【感想】 アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』 9話 スリリングなキャッチボール回 形勢逆転からのオラオラオラが爽快あった【ジョジョ6部】

？？「神父さん、私はここに収容されて」

？？「かつての自分がどれだけ愚かだったか気が付きました」

？？「欲しいという気持ちを抑えられず」

？？「盗みを続けてきた自分を」

？？「本当に恥じています」

？？「神父様のおかげです」

？？「どうか…」

？？「仮釈放してもらえるようお力添えを」

神父「最近の研究では」

神父「教育次第で犬やオウムでも火を使ったり芸術を理解できたりするそうだ」

神父「そうなると人と動物の違いとは何か」

神父「わかりますか？」

？？「え、ああ、まあ…それで私の仮釈放ですけど」

神父「あ、ちょっと待って」

？？「あの…」

神父「できた」

神父「ポイントはだね…1個目が完成した後」

神父「口の中においたまま次の葉をどこでかじるかだ」

神父「せっかく完成した葉を1個目でかじってしまうとやばい」

？？「はぁ…それで私の仮釈放は…」

神父「可能性はあると思います」

？？「本当ですか神父様！」

神父「私から委員会に推薦しておきましょう」

？？「ありがとうございます…！」

神父「気に入ったよ…」

神父「この手癖の悪さを…」

神父「性悪な本性は治らない…だが」

神父「この才能を否定してはいけない」

神父「使わせてもらいましょう…承太郎をこの刑務所から」

神父「持ち出させるわけにはいかないから」

エルメス「はぁ？FFに隠させたってどういうことだよ？」

エルメス「大事なディスクだろ？」

エルメス「お前の父親のスタンドの」

エルメス「いいのかよお前も知らないって？あいつはまだ…」

F・F「楽しいねここ！湿地帯と違ってさ！」

エルメス「そうか？」

F・F「私達もやろ！あれ！」

F・F「キャッチボールっていうんだろ？」

徐倫「私はF・Fを信頼するし」

徐倫「ホワイトスネイクはF・Fが生きていることを知らないはず」

徐倫「一番安全よ」

エルメス「たしかに…でももっといいのは」

エルメス「はやくお前の親父に届けちまうことだろ」

徐倫「わかってる…」

徐倫「でも脱獄の一件で電話もメールも制限されているのよ…まだ持ち出す計画も立てていない」

徐倫「あ」

F・F「ヘイ！てめえ！！」

F・F「何くわえてんだ！！」

囚人「あ？なんだてめえ…あたいは喉が渇いたんだよ」

F・F「そのコップをベンチの上に戻すんだ…いますぐ！」

囚人「大事なものなら手から離すんじゃねえよ…特にこの中じゃな」

徐倫「フー・ファイターズ！水はもってきてやる！」

徐倫「騒ぎを起こすんじゃない！！」

F・F「かえせ！！」

F・F「でもまあいっか！逆に増量したぜラッキー！」

F・F「よーし」

F・F「キャッチボールやろうぜ」

徐倫「あんたさあ…」

徐倫「ボール投げたことないでしょ？」

徐倫「腰引っ込めてよ…もうちょい！」

エルメス「良くなってきた良くなってきた」

F・F「徐倫、知ってるか？」

F・F「もう86回も続いてるんだぜ？1回も落としてない…100回まで行けるかね？」

ミラション「続かない方に100ドル」

ミラション「100ドルかける」

徐倫「失礼、誰？100ドルって？」

ミラション「私はミラション、囚人番号FE26789…そのキャッチボールが100回続かないに100ドル賭けるっていったのよ」

徐倫「いきなり何を言い出すのかわからないわ」

ミラション「単なる暇つぶしよ」

F・F「やろうぜ！あとたった13回だ！」

徐倫「あんたは黙ってて！」

徐倫「私100ドルなんて大金持ってないのよね…賭けにならないわ」

ミラション「別にものでもいいわよ…タバコ、チューインガム、ヤク、電話の順番、バイブレータ…価値があるものならなんでも」

徐倫「はっきり言うわ、私は賭けなんてやらない」

エルメス「ちょっと待て！おい徐倫…」

エルメス「こいつは乗るべきだ…むしろラッキーだぜ？足りない分は私が貸す」

エルメス「あいつはへたくそだが87回まで立派に続いたんだ…勝てるって！」

徐倫「ちょっとエルメス！」

エルメス「ああ、ホワイトスネイクの罠かもってだろ？」

エルメス「でもあのミラションはフロアが同じだから知ってる…ちんけな強盗を繰り返してた欲望破滅タイプだよ」

エルメス「よく考えろ、面会や電話が解禁になっても順番を手に入れるには金が必要なんだぜ」

ミラション「ねえ、どうするの？」

F・F「私はやりてえよ！できるって！」

ミラション「グッド」

ミラション「でも君は100ドル持ってる？」

徐倫「あんたが大声を出したり一歩でも近づいたらその場で賭けはなし…いい？」

ミラション「既に始まったってことね？でも距離が近すぎたりボールを長く持たれるのは公平じゃないわ」

徐倫「3m以内…10秒以内」

ミラション「グッド」

F・F「へへへ…始まったぞ…」

エルメス「落ち着いて投げろ！10秒も持ってていいんだからな！」

F・F「89！へへへ…！」

F・F「あとたったの11球…」

F・F「貴様！？」

F・F「私の水に近づいてんじゃねえ！！」

エルメス「あ、あぶねえ…集中しろって！」

F・F「ち、違うって！」

F・F「そいつだよ！私の水に近づきやがった！！」

ミラション「私はただ見てるだけ」

F・F「いいからコップから離れろ…！」

ミラション「わかったわ…」

ミラション「あと5秒」

徐倫「FF！ボールを投げて！！」

F・F「ちくしょう…気になるんだよ」

エルメス「ほれ！水は私が持っててやる！」

ミラション「1秒」

徐倫「FF！！」

F・F「クソ！！」

エルメス「馬鹿！！」

エルメス「徐倫！！」

エルメス「あぶねえ…でもやったぞ！」

F・F「ごめん、焦ったぜ」

エルメス「次は頼むぜFF！」

F・F「もう大丈夫だって！」

F・F「どうだ！100回だぜ！」

ミラション「グッド」

F・F「へへ…あと100回だってへっちゃらって感じだね」

エルメス「やっぱ楽勝だったな…出しなよ100ドルだ」

徐倫「いや、さっきFFとも賭けてなかったか？200じゃないの？」

エルメス「そうだ！200だ！早く出せ！」

ミラション「もう100回は続かない方に1000ドル」

ミラション「聞こえなかった？1000ドル賭けようっていったのよ」

エルメス「マジか…てめえ持ってんだろうな？」

ミラション「もちろん…でもさっきも言った通り価値のあるものだったらなんでもいい」

ミラション「ルールもさっきと同じよ？」

徐倫「いいえ、もうおしまいよ」

徐倫「はっきり言うわ、あんた何か気に入らないわ」

徐倫「賭けを続けたいなら他を…」

エルメス「私がやるぜ！」

ミラション「グッド」

エルメス「FF！ボールとグローブをくれ！」

徐倫「エルメス！！」

エルメス「徐倫…確かにあいつは気に入らねえ妙に賭けにこだわるあたりもな」

エルメス「けど…」

エルメス「今のところ合計1200ドルとなっちゃやらないわけにいかないだろ」

ミラション「気を付けて、やると決めた時点でゲームはもう始まっている」

ミラション「もうすぐ10秒かも」

徐倫「エルメス！！」

エルメス「FF！！」

F・F「へへ…今度も楽勝だ」

F・F「30…31…！」

F・F「32！」

F・F「よーし、次で33！」

看守「お前ら！さっさと道具を片付けろ！運動時間は終了だ！」

ミラション「5秒….」

徐倫「え！？」

エルメス「FF！！」

F・F「33！」

看守「貴様！！なんだその反抗的な態度は！」

徐倫「あんた！賭けは無効！いいわね？」

ミラション「仮に今あの天高い空から隕石が落ちてきたとする」

ミラション「そしたらあんたは隕石のせいだからゲームは無効とそう納得させる」

ミラション「私をじゃなく自分自身を…」

ミラション「それでいいのか？あんたらがゆっくりと投げ過ぎたから」

ミラション「運動終了の時間がきてしまったのではないのか？」

ミラション「自分の心に対してあんた達はルールを破ったのではないとそう思えるならゲームを中断すればいい」

エルメス「クソ….」

看守「エルメス！懲罰房行きは覚悟してもらうぜ？」

エルメス「お願いっすよ看守さん…」

エルメス「あと5分…いや3分でいい」

看守「2分間だけそのへん見回ってくるか」

エルメス「FF！はやく！！」

看守「だが100ドルぽっちじゃよ！ボール代だけだな！」

看守「グローブは片づける！よこしな！」

エルメス「なにぃいいいいい！？」

エルメス「畜生！！！」

エルメス「しまった…！」

エルメス「こういう時のためによ…貼っておいたぜシールを！」

徐倫「エルメス…！」

F・F「うほほー！！」

エルメス「続けるぞ…」

ミラション「私はただ見てるだけ」

ミラション「何もしないし何も考えない…でも私には証明できないが」

ミラション「エルメス…彼女自身はわかっている」

ミラション「間違いないわ…彼女は今ルールを破った」

ミラション「なぜなら取立人マリリン・マンソンが現れたから」

徐倫「エルメス！！」

徐倫「こいつはスタンド使いだ！」

エルメス「うわあああああ！！」

ミラション「マリリン・マンソンは必ず取り立てる…どこに隠してようとなんだろうとすべて」

ミラション「まだ…足りない…」

エルメス「貴様…」

ミラション「ゲームオーバーだ」

徐倫「エルメス！！」

徐倫「エルメス！！」

マリリン「この肝臓を闇市場に売れば」

マリリン「残り590ドルの代わりにはなるな」

F・F「てめえ！！」

マリリン「私はエルメスの心の影…お前らに私を攻撃することはできない」

マリリン「このエルメスはルールを破り自分で賭けに負けたのだ」

マリリン「私はそれを取り立てただけだ」

マリリン「他に何か大事なものはないか？この肝臓と取り替えてやってもいいぞ？」

徐倫「賭けはまだ終わっていない」

マリリン「何…？」

徐倫「キャッチボール1000回…私が勝ったら」

徐倫「彼女から取ったものをすべて…」

徐倫「すべて元に戻せ！」

マリリン「グッド…ただしお前もそれなりの大事なものを賭けてもらう」

徐倫「わかってる…」

マリリン「いいだろう…ゲームは既にはじまっている」

マリリン「また会おう」

徐倫「FF！」

エルメス「徐倫….！」

徐倫「エルメス…あんたのせいじゃないわ」

徐倫「ミラションがスタンド使いということはホワイトスネイクが絡んでる可能性が高い」

徐倫「となれば狙いは父さんのディスク！そのための取立人なのよ」

エルメス「だったら…余計賭けに乗る必要はねえ！」

徐倫「あんたは私や父さんに巻き込まれたようなものよ…死なせるわけにはいかない」

F・F「でもどうするんだよ！1000回連続ってのはよ…今の野郎は無敵って感じだった！」

徐倫「ええ、だからミラション本体を追跡して叩く！」

徐倫「スタンドは無敵かもしれないけど本体ならブチのめせる！」

徐倫「だからあの女は逃げた！」

徐倫「いくぞ！！」

徐倫「いる…ここに入ったはずだけど」

F・F「奥に扉がある…そこから出たかも」

徐倫「FF！」

F・F「徐倫！！」

F・F「投げちゃだめ！！」

徐倫「しまった！FF、ボールがいく！」

F・F「どこだ？全然みえねえ！」

徐倫「動かないで！きっとボールが身体に命中する！」

F・F「と、とったぞ！うおー、あぶねえ！」

徐倫「いいわFF！その調子でおちついて投げて！ここよ！」

F・F「ここってどこだ！？」

徐倫「急いで！！」

ミラション「ふん…終わりねもはや…」

徐倫「FF！！」

F・F「はぁ…めんどくせえ！！」

ミラション「ぐああああああ！！」

ミラション「フー・ファイターズをよ…声のする方向にぶち込んでやったぜ！適当によ！」

ミラション「くそ！なんなんだあいつは！」

看守「まもなく閉房時間だ」

看守「これより受刑者は全員」

看守「各院の房に戻り」

看守「点呼の確認のため起立して待つこと！繰り返す！」

F・F「右に逃げ込んだぞ！」

徐倫「オラァ！！」

徐倫「残念だったわね…もう逃げられない」

徐倫「あんたがスタンド使いとわかった以上私は手加減しない」

ミラション「待ってくれ…返すよ！肝臓も金も！」

徐倫「それだけじゃない…あんたそのスタンド能力は誰から貰った？」

ミラション「え？」

徐倫「ホワイトスネイク」

徐倫「そうでしょう？その正体が聞きたい」

ミラション「なんのことだよ？」

徐倫「本当だって！」

ミラション「私はただ仮釈放になりたかっただけなんだ！」

徐倫「ここは！？」

ミラション「エレベーターだ」

ミラション「給食運搬用の…残りは何秒だ？」

ミラション「6秒…5秒かな？」

ミラション「2秒…」

徐倫「FF！ボールだ！投げろFF！」

ミラション「だが…次はどうする？」

ミラション「残り8秒…7…6…」

徐倫「FFー！！」

看守「へへ…これでよいいんだろ？ミラしゃん…」

看守「こんな楽でおいしい頼まれごとならいつでもOKだぜ」

ミラション「キャッチボールは…！」

ミラション「これで今途切れたぞ？」

ミラション「ゲームオーバーだ！空条徐倫！」

ミラション「マリリン・マンソンは必ず取り立てる」

ミラション「どこに隠していようと」

ミラション「お前が知らなくてもマリリンにはわかる！」

F・F「徐倫！！」

ミラション「一番高い臓器を…そして足りない分は…」

ミラション「お前の大事なもの…お前の父親のディスクで」

マリリン「そしてそれは…」

マリリン「こいつがはじめから身につけてたというわけか！」

ミラション「勝った！！」

ミラション「お前の臓器もディスクも」

ミラション「私のものだ！！」

ミラション「え？」

徐倫「キャッチボールは終わっていない」

ミラション「な、なんで？」

ミラション「ボールが…」

ミラション「馬鹿な…ルール違反だ」

徐倫「いや？私はキャッチボールの相手は指定しなかった」

徐倫「看守でもいいよな？」

徐倫「取立人も認めたらしい」

徐倫「さて、キャッチボールは後800かな？900かな？いや面倒だ」

徐倫「1000球だ！！」

徐倫「オラオラオラオラ！！」

F・F「よっしゃあ！！」

徐倫「ディスクは必ず取り戻す…ホワイトスネイクが持ってるもう1枚も必ず」