【感想】 少年のアビス 100話 篠岡さんと夕子ちゃんどうなってしまうんだ…【ネタバレ注意】
そろそろ過去編もクライマックスか…
峰浪りょう 「少年のアビス」9巻6/17(金)発売!@ryo_minenami
木曜ヤンジャン発売日! 『少年のアビス』 第100話「昇華」 掲載中です! おかげさまでついに100話! ありがとうございます!!! 時代は変われど変わらない もう一人の少年の”アビス” 失恋とその昇華の物語はいよいよ あの特異点へと… どうぞお楽しみに!



前話感想記事:【感想】 少年のアビス 99話 令児くんの野添に対する意見が納得すぎる 【ネタバレ注意】
破壊しているんだ、破壊されもするさ。
夕子視点だと一方的に振られた挙句他の女と付き合ってるところを見せつけられてるんだよな
遠くの高校行くなりしてさっさと夕子への想い断ち切っとけよ…これ篠岡さんも犠牲になるで
一度脳破壊されると癖になっちまうんだ
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それが夕子の最終進化形体のはず
今後夕子が無理矢理迫って…みたいなことあるかもね
ヤったら娘に売春させるような両親もついてくるで
関係持ったら雨竜のような暴力的な奴でもない限り何かと金要求してくるよ
野添は判断自体は間違ってないのよ
ママンの方は順応させられたから余計に
でもこの二人例え死んでも魂は一つに慣れないと思う
生まれ持った価値観も元々の性格も相性良くないし
互いに自分の中の理想の相手しか見てないから一つになることは決して無いよ
お互いが結局根底から色々すれ違ってそうな感じは宇宙世紀ガンダム感ある
似非森もとい野添くんは歳を重ねるごとに夕子のこと理解出来てきたような気もするが夕子の方はなんで野添に拒絶されたか多分未だに理解出来てないと思う
いや、感情自体を理解出来てないというよりかは相手の立場に立って考えることが出来ないというべきか…
夕子だって篠岡さんに嫉妬心剥き出しにしたろうに…
売春するってことは同じ辛さを野添くんに与えたってことなんだよな(強制された子には酷だが)
それを理解するって事は自分だけじゃなく親の今までの生き方も全てを否定するって事だからね
警察に行っても親の借金が無くなるわけでもなく、自分の新しい保護者が出るわけでもなく、売らされていた体が元に戻るわけでもなく全て無かったことにはできない
だからこそ手遅れって言葉が一番深く刺さったんだと思う
こういう細かいところでも夕子と旭は軋轢があるんだよね
何があっても家族を見捨てない夕子と自分を苦しめた存在として家族切り捨てた旭
追い詰められた環境で(夕子のが辛いけど)状況でとった行動は真逆な辺り元々の性質は真逆であると考えられる
考え方や価値観が合わない(合わせられない)って分かった瞬間普通スッパリ諦められるんじゃないの?
お互いが辛い境遇の時の特別な初対面の出会いが最高に美化された思い出として強烈に心の中に刻み込まれてしまってそこに囚われてしまってる感じはする
それはそれとしてママンが飛び抜けて美人なのも分かるし
夕子が邪魔者(雨竜と篠岡さん)を排除したところに野添に心中を持ちかけるんだろう
でも既に篠岡さんも大事な人になってた野添は篠岡さんを傷つけた夕子を完全に拒絶するって流れかな
これ混みで野添は夕子と2度と会うべきじゃなかったな
篠岡さん犠牲になるパターンやで…
しょうがない、可愛いは正義なんだ
そんなに魅力的かねえ…
元々何か知恵遅れ(言葉悪いけど)っぽいところがある上に倫理観ぶっ壊れてるのを目の当たりにした時点で自分は駄目だった…
ガワが綺麗なだけで実際話すとあんまり楽しくなさそう…ってか年取って美貌が衰えると魅力が無くなるタイプだと思う
(経産婦になっても周りを狂わせまくる夕子ちゃん)
美貌…衰えてます?
全盛期に比べりゃそりゃね…
まあ個人的にあんまり好みじゃないってのもあるが
超美人なのは間違いないけど
諸々のリスクを鑑みたら自分は野添くんほど惹かれないかなって…
>>20に追記
あと自分が野添くんなら最初の邂逅の時点でめちゃくちゃ夕子のこと警戒する
よそもの自分に積極的に関わってくるとかなんか裏がありそう…って自分なら考えるかな
三島の『金閣寺』や川端の『初恋小説集』を読むと一助になると思う
(というか、この作品自体がそこはかとなく三島あたりの影響下にある?)
スナック火事のところで潮騒が引き合いに出されてたねそういえば
鮮やかな火事のなかで夕子が一線を越えた世界に行ってしまうのは
雪国の最後の場面にもよく似てるな、そういや
「この娘、気が違うわ」ってやつ
・現代パートで篠岡さんらしき人が出てこない
・チャコに服薬心中未遂の件を話してた時と前話で篠岡さんと一線越えした時の演出が似ている
・でも現状野添も篠岡さんも特に心中しそうな心境には見えない
嫌なフラグが積み重なっていく…
何というか悪く言えば夕子は野添くんの心の隙と無知に漬け込んだんだよな(本人に自覚はないだろうけど)
夕子も孤独ではあったからだろうけど
これな。夕子程じゃあないけど野添くんの環境もよろしくはない、と言うのを失念している。
あの地での「普通」の環境の人は夕子がいくら綺麗でも警戒すると思う。
あの町の時点で「普通の環境」は有り得ないからな
やっぱり町が悪いよ町が
浮気した野添父や篠岡父も町の外を知るor知ってしまったが故に町の女の狂気を知ってしまったから浮気したのかもねえ
夕子ちゃんもたぶんそうだよな
野添くんにも読者にも完全否定されてしまったけど、
スナックの二階から旭くんを見つけて思わず微笑んだのは
売春がばれたショックよりも旭くんが来てくれた嬉しさに気持ちが行っているからで、
つまりあの時点ですでに限界に達していて、旭くんが最後の希望だったんだろうと思う
とにかく、この二人はお互いが特別な存在だったんだよ
そういう相手に出会った時に関係ねぇ俺が幸せにする!ってなる奴もいれば理解出来ないから離れる、人ではなく性処理用として愛する、野添みたいにくっつかないけど未練で引きずるとか人によって個性が出るのは仕方ありません
相手の心が自分から離れていったんじゃなく
ひとつだった気持ちを過酷な現実が引き裂いてしまったんだということを
二人ともどこかでちゃんと自覚しているんだよな、たぶん
その自覚があまりにも苦しくて悔しいから
たとえ歪んだ形でもその感情を外に出さないと生きてこられなかったんだろうね
中学までは野添くんに同情してたけど高校以降は完全に同情出来なくなったな
夕子に変な希望を持たせた上篠岡さんも危険に晒してるし
ただ夕子はこの調子だと野添くんが遠くの高校に行っても不良使って追いかけてきそうだけど
そのへんの素質というか性格が食い違ってる読者はめちゃくちゃ読解力を働かせないと登場人物の心理を理解できないけど、分かる人間は適当に読んでても分かるという漫画なんだと思う
夕子はほぼ間違いなくわざとあの喫茶店に通うようにしてただろうし野添くんにも気付いてたんだろうけど、一人で小説書いてる野添くん見ながらどんな心境だったんやろう
諸々普通側の感性の人間からしたら受け入れられないことばっかりで多分雨竜の二の舞になるって意見が大半だけど少なくとも夕子の心は守れたかな?
それとも唯一自分を受け入れてくれた存在が町の闇に飲まれて死ぬ姿を見て本編以上の邪悪になったかな?
オマケに七夕だし
・状況に悲観しつつもなんとか解決策を提示して打開しようとする旭
・状況を仕方のないこととして受け入れて無理矢理前を向いて耐えようとする夕子
と二人の元来の気質が逆なのが分かる
ネガティブな人間に見えて未来を掴もうと頑張ってるのは旭で、ポジティブな人間に見えて色々諦めてしまってるのは夕子なんだよな
最初名前のイメージ逆だろうと思ってたけどだから”旭”と”夕子”なんだなって
もう夕子ちゃんはいない…ここにいるのは若ママン
雨竜くんがすっかり荒んだヤンキーになっててママンのサゲマンぶりが凄まじい
にしても火事に関するあれこれ(焼死体は誰なのか、その後黒瀬家の借金はどうなったのか、そもそも現場から出てきた雨竜くんはしょっぴかれなかったのか)を完スルーされるとは思わなかった