えれたので、ネロへの非難は役に立たないというのがミソでしょ
気に入らないなら見つけて助けりゃいいんだよ

木こりになればいいのになにやってんだコイツ

知ってる知ってる
ラーメン屋になっておじいさんと幸せになれたんでしょ？

パトラッシュ「どいつもこいつも食い千切っとけば良かった」

78の像はトヨタが建てたのじゃないよ
これはネロが住んでた村のモデルであるホーボケンの歩道に設置してある像
トヨタのは石碑でこんな感じ↓だったらしい

御影（みかげ）石で作られた記念碑は縦1メートル・横2メートル・高さ45センチの箱形で、ネロとパトラッシュを描いた円形のガラスが中心部にはめ込まれていた。夜間になるとガラス部分の内側から赤い照明がともり、日の丸のように浮かび上がる仕掛けもあった。4万ユーロの建設費はトヨタ自動車の現地法人が寄付し、上面には日本語でこう刻まれていた。
　＜この物語は悲しみの奥底から見出す事の出来る本当の希望と友情であり、永遠に語り継がれる私達の宝物なのです＞

ナポレオン戦争後で、フランスが大暴れした後に
オランダ語圏のアントワープでフランス語圏の主人公一家。

まあ、もともと住んでいたとしても迫害されるわな。
終戦時に半島に住んでいた日本人みたいなものだ。
さすがにベルギー人は理性的だがね。

これイギリス人が「だからオランダ人(ネロ)はダメなんだ」って風刺要素も混ぜて書いてる話だしなぁ。

まあ内川コピペみたいなものだから

キリスト教だと人間以外の生き物には魂がなく
天国にはいけないそうだから
アニメの描写は本当はNGなんだろうな

バッドエンドは強制改編するディズニーが人気出るわけだ

ハンス役の人（村松康雄さん）ってコナンでピスコをやった人なんだけど、神谷明さんによると「当時の村松さんは、ハンスを演じていたのが原因で息子に嫌われてしまったらしく、『最近息子に口を聞いてもらえないんだ……』とぼやいていた」。

ネロアロは神の国に転生して永遠の幸福を享受するので無問題よ。

まって人魚姫って最後泡になるの？
俺が知ってるやつは夜空の星になってたんだが…

感動的なラスト扱いされてるけど、ガバ脚本の無理矢理お涙頂戴展開だったのか？

話に関しては時代とか宗教とか色んな要因もあるから飲み込むにしても、死後に天国へ昇る場面に至ってもパトラッシュが荷車を引かされていることが納得できない

ミストの米軍と同じで「どんなにひどい状況でも最後の最後まで諦めるな」って話なんだろうけどね…

アニフラは見たこと無いから知らないけど原作は普通に感動したんだけどな…なにか問題があるのか？お涙頂戴もちゃんと泣けるなら好きなんだけど

もともとバットエンドなのに、無理してＴＶシリーズにするから。
事前情報を知らずに真剣に見ていた子供達は深夜アニメ並の鬱展開にトラウマものだろ。

知り合いにラストシーンを見て「寝てるのに起こされてかわいそう」と言って号泣した子供(3歳)がいるんだ

ある程度場所を選べて最愛の犬と共に逝ける幸福を理解できないもんなんだな
星守る犬なら子供じゃないからいいのか見せてみたいが、実写のは解釈違いになってたから漫画の方しかないか

幸福の王子とかナルニア国物語も最後は死んでハッピーエンドって感じのお話だな
火垂るの墓の兄妹の死はただただ悲しいだけだが、あちらの宗教観を踏まえると俗世を離れて神の国に迎え入れられるエンドは確かに幸せな最期なのかもしれないと思う

ちゃんと見てなかったのか話を覚えていない部分が多い

程度の差は有れど死に幸福を見出そうとするのはどの宗教でも大体同じじゃないかね
日本人だって人がなくなった時に「ご冥福をお祈り」する
冥福ってのは死後の世界で幸せになってねってことだ

村人「あいつ逆恨みでルーベンスの絵を燃やそうとして力尽きたっぽいな」

俺の友人はこの物語を「作者がルーベンスの作品のすばらしさを人々に伝えるために作られた物語だ」と言っていた
簡単な言葉ではとても伝えきれない感情を物語にしたのだと

まあ当然原作は読んだことなかったけどね

現地では全然知名度がなかったが、聖地巡礼した日本人達がなぜ全然銅像とかないんだとか抗議した結果知名度が上がり銅像とか作られたらしい

死ぬ場面に神は彼らが必要とするものを与えたとか書いてあった気がする、
だから死を肯定的にとらえてんのかなーと思った

なんか「なろう」の言葉の意味というかイメージおかしくない？？