【ハリー・ポッター】ルーファス・スクリムジョールとかいう

貧乏くじをひかされた可哀想な人

歴史の登場人物とかでもよくあるよね
本人に非はあまりないんだけど前任者たちのツケを押し付けられて悲劇的な結末を迎える為政者

こいつやクラウチが死んでファッジが生き残ってるのなんか納得いかない
有能だったから殺されたと言われればそれまでなんだけど

>>3
ファッジって失脚してフェードアウトした後1回も出てこないっけ？

>>5
ダンブルドアの葬儀に顔出したのが最後だったような気はする

コイツ視点だとダンブルドアには文句言っていい立場ではある
何で私兵組織してんだよ素直にトップに立っとけよってずっと思ってただろう

>>4
今世紀で最も偉大な魔法使いが、校長の椅子に座ったまま横から口は出すが、魔法大臣にだけは決してならない

「自分が魔法大臣になってしまえば、徹底改革を果たした末に真のイギリス魔法界の独裁者になるかも知れない」
というダンブルドアの真意を知らないままにダンブルドアの姿勢を傍から見ていると、

「実力者にとっては何の旨味も価値も無い。いびられ倒すだけの中間管理職」

にしか見えないしな
シリウス脱走等の失点をさんざっぱら重ね続けてたのもあり

>>16
ダンブルドアはアズカバンの看守をディメンターにすることも反対してたんだよね
政治的な怠慢のツケは後世の人間に回ってくるんやなって

偉そうなおっさん出てきたな→本当に偉いおっさんだった…

ファッジがあと1年早く辞任すればもうちょい抵抗出来たであろう人

当時のぼく（なんでスタンを釈放しないんだろうな・・・）

読み返したぼく（残当すぎる。寧ろなぜハリーとダンブルドアが擁護してるか謎だな。）

やっぱり寮はグリフィンドールだったのかな？

ムーディとの省内政治に打ち勝ち局長になり！
大衆の都合で大臣という罰ゲームを与えられ！
学校の教師と一学生の意向に振り回されて死ぬ！！

魔法省大臣なんてそんなんでいいんだよ……いやよくねぇわ

割と真面目に魔法界の組織はマグルの組織と比べて負けてると思ってる

>>17
せやろか（日本の政治献金問題とかを見ながら）？
まぁルシウスが教育機関の理事なのは擁護できないっすね

>>19
日本は曲がりなりにも三権分立出来てるけど魔法界はそれすら出来て無いしなぁ。

>>21
三権分立どころかその前段階の権力集中ができてないように思える

>>17
個人の力が強いから組織が発達しなくてもなんとかなるんだよね

>>17
作中ではホグワーツばかりに焦点が当たるから気付き難いが、設定上は魔法学校に通う魔法族は少数派で
大半は山奥に引き籠るなりしつつ家庭内学習で済ませてる
そういう独立独歩で共同体に対する意識が弱いのが魔法族
だから、福祉を充実させて弱者を救済するとか言った、自治体や治安維持の機能を充実させるという意識すらも希薄

魔法省も元々はマグルによる迫害対策で設立した国際魔法使い連盟のパシリみたいな機関に過ぎず
「マグルに目を付けられるから大人しくせーよ！」とか喚きながら頭抑えつけて来る。なんかうぜー奴ら
くらいの認識が魔法族の根底にはある
だから本質的に魔法大臣に対する認識なんて「何かめんどくさいこと引き受けてくれる、エライと言う設定にされてる人」でしかない

>>24
でもファッジとか見る限り大臣になれば好き勝手できる権力と権限はあるっぽいし

>>26
スポンサーであるルシウス等の純血貴族様に逆らえないし
5巻でもウィゼンガモットの大法廷を招集したものの、メンバーを買収なり意思統率すら出来てないから
結局ハリーは野放しになったしで
これと言って特に好き放題には出来てない。と言うか好き放題やろうとしてダンブルドアに悉く押さえ込まれてる構図

>>26
一般の魔法使いはどんなに強くても衆寡敵せずだから、基本的には魔法界でも徒党を組んで形成した権力がものを言うのよね

でもそれを個人で打ち破れるダンブルドアとかお辞儀と対立してしまうと、途端にその衣が剥がれてしまう。まあファッジも苦しかったとは思うよ

ダンブルドアとその私兵団だけで魔法省よりも強いのがまた酷い。何なら職員や闇祓いもそれに参加してるし

ただ逆に言うと、いつでも自分達を皆殺しにできるにも関わらず、曲がりなりにも法と秩序を尊重して大人しくしてくれているのも事実なので、魔法省側も色々と複雑だったろうとは思う

ムーディもそうだけどその立場の人間が逃げずに職務を全うするのは尊敬するよ

・一学生相手に手を組んでくれとわざわざ出向いてお願い
・拡大適用とはいえダンブルドアの遺品は検査にとどめ、期限がすぎれば返却（グリ剣は妥当な判断）
・廃人にすらなる魔法流拷問（＆おそらく開心術）を耐え抜き、しゃーないから殺せ！なので根気勝負で実質勝ち
なので頑張ってる
スタンの件はありゃ逮捕されてもしょうがない。言っていい冗談と駄目な冗談がある

>>27箇条書きで並べると割とまともな対応なんだけど魔法省のクソ態度とこの人の上から目線な態度のコンボで読んでて印象良くなかったから、ハリーがアンブリッジから受けた傷を見せて追い返したのすっきりしたな

>>78
とは言え、上の方にある通り魔法族にとっての魔法省と言うのは元々基盤の不安定な組織である上に、
先達の失態に加えて、悪し様に言えばダンブルドアに散々コケにされた影響もあって殆ど権威も求心力も残っちゃいない。
最早伝説的魔法使いであり実績のあるダンブルドアか、これまた伝説の偶像ハリーポッターを掲げるしかない。

とは言え、子供に過ぎないポッターを人身御供の神輿として前面に突き出して対お辞儀兵器として矢面に立たせる訳にもいかないから。
大人としての面子を保つ為に子供に遜れるかって意地もあるだろうが、あくまでもポッターを守る為に立場が上の庇護者かつ責任者として振る舞う以外に選択肢が無いから

勇者ポッター様。どうか我ら下々の為にお辞儀と戦って派手に死んで下さい。なんて言えないし強制するのも拙いからな

国内の通信網を監視できるしそれなりの権力はあるよ魔法省
ファッジ政権ではトップが急に狂ったのでみんなついてこない＆怪物ダンブルドアとの敵対は流石に無理、なのでバラバラに動く烏合の衆だった
お辞儀支配下の魔法省？いやぁマグル生まれ管理局は優秀でしたね…

立法、行政、裁判が分権出来てないからな…
ハリーの裁判の際普通にファッジいるとか異状だろ…

レガシーがモロにそうだったけど、超人による個の暴力が凡人の数の武力を上回る世界観だから、社会的にその辺りのバランスを取るのが本当に難しいだろうとは思う

スクリムジョールに関しては就任時点でほぼ詰んでるのに等しい上、ダンブルドアが死んだ後は打てる手が微塵にも無いからどうにもならんわな。みんなお辞儀とメローピーとゴーント家が悪い

国際魔法連盟やその下部組織である魔法省が強権を発動出来る法律も
その殆どがマグルに対して隠匿する関連のものなのも難点だったわな

お辞儀は自己顕示欲最優先で、魔法界からマグル生まれを排斥することを是とするが
マグル界は実質的に眼中に無く二の次なのもあって、
グリンデルバルドの革命運動みたく国際的な助けを借りて士気高揚することで
国内で一致団結を図ることも出来ない

「死の飛翔（）とかいう厨二のゲキつよ脳筋ゴリラみたいなのが暴れてるだけっしょ？」
なんて認識のまま海外からは放置プレイ喰らい続けるっていう

もし仮にファッジが4年目の最後にさっさと復活認めて、有事は自分には無理だからでボーンズかスクリムジョールが後任やってたらあそこまでズタボロな負け方はしなかったろうな
前の戦争では執行部部長のクラウチが実質的な全権握って、劣勢であれど一応魔法省の陥落自体は起きてなかったし

>>36
ファッジが貴重な時間を無駄にしたのはその通りだけど、6巻でダンブルドアが死んだ時点でもう誰が何をやっても同じだったとは思う

仮に大臣がニワトコグリンデルバルドでもお辞儀には勝てないだろうし、ゲリラ戦に持ち込める騎士団と違って本拠地で構えざるを得ない魔法省が持ち堪えることは不可能。結局はダンブルドアの存在だけが唯一にして絶対の抑止力だった

死喰い人側もヴォルの個人独裁で政治力的にはドローレスとルシウスしかいないのがなんとも

魔法省は夜警国家っていうやつなんかな

スクリムジョールって後世の評価はどうなるんだろう？

>>43
ポッターモアの歴代魔法大臣の紹介だと

「ルーファス・スクリムジョール 1996 – 1997
闇祓い出身の 3 人目の大臣。在任中にヴォルデモート卿に殺された。」

だけしか書いてないな…
死に様が凄かったからもうちょっと評価されてても良い気がするけど

本編の描写は正直良いとこなかったのに、描写されてない死に様が「どれだけ拷問されてもハリーの情報を一切ヴォルデモートに売らなかった」ってのがあまりにもカッコ良すぎるんだよな…

>>45
テロリスト相手に拷問されても市民を売らないって
間違いなく正義の味方であり秩序の守護者である大臣や警察のあるべき姿だからな

>>45
方法論は違えどマジでお辞儀に対し戦う事を選んだ人って感じで凄く好き

有能だからキングズリーをマグル首相の護衛にしたりシリウスを追わせたりしたのかな

ダンブルドアに関してはもう余人からすれば、魔法界を守れるのはお前しか居らんのや！頼むから陣頭に立ってくれや！ってなるのは仕方ないからね
魔法省が頼りないから不死鳥の騎士団を作ったんだ！という作中の団員たちの主張も、裏の事情を知っている読者からすると、
「ダンブルドアがヘタレ(と言うのは流石にアレだけど)なせいで魔法省に君臨して公的な抵抗組織を発足・指揮することが出来ないがために、苦肉の策として信奉者を纏め上げた私兵団でしかない」と分かるせいで筋が通らない

まあ魔法省も大概と言うか、割と権力争いだけは超一級のカスが群れなす牙城と化してるから、そうそう上手く手懐けられたかどうかは怪しいけど、
魔法省執行部と不死鳥の騎士団による縦割りの極みで戦争が非効率化してたのは間違いないし、それを解決できたのもダンブルドアだけだった

スクリムジョールが死に様に何を想ったのかを想像するだけで好きになっちまうよ

最期以外良い印象無かったけど、このスレ見てるとこの人の捉え方が変わってくるな。

けれどダンブルドアも人間だから人生ででっかい爆弾二つ(グリンデルバルドとヴォルデモート)も解除させられるハメになるのかわいそうすぎてな

あんまりおじいちゃん責めんといてやってって気持ちになる
善側の優秀すぎる人間への重荷が重すぎるよ魔法界
ダンブルドアが善側でよかったね、本当に

>>49
それは本当にその通りなんだけど、他にお辞儀と戦える奴が居ないからどうにもならん
ダンブルドア以外の味方の魔法使い全員を合わせてもダンブルドアに及ばない有様だし

やっぱりクラウチが死んだの痛すぎるな…
スクリムジョール魔法大臣でクラウチが補佐だったらいい線行ってたと思う、過去の裁判で親しげにしてたしクラウチならダンブルドアと連携できたんじゃないか

５巻で名前が出てたな
トンクスがあの人変な質問してる騎士団に探りを入れてるんじゃって
まぁ乱心したファッジに全面的に味方してたわけじゃないだろうけど

ファッジはグリフィンドールじゃなさそうだと個人的に思う

スリザリンっぽい人格だし

先の時代を生き残った在野の武闘派をダンブルドアがことごとくもっていったとこも貧乏くじポイントが高い

仕事出来そうな雰囲気あったし実際に仕事できる人だったんだろうな
あんな時期でなければ

・アンブリッジを解任しなかった
→スクリムジョール的には「ヴォルデモート対策を前にこんなやつは後回しだ」と思って放置してたらしい、実際ハリーの反感買った時に少し後悔したらしいし、のちのアンブリッジの所業を考えると結構なミス

・スタンシャンパイクをアズカバン送り
→スタンが悪いとはいえホラ吹きで逮捕はともかくアズカバンはやりすぎでは…と個人的には思う、ハリーの言う通り何かやってるアピールでやったんじゃないか（本当死喰い人設定だったら評価がひっくり返る）

・ダンブルドアと連携を取らなかった
→ダンブルドアの遺産を権利もないのにグダグダ調べてたのは擁護できないが、ダンブルドア側もハリーも魔法省と連携とる気皆無だったろうし魔法大臣としては溜まったもんじゃないと思う

・ハリーに魔法省と協力している表明を求めた
→かなり賛否が分かれそう、民衆を混乱させすぎないのも重要とはいえやっぱり印象的には…

・ヴォルデモート本人に拷問されたのに死ぬまで一切ハリーの情報を売らなかった
→正直これだけで英雄認定して良いくらいにはカッコいい

>>72
＞拷問されても一切口割らなかった
これで死んだって知ったとき何かすごく切なくなったな…
そこまで悪い印象のほうが強かったから尚更

ヴォルデモート本人に拷問されて一切情報売らない人間が一体何人いるんだろうか
ハリーやダンブルドアに結構イラついてる描写が多かった上でこれだからな

キャスティング豪華で勿体ねえ！！ってなるなった
圧のある演技できる人だから新大臣って説得力はあったけど

少なくともヴォルデモートのインペリオを跳ね返し、レジリメンスに心を閉ざし、クルーシオに屈しなかったことになる
なんて男だ

>>81
この人やっぱりずっと闇祓いさせといた方が良かったって…

>>83
現場向きの人だったんだろうな
いや上司向きにしたってやっぱりタイミングが酷すぎる
なにやっても文句出るし危険だし実際ひどい殺され方を…

人間不信拗らせず人を運用できて戦時下で大臣になれるのがこの人しか居なかったんだ

改めて考えると勿体無さすぎる人選と損失…

正直あの時期の魔法大臣って負ければ良くて死悪くて情報開示の上利用コースなので責任もって座っただけ凄い
ヴォルデモートきたら確定で負けるからあの席死刑への直行便みたいなのに
その上で情報渡さず利用もされず死亡という最大限頑張りきったの凄いよなぁ
つくづくもう一年あればもっと救われたものがある筈の有能な人だった

幼少期ワイ、まっすぐ大人になれば立派な大人になれるものだと無邪気に信じてた
フィクションに出てくる強い大人は強いから強い
嫌なやつや情けない奴は大人キャラ失格みたいな認識

今にして思うとハリポタキャラって皆んな『人間』してるなと納得する
大人になって読み返すと面白さが変わる作品だな

ハリポタのこういう白黒で語れないグレーな大人の描写好き
もし生き延びてもハリーたちとは考え方の違いから何らか衝突しただろうが、最期まで情報を割らなかった凄みはリスペクトしたい