【葬送のフリーレン】グリュックはマハトに対してどこまで何を思ってたんだろう？

悪友という言葉がこれ以上ない程ピッタリなのが良いわ

息子の遺志を継いで動いてるだけで、罪の報いを受ける覚悟もあったから自分の命にすら執着がなかった。だからこそ悪意が分からない魔族が羨ましかったのかも

お互い「こいつと一緒に死ぬなら別に構わない」くらいの気持ちではあったよね

知能と戦闘能力が高い上に寿命が長すぎるせいでただ生きるために生きてる状態になる大魔族の中では有意義に生きて死ねた個体だよなマハト

魔族と人類がもっとも良好な姦計を築けた例かも知れない

「最期まで人間への悪意を持つことができなかった」
と
「最期までグリュックや街の人々への悪意を持つことができなかった」
とではまるっきり意味が変わるのいいよね…

支配の石環はほんといいアイテム
魔族とは分かり合えない

研究家のソリテールに加えてここまでやった異端中の異端であるマハトですら人間の感情を理解できなかったというのがなぁ
魔族とは絶対に相容れないという結論になってるよね

黄金郷にしたことに後悔や罪悪感も無いんだろうけど解呪されて真っ先に向かったのはグリュックのところなんだよな

息子の死で保身が消えて、現実に幻想を抱かなくなったから魔族をそのまま異なる生き物として捉えることができた
人間としては欠けた心と求める目的があるという共通点でシンパシーを感じていたかも

魔族を一番良く理解しているキャラかもしれない

主人公も仲間も全く関係ない過去編なのに良エピソードという稀有な例

黄金にせずに最後まで看取ってたら理屈の上では喪失感というものを味わえたんだろうなって
その後に人間に優しくするとは全く思わないが

お互い楽しんではいたと思う

グリュックもマハトと会話した時は少し「なんだこの魔族」て困惑したんだろうな

分かり合えないなりに互いが模索して築かれた関係性がイイ…

28: 名無しのあにまんch 2023/10/06(金) 20:12:17

マハトに敬語使わせるシーン好き
力が弱い側が敬語使わすってシチュ良いよね

>>分かりすぎる

魔王が討たれても、正直どうでもいいと答えたマハトが、最後はグリュックに会いに行く。

たった30年の就職がマハトの人生を変えたと思うと、無駄ではなかったんだろう。グリュック≫≫魔王の価値観だったのかな。

そういえばから始まる娘さんの話にこいつら普段から雑談してるなってのが伝わってきて良き

マハトがイレギュラー過ぎるわな。人に協力はともかく同じ魔族も排除するとかソリテールでなくてもこいつ倒したいと思うだろう

娘さんの恋心のシーンは、娘を殺されないよう、ああ言ったともとれるのだけど。
罪悪感がテーマなので。

主人公陣のでない人類殺しまくった魔族と領主のおっさんの回想に1話使われたのに全く文句が出なかった事からこの話の人気度が伺える

マハトの人間理解力ならヒンメルはもういないじゃないは言わなそう

グリュックは、自分の命を含め人間に対しての勘定とか感情が壊れたから、魔族と気が合ったんじゃねぇのと思ってる。
ぶっ壊れた人間の傍にいても人間は理解できなかったやろ

共感はできないが理解はできる
近いようで果てしなく遠いな

まじで人間と魔族が悪友してた関係だからな
最後にマハトが無意識に向かった先がグリュックのところってさぁ！

終わったエピソードなんで何ていうか歴史的な見地で評価しちゃうけど、当代を生きてる人から見ると本当にイカれてるだと思う。

アウラの「服従の天秤」

エーヴィヒの「支配の石環」

使われ方は全然違うけど、アウラ編があったからこそ、「支配の石環」が発動しないことで完成されたアイテムだったのええな

グリュックがマハトを取り込んでいなかった場合のヴァイゼ

住民は重税と悪政に苦しみ、悪党派閥間の権力闘争が続く
「電閃のシュレーク」という将軍級大魔族とその軍勢が攻めてくる

将軍級大魔族の強さの基準になるかどうかは不明だけど、神技のレヴォルテという将軍はほぼ単体でノルム騎士団を壊滅させ、シュタルクよりずっと強いという指揮官を倒している。
ヴァイゼには防御結界も無い。
ヴァイゼの南には帝国の防御結界があり、帝国の精鋭部隊もいるらしく、マハトとソリテールの二人ですら手こずるらしい。
グラナト伯爵領みたいに、フランメ謹製の結界があるおかげで領軍だけで七崩賢アウラとその軍勢にある程度対抗できた土地とも違う。
なんでこんなにヴァイゼが見捨てられた土地なのか不明だけど。
マハト無しのヴァイゼはまず絶対に「電閃のシュレーク」には対抗できなっただろうから、少なくとも数十年の安寧をもたらしたグリュックの判断はそう間違ってもいなかったと思う。
黄金化も解除されたしな。
黄金郷になっていなかったら、今頃ただの廃墟だわ。ヴァイゼ。

ここまでアニメ化してくれ
本当に好きなエピソードなんだよ

グリュックさんは亡き家弓さんの声が合いそうで困る
合ったとしても実現できない

悪意や罪悪感を理解する為ならもっと最悪のタイミングがあったと思うんだよ
それこそデンケンとレクテューレの結婚式でグリュックだけを生かして目の前で二人を殺すなり食うなりするとかさ

でもマハトは悪意という感情が理解できなかったからこそ
こういった悪意溢れる最悪の発想が思い浮かばなかったんだろうなぁ

最初の遭遇時の様に刺すのではなく黄金化したのも本人の無自覚な感情が込められてそう
自分が呪いを解除できない以上それが死と大差はないのに、それでも「殺す」ことはできなかったのかと思う

あと一歩だっただろうなマジで
スレでも言われてるようなグリュックが老いていくことへの「喪失感」あたりは掴みかけていた（あの時何かがつかめそうな気がした）
関係性ゆえに悪意はどうしようもなく持ちえなかったが最期の行動を見ていると何かしら人間的なプラスの感情は持ちつつあったんだろうし

マハトへの好意的な評価が結構あるけど
ここでダメだったからまた別の所でやる
どれだけ人類に犠牲が出るかって？　それに問題が？
ともフリーレンに言っているので
グリュックやヴァイゼにどこまで思い入れを持てたか疑問に思っている

過去のファンタジーブームの頃には存在しなかった、ビッグデータをディープラーニングしたChatGPTをはじめとする強力な会話能力（らしきもの）を持ったAIの存在が大前提になった時代らしいファンタジー作品だなとつくづく思う。
この作品の魔族は、なんというかほんとにシンギュラリティポイントギリギリのAIっぽいんだよな。
悪魔とか異星人とかというよりも。
SF的解釈は嫌われるけど、ソードアートオンラインみたいに、ファンタジーの世界のNPCに何らかの形で人間人格をインストールした、あるいはプレイ時に現実認識を改竄した人間プレイヤーに操作させているキャラがフリーレン世界の人類で、AIが操作しているキャラが魔族だと言われたら、ちょっと納得する。
それくらいAI臭く感じる。

やり方はヤバすぎるけど結果としては都市を救えてるんだから凄い人ではある
グリュックもこのヴァイゼの結末はマハトに悪意を教えれなかったこと以外は満点な状態だと思う

何か掴みかけてたからもう一度やり直せばってマハトはグリュックを黄金化した時言ってたけどグリュックみたいな魔族と悪友やってくれるやつなんて早々いないからもし結界に閉じ込められなくても探すの大変だったろうな

感謝している本当だの所何か含みがありそうにも見えたけど単に言葉通りなのかな

グリュックは悪友と呼べる関係までマハトと仲良くなってもこいつは良い魔族なんじゃみたいな勘違いを起こさずそれはそうと良好な関係を築けるのはマジで人間側の異端ではあると思う
異端同士だからこそマハトが何か掴める所までいけたのかもしれない

マハトは人によって色々解釈できるのがいいキャラだよなあ
原作者に解説して欲しくないキャラナンバー１だわ

グリュックも最初にマハトに殺されかける時に罪悪感に苛まれない日は無かった、ようやく終わるって言ってたのに2回目黄金化させられる時は楽しかったよなのは悪友を得たからこその結果だよな

「グリュックを◯す」って言葉に悪意が無いってのがね…最後まで悪意がわからないままであったのか、それとも…グリュックとの時間を邪魔されたくないための「嘘」であったのか
表情といい好きなシーン

ちょっと話変わるけど、寒冷な北方ですら、紙巻煙草が流通してるとかなかなか文明度高いんだよな。
葉煙草は本来熱帯の植物だし、温暖な気候じゃ無いと育たない。
いやジャガイモ警察的なことを言ってるわけじゃなくて、この世界は小さい町にまで洒落たスイーツが普及してたり、魔法による白黒写真があたり、みんな割と現代的にファッショナブルだったり（千年前のフランメはほとんど染色されてない古代的な貫頭衣）、なかなか文明レベルの高い社会を維持している。

＞多分読者からの株が1番最初と最後で変動したキャラだと思う
当時の感想まとめやブログを見ると
マハトの戦闘シーン（正確にはその決着）が描かれた時点で
「こいつに支配の石環嵌めた領主は凄い奴だったのだろう」と言っている人は何人かいた
先物買いの才能ありかも