【感想】アニメ『SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)』2話 話のテンポがかなり早い上に早速○○展開

カサネ「しっかりしなさい」

ユイト「？」

カサネ「あなた、入隊初日から死ぬ気？」

カサネ「今よ！」

ユイト「潰れろぉっ！」

ユイト「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

ユイト「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

？「あなたは生きるのよ」

ユイト(一体…どういうことなんだ？)

？「赤い糸から…レッドストリングスから手を離さないで」

カサネ「は！？」

カサネ「はぁ…」

ナオミ「おはよう」

カサネ「おはよう」

ナオミ「今日は一日いい天気だって」

ナオミ「午前中は非番だし、ちょっと出かけない？」

ナオミ「行きたいところがあるんだ」

カサネ「？」

ナオミ「バッキィちゃん」

怪異省「怪異省による怪異予報です」

怪異省「スオウ京周辺10%、セイラン市周辺15%、トゲツ地方周辺12%」

怪異省「断絶の帯は成層圏付近にあり現在地上への影響は見られませんが」

怪異省「午後には一部地域で地上に接近する可能性があり注意が必要でしょう」

ユイト「やっぱりあの人はカサネだったような気がするんだけどな」

ナギ「ありえないって」

ユイト「でも怪伐軍の隊員なら成長抑制を受けてるかもしれないし」

ナギ「確かに…怪伐軍は見た目がアテにならないよな」

ナギ「アラシ・スプリング大尉の方がお姉さんで」

ナギ「フブキ・スプリング連隊長の方が弟だなんて…」

ナギ「年齢も見た目も関係ないから基本的に呼び捨てOK階級も関係なし。実力が全てってセト隊長も言ってたし」

ユイト「んー」

ナギ「でも、カサネちゃんもナオミちゃんも俺達と同じ新人だぞ？同じ16歳」

ナギ「ま、ナオミちゃんが年上のお姉様でも」

ナギ「俺の気持ちは変わらないけどな」

ナオミ「付き合わせちゃってごめんね」

カサネ「お姉ちゃんを一人にすると変なのが寄ってくるかもしれないから」

お姉さん「私達みんなが持っている能力」

お姉さん「その力のお陰でサイネットと繋がり色々なことが出来るんですね」

お姉さん「お買い物をしたり」

お姉さん「情報を検索したり」

お姉さん「メッセージのやり取りをしたり」

お姉さん「そして中でも強い能力、超能力を持っている人達」

お姉さん「それが怪伐軍」

お姉さん「スカーレットぉー、ガーディアーン」

子供達「スカーレットぉー、ガーディアーン」

ナギ「ヤクモ・スメラギ、断絶の春で滅びかけた人類を救ったニューヒムカ建国の父」

ナギ「やっぱ凄いよな。ご先祖様のお墓が観光地だなんて」

ユイト「2000年も前の人だし実感無いけど」

ユイト「あ！あった」

ナギ「お？」

ナギ「バッキィちゃんコラボおみくじか。ノリのいい建国のお父様だ」

ナオミ「ユイトさん、ナギさん」 

ユイト「ん？」 

ナギ「ん？」

ナギ「ナオミちゃん、カサネちゃん！」

ナオミ「二人もおみくじを引きに？」

ナギ「ユイトの付き合いで」

ナオミ「私はカサネちゃんに付き合ってもらっちゃった」

ナオミ「ユイトさんもバッキィちゃんが好きなんですか？」

ユイト「え？あ、うん…まぁ…」

ナギ「せっかくだし！おみくじ引いた後でお茶でも行かない？」

ナギ「午後の任務まで時間もあるし」

カサネ「お姉ちゃん気をつけて」

カサネ「やっぱり一緒に来て良かった」

カサネ「い、いぃ～。俺、なんかした？」

ナオミ「カサネちゃん」

カサネ「何？」

ユイト「あっ、カサネとナオミって他に年の離れたお姉さんっている？」

ナオミ「うちは私とカサネちゃんの二人姉妹だけど？」

ユイト「親戚で怪伐軍に入ってる人とか」

カサネ「いないわ。それがどうかしたの？」

ナギ「それよりおみくじ！」

ナギ「さっさと引いてお茶しに行こうぜっ！」

ユイト「お、お、おう」

ユイト「あ…」

ナギ「げ…」

カサネ「お姉ちゃんは？」

ナオミ「大吉」

ナギ「ナオミちゃん以外全員大凶かよぉ～」

ユイト「全滅するよりはマシだって」

ナギ「でもさ、これから怪伐軍でやってかなきゃなんねってのに幸先悪くね？」

ナギ「はぁ～、萎えるわー」

ナギ「うっ！」

ユイト「駄目だぞー、ナギ」

ナギ「ユイト！」

ナオミ「貸して」

ナオミ「ユイトさんも」

ナオミ「ナギさんも」

ナオミ「こうして…」

ナオミ「はいっ」

ナオミ「こうすれば全員小吉くらいかな？」

ナオミ「これからみんなで頑張りましょう」

ナギ「くぅぅ～」

ナギ「優しい！なんて優しいんだナオミちゃんは～」

ナギ「ほんとにその優しさにみんな救われてるんだよ」

ナギ「俺もそう！俺もめちゃめちゃ救われてる！最高ぉ～」

ジョウ「セイラン方面軍が？今度はどこだ？」

カイト「廃地下軌道スオウ9号線付近です」

カイト「以前同様、怪異の調査と言っています」

ジョウ「何度講義をしたところで聞く耳は持たんか」

ジョウ「警備を増員させよう」

カイト「はい。それから不確実な情報ですが」

カイト「トゲツにも不穏な動きが」

ジョウ「月を信じる厄介者どもか」 

カイト「詳細が判明次第報告します」

ジョウ「任せる」

ジョウ「本部長」

ジョウ「いや、カイト」

カイト「はい」

ジョウ「どうなんだ？ユイトの様子は。怪異を倒したと報道されていたが」

カイト「入隊してからまだ話はしていません」

カイト「兄弟だからといって特別扱いしていると思われても困りますから」

ジョウ「そうか…そうだな」

カイト「本日は以上となります。それでは」

フブキ「セイランが動いているようだが」

カレン「好きにさせておけ」

フブキ「…」

ユイト「！？」

ユイト(え？)

ユイト(あれ？…一体…)

ナギ「どうしたんだ？ユイト」

ユイト「あ…なんでもない」

ユイト(…？)

カゲロウ「よ～し、全員揃ったな～？」

カゲロウ「じゃ、セト隊とキョウカ隊の新人歓迎の合同訓練、始めるぞ～」

ユイト「合同訓練？」

カゲロウ「ルールは簡単。セト隊5人とキョウカ隊5人での模擬戦」

カゲロウ「真ん中に立っているあの旗を先に手に入れた方が勝ちだ」

カゲロウ「って！キョウカ隊4人しか居ないし」

カゲロウ「ぬぁ～？アラシ！」

アラシ「アラシ、プログラムシャットダウンします～」

アラシ「うーん」

カゲロウ「寝んなよ！」

ユイト「アラシってなんか思ってたのとイメージ違うよな」

ナギ「ああ、ネットやテレビで見てた時は」

アラシ「アラシ、頑張りま～っす！」

ハナビ「あれは営業用なんだって」

ハナビ「いつものアラシさんはあんな感じで」

ハナビ「怪伐軍内では通称ぐでアラって…」

アラシ「あ、あ～ 仕方がない、手早く済ませるか～」

カゲロウ「じゃ、位置について～」

ナオミ「頑張りましょうね」

ユイト「ああ」

カサネ「…」

ナオミ「いいよ、カサネちゃん」

ナオミ「私とカサネちゃんの姉妹の証」

カサネ「お姉ちゃん」

ナオミ「何？」

カサネ「ひょっとしてユイトのことが気になるの？」

ナオミ「！？」

ナオミ「え！？カサネちゃん、何を急に？」

カサネ「…」

ナオミ「あ…」

ナオミ「気になるっていうか…」

ナオミ「うん…まぁ…」

ナオミ「ちょっと…いいかなーって」

カサネ「わかったわ」 

ナオミ「え？」

カサネ「お姉ちゃんに相応しい男かどうか、私が確かめてあげる」

ナオミ「え？え、えーと」

ナオミ「カサネちゃん！？」

シデン「ふんっ…」

シデン「スメラギ家のお坊ちゃまか」

ゲンマ「初の実戦で怪異を倒したんだ。油断はできんぞ、シデン」

ユイト「あっ？」

ワタル「じゃあ」

ハルカ「始めるわよ」

ワタル「レディー」　

ハルカ「レディー」

ワタル「ゴー！」　

ハルカ「ゴー！」

シデン「わっ！このっ！カサネ！」

ハナビ「火傷しないでねっ！」

セト「おっ、やってるな」

キョウカ「みんな、がんばって！」

ナギ「ごめんね、ナオミちゃん」

ナオミ「！？」

ナギ「ふっ！」

ナギ「！？」

ナギ「今のってこの間の」

ナオミ「私の超能力は未来予知」

ナオミ「一瞬先の未来が見えるの」

ツグミ「あ…」

アラシ「はぁ、やれやれ」

ツグミ「見えた」

アラシ「うわ！？」

ゲンマ「うおぉぉぉぉおおおお！」

カゲロウ「おっ！」

ゲンマ「えあっ！」

カゲロウ「さすがゲンマ、気配読まれちゃった～？」

ゲンマ「遠慮は要らん」

ゲンマ「さぁ来い！」

シデン「ぐっ、ぐ…」

ハナビ「ふっ！」

シデン「はぁあっ！」

ユイト「うっ！」

ユイト「旗、旗を取りに」

ユイト「あ！？」

ユイト「うっ！」

ユイト「うっ！」

カサネ「はっ！」

ユイト「おわぁっ！」

ユイト「カサネ！ルール忘れてない！？」

ユイト「う？」

ユイト「うわぁっ！」

ユイト「うっ！」

ユイト「うわっ！」

ユイト「？」

シデン「お…」

シデン「アラシ！」

アラシ「電池切れだ。訓練はもう十分だろう」

セト「仕方のない奴だ」

ナオミ「お疲れ様」

ナギ「お疲れー」

ユイト「はぁ…」

カサネ「なかなかやるみたいね。この間一緒に戦った時もそうだった」

ユイト「あ、ありがとう」

カサネ「でも、まだ認めたわけじゃない」

ユイト「え？」

カサネ「本当にお姉ちゃんに相応しいかどうか…もう少し調べないと」

ユイト「え？調べるって…何を？」

ユイト「あ、ごめん。メッセージが来た」

ユイト「父さん…」

カサネ「…」

ユイト「…」

ジョウ「正式入隊おめでとう。やはり…お前の怪伐軍入りには反対だが、怪我だけはしないようにな」

ジョウ「怪伐軍の一員ともなれば、お前も一人前だ」

ジョウ「これを機に家の事や亡くなった母さんの事も話しておきたい」

ジョウ「カイトも誘って今度一緒に食事でもしよう。また連絡する」

ユイト「…」

カゲロウ「お！？」

ツグミ「カゲロウ、珍しい」

カゲロウ「お～？何が～？ツグミちゃん」

ツグミ「訓練、嫌い、でしょ？」

カゲロウ「せっかく新人が来たんだからな」

カゲロウ「今年は女の子も多いし、かっこいいところ見せようと思ってさ」

ツグミ「…」

ユイト「？」

ワタル「出撃命令。怪異の発生を確認」

ハルカ「場所は、廃地下起動スオウ9号線付近」

ハルカ「セト隊、キョウカ隊は直ちに出動してください」

キョウカ「断絶の帯がかなり低空まで下がっていて」

キョウカ「空調から入り込んでいるそうよ」

セト「その影響で通信機能が遮断してしまう危険性もある」

ワタル「ブレイントークを使わないテレパシーだとこっちから一方的に話しかける事しかできなくなる」

ハルカ「通信機能が維持されるように祈ってて」

セト「よし、セト隊前進」

キョウカ「キョウカ隊前進」

ルカ「待って兄さん」

ルカ「兄さんは何を考えているの？一体何を見つめて」

カレン「この国の未来と過去だ」

ルカ「…」

ナオミ「来ます！」

ツグミ「来る！」

怪異「うぅ～うううぅう～」

キョウカ「散開！」

セト「戦闘開始！」

ユイト「うぅっ！」

ナギ「はあっ！」

ヒバナ「えーいっ！」

ワタル「隊長、断絶の帯の通信障害が酷…このままじゃ…こち…との通信も…」

セト「ワタル、キョウカ隊の様子はどうか」

セト「ワタル！」

セト「ちっ！」

ハルカ「上空…怪異出…避け…」

キョウカ「何！？ハルカもう一度！」

ナオミ「上から来ます！」

カサネ「お姉ちゃん！」

ナオミ「キョウカ隊長！」

ゲンマ「アラシ、シデン」

ナオミ「ユイトさん、ナギさん！」

ユイト「カサネ、ナオミ！」

ナギ「カサネちゃん、ナオミちゃん無事だったか！」

ゲンマ「ツグミ、セト達は？」

ツグミ「通信が繋がらない。でも、きっと無事。キョウカ達は？」

ゲンマ「あいつらもこれしきの怪異にやられる奴らじゃ…」

ナオミ「！？」

ナオミ「また来る！」

ナギ「危ない！ナオミちゃん！」

ナオミ「きゃー！」

ユイト「ナギ！」

カサネ「お姉ちゃん！」

ユイト「うっ！」

ユイト「ゲンマ！ツグミ！！」

ユイト「？」

ユイト「うっ！」

カサネ「ふっ！」

カサネ「はっ！」

ユイト「うっ…うぁああっ！」

ユイト「うっ！」

カサネ「ふっ！」

ユイト「みんな無事か！？」

ゲンマ「俺たちは無事だ。他の二人は？」

ユイト「ナギとナオミが！」

カサネ「お姉ちゃん！お姉ちゃん！」

ツグミ「居る…あの奥に」

ナギ「ユイト！生きてるか！？」

ユイト「ナギ！今どこに居る！？」

ナギ「瓦礫越しの隣だよ。ナオミちゃんと一緒」

ナオミ「はっ！？」

ナオミ「ナギさん…」

ナギ「えっ？」

ナギ「えぇ？」

ユイト「どうした！ナギ！？」

ナギ「怪異だ。うわぁー！」

カサネ「お姉ちゃん！」

ツグミ「まずい…怪異の数が多い！」

ゲンマ「ふっ、ん…ぐぅううっ！」

ゲンマ「う…ぐ…っ…う、ぐ…！」

カサネ「はっ！SASケーブルを使うわよ」

ユイト「わかった！」

ゲンマ「やってくれ！」

ゲンマ「ふぐぉおおおおおおおおお！」

ナギ「うおっ？」

ナオミ「きゃぁー！」

カサネ「お姉ちゃん！」

ナギ「…」

ユイト「ナギ！大丈夫か！」

ナギ「悪ぃ…あがっ」

カサネ「お姉ちゃん！」

ナオミ「大丈夫。カサネちゃん」

ナオミ「あっ！？」

ナオミ「ダメぇっ！」

ナオミ「はっ！？」

ナオミ「カサネちゃん」

ナオミ「カサネちゃん！」

ナオミ「カサネちゃん！」

カサネ「う…う…」

カサネ「お姉…ちゃん」

ナオミ「良かった…」

カサネ「は…？」

カサネ「は！？」

ナオミ「あ…」

ナオミ「あ…」

ナオミ「あ…あう…うぁ…」

カサネ「お姉ちゃん？」

カサネ「どうしたの！？お姉ちゃん！」

ナオミ「あ…あ…あふっ…あ、あ…」

ナオミ「あ…はっ…あ…」

ナギ「…」

カサネ「お姉…ちゃん…」

フブキ「急ごう、カレン」

ナオミ「う…あっ…は…あ…」

ナオミ「あぁっ…ぐ…あ…」