【感想】 アニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(はめふら)』 2話 カタリナ様可愛いけど考える事がだいたいおバカ！　そしてGHLやBGMとメインキャラがそろってきた

カタリナ「今日もいい天気！」

カタリナ「畑仕事日和ねえ～」

カタリナ「前世の記憶を取り戻してから数か月、今や畑作りは私の趣味になっている」

キース「姉さん手伝おうか？」

ジオルド「僕も手伝いますよカタリナ様」

カタリナ「ありがとう！2人とも！」

カタリナ「ん？」

カタリナ「萎れてる…」

カタリナ「水も肥料もやっているのにどうしてかしら…」

キース「元気出して姉さん…」

キース・ジオルド「ほら、育ってくださ…」

キース・ジオルド「お？」

キース「姉さんのことは心配なくジオルド様 それに毎日出向いて頂かなくても結構ですよ？」

ジオルド「君の方こそいっつもカタリナにべったりくっついてなくてもよいのですよキース」

カタリナ「すっかり仲良くなったなぁ～」

カタリナ「う～ん…」

カタリナ父「カタリナ」

カタリナ父「お茶会の招待状が来ているのだけど行ってみるかい？」

カタリナ「おひゃはい？」

カタリナ母「無理です旦那様！カタリナはこの通り」

カタリナ母「全くマナーがなっていないのですから！」

カタリナ父「確かに..でも実践で学べば身につくかもしれないよ？」

カタリナ母「たしかに…そうは思いますが…」

カタリナ父「そうだ！キースについていってもらったらどうだい？」

カタリナ父「キースがいれば安心だろう」

キース「姉さんと一緒なら喜んで行きます！」

カタリナ母「助かるわ！」

カタリナ「あれ？私が姉なのにキースに付き添われないとだめなことになってない？」

従者「本日は我が家のお茶会へご参加いただきありがとうございます」

カタリナ「こちらこそ、お招きいただいてありがとうございます」

従者「ようこそお越しくださいました」

従者「どうぞごゆっくりなさってください」

カタリナ「はい！」

カタリナ「お？」

メアリ「はじめまして…4女のメアリ・ハントです…」

カタリナ「はじめまして！メアリ様！」

メアリ「…」

カタリナ「ん…？」

従者「さあ、どうぞ中へ！」

カタリナ「はい！」

他のお嬢様「あなたがカタリナ・クラエス様？ジオルド王子の婚約者の！」

他のお嬢様「噂にはきいておりましたわ！お会いできて嬉しいです！」

カタリナ「はぁ…」

他のお嬢様「カタリナ様！私もご挨拶を！」

他のお嬢様「わたしも！」

カタリナ「はい…！」

カタリナ「はぁ…挨拶回りをするだけでクタクタだわ」

カタリナ「お？みんなおしゃべりに夢中で全然減らないのね～」

カタリナ「ん～もったいない！袋があったら詰めて持って帰りたいわ！」

キース「姉さん！どうしたの？ぼんやりして」

カタリナ「え、ええっと….」

キース「まさか….」

キース「お菓子を家に持って帰ろうとか思ってないよね？」

カタリナ「よくわかったわね！？」

キース「よくわかったわねじゃないよ…そんなことをしたらクラエス家の品位を疑われちゃうよ」

キース「それにお母さまにばれたら大変だよ？この前3秒ルールとか言って床に落ちたクッキーを食べて、おやつ3日抜きにされたばっかだよね？」

カタリナ「仕方ない…持って帰れないなら今食べるしかないわ！」

キース「ちょっと姉さん！」

キース「それくらいにした方が…」

カタリナ「！？」

キース「えっ！？」

(お腹が鳴る音)

キース「だ、大丈夫！？」

カタリナ「な、なんでもないわ…ちょっとお花を摘みに！」

キース「姉さん！？」

カタリナ「はぁ…間に合ってよかった、流石に食べ過ぎたわね」

カタリナ「おっ？」

カタリナ「わぁ….！」

カタリナ「ん？」

メアリ「カ、カタリナ様！どうしてこんなところへ！？」

カタリナ「ええっと…ちょっと気分転換に…！メアリさんのほうこそどうしてこちらに？」

メアリ「私はあんまりにぎやかなところが得意ではなくて…」

カタリナ「なんかおびえているみたい…」

カタリナ「私が悪役顔だからか…！？」

カタリナ「ここの庭は凄いですね！」

カタリナ「花がいっぱいでとてもキレイです！」

メアリ「…！？」

カタリナ「こんなに立派に咲き誇って..よっぽど良い庭師を雇ってるのね…」

カタリナ「そうだ！！メアリ様、庭師を紹介してくださらない？」

メアリ「えっ！？」

カタリナ「これだけ立派に花を育てられている方に、是非相談したいことがあるの！」

メアリ「わ、わたしです…」

メアリ「ここの花を育てているのは…わたしなんです…」

カタリナ「え…」

カタリナ「一体どうやって！？裏技があるのですか！？」

カタリナ「それとも土に秘密が！？」

メアリ「あ、あの…カタリナ様…！？」

カタリナ「あ、ああ…ごめんなさい！！」

メアリ「畑！？」

メアリ「カタリナ様が畑を！？」

カタリナ「野菜を育てているのですが、なぜか萎れてしまうのです」

カタリナ「原因がわからず困っていまして…」」

メアリ「是非お力になりたいのですが、野菜を育てたことはありませんしお話を聞いただけではなんとも…」

メアリ「ん？」

カタリナ「では、是非家に来て野菜を見ていただけませんか？」

カタリナ「こっちですわ！メアリ様！」

メアリ「わぁ、本当に畑をつくっているのですね」

カタリナ「ええ！」

カタリナ「みて下さい！これです」

メアリ「萎れていますね…」

カタリナ「暑さのせいかと思ったのですが、庭師のトムさんが作っている野菜はちゃんと育っているのです」

メアリ「もしかして..」

カタリナ「何かわかったのですか！？」

メアリ「た、確かなことは言えませんが…」

カタリナ「お？」

メアリ「水と肥料が十分にいきわたっていない可能性があります」

メアリ「植える場所を移し替えて様子をみてみましょう！」

カタリナ「よ～し！」

カタリナ・メアリ「わぁ～！！！」

カタリナ「みてメアリ！こんなに元気になったわ！」

カタリナ「あなたのおかげよ！ありがとう！」

メアリ「そ、そんあぁ…」

カタリナ「きっとメアリの手は緑の手なんだわ！」

メアリ「緑の手…？」

カタリナ「植物を育てる才能がある特別な手のことよ！」

カタリナ「緑の手を持っているメアリは特別で素晴らしい存在だわ！」

メアリ「あぁ…私が特別…！」

メアリ「あの…カタリナ様！」

カタリナ「なあに？」

メアリ「野菜は元気になりましたけど、またこちらに伺ってもよろしいでしょうか？」

カタリナ「大歓迎よ！いつでも遊びに来てちょうだい！」

メアリ「わぁ～…はい！」

カタリナ「またね～！！」

キース「メアリ様は前より明るくなったね」

カタリナ「そうね…最初はだいぶ私におびえていたから…」

カタリナ「きっとこの悪役顔のせいよ！」

キース「そんなことはないと思うよ？」

キース「誰に対してもおびえていた感じだったから..」

カタリナ「そうなの？」

キース「うん、きっと家で色々あって自信を無くしてしまったんだろうね」

カタリナ「色々って？」

キース「お茶会で聞いたんだ、メアリ様のお母さまはハント家の後妻に入った方らしくてあまり歓迎された再婚ではなかったんだって」

キース「メアリ様はお姉さま達から煙たがられて、悪口を言われて育ったそうだよ…」

キース「そのお母さまも亡くなって」

キース「メアリ様は居場所がなかったんじゃないかな..」

カタリナ「そうだったの…」

キース「でも、メアリ様はきっともう大丈夫だよ」

カタリナ「わかるの？キース」

キース「うん、まあね」

キース「そういえば、メアリ様とアラン王子の婚約がそろそろ決まるころだね」

カタリナ「へぇ～そうなの」

カタリナ「…ん？メアリが誰と婚約ですって？」

キース「アラン王子だよ、ジオルド様の双子の弟の」

カタリナ「は！！第三の破滅フラグだ！！」

議長カタリナ「それでは作戦会議を始めます」

強気カタリナ「アランはゲームの攻略対象よ！その婚約者と仲良くなるなんて自分から破滅フラグに近づいてしまったようなものじゃない！」

真面目カタリナ「まずは情報を整理しましょう」

真面目カタリナ「アランは5歳まで病弱だったため、過保護に育てられた俺様王子です　兄のジオルドに対して劣等感とライバル心を抱いています」

真面目カタリナ「ですが、ゲームの主人公と出会い」

真面目カタリナ「心が前向きになり、ほとんど交流がなかったジオルドとの関係も改善されていくのです」

ハッピーカタリナ「いい話じゃない～」

強気カタリナ「感動している場合じゃないわよ！」

真面目カタリナ「ご安心を！アランルートでカタリナはほぼ登場しません！」

真面目カタリナ「代わりに登場するライバルは、アランを慕う婚約者のメアリです」

弱気カタリナ「で、では、メアリが国外追放か殺されてしまうのですか？」

真面目カタリナ「いいえ」

真面目カタリナ「ハッピーエンドならメアリは2人を祝福して身を引き」

真面目カタリナ「バッドエンドならアランと結ばれます」

強気カタリナ「同じライバルキャラなのにメアリは素敵なキャラじゃない！」

強気カタリナ「カタリナだけ扱いひどくない！？」

強気カタリナ「どういうつもりよ制作スタッフ！あんたたちも1回カタリナに生まれ変わってみればいいじゃない！」

議長カタリナ「静粛に！」

真面目カタリナ「そもそも、ゲームの展開通りになるかわかりません」

真面目カタリナ「ご覧ください！」

アラン「メアリは緑の手を持っているんだね」

メアリ「緑の手？」

アラン「植物を育てる才能がある特別な手だ、君は特別で素晴らしい存在なんだよ」

弱気カタリナ「カタリナが言ったことと似ていますわ..」

真面目カタリナ「というか丸パクリです」

ハッピーカタリナ「どこかで聞いたセリフだと思ったー！」

強気カタリナ「もしかして、先に言ってしまったんじゃ！せっかくの名台詞も2回目じゃ威力半減じゃん！メアリが恋に落ちないわ！」

真面目カタリナ「今は様子を見るしかないのでは…？」

強気カタリナ「アランは乙女ゲームの王子よ！一つセリフを取られたくらいどうってことないわ！」

カタリナ「メアリ、婚約が決まったみたね！おめでとう！」

メアリ「ありがとうございます！わたしも王子の婚約者になりました、カタリナ様と一緒でとても嬉しいですわ！」

カタリナ「そう…アラン王子はどんな方だった？」

メアリ「とても素敵な方でしたわ…それと！カタリナ様と同じで庭をほめてくれましたわ！」

カタリナ「ほう、その後は？」

メアリ「それだけですが？」

カタリナ「緑の手のこととか…言わなかったのかな？」

メアリ「まあ！カタリナ様もしかしてお聞きになったのですか！？」

カタリナ「ということは言われたのね！そうなのね？」

メアリ「カタリナ様に言われたことをアラン様にお話しましたの…」

カタリナ「ええ！？メアリの方から！？しかも私が言ったって？」

メアリ「カタリナ様から言われたことが嬉しくて、ついお話してしまいましたの！」

カタリナ「そりゃあ言えないよね..自分が言う前に先に言われたら」

カタリナ「ごめん、アラン…」

カタリナ「頑張っておいしい実をつけるのよ～」

従者「お、お嬢様！！」

カタリナ「ん？」

従者「王子がご訪問されました！」

カタリナ「何を慌てているのだよアン、ジオルド様ならいつものようにここに来てもらえばいいじゃない」

従者「違うんです！第4王子のアラン様がお見えです！」

カタリナ「え！？なんで？」

カタリナ「お、お待たせしましたー！」

アラン「遅かったな…」

カタリナ「突然訪ねてきてなんなのこの態度…」

カタリナ「いやいや、相手は子供よ？精神的には私は17、プラス9歳！子供相手に怒っていられないわ」

カタリナ「支度に手間取り申し訳ございません、カタリナ・クラエスでございます」

アラン「アラン・スティアートだ、お前に話がある」

カタリナ「な、なんでしょうか」

アラン「メアリ・ハントのことだ」

アラン「彼女は俺の婚約者になった、知っているか？」

カタリナ「はい、存じています」

アラン「知っているならみだりに誘惑するな！」

カタリナ「ゆ、誘惑って何ですか！？」

アラン「しらばっくれる気か！俺が誘ってもお前との約束があるからと言って断られ」

アラン「一緒にいるときも前の話ばかりだ！お前が誘惑しているに違いない！」

カタリナ「ちょっと待ってなにそれ？言いがかりもいいところだわ！」

アラン「何が言いがかりだ！純粋なメアリをたぶらかして！」

カタリナ「そんなわけないでしょ！誘うタイミングが悪いだけで、あなたの話がつまらないからよ！」

従者「カ、カタリナ様…！」

カタリナ「本当に魅力ある人から誘われれば、女の子はついていくわ！」

カタリナ「あなたに魅力がないのよ！」

アラン「魅力がない…？ここまで面と向かってバカにされたのは初めてだ…！」

カタリナ「い、今のはつい…！」

アラン「いい覚悟だカタリナ・クラエス…」

アラン「その暴言を俺への挑戦として受け取る」

アラン「俺と勝負しろ！！」

従者「なぜ…木登り対決を？」

カタリナ「アラン様が勝負の方法は女のお前に決めさせてやるっていうから、得意なことってこれしか思い浮かばなかったんだから！」

従者「ですが、アラン様は木登りをしたことがなさそうですから…」

カタリナ「大丈夫よ！バレないようにお母さまをせき止めてくれている、キースのためにもサクッと終わらせるわ！」

カタリナ「では始めましょうか、先にてっぺんにたどり着いた方が勝ちですよ」

アラン「ああ、わかっている！」

従者「よーい、はじめ！」

従者「それでは、位置について」

アラン「な！？」

カタリナ「勝負はつきましたね！アラン様！」

アラン「もう一度勝負しろ！今のは初めてで慣れてなかっただけだ！」

カタリナ「ふん、素人のおぼっちゃまが、前世で野猿の異名を取った私に勝てると思うなよ」

カタリナ「よろしいですけど、そんな簡単に勝てませんわよ！」

アラン「望むところだ！」

アラン「はぁ、はぁ、はぁ…」

カタリナ「大丈夫ですか？アラン様！」

アラン「ちっ！」

アラン「次こそは絶対に勝つ！覚えてろよ！」

従者「アラン様！！」

アラン「カタリナ・クラエス！もう1度勝負だ！」

アラン「勝負だ！」

アラン「今日こそは勝つ！」

カタリナ「よっ、はっ！」

アラン「お前は猿か！」

カタリナ「これおいしいですよ！」

キース「あれから毎日来るね…アラン様」

従者「ええ、なかなか諦めてくれませんね…」

アラン「カタリナ！今日の勝負を！」

アラン「な、なんでここに…？」

ジオルド「ここは僕の婚約者の家ですから、いてもおかしくないでしょ」

アラン「今日はこいつと勝負するから邪魔をするな…」

ジオルド「何回もして1度も勝てていないじゃないですか、そろそろ諦めた方がよいのではないですか？」

アラン「まだ勝負はついていない！」

アラン「俺だってできる！俺だって！」

カタリナ「あの！アラン様！もしだったら勝負の内容を変えさせて頂けません？」

カタリナ「木登りをしているのがお母さまにばれそうなので！」

アラン「そういうことなら…では、なにで勝負する？」

カタリナ「う～ん…」

カタリナ「あ、そうだ！ピアノはどうですか？」

（ピアノの音）

ジオルド「驚きました！ピアノが弾けたのですね！」

カタリナ「え、ええ！」

（カタリナ心の声）：それって褒めてるのかな？

カタリナ「次はアラン様の番ですよ」

（ピアノの音）

カタリナ「おぉ…」

カタリナ「すごいわ！とてもお上手です！」

アラン「別に大したことはない…」

カタリナ「そんなことありません！同じ曲なのに別の曲のように聞こえました！素晴らしい才能をお持ちなのですね！」

ジオルド「カタリナの言う通り、本当に素晴らしかったですよ」

アラン「思ってもないくせに…」

アラン「つまらないお世辞はやめろ！心の中では俺は出来損ないだと馬鹿にしてるんだろ？」

ジオルド「アラン…」

カタリナ「アラン様！！」

カタリナ「アラン様！」

アラン「俺には才能と呼べるものはない…」

カタリナ「そんなことは！」

アラン「どうせ俺にはなにもできない..ジオルドの残りかすだ」

カタリナ「アラン様はどうしてそんなに自信がないのですか？」

アラン「生まれてからずっとジオルドと比べられ」

アラン「何をやってもあいつに勝てない、ジオルドにいいところを持ってかれた残りかすだと言われてどうやって自信を持てというのか？」

カタリナ「向き不向きの問題だとおもうけどな」

アラン「どういうことだ？」

カタリナ「ええっと、ジオルド様もジオルド様で得意なものと苦手なものがあって、アラン様にもそれぞれあるでしょうから」

カタリナ「向き不向きがあって当然ということです」

アラン「ジオルドに苦手なものがあるなんて聞いたことがないけどな…」

カタリナ「ふっ、ひひひ…」

カタリナ「ジオルド様の苦手なものなら心当たりがありますわ」

アラン「え？」

カタリナ「あれは、1週間前のこと…」

カタリナ「普段冷静な彼が、あれを見てひどく驚いたのです」

カタリナ「きっとあれが苦手なのですわ！」

アラン「あれってなんだ？」

ジオルド「カタリナー？どこですか？」

カタリナ「来ましたわ…」

カタリナ「こっち！」

アラン「おい！」

カタリナ「ジオルド様の苦手なあれとは…」

カタリナ「これよ！！」

ジオルド「ん？…わああああ！！」

カタリナ「ジオルド様は蛇が苦手なんです！」

アラン「蛇！？」

カタリナ「そう！いつか確かめようと思って、ポケットに蛇のおもちゃを仕込ませておいたのです！」

アラン「いや、苦手なものってそういう話では…」

カタリナ「ついに見つけたわ、完璧王子の弱点を！これは破滅の危機が迎えたときにきっと役立つ..！」

ジオルド「カタリナ…」

カタリナ「は！？ジオルド様…」

ジオルド「これは一体何なのでしょうか？」

カタリナ「ええっと…それは！」

ジオルド「まさか婚約者にこんなものを投げつけたりはしないですよね…？」

カタリナ「まさか、王子に蛇を投げた罪で国外追放に…！？」

ジオルド「木登りやおもちゃのことをクラエス夫人にお話しなくては…」

カタリナ「ちょ！そればかりはお許しをー！」

カタリナ「ジオルドさま～～！」

アラン「ははははは！！！」

カタリナ「本当にお母さまに全部しゃべるなんて…」

カタリナ「でもいいわ！あのジオルドの弱点を掴んだんですもの！」

カタリナ「殺されそうになったら、蛇のおもちゃを投げてひよった隙に逃げれるってことよ」

カタリナ「我ながら完璧な作戦ね！これで破滅フラグを回避できるわ！」