【感想】 アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』 8話 F・F本当おもしろいヤツで好き【ジョジョ6部】

エルメス「てめえらそこで止まれ！！」

エルメス「3人とも水辺から離れろ！」

エルメス「妙な動きをするんじゃねえぞ…てめえらの中に犯人はいる！」

囚人「犯人？」

エルメス「看守をやったのも」

エルメス「今私達を溺れさせたのもそいつの仕業だ！いつの間に紛れ込んだ奴がどいつか探さねえと」

エルメス「全員やられるぜ…！」

囚人「何を言ってるんだてめえ」

エルメス「お前確かよ…爆死した女に知らないって言われてたよな？」

エルメス「どうだ後の2人…こいつを最初からいたと覚えてるやついるか？」

囚人「こっちだってお前らなんて覚えてないぜ」

囚人「おい、私は最初からいたよな？」

囚人「私はあんたのこと覚えてないな」

囚人「ヘイ！！てめえのことなんて誰も知らないぜ」

囚人「無線で助けを呼んだのは私だわ！」

囚人「それが騙す手かもな」

徐倫「ちょっと待って、黒い髪のあんた鼻血出してるわね」

囚人「あれ？」

徐倫「よくわかんないけどエルメス、さっき敵スタンドを殴ったときよろめいた奴がいた」

エルメス「下がれてめえ！！」

エルメス「水辺から離れろ！！」

囚人「待てお前ら違う！これはこいつの拳がさっき顔に当たったからだ！」

囚人「見ろよ！こいつだって血が出てるぜ！」

囚人「何なんだよ！奴の歯に当たったくらいで…私は絶対最初からいた」

囚人「犯人は絶対この2人のどっちかだぜ？いいか、私はあのワニ所長のことを覚えている」

囚人「そこのアンタだ！やじを飛ばしたのは！」

エルメス「そういえば…」

囚人「つうかさ…あんたらだって十分怪し…」

囚人「うっ！！」

エルメス「じょ、徐倫！？」

囚人「ぐえー….」

エルメス「こいつか！この黒髪なのか？なんでこいつが犯人だとわかった？」

徐倫「いや、実をいうとサッパリ見当もつかないわ…だから」

徐倫「3人ともぶちのめす！！」

囚人「貴様…このメスブタが！」

エルメス「こ、こいつは！」

囚人「1人1人別々にしてよ、水の中で始末しようと思ったが」

囚人「まさかこいつがよ…糸のような能力を持っていてこの状況を切り抜けるとは」

エルメス「なんだこいつらは？」

エルメス「どういうことなんだ！本体はどいつだ？」

囚人「違うんだな！」

徐倫「オラオラオラオラ！」

囚人「スタンド能力はよ…」

囚人「1人1能力…」

エルメス「ええ…？」

囚人「最初からいた女はよ…黒髪とカリアゲの2人…」

囚人「トラクターに乗ってたから始末して肉体と知性を乗っ取ってやったんだ」

囚人「この私の身体は….！」

？？「行方不明の囚人の肉体から作ったものだ！」

エルメス「2人から黒いものが集まっていく…」

フー・ファイターズ「別れた私が1つに戻った」

フー・ファイターズ「ホワイトスネイクのディスクが与えてくれたこの能力と記憶のために私は何が何でも自分を守る」

フー・ファイターズ「そして倉庫のディスクに近づくやつはその恩に報いて始末するのが私の使命」

エルメス「畜生….！結局こいつの本体はどこにいるんだ？」

徐倫「違うわエルメス…本体は」

徐倫「こいつ自身！！」

徐倫「こいつは生き物だ…ディスクで能力を与えられた水の中で生まれた生き物」

徐倫「ディスクの番人は人間じゃなかったのよ」

エルメス「生き物って…」

エルメス「あのちっぽけな奴の集まりってことか…！」

徐倫「多分水分のない陸地でも倉庫のディスクを護衛できるように始末した人間の水分を利用して動いているんだ」

徐倫「分裂とか増殖をして陸にいる…でもそれは車のガソリンと同じで水の補給が必要なはず」

徐倫「私達がディスクを手に入れるにはこいつをこれ以上水辺に近づけず倒す必要がある」

エルメス「だとしても徐倫、なんであのミジンコみたいなやつが言葉をしゃべったりできるんだよ！」

クー・ファイターズ「クー・ファイターズ！私のことを呼ぶならそう呼べ！」

フー・ファイターズ「フレットホイルという天文物理学者は言った」

フー・ファイターズ「この自然界で生命が偶然誕生したと考えるのは確率的にも間違っている」

フー・ファイターズ「この宇宙には知性という力が既に存在していて生命の元を形作ったと」

フー・ファイターズ「知性はビッグバンより先に存在していてすべての物質や生物は知性を保有しているのだ」

エルメス「何を急に喋りだすんだこの野郎…」

徐倫「知性があるのは人間だけじゃないと言いたいみたいだわ…プランクトンでも記憶はできると」

フー・ファイターズ「フー・ファイターズと呼べと言ったはずだ！！」

フー・ファイターズ「知性ならお前たちより上だ！」

徐倫「まずい！あいつ先にディスクをどこかに隠すつもりだわ！」

徐倫「土にでも埋められたらもう二度と見つけられない！」

エルメス「徐倫、こっちもまずい後ろをみろ」

エルメス「さっき水中で襲ってきたやつがいる」

エルメス「看守を掴もうとしているぞ…」

エルメス「手錠がある！」

エルメス「安全圏は50m」

エルメス「終わりだ徐倫！もうディスクはあきらめよう！私達の最優先は看守の身体を守ることだ」

エルメス「手錠が爆破してしまうぞ！」

徐倫「手錠の方はあんたにお願いするわエルメス」

エルメス「ええ！？」

徐倫「私は50m走り終える間にあんたは看守を守って爆破安全圏内に連れてこなくてはならない」

徐倫「それしかない！！」

エルメス「待て！！」

エルメス（なんて女だ…無茶だ…そんなことをこの私に…）

エルメス（しかし畜生…！看守を連れていかれたら私も徐倫もどっち道爆破する！）

エルメス「考えてる暇はねえ！」

エルメス「やったぜ畜生….」

エルメス「でもこんなシールの使い方は二度とやらねえからな」

エルメス「自分の腕をもう一本増やすような真似は…！」

エルメス「いってえだろうな…くそ…！」

エルメス「ぐあああああ！！」

エルメス「倉庫から50mまで担いでいけば…」

エルメス「水？」

エルメス「このミジンコ野郎！！」

エルメス「今の叫び…てめえ勝利のつもりか？」

エルメス「さっきお前の親玉が捨ててったカラカラのカリアゲの死体だ」

エルメス「水分ゼロの死体…そしてシールで2体に分かれている」

エルメス「シールをはがせば…」

バアアアアン！！（爆発音）

エルメス「生理用ナプキンみたいによく吸い取るぜ…あるいは砂漠に溢した水ってところか」

エルメス「うるせえ邪魔だぜ！！」

エルメス「どきやがれ！！」

エルメス「ふん…徐倫…水分を取り除くしかない」

エルメス「そのミジンコ野郎を倒すにはそれしか勝つ方法がない」

フー・ファイターズ「間に合うとは…」

フー・ファイターズ「どっちみちお前らは殺すがな」

フー・ファイターズ「このディスクを隠してからゆっくり聞くつもりだったがまあいい」

フー・ファイターズ「1つ質問しようか」

フー・ファイターズ「水溜りの中に入って死ぬのか、それとも逃げ出すのかどっちがいい？」

徐倫「質問なら私もある…あんたは正体を知ってるの？」

徐倫「ホワイトスネイクの…そしてディスクを集めてる目的と理由を」

フー・ファイターズ「面白いやつだ…自分の身を守るために攻撃するのはわかる」

フー・ファイターズ「仲間を救うために戦うってのはちょっとわからないがまあ理解はできる」

フー・ファイターズ「しかし、死ぬためにここに入ってくるって気持ちはよくわからない」

フー・ファイターズ「えっとホワイトスネイクだっけ？さあな顔は知らない」

徐倫「オラオラオラオラ！！」

フー・ファイターズ「どさくさに紛れて！浅はかだぞ！」

フー・ファイターズ「この水溜りはもうすべて私なんだ！」

フー・ファイターズ「小麦粉の袋をぶちまけて水を吸い取るつもりだったのか？」

フー・ファイターズ「どちらにせよ私は自分の能力をすべて理解して」

フー・ファイターズ「弱点などない状況をつくっている」

フー・ファイターズ「お前の身体の中でしばらく生活するのもいいかもな」

徐倫「ええ…もう貴方の負けよ」

徐倫「この床の上に水をまき散らした…貴方が作ったこの状況…故に既に」

徐倫「糸でスタートさせたトラクターのエンジン音が聞こえなかったようね…水の音に消されて」

徐倫「私を殺すことに気を取られてそしてあんたは…」

徐倫「ディスクを守れなかった」

フー・ファイターズ「貴様！！」

フー・ファイターズ「絶対に渡さん」

フー・ファイターズ「決してそのディスクは…！」

フー・ファイターズ「私の！！」

エルメス「畑の土は湿地帯のそばより柔らかい水分がどんどん吸い取られていく」

エルメス「しかも終点に水なんかない！」

フー・ファイターズ「貴様らなんかに…ディスクに指一本触れさせて…」

エルメス「知恵比べは徐倫の勝ちだ」

エルメス「ディスクはもうお前のものではない」

エルメス「とどめだ！そのまま干からびて畑の肥料になるがいいぜ！」

エルメス「徐倫…？」

エルメス「徐倫！！何をやってるんだ！？」

徐倫「水をあげてるわ」

徐倫「なんというか助けるのよ…」

エルメス「え？」

徐倫「このフー・ファイターズ」

徐倫「彼はホワイトスネイクの為にディスクを守っていたのではない…それが今わかったから」

徐倫「彼は自分の存在のためにディスクを守っていたのよ」

徐倫「自分が存在しているというその信じられる恩のため命をかけてきた」

徐倫「彼にとってホワイトスネイクなんてどうでもいいのよ」

エルメス「助けるだと！？」

エルメス「こいつは5人も殺しているんだぞ？」

エルメス「しかも文字通り人間じゃねえ！」

徐倫「人間じゃないならさ逆に罪はないんじゃねえの？」

徐倫「ホワイトスネイクよ！奴は彼を利用するだけで都合のいい情報を彼に与えたのよ」

徐倫「それに助けるのにはもう1つわけがある」

徐倫「あんたと取引したいの…そのディスクあんたにこれからも守り続けてほしいの」

徐倫「ただし、私達のために…逆にホワイトスネイクからね」

徐倫「私達はあんたからディスクを奪おうとしてるのではない…私の父のディスクを取り戻したいだけ」

徐倫「そしてホワイトスネイクの目的が知りたいだけ…」

徐倫「どう？力を貸してくれない？ただしもう人殺しはなしよ」

エルメス「ったく…お前って奴は…」

フー・ファイターズ「お前の気持ちよくわかんないがもう戦う気はしない」

フー・ファイターズ「そして私の負けだ…完璧に…」

徐倫「タイヤの中にやっぱり！」

承太郎「オラオラオラオラ！！」

徐倫「見つけたわ遂に…これはスタープラチナ！！」

エルメス「徐倫！？」

エルメス「大丈夫か…おい！」

徐倫「間違いないわ…スタープラチナのディスク…私の父空条承太郎はこれで再生できる！」

徐倫「手に入れたわ！」

エルメス「しかし…もう1枚の方の記憶のディスクは見つからねえぞ？」

エルメス「どこにあるんだ？」

？？「ねえ、あそこの明かり窓から飛び降りたらさ…死ぬと思う？」

？？「ちょっと私だってさ…俺！」

フー・ファイターズ「フー・ファイターズ…FFって呼んでいいよ？」

フー・ファイターズ「まともに残ってたこの女の部分を修復して他の女の手錠をつけたわ！」

フー・ファイターズ「こいつの身体でしばらく生活したいと思ってさ」

フー・ファイターズ「この指はもう部品として使えないな」

徐倫「生活するってあんた…まさかそいつの代わりに監房に囚人としていくってこと？」

フー・ファイターズ「徐倫….私はあんたを守りたい」

フー・ファイターズ「私の名はこいつの肉体の記憶によるとエートロ」

フー・ファイターズ「囚人番号FE39423、子供の頃の夢は誰かに攫われること」

フー・ファイターズ「で、大人になって逆に子供を誘拐しちゃったってわけ」

フー・ファイターズ「身代金目当てじゃないわよ？なんかやっちゃったってわけ」　

フー・ファイターズ「2人とも腕から血が出てるわ」

フー・ファイターズ「痛む？でも私には治せないし…」

徐倫「何してんだよてめえ！！」

フー・ファイターズ「ああ、水！水だあ！！」

エルメス「お前よ…監房に行くのはコップで飲む訓練をしてからの方がいいな」

フー・ファイターズ「コップ？簡単だよそんなの！」

フー・ファイターズ「コップで飲むくらいよ！」

徐倫「ねえ….私はあんたにホワイトスネイクのことを聞きたいわ」

徐倫「奴はよくこの倉庫にやってくるの？」

フー・ファイターズ「いや、ほとんどこの倉庫に近づかない…本体もみたことない」

フー・ファイターズ「そこにあるのは殆どいらないディスクなんだ」

フー・ファイターズ「いくら強いスタンドでも素質が合わないとディスクが身体に弾き返される」

フー・ファイターズ「だからそこにあるのは使えないディスクだけなんだ」

フー・ファイターズ「大切なものはどこか他で保管してるに違いない」

フー・ファイターズ「だからその中にあんたが探してる記憶のディスクはない」

フー・ファイターズ「奴があんたの父親から奪いたかったのは強くて無敵のスタンドではなく記憶のほうなんだよ…よほど凄い秘密なんだろうね」

徐倫「秘密…」

徐倫「看守たちがきた！」

エルメス「どうする徐倫、そのスタープラチナのディスクは」

徐倫「次に私がすることはこのディスクをなんとかして刑務所の外へ…父を保護している財団に渡すこと」

徐倫「父を再生しないと肉体は腐り始めてしまうから」

徐倫「記憶の方のディスクは必ず取り戻す」

エルメス「刑務所の外へか…物は中から外への方が難しい、しかも早速これから看守どもに身体検査されるぞ」

フー・ファイターズ「ちょっとディスク貸して？」

フー・ファイターズ「俺の身体をちょっと巨○にしてさ…」

フー・ファイターズ「どう？」

徐倫「FF、撃たれないように手を挙げるのよ」

徐倫「エルメス…あんたも」

徐倫「看守はワニに襲われた…それを私達が助けた気の毒だけど他の囚人は知らない…口裏を合わせて…いい？」

ホワイトスネイク「ただの餌だった」

ホワイトスネイク「娘は承太郎を引き寄せるただの餌で放っておうても構わないと思っていたが」

ホワイトスネイク「空条徐倫！お前は1人で番人を倒しディスクを持ち出したというのか」

ホワイトスネイク「まさかこの生き残りの囚人2人が徐倫を手助けしたといういのか」

看守「あの…そろそろ日没です…そろそろ官舎に戻りませんと」

看守「それほどまでに行方不明の囚人が心配ですか？プッチ神父」

プッチ「もう少し….」

プッチ「私は日曜日の礼拝まで泊まり込みの宿直中ですから」