三大「フィクションのお約束を上手く取り入れたな」と思う漫画の設定

本当に申し訳ない

カラテはミサイルにもなる

日本人なのに色んな髪色の人がいるのは斉木がマインドコントロールしたから

魔術士オーフェンはあの世界の人間が使う魔術全部が声を媒体にしないと効果が現れない仕様だから皆声に出してるってのはうまいと思った
ただ呪文自体はなんでもいいので
「我は放つ光の白刃」ってやたら長い必要は無いんだよね…アザリーとか「光よ！」で撃ってるし

髪の色やサザエ時空を「全て斉木の超能力のせい」で説明した斉木楠雄のΨ難

爆弾魔（ボマー）ゲンスルーの能力解説かな
効果発動の条件で感心した

他のマンガで戦闘中の敵に能力ペラペラ喋るのが嫌になってたから

黄色い吹き出し

お色気系バトル作品の服が薄くなる方が色々あって強くなる奴

呪術廻戦の術式の開示は上手いことやったなと思った。

ミッドナイト「露出部分増やさないと催眠フェロモンが広く拡散ない」
ヤオモモ「露出部分を増やさないと大きな物品を創造したとき取り出せない」

武技言語

アイシールド２１でデビルバットゴーストやデビルバットダイブみたいな技名をわざわざ付ける理由

アイサツは戦場の名乗りが元々あるから原点回帰したイメージあるわ

バーン様の「大魔王からは逃げられない……！」かな

スレイヤーズで圧倒的に強い魔族が人間相手に本気出せない理由とな
あの作者さん理由付けは他作品でも上手かった

「無窮の鎖」で優希を奴隷にすると、エロい褒美を与えないといけない

ゲームだけど、バイオのイーサンはやられたと思った

ガッシュの戦うにあたり、魔物のパートナーにメリットがないことかな
メリットがないから、無関係の人を巻き込んでだり、派手に事件を起こすことがない説明になってた。

スタンドの「本人の資質」かなぁ… これのおかげでこうすりゃ勝てるのに馬鹿じゃん→そういう性格の奴だからこの能力を発現したってなる 後これのおかげでアホキャラに強能力持たせやすい

H×Hの制約と誓約は好き

異種族レビュアーズはエロいフィクションのお約束を
設定にうまく落とし込んだ話の詰め合わせだよなあ

アイサツは作中でもビーハイブのヤローやアイサツ前のアンブッシュは一回まで可とか
アイサツが義務なのはニンジャだけでモータル（一般人）が守る理由は皆無とか
惰性で使うのではなく設定として取り入れた上で上手く使っているからこそ定着した感がある

ニンスレのアイサツみたいなものだけどスタードライバーで綺羅星すると
メンバーは反射で綺羅星するから隠れ同志の確認に使ってたのは笑った

からくりサーカスの人形は本来人間が知覚出来ない速度を出すことが出来るけど、人間に見られることが目的だから戦闘中にそんな速度は出さない設定
銃火器を使うと弾丸と同じ速度で動いて逆に強くなるから素手や人形を使う理由付けになってて面白いと思ったわ

なろう系でたまにある、「ゲーム世界に入り込んでしまった」という設定。なぜ日本語が通じるのか、なぜステータスウィンドーが出て来るのか……といった問題に自然な答を出している。つか、なろう系は実質「ゲーム世界に入り込んでしまった」なんだから、それがデフォールトでいいじゃないかという気がする。異世界という設定は無駄に矛盾を増やしてるだけだろ。

からくりサーカスの、強力な銃器・兵器をバトルで封印させて操り人形をメインウエポンに戦う理由付けはなるほどと思ったな
自動人形どもは芸人だから、人の形をした観客の前では全力で動けないとかってヤツ

バーン様の「今のはメラゾーマでは無い」と「大魔王からは逃げられない」かな
レベルが上がればその分初期技でも大ダメージになるとか、ボスだと逃げるコマンドが効かない(効くやつもあるだろうけど)っていうゲームのお約束をあんなにかっこよく絶望感たっぷりにできるものかと

神衣や極制服は露出が多い方が生命繊維と接触する面積が少なくなって身体への負担が少なくなる

長谷川裕一のクロノアイズでのバトルスーツの設定が面白いと思った
ジャンプして変身みたいなのはよくあるけど、この作品だとスーツを転送するから
ジャンプしてないと地面と癒着して動けなくなるから気をつけてと説明される

足元だけ気をつけてたら頭がロープにぶつかってヘルメットがくっついちゃいましたとか
狭い檻に閉じ込めることでどうやってもスーツが檻と癒着するようにして変身封じに使うとか
ネタとしてしっかりと活用してた

スタンド使いはタバコの煙を吸うと鼻の頭に血管が浮き出る

敵の攻撃何発喰らっても倒れないが、主人公の一撃で倒れそうになる敵

敵同士なのに戦闘中に会話ができるのはニュータイプだから

技名叫ばないと使えない系は口さえ塞げば封殺できるから面白い
アメコミのブラックボルトも魔法で口を消されて自滅したからな

ストレイト・ジャケットでの呪文を詠唱する理由が面白かった。
原理的には呪文は不要で、イメージするだけで発動できるけど、それだと日常で暖炉や焚き火を見ただけで火属性攻撃魔法が発動してしまう。
「呪文を唱えないと魔法は使えない」と暗示や薬物（合法）で深層意識に刷り込むことで安全装置としている。また、呪文自体日常で使わない単語や言い回しを使うことで暴発のリスクを避けているっていうのはもっともだと思った。

瀕死の状態から復活すると戦闘力が上昇する戦闘民族

人型ロボットである必要性としてなるほどと思ったのはマクロス系(敵が巨人)とガルガンティア(人型の矜持を守る)だった。

「さっさと最強技使えよwww」という意見に対し
「使ってトドメを刺しきれないと逆にこっちが窮地になる」という答えを示す
リングフィットアドベンチャー

ちょっと違うかもしれないけど個人的にワートリのトリオン体はすごいーと思った。
登場人物をそう傷つけたり首切ったりする訳にも行かないから擦り傷とかに収めるけどワートリは容赦なく腕も足も首も切るから新鮮だったりする。
血も出ないからそうグロくもないしね。

FF14のクリスタル周りかなあ
オンラインゲームの「ボスに挑むには自分以外7人集めなきゃいけない」という事情を「窮地に自分以外の助けを呼べる力を持っている」理屈に落とし込んだのが上手かった
他の設定とも絡めて見事に昇華してたよ

吸死は読むたびにその発想があったか・・・という設定の盛り込み方をしていると思う

リボーンの超直感
序盤のギャグシーンでリボーンの変装に誰も気づかずツナだけがツッコミしてたシーンを、実はボンゴレ一族の能力で看過してたってことにしたのは上手いと思った

るろ剣の「志々雄を倒すために軍隊使うと外国につけ込まれるから人斬り使って暗殺する」ってやつ
軍隊でボコれば良くね？に対する理由付け

これはでんじゃらすじーさん大長編の4位のお金と563位のアイツやな
漫画の右下の数字はページ数であるという固定概念に囚われていた

恐縮だが

無惨は逆にフィクションのお約束を逆手に取って読者を上手く騙してたな
パワーアップしたから髪の色変わったんだと思うじゃん

ゲーム入れていいならゼノギアスのセーブポイント

地上民のデータ収集はちょっとゾクッてなったよ

ＬＯにおける幼女とＸxＸＸやっても許される
説得力のある設定未だなし

「ガンダム増えすぎ問題」に対して「ガンダム顔だと味方の士気か上がるし売れるから皆とにかくガンダム顔にしたがる」って設定出したサンダーボルト

ダンジョン飯はRPGの諸要素をうまいこと設定に落とし込んだ上でよしじゃあ食おうって方向に持ってってるよね

クウガは1エピソードに出てくる怪人は基本1体って特撮のお約束を
怪人たちがそういうルールに則ったゲームを開催しているから、と
逆手に取った設定にしたのが見事だったな

『恐縮だが』

仮面ライダー剣の融合係数は見事だなと思った
メンタルの強さで本人の強さも左右されるから初期の弱いフォームでジャイアントキリングしたり逆に強いフォームでも苦戦したりする

ダン飯の魔物の設定はフィクションとリアルの混ぜ方がすごいと思う
サキュバスが蚊の仲間だったり

クウガの「必殺技を初手で使わない」

強力故に技の被害範囲にいる住人の避難が完了するまでは使うことができないってのはかなり上手かった記憶があるわ

オーフェンの存在の引き算って今考えたら制約と誓約の極端な形だよな

詠唱破棄
呪文を唱えるという初回はカッコいいけど2回目以降は間延びする工程を、省略できると逆に実力を証明できる設定

ゲームだけどやっぱバイオショックだよね
初めて来たはずなのにその場所で発明されてたアイテムを使える
ゲームだからお使いイベントしないとシナリオ進めないから言う通りにする
ホント見事な伏線

バイオでも真似して消毒液について触れられてたよね

最初からフル武装で行けよっていうのに対してSSSS.GRIDMANのアシストウェポンは全機出撃すると処理落ちするっていうのは目から鱗だった
フルパワーグリッドマンの時は出力スケール絞るの好き

まさか胎界主が出てくるとは！

陰キャは突然話しかけられると霧状になったりする

様々な作品の秀逸な理屈に感心する一方で際立つ、理屈抜きに只々必殺技を叫んでから撃つという血界戦線のような作風もまた良い

ロボットの必殺技は実際に兵器扱う場合は部隊や乗組員が声出し確認してから発砲だったりするからそんなにおかしくないよな
単座でも名残りとして風習が残っているor名残りとしてシステム化されているとも解釈できる

なんで遠くからミサイルなりで撃ち落とさず、わざわざ視認できる距離まで近づいて戦うの？というお約束への答えになるミノフスキー粒子。
狙撃特化型とか作る下敷きにもなるし。

キン肉マンは試合中に急に長い会話が始まって、相手が一切攻撃しなくなっても「プロレスだから」で納得せざるを得ないのは上手いと思う

カスタムロボバトルレボリューションの、狭くて壁のあるフィールドマップや作り物っぽい草木等のゲーム表現上の都合(としか思ってなかったもの)が、ストーリー上で意味のある設定だったと明かされるシーンは衝撃的だった
子供向け作品だと思ってたのが急にSF的世界観を叩きつけられたのも含めて

ストライクウィッチーズの魔法力を持つものは代々美形設定好き

仮面ライダーウィザードのウィザードライバー
「歌は気にするな」とか「私の趣味だ」とかで済まされる平成2期の歌うベルトの一本だが
「魔術の呪文をベルトが人間の代わりに代わりに詠唱している」と設定に落とし込まれている

チェンソーマンで時代背景があやふやで国名とか史実と合わない事があったのが
全部チェンソーマンによって存在を消されたからだったってのもコレになるのかな

何で見たか忘れたけど幽霊が人を襲うのは時間が経つと自身を構成する要素が崩壊していくからで
結局他人から奪っても自身のものでないから悪霊化するってのがすげえってなったな

アンデッドアンラックのリップ
『付けられた傷が治らなくなる、自身の傷の治療行為を否定する』能力なんだけど、能力の説明を聞いちゃうとリップを殺害して不治を解除しようとする行為も間接的な治療行為になるため殺意を持った攻撃が出来なくなるっていうのはこれになるかな

「スタンド同士はひかれあう」
キャラ同士のエンカウントを容易にして物語を進めやすくする作者のご都合全開な設定なんだけど
最初にそのアイデアを思いつくのは素直にすごいと思うわ

グリモアっていう魔法少女学園モノのソシャゲがあっていわゆるサザエさん時空なんだけどその理由が「このまま時を進めると超強い敵が出てきて学園が壊滅してしまうので時間をループさせる魔法をかけてその敵に勝てるようになるまで鍛える」ってものだった
その後ちゃんとループ解除して決戦まで持ってったのまで含めてうまくやったなと思った

なんで敵は全員で来ないで順番に来るんだの理由をジョジョ5部の暗チは上手いことやってたと思う

アイサツシステムの何が偉大かと言うとだなこれは所謂武将どうしの一騎打ちにおける名乗り合いめいた古事記に記されし人間の遺伝子レヴェルの『正々堂々』的共通了解を下地にすることで礼儀作法としての説得力が生じ更にこれを日本的『ドーモ』のアイサツという特徴を持たせることによる定型化・他作品との差別化に成功しておりこれを習性めいたソウルに刻まれた本能とすることでどこまでこだわるかでモータルとニンジャの隔絶のひとつを描くことも出来加えて『名乗り合う』というルールがこれが作劇として便利この上ない手法でありつまり作劇上のルールに則って極めて自然な流れによってキャラクターに名乗らせることが出来るというこれがプロットにおいてなかなかに悩みどころなポイントでこれを高等利用したアイサツのタイミングで『誰』であるのかをドラマの盛り上がりに使った『ベリアル・アンダーカバー』は第四部シーズン2シトカ編を各自参照されたく
待て！ヤメロ！ここからがキモなのだぞ貴様！おれの話はまだ！

「我はまあなんでもいいや」でどうでも良さそうな爆発が起こる音声魔術…。
あれ実はすごいことだったのか、オーフェン。

ケンイチの「弟子の喧嘩に師匠は出ない！」
なんでもかんでも達人級の師匠が出張ってしまえば弟子の成長はないし、漫画としても面白くない
不文律として対立軸の双方守ってるから、闇側にも武人としての矜恃や思想が感じられる（蛮刀使いみたいな例外もいる）

こいつらの底の浅さがよくわかる