担当編集者ってやっぱり

バキ＆異世界烈海王のナカムラ編集が最強かな？
後は打ち切り量産機のジャンプ田口編集もドリトライやサム8の語録を生んだ功績はデカい

優秀な漫画家でもボツになったものは色々あるだろう
優秀な編集が出した提案がすべて通るわけないのだ
意見を出し合って、試行錯誤して、良い作品になればそれでいいんだ

ポップ殺そうとした云々は
「ポップを一度殺そうとした事実」よりも
「原作(三条先生)の構想を聞いて納得して殺そうって意見を引っ込めた」事実のがスゲェと思う

ジャンプって当たり前だけど修羅の国なのに
そんなクロコダイン戦まで何話もかかるポップの奮起を描くってプランによくGOサイン出したよね

マシリトの自覚はインタビューから現れてるな
面白いものを書かせるためにどうコントロールするかという事か

「漫画の歴史において手塚治虫さんとちばてつやさんは『別格』。それは僕の中ではかなり確信を持って言えることですね。」
「鳥山明さんだって、あくまでもそうした作家たちの積み重ねの上に成立した、“偉大なるアレンジャー”でしかない。
実際、『Dr.スランプ』は『ドラえもん』と『鉄腕アトム』、『ドラゴンボール』は『里見八犬伝』と『未来少年コナン』の変形でしょ。」
「実際、鳥山さん自身の「描きたいもの」は、申し訳ないけどつまらないんですよ（笑）。」

読者からしたら漫画家サイドから見た編集しか基本的には知らんからなあ

そりゃ第三者視点として色々と指摘しないといけない存在だからな
描いてる本人でも気付かないことなんてよくあるし

この2日で鼻毛で行こうの画像3回くらい見た気がする

スレ画もいやいや三角関係ヒロインレースしてみたら
さらに跳ねて新境地見つけてた可能性もあるからね

１プレイの是非で人物全体を断じたがるのってどうかと思うよ、、、

まず有能無能という言葉が客観性に欠けるし、他人が気軽に貼れるレッテルじゃないだろ

金田一少年の事件簿も、編集部全員で考えたトリックもあるそうだからな
どんな漫画を連載するか、漫画家にどんなジャンルを要求するかなども含めて編集と漫画家の二人三脚よな

マシリトはバトル物の演出が足りないと東映に談判して『聖闘士星矢』のスタッフを引っ張ったり、ゲームにダメ出しして『ドラゴンボール超』に繋がったり、多方面に有能。

優秀かどうかは関係なく編集の存在そのものが漫画家にとって大事だと思うけどな
編集を通して出版社や読者と繋がっている感覚がないと作品があらぬ方へ進んでしまいそう
自分の才能に依存する部分が大きい芸事の仕事（漫画家もそうだと思う）してる人は客観的視点を特に大事にしていないと気づかぬうちに半歩づつズレていくみたいなのがあると思う

朝のニュースでヒロアカ作者のインタビューやってたけど
編集に沢山助けられたって感謝してたな
自分にとって手を差し伸べてくれた編集がヒーローだった、と
2度打ち切られて崖っぷちだったと思うと目頭が熱くなる

角川の某ボーノみたいなのばっかりじゃないもんな

アイドルマスターミリオンライブ（ゲッサン版）担当編集者通称ゲッサンPの軌跡
・偶然編集長がミリオンライブのコミカライズの依頼を蹴る現場に遭遇したアイマスPの編集者、「全責任は俺が取ります！俺にやらせてください！！」と企画のレシーブに成功
・シナリオ作りに光るものがあるがキャラ作りが弱い新人漫画家と、キャラはいるがシナリオがないミリオンライブを組み合わせて相互補完を狙う→数度の重版がかかるロングヒット作品に
・バンナム側から「他の漫画家の方いません？」と連絡が入る。「検討します」→「探したけど今以上の人材はいませんね（探してもいない）」と新人を守る
・コミック第1巻からカバー曲と本編読み上げドラマのCDはあったものの、第3巻でアイマス史上初のコミカライズ用書下ろし撮りおろしの完全新曲「アイル」収録。公式非公式問わず人気投票で1位の曲になる
・グリー版ミリオンライブでの10位までは任意のコメントを載せられるイベントでデッドヒートの末11位と惜敗。10位の人がコメントでコミックの宣伝をしてくれたので結果オーライ

漫画家主導で失敗した例は、アメコミのスポーンなど発行しているイメージ・コミック
物語の著作権を会社ではなく原作者が所有するという漫画家達が立ち上げた会社だが、みんな好きに描いてスケジュール管理もできず、例えば1993年のスケジュール達成率はDCが90.1%、マーベルが79.2%に対して15.3%しかなく、小売店から拒否られたという
会社の立て直しに部外者を招くことになった

鬼滅担当「主人公が全身を欠損した剣士というのはジャンプ向きじゃないですね。この作品の中でもっと少年誌の主人公らしいキャラはいないんですか？」
ワニ作者「炭を売って生計を立てている少年で、鬼になった妹を元に戻す為に鬼殺隊に入るキャラならいます」
鬼滅担当「なんだそのザ・主人公と言うべきキャラは。それでいきましょう。普通でいいですよ」

鳥山明はマシリトに恋愛描けって言われてかなり嫌がったそーな
俺は恋愛が大嫌いだけど奴は好きみたいでやだよもー！って
ドクタースランプに書いてた

ドラゴンボールの人造人間編はダメ出しされまくって、カッコいいセル完全体に行き着いたエピソードが有名だが、設定をすぐに変えて新キャラのキャラデザが出てくる鳥山先生の柔軟性と発想力がヤバ過ぎる
考えてみるとジジイの方を自分を改造したドクターゲロにしてそこから新キャラに繋がるなんて発想よく出たよ

嫌々書かせた結果がオレイモの末路じゃん

NARUTOは編集が舵取りしなかったら短期で打ち切られた可能性が高いって話は聞いたことある、

藤田和日郎先生のスプリガンドの編集
連載終わる辺りに訪ねてきて別雑誌で描かないかって勧誘して藤田先生が気に入るだろうなってバネ足ジャックの資料を黙って置いていくという。
そしてそれ読んだ先生が案の定乗り気になってあんなの置いていくの卑怯じゃん！ってなったというエピソード

漫画じゃないが平井和正のアダルトウルフガイシリーズの一作目は平井和正に無断で編集が山ほど改竄して発表した
しかも平井和正が練りに練った文章をコレ日本人が書いたの？って感じの妙な文章にされててそれを読んだ星新一に
　君は編集に感謝するべきだよ
　『差し金が入った男』なんて表現、誰にも思い付かないよ！
なんて弄られたりしたそうな

吼えペンの、漫画家だけでも編集者だけでもなく、二人でやるからもっと面白いものが作れるんだ。だから俺たちは組んでいるんだ！って話があり、現実でもそんな関係性だといいよなって思う。
なお、話のオチとしてその編集者は会社辞めて漫画原作者になる。

「魔王城でおやすみ」の立ち上げ担当編集とのエピソードも面白かった
尖ったBL系のギャグ描いてた作者のギャグセンスを活かして相談の上でベタベタなジャンル描かせてバランスを取りアニメ化作品にまで持ってって
人気が出てからの段階を踏んだ作品構想まで立てて二人三脚でサポートしてとすげぇ手厚さでびっくりした

ファミ通でやってたみずしな孝之のいい電子は
初代の編集者と二代目の編集者で作風がガラッと変わってたな
初代の時は良くも悪くも淡々としてたのが二代目に交代してからは
やたら癖の強いドタバタ劇みたいな感じになってしまったのがなぁ…

編集仕事しろで思い出すのはチートスレイヤーの編集
根回しするにせよ止めるにせよ編集の仕事だろなんでスルーして掲載してんのさ一話打ちきり一週間も立たずサイトから削除とかアホか

ボーボボのは有能エピというか
読み切りで澤井の作風知っててこの2択出されたら万人が鼻毛選ぶだろ

マッシュルの編集って連載初期にアシスタントを用意できなかった無能エピがあったような

でろでろの作者も読み切り時代から面倒見てくれた編集が君の書く女の子が見たい→からのでろでろ連載→ハイスコアガールってなっていったんだったか