巌窟王(モンテ・クリスト伯)という珍しいタイプの復讐者

親の因果が子に報いるのは当然くらいの倫理観の時代の作品なのに復讐相手の妻と子供が不幸になったら主人公の心が折れててビックリした
今では復讐者の代名詞みたいな扱いになってるのに元ネタ優しすぎる

最近13みたいな狂人のレスまとめるの管理人界隈で流行ってるの？

金と地位を経て真っ先に手をつけたのが、恩人の負債の回収＆放棄と船の建造なのはお前復讐者向いてないよ…

あの原作をコミックス1冊にまとめてかつ面白く魅力的にできてるのすごいな作者

復讐もので対象の一人に子供がいて、子供殺せば苦しむだろうなとまでは思っても結局子供の服着せた人形利用して池に落とす(溺れるほどではない)ですませてたな
その復讐相手も子供に恥じない生き方しなきゃダメだと改心したのもあるけど
いわく「自分が家族亡くして辛かったから復讐なのに、無関係の子供を巻き込んだら復讐者以外の何かになってしまう」と主人公は言っていた

前田真広の巌窟王は復讐を遂行しつつも どこか自分のしている事に虚しさを抱えてたな

一世紀以上前の作品だけど、いつの時代でも通じる名作と言っても過言じゃない。

このスレ画のエドモンところどころ画風もあって悪い顔すんのに人の良さが隠れてねぇんだよな

デュマ「もっと褒めてくれ」

養女が押しかけ女房で嫁になるとかおっさんドリーム過ぎて…

裏切りにあい王である父を殺害され、母と自分は奴隷に堕とされました
母もその過程で亡くなり失意の中で世界に絶望してました
そして通りすがりの伯爵が自分を買いました
奴隷にありがちな酷いことされるかと思いきや、衣食住しっかり面倒見てくれて、王者の娘としてどこに出ても恥ずかしくない教育も施してくれました
結構わがままを言うも、ほとんど叶えてくれました
父の仇に会い復讐心を思い出すも邪道的な方法はさせず、合法的な手段でその男への復讐をさせてくれました

まぁツーアウトってところか

奴隷になっていた元王女を買ってやった
復讐の道具として使い潰してやるぜ！
(衣食住や教育も最高のものを与え実の娘のように愛して自分が復讐を遂げたら誠実な男と結婚して幸せになってほしいの意)

復讐ものはスマートに復讐してスカッとすればいいのに
途中から復讐者ピンチ展開入れるの何なの？

マクシミリアン「アルベール君との決闘大丈夫ですか？」
伯爵「余裕余裕w何百回やっても勝てるわｗ」

数日後
マクシミリアン「せめて手加減してあげてくれませんか？」
伯爵「アルベール君は大丈夫、私が死ぬから」

ジャンルの開祖みたいな作品が後から見ると一番の異端ってのは割とよくある話なんじゃないかな……

ずいぶん昔に読んだせいか内容がうろ覚えだ
なるほど…翻訳者が多数いるのか、俺が読んだ奴はやたらと一人称が可笑しなキャラがいたのが印象に残っているわ

復讐してるときよりモレル家の人達とすごしてる時の方が幸せそうだったな

Q:なろう系で、復讐系主人公がすぐ民族的マイノリティの奴隷娘（エルフ、獣人他）買って、お姫さまのように大切にして溺愛するけどさ、これってどこからはじまったんだ？

A：巌窟王のエデちゃん（ヒロインのトルコ人美少女）じゃね？

A：というかモンテ・クリスト伯と女奴隷エデの物語自体が、おそらく著者のアレクサンドル・デュマ本人の祖母のマリー・セゼット（黒人奴隷）と主人であり祖父のアレクサンドル＝アントワーヌ・ダヴィ・ド・ラ・パイユトリー侯爵の実話を反転させたものだと分析されているよ。史実のパイユトリー侯爵は女奴隷もその子供も、あんまり大事にしてなかった。貴族が女奴隷を買ってきて大切に大切に扱って、女奴隷側が命がけで愛情と恩義を返すというのがアレクサンドル・デュマのツボなんだろうな。

なかなか闇と歴史が深い。

＞巌窟王(モンテ・クリスト伯)とかいう今日び珍しいタイプの復讐者

記事でスレタイに触れてるのに記事のタイトル変えたら意味不明だろ
AIに記事タイトル作らせてんのか？

昔やってたキラキラしたアニメのやつしか知らねぇ

スレ見てたらまた読みたくなったな
山内義雄の名訳「待て、しかして希望せよ」の岩波版が好きだぜ

岩窟王は俺は復讐鬼なんだ！！終わったら死ぬぞ！
と自分で思ってる割りに善人の若者(復讐相手の息子含む)に親切にする方を優先しまくってるのがもう復讐に向いてねえ
恩人には必ず報いるしな

アニメは巌窟王死亡エンドと聞いてそれダメじゃないとしか思えない
ハッピーエンドに至るからこその巌窟王では

理不尽で圧倒的な悪意より強いのは、「理不尽で圧倒的な善意」なのかも知れんね。
だいたい反応が一緒で笑った。

ファリア神父→主人公ダンテス　への理不尽な善意
ダンテス「なんでこんなに優しくしてくれるんだこのジジイ？神父らしくオレのケツでも狙ってやがるのか（意訳）」
ダンテス「全然そういう人ではなかった……正直ごめん」

主人公ダンテス→女奴隷エデ　への理不尽な善意
エデちゃん「なんでこんなに優しくしてくれるんだこの男？きっと油断したところを押し倒して純潔を奪いに来るに決まってる（疑心暗鬼）」
エデちゃん「全然そういう人ではなかった……正直ごめん」

岩波版の翻訳は原文に忠実なのかもしれないけれど単純翻訳に過ぎるというか、日本語の文章として精錬されていない印象がある。
講談社版の方が圧倒的に読みやすいけれど長らく絶版で、これはもうどうしようもないかと思っていたら、最近電子になっていたらしい。おすすめ。

アニメしか知らないんだけど原作だとアルベールチョイ役でツンデレ幼馴染ヒロインのユージェニーはレズビアンと滅茶苦茶大胆な改変してるんだな

自力救済が認められていた時代の話だからな
現代的な復讐とは若干ニュアンスが違う所がある

漫画版しか知らないから財宝探しの海賊の件で笑った
根が良い人すぎる

意外と読んでる人多いのも驚いたし、好感度が高いのにも驚いた。原作組として素直に嬉しいけど、復讐に手を染めた主人公がハッピーエンドを迎える結末は皆にとってアリなんだろうか？

大抵の復讐劇では復讐する人物は死ぬか破滅するのがセオリーだと思うだけどどうやろ？
別作品だけど、『鋼の錬金術師』に出てくる復讐鬼が最後まで生き延びて報いも受けない結末に納得のいかない読者も多かったと聞いてたから、そこら辺は気になるな。

ほーんなるほどね
つまり横の女の乳がデカいって事なんだな？

先日読んだ自分なはタイムリーなスレ

漫画版も見てみたけど短くし過ぎて微妙だった
あとエデの髪は黒髪の筈なのになんで金髪にした？

モンテ・クリスト伯（エドモン・ダンテス）がモルセール伯（フェルナン）と対決するシーンは作中最高の名場面。
「ひとつはっきりしてみせましょうかな。あなたは、ワーテルローの戦の前日、隊を脱走された兵のフェルナン君ではありますまいか？あなたは、スペインへ攻め込んだフランス軍のため、案内者としてまた間諜としてはたらいたフェルナン中尉ではありますまいか？あなたは、恩人であるアリ・テブラン総督を裏切り、彼を敵に売り渡し、さらに暗殺してのけたフェルナン大佐ではありますまいか？そして、そうしたフェルナンをひとつに合わせた結果として、フランス貴族、陸軍中将、モルセール伯爵におなりだったのではありますまいか？」
中略
「フェルナン！」と、モンテ・クリスト伯が叫んだ。「おれの名乗っている幾百の名前の中で、お前をたたきのめすにはただ一つだけで十分なのだ。それがはたしてどういう名前か、おそらくあたりがついただろうな？というより、思い出すことになっただろうな？これまでの悲しみ、苦しみもなんのその、今日のおれこそは、復讐の喜びに、こうして若返った顔を見せてやっているのだから。とりもなおさず、お前が妻をめとって以来……俺の許嫁のメルセデスをめとって以来、いくたびとなく夢に見ていた顔に違いなかろう！」

スレ画のやつはヤングアニマルかヤングアニマル嵐で載ってたやつか
横の女は最初幼女で後から成長したんだったかな

現代のなろう系ラノベの源流がヤマグチノボル「ゼロの使い魔」を経由して、アレクサンドル・デュマの三銃士と鉄仮面シリーズであるのはよく指摘されるところである。
そして巌窟王も、実は割となろう系っぽく読めると思う。
上にそれに近いこと書いたけど。

復讐者としてのブラックジャックを思い出した

基本「地雷だらけの島に連れてきて脅して悪かったと念書書けば許す」

漫画版の欠点はメルセデスが可愛く描かれ過ぎてるせいで脳みそがイカれやすいこと

絶対賛同得られないけど日本のドラマ版好きだったぞ・・・
二度と再放送されないだろうけど

まだこんな内容をか。これにFGO絡みなら尚更か