【ガンダム】結局カミーユの『精神崩壊の理由』は何？

ニュータイプ能力の肥大化？それともシロッコの呪い、たまりにたまったストレス？

富野が言うには「まっとうき」全体を身に着けようと頑張ったため

>>2
無理やり覚者にしようとしたけど「どう考えてもカミーユじゃ人生経験足りねーよなー壊れるって」となったと言ってるように思える

エゥーゴの大人のケア不足

シロッコの悪意まで吸収する共感の力が災いしたから

クワトロの育成不足

カミーユ自身の器の問題

声に流された
まともな感性（戦争やってるのに、終盤までこれは殺人だというスタンスを崩してない）のまま、殺し合いやって、更に死人の思念を拾って、最後にシロッコのプレッシャーをドーン！
結果自分が誰かも解んなくなってぶっ壊れた

全能者を目指したから

ニュータイプ能力が歴代最高だったのが災いしたため

この人の考察好き

生の感情丸出しじゃあ駄目だなは皮肉にも刺さってる
まあ、彼はロボットじゃなかった

無数の人の意志を取り込んで神様になりつつあったけどカミーユ自身の心が繊細だったために精神がパンクして壊れたみたいなイメージ

感受性が強すぎたってのが一番でまず性格が実は兵士に向いてない
猿の親子を心配したり仏壇を作って自分が殺した兵士供養したり
自分が人殺ししてるってことを割り切れなかった印象

どれが一番ってのは難しいがしいて言うなら彼自身のニュータイプ能力かな

シロッコの悪意は最後の一押しでしかないと思う
精神を壊す能力とかそれできたら魔法だし

まあニュータイプ能力が高すぎてもいいことないですよっていう見せしめだったわけだから
そういうことかなと思う

向こう側と繋がりすぎたから

スイカバーの衝撃でヘルメットが割れたからじゃないの？

>>19
ヘルメットのバイザーは内から外に割れてるからあれはカミーユの念動力で割れてる

>>20
スイカバーで急停止した為に慣性の法則で内から外にバイザー部分が飛んだんじゃないの？
念動力？　フフッ

>>39
何故死ぬのではなく崩壊、ありていに言えば発狂でなくてはならなかったのか。
詳論できないが『Z』のテーマに男女の問題があり(それは発端が「女の名前と間違えられた」だけで戦いに巻き込まれたカミーユに現れているはずだが)シロッコは女性を利用することで力を得た。
その戦いが最終決戦になるのは理にかなっている。
シロッコは「精神による直接の完全な相互理解」というニュータイプとしての覚醒した能力を持ちながら、それを自ら遮蔽し、本心を隠し、「ウソをつく」ことで人を支配する。
人の革新の流れの中で、 新しい力を持ちながら、古い手段を駆使して古い目的を達成しようと望む。
「わかるはずだ、こういう奴は生かしておいちゃいけないって。 みんなにはわかるはずだ」
作品中で何の意味もなくバイザーを外し、素面をさらして叫ぶカミーユの言葉はいわば舞台で客席に正面きったセリフだ。
そして、ニュータイプの能力をも超えて、ほとんど「念動力」を発してシロッコのジオの動きを止めて勝利する。
富野由悠季 全仕事
1999年6月9日発行

>>43
ほとんど「念動力」ということはイコールではないのでは？

>>39
慣性だけでバイザー割れるレベルのGかかったらカミーユミンチだよ

キラキラ空間にあこがれたから

もう現世でいいことなくて死者のせかい（向こう側）のほうがいいやってなっちゃたから

あの青髪イケメンの正体はカミーユだと思ってる

旧エヴァ二号機に心を持って行かれたアスカ母みたいに最終回で持って行かれた部分が再構成されてあのイケメンになったんじゃないかなと

>>23
アニメ版ゲッターロボアークに出てきた號みたいな「カミーユだけどカミーユじゃない」存在だと推測してる

>>30
ZZカミーユもこんな感じだよね、刻？を見たことで別物に変質したように思える

というかロザミアあたりでもう壊れてた

宇宙空間でメットのバイザーあげたあたりでもう限界だったと思う

最後に来てくれた人達の死がある意味原因なのが皮肉でもある

死人と繋がりすぎた
アムロの言葉を借りると死人に引っ張られるぞってやつ

向こう側に繋がりすぎると帰ってこれないらしい

アムロはホワイトベースのメンツが運命共同体になって帰る場所があったけどカミーユの守りたかった人や救いたかった人はほとんど死んでしまった
劇場版ではちゃんとファの元に帰れたけど

敵をロボットとしてではなく人として殺しすぎたんや

つまりカミーユの精神って向こう側に行っちまったって事…？

>>32
YES
なので死者と一緒に後輩助けたりはできる状態だった

>>32
福井はそう言ってるね
故に富野ガンダム史上最高のニュータイプだと

カミーユって戻る処ないんだよね…
そりゃあもういいかってなるのもわかる気もする
ニュータイプ能力で死者と繋がれるわけだし

物語的には戦場で人の死を感じすぎて限界を超えてしまったせい
メタ的には人の身で「まっとうき全体」になんか到達できないというイカロスのような構図

お禿げの発言的に最高のニュータイプの完成形モデルって釈迦あたりだと思うんだよな
当時40代のお禿げが釈迦でも悟り開いたのが30半ばだし真剣に考えたら10代の潔癖少年にはそんなん無理だってとなったような気がする

劇場版はファとの繋がりが強かったから現世に残れた…って感じなのかね

>>38
一応どっちともファの所に戻ってきてくれてて良かったね
ファいなきゃずっとあっち側だったんだろう

「まっとうき」とは、富野監督が理想として掲げる（人間のあるべき姿）や（正しさを突き詰めた生き方）のようなものを指しています。作中では、それをカミーユのような「最高のニュータイプ能力者」に体現させようとしたものの、いざ「まっとう」さを極限まで追求すると、そこに含まれているはずの「人間的な俗っぽさ」「未熟さ」といった部分が切り捨てられてしまい、結果として矛盾や自己崩壊を引き起こしてしまうというのが富野監督が語る挫折や敗北感として描かれています。
つまり「まっとうき」とは、単なる「正義」や「徳性」というよりは、（あらゆる面で誤魔化しのない、完全に正しくあること）を指す極端な理想のようなイメージです。しかし人間は俗的な欲望や未熟さを抱えながら成長する存在であり、それらをすべて排除してしまうと人間としてのバランスが崩れてしまう。カミーユの場合はそのギリギリの地点まで理想を追い求めたため、「心が壊れる」いう形で破綻してしまった。富野監督曰く「まっとうき全体を身に着けるほどの器は人間にはなかった」というわけです。
要するに「まっとうき」とは（人間の可能性の最高到達点）ではあるが（人として生きるうえで欠かせない不完全さ）との両立が難しく、完全には、身に着けられない。そんな矛盾に富野監督自身が長年悩み、答えを出せずにいた概念です。

気にしてたらニュータイプなんてやってられないでしょ…
切ないね…

帰りを待ってくれる大切な存在としてのファがいる劇場版ですら、なんとか戻ってこれたかのような「はぁっ！動いた！」があるのが印象に残る
突撃時の「ここから居なくなれ！」と「女たちのところへ帰るんだ！　」も、カミーユの精神がアニメ版は死者側、劇場版は現世側にあるからこその違いなんじゃないかと思っている

みんなが上で書いてることが理由だと思うかな
あとは好きな考察選んで

「いい傾向だな」
ガチで巻き込んだシャアが後方理解者面してたの酷い

「人って絶対共感できるって。でも……それには時間が必要です。一人二人が相手じゃないから。でもね、全ての人たちとの共感が、得られる時代が来たら、死んでいった人たちにもどこかで巡り会える。そんな気がするんです。」
こういう怖いこと言ってるからな向こう側と繋がりすぎてまともじゃない

刻の涙を見たから

カミーユ「女たちのところへ戻るんだ！」
シロッコ「女…だと？(え、どういう事？)」
カミーユの言ってる事がよく分からないまま絶命した劇場版だと壊れなかったし
やっぱシロッコがスイッチなんじゃない？

>>52
劇場版のカミーユはそもそもメンタルが強い
自分に肯定的で本編だとすれ違いの多かったファと素直に恋仲になってるのが劇場版カミーユ
要は富野にとっての真の究極のNTを体現したのが劇場版カミーユってこと

シロッコがジOに付けてた独自のサイコミュが悪さしてたりして

まぁシロッコが原因とするならシロッコの苦しみは半端なかったと思うからそれをニュータイプ能力で共感してしまったとか

富野の説明通りなんじゃね

富野がいうまっとうき全体になれなかったからかな

童貞か否かが生存フラグらしいね

生の肉体の大切さがわかるから向こう側に引っ張っられないんだろうな

個人的には、殺人への忌避感が特に強いからってのがデカかったように思う
「出てこなければやられなかったのに」「お前は生きていてはいけないんだ」「お前のような奴はクズだ」と度々自分が相手を殺すことを責任転嫁するような台詞があったり、反面自室には手製の仏壇を作っていたりと、戦争という環境に馴染むこともできずに疲弊していくしかなかったのに
その上で終盤自分がハマーンを殺すと宣言したあたりからカミーユは加速度的に壊れていく、自分を人殺しと定義してしまったせいで人の死を受け止め過ぎて最後は崩壊してしまったんじゃないかと

まっとうき全体に到達するキャラは果たして正史宇宙世紀出てくるのかどうか

>>61
人間には無理って言ってるからでないと思う

>>61
そこに至ったとしても、その時にはもう人間ではなさそう

ミノ粉を媒介にしたニュータイプ専用のチャンネル開きっぱなしにした事で拾わなくて良いヤバい電波(シロッコの負の思念や戦場の負の感情)まで拾ってキャパオーバーした感じ

なんかゲッター線に愛された男みたいだなカミーユ

死者の声や悪意をを知らんわそんなもんと受け流せない子だったから
あの跳ねっ返りな性格は腹が立つようなことでも聞き流せない性分の裏返し

アニメ版にしろ映画にしろカミーユが辿った結末は「人間にはここまでだよ」と富野監督が言っているように思える

ＺのＬＤボックスについてた富野監督のインタビューだと戦争とはいえ人を殺し過ぎたカミーユは最後は壊れるしかなかったと言ってた

一言で言うと戦争

F91小説でのNTとサイコミュによる怪我の症例として、周囲へのミノフスキー粒子にサイコミュ通じてミノフスキー通信（粒子の糸電話）で干渉したのは良いけどサイコミュ機材の操れる以上の粒子量で制御できず
そのままサイコミュ通じて逆流し脳の細胞を傷付け一時的な心神喪失や記憶障害を引き起こすてのは確認されている、時間経過でちゃんと治るとも

ニュータイプ能力は戦場で戦うための物じゃないってことだよね