【ゴールデンカムイ】野田サトル先生「(スピンオフについて)白石の網走監獄時代での囚人たちの愛憎劇を描いたら面白いかなとは考えていました」

囚人の愛憎劇って何なん

知ってる?
頭も戦闘力もヤバイ入墨囚人が全員まとめて移動させられてたんだよ

人に勧めたいけど勧めづらい、けどやっぱり勧めたい漫画だなゴールデンカムイ。完結を迎えてから一層そう思う

最終回に批判なんてあったのか
自分は全くそうは思わなかったけどな

＞アイヌ文化がアイヌと和人の努力によって～
これは本当にそう思うんだよな
和人とアイヌが手を取り合って合体？して、今があるわけだから、我々はアイヌであり和人であると言ってよい
なんかどっかのビジネス商売の人は「アイヌは差別・迫害されて～かわいそうで～」とかなんとかベラベラいってるけど
そういうのはアイヌは日本人じゃなくヨソモノだ、と言ってるのと同じことだから好きじゃない

愛ってなんだ

囚人達のスピンオフで困るのは、アイツらマトモなイケメン枠がほとんどいなくて絵面がむさ苦しいんだよ
海賊はOK、土方ニシパも余裕、稲妻はまぁまぁ…で後は濃い顔のオッさんとジイさんばっか
家永も監獄の頃は爺さん姿だったらしいし

ワタシ殺人犯……強いね……

愛はいいんですけど変態と狂人が多めどころか純度100％を超えて煮詰めたのはちょっと…

スピンオフ実現したら津山がついに登場するかな

アイヌって今描くの難しい素材だと思うんだよ
北海道辺りの先住民って事で最近の世界の流れ的にも
綺麗で純粋な被害者でって描かないといけないって
妙な贖罪意識と周囲からの圧で
描写が歪になってしまうのを警戒して
最初から扱わないのが楽ってなる
そういう風潮に、こういう向き合い方はどう？って
提示した作品だと思う
勿論金カムはあくまで娯楽作品で真面目な文学作品ではないけど
肩肘張らずに向き合って、そして面白くて楽しいって
すごく大事な事だと思った
それを可能にしたのは野田先生の誠実さと相手への敬意と尊重
だよなと思った
だから取材に応じてくれた人がこんなに沢山いたんだろうな
凄いものを見せてもらいました、こちらこそ有難うございました
って、まとめサイトのコメント欄だけど書き込ませていただく

本記事内の20のコメントの人ありがとう
ゴールデンカムイの最終回のアイヌと和人について賛否両論の意見を見てもやもやしてたけどこのコメントのおかげですとんと腑に落ちた　このおかげで私は胸を張ってこの漫画は素晴らしいと言えるようになったよ　ありがとう

身体の事情で電子書籍で集めてるけど、最終巻は電子も紙も両方買おうかな
ちょっとなら紙の本も読めるから　
インタビュー記事で有名な
「天から役目なしに降ろされたものはひとつもない」
とても素敵な言葉だし、どんなレイアウトで入ってるのか見てみたいのだけど、電子書籍だとどこにも見当たらないのよね
元は紙の本が大好きで、紙の本をめくるのが大変になってからも電子書籍を買うことにためらいがあったけど(いつか身体がよくなって紙の本が楽にめくれるようになるまで買うのを我慢しようみたいな)、この作品はそんなためらいなんかぶっ飛ばす位魅力的でした
野田先生、ありがとう
電子書籍で集めてごめんね

まぁそうだろうなと思ってたけど、週刊連載でこれだけのクオリティやって
単行本も修正しまくってたら時間足りないよな。
単純に睡眠時間削ってたか。
同情するなら単行本買ってくださいは笑ったけど、
早死にするから睡眠時間削る無茶はもうやめてほしい。

描きたいものいっぱいあって
人生は有限だっつっても、死んだら強制終了だぞー

この漫画がオールド西部劇の翻案であるなら納得のインタビューなんだけど、現在のハリウッドだと即NG食らう系だと思いました

>32
まあそれぞれの国や地域で「先住民」との関係はセンシティブな問題があるからねえ、これに（現在の）宗教や政治体制も絡んでくると、問題点や解決策はそれぞれに決めないといけない。
「よその国の少数民族はこの待遇で"満足"している。お前らにも同様の法律を作って"保護"してやるぞ。大君の御稜威をありがたく思いたまへ」
と押し付けたのが過去の大きな問題点だったりするし

日本で創作能力のある人間が漫画に行くのは当たり前だわ。
素材(この場合は役者)の本来の味を引き出すのが本物、そうでないのは紛い物って文化風土が創作の制約になるから、天然素材を使わなくても創作は出来ると知ってしまえば意欲のある人はそりゃそちらに流れる。

『トイレに雑誌を置いて毎日のように読み返して、この構図が良くなかったとか、どんな描写を加えれば丁寧にシーンが理解してもらえるか、毎日考えました』とか『単行本作業は連載原稿より時間を使うので休載なのに結局、１日も休むこともできず、次の週の原稿に取り掛からねばならない時間が来るのです』とか過酷すぎる 良い作品にするために本当に命を削って描いてくださってたんですね…無理しすぎないでください…

　一話のおっさんとか次の尾形に撃たれた人とかがスピンオフで大暴れしちゃう？

完結したら特典つき全巻コンプリートBOXとか出すよね？

ビックリしたんだが、知里幸恵の銀のしずく〜を失念しててあれ描いてたの！？
まあアイヌ文化知る上で基礎の基礎だから、読んだけど記憶に埋もれてただけなんだろうけど…忘れててよくあれ描けたねすげえ
そして編集さんナイスサポートだわ

ぶっちゃけアニメだとやばいからとカットされたが偽アイヌやったせいで
そういうやばい人たちに恨まれてそうだからな

最終回後しばらく経ったのに突然界隈がお気持ち表明で荒れたりアカ消し鍵かけする人が出て不思議だったんだけどこのインタビュー
の何かが気に入らなかったのだろうか？

憎はともかく愛は誰でやるつもりだ

金田一さん事件ですよ

アイヌ文化で読みとくゴールデンカムイシリーズって第二弾でるらしいね

同情するならで滅茶苦茶笑ったんだけど、金をくれ！ってもうキッズには通用しなかったりする…？

あんまり「アイヌ文化の云々！」っていうのもなんかなあと
別にそういうのが主眼の漫画じゃないよねこれ？あくまで要素の一つ

金塊によって白石が一国の王になったエンド白石らしくて大好きなんだけど、「東洋諸国に対して侵略行為」みたいなこと言ってる人居たからマジで分かり合えないことってあるんだなって

道民でアイヌの同級生もいたから言ってみるけど…
道民が肌で感じるアイヌ差別(迫害)と同和とか部落とかの差別はちょっと違うと感じるんだよな

まずね、道民って義務教育で積極的にアイヌと和人の歴史教育を受けないんだよ
だからある程度の年齢になるまでアイヌの存在を知らない人もいる(だから当然差別もしない、知らないから)
実際自分がアイヌの存在を知ったのは中１で(当時ネットもないし)学校の唱歌にアイヌの黒い胸毛を震わすレクイエムってのがあって、初めてアイヌとはなんぞや？となった
そしてアイヌの同級生の存在を知るわけだ

小さい頃から差別を周りに感じる環境が薄いというのかなあ…
ただ、大人で知ってる人はもちろんいて、何らかの迫害と呼ばれている行為はしてた人がいたのだろうし、それを無かったことにしたいとは決して思わない
でも教えてこないコトって教えないと知ることはないんだよね
差別されてきたって教えないこともあながち悪いこととも言えないと自分は思う
同級生とはアイヌと知ったあともなにもなく付き合ってたしさ、あーそうなんだーアイヌ、っていう血筋なんだーくらいの感覚の人も結構いるんじゃないかな

野田先生野球に興味無いかもだけど、２０２３年にオープンする北広島の日ハム本拠地ボールパークで始球式でもしてくれないかなあ…
運動苦手だったら他ののことでとか…北広島出身の漫画界第一人者として
まーでも忙しいかあ

ご尊顔みてみたいが頑なにメディアに顔バレしてないから難しいな

囚人スピンオフも見たいし欲を言えば師団スピンオフも見たい
二階堂の片割れや伍長たちが健在だった頃どんな感じだったか長尺で見たいとずっと思ってる
鯉登が入れ違いで難しいかもだが

途中で送ってしまった。ごめん。時間があいてしまったが続けます

続き
先生方ってほとんどが道外出身で北海道に憧れて北海道の採用試験を受けて教員になった人達だった
先生方が実際に差別を見ていなくて、少数民族の文化に純粋に敬意を持っている人が多かったように思う
生徒の側もアイヌの文化が紹介される授業を楽しんでいた

あと、単純に北海道が広くて全ての地域でアイヌの人達が生活していたわけではないというのもあると思う
アイヌの人達を迫害・差別した事実は間違いなくあった
でも、アイヌの人達が住んでいなかった土地を和人が開拓して住み始めた土地も間違いなくある
そういう土地の人達が教える地域の開拓の歴史は、樹木が生えていない土地から大量の岩を取り除いて植林して、土壌を改良するところから始まって、アイヌの人達は出てこない(嘘とか隠してるとかじゃなくて本当に人類未踏の地だった)

同和差別、部落差別の教育と温度差があるのはそういった面もあるのではないかと思う
自分はアイヌ出身ではないが、顔立ちが濃いからか「ご先祖にアイヌの人いる？」と聞かれたことが何度かあったけど、相手に差別感情はなかったし自分も嫌な気はしなかった

現代に暮らす道民的にアイヌは差別された民族っていう感覚はゼロだと教える
独自の文化を持ってた先住民族、先に住んでた人達
その文化がまったく消えてしまうのは素直に悲しいと思うから、何らかの形で未来に残ってたくさんの人が知ってくれたらいいなと単純に思う
ちなみに北海道各地の地名はほぼアイヌ語由来だと教える
内地の人にとっては難読だけど住んでたら初めて見た地名でもなんとなく読み方わかる
地名が一番身近なアイヌ文化って感じだな

キロランケとソフィアの存在がさらに複雑になるね
樺太と大陸沿海部の文化が例えアイヌであっても違うと明言されている。
史実のソ連が樺太を掌握してから一部のアイヌが北海道に移住したようにウィルクが樺太までは守りきれないから北海道に移住してその土地に合う文化を残そうと比較的現実案を提案したらキロランケは怒ることから文化に対して感情的な面は解消されない。
一方、薩摩隼人のボッケもん文化も近代化列強へ目指す道の中で西南戦争以降ほぼ滅んでいる。それぞれの藩にあった文化も歴史の流れで消え去ったものがあるわけで文化が消えて悲しいはアイヌだけの特権ではない面もある。
じゃなければ列強に全ての文化が奪われる、それが日露戦争から始まる物語かなと思う。

みなさん、こんにちは、新しい章がここにあります, a new chapter is here bit.ly/newchap247