【感想】 プリンセスコネクト！Re:Dive2期 6話 息抜き日常回 モニカさんも大変だ

モニカ「定時連絡こちらヴァイスフリューゲルランドソル支部モニカ」

モニカ「ランドソルについての調査報告を伝える」

ユウキ「ん？」

コッコロ「謎の騎士…」

ユウキ「うん！」

キャル「ああ、最近噂になってるわね」

キャル「神出鬼没で人を襲ったりするヤバいやつでしょ？」

ペコリーヌ「なんですかそれ！そんな人がいたら安心してご飯食べられないじゃないですか！」

キャル「あんたはいつもご飯のことばっかりね」

ペコリーヌ「明日はそのクエストを受けましょう！みんなのために！」

イカッチ「ペコ姉さん！！」

チャーリー「おいっす！」

ペコリーヌ「おいっす！！」

イカッチ「聞きました？昨日橋が壊れたの」

ペコリーヌ「橋が？」

モニカ「うわああああ！」

ニノン「どうしましたか？お腹でも痛くなりましたかモニカさん」

モニカ「違う！！ニノン、こんな肉体労働してる場合か！？」

ニノン「クエストだ！もっと稼げるクエストを受けるぞ！聞いてるのかユキ、クウカ！」

ユキ「はぁ…泥にまみれた僕の姿も可愛いね」

クウカ「はぁ…もっと…もっと汚されたいです」

モニカ（祖国のためのスパイ活動として結成されたギルドだったが）

モニカ（ここまでポンコツ揃いだとは…）

モニカ「やった！やったぞ！これで報奨金は頂きだ！」

ユキ「胃液まみれの僕も新鮮で可愛いね…」

クウカ「天にも昇る気持ちとはまさにこのこと…」

ニノン「天晴れフジヤマ！めでたい時にはこれに限るです！」

モニカ「まさか橋ごと吹き飛ばすとは…」

モニカ「なんとか牢屋に入るのは免れたがとんだ借金をこらえてしまった」

モニカ「ええいお金だ！お金が必要なのだ！」

モニカ「いいか諸君、うっとりしてようがハアハアしてようが明日はクエストを探しにいくぞ！」

ユウキ「ちこく、ちこく」

男性「いたか？」

女性「いえ、でもまだ遠くにはいってないはず…」

男性「君、赤い髪の女の子を見なかったかい？」

ユウキ「女の子？」

男性「うちの店で踊り子をしている女の子が最近様子がおかしくてね…今日もフラフラと店をでていってしまって心配なんだ」

女性「あんまり大きな声で言えないんだけど最近街で噂になってるヤバイポーションって知ってる？」

ユウキ「やばい？」

女性「ミツキっていう闇医者が作った薬なんだけど」

女性「使うと幻覚をみたり高揚感を得られるらしいの…でも心にも影響が…」

男性「すまない…もし見かけたら道を踏み外す前に止めてくれないか？」

ユウキ「わかった！」

女性（心にも身体にも影響が…）

ユウキ「ダメ！絶対！！」

クウカ「え？」

クウカ「ひえ！誰ですかあなた！違うんですこの大量のエ○チな本はクウカのものではありません！」

クウカ「エ○チな本は天下の回りものというかその…！」

男性（心配なんだ！心配なんだ…心配なんだ…）

ユウキ「燃やす」

クウカ「待ってください！この素晴らしい本を！！」

ユウキ「破こう！」

クウカ「そんな！クウカこの本がないとダメなんです仕事を見下してみるこの背徳感が！」

クウカ「あああ！ドSさん！貴方はドSさん！！」

ユウキ「お仕事頑張る！」

キャル「二手にわかれたけど大丈夫かしら？」

ペコリーヌ「ユウキくんもコッコロちゃんも頼もしくなりましたから」

キャル「ま、そうかもねー」

モニカ「きゃ！こら！子供扱いするな！」

男性「うちは酒場だぞ！酒は大人になってからにしな！」

モニカ「ギルドメンバーを呼びにきただけだ！中に入れてもらおうか！」

男性「クウカの仲間か…あいつはどっかに行っちまったよ！お嬢ちゃんあの子の仲間なら道を踏み外さないよう言っといてくれ」

クウカ「道？」

ペコリーヌ「大丈夫ですか？」

キャル「子供相手に大人げないわね」

クウカ「子供ではない！私は軍人で…！」

クウカ「失礼した！私は忙しいのでこれで」

コッコロ「主様…そちらの様子は？」

ユウキ「ううん」

コッコロ「これは…」

コッコロ「主様！！」

ジュン「ランドソルの人々は傷つけさせない！」

ジュン「その鎧どこで手に入れたか知らんが人々を不安に陥れる不埒者め！観念するがいい！」

ジュン「逃がすか！！」

コッコロ「あの鎧姿は王宮騎士団の…」

ジュン「見失ってしまったか」

マツリ「トモ姉ちゃん！やっぱり今晩も出たみたいですよ謎の騎士」

トモ「謎の…とはいえ報告されている姿は…」

男性「おい…ナイトメアの連中じゃねえか…あいつらの団長なんだろ噂になってる謎の騎士って」

男性「何が王宮騎士団だよ…人を襲ったりしやがって」

マツリ「団長がそんなことするわけないっす！自分たちの団長は…」

トモ「待つんだマツリちゃん！今は真実を突き止めるのが先だ」

ペコリーヌ「今日も頑張りましょうー！」

ユウキ「おうー！」

キャル「張り切ってるわね」

マツリ「むにゃ…団長…」

トモ「大丈夫かいマツリちゃん」

マツリ「え？トモ姉ちゃん！？すいません….」

トモ「構わないよ…連日夜通しで街の見回りをしてるんだ」

マツリ「んー！疲れた体に染み渡るっす！」

マツリ「どうしたっすか？」

トモ「まだ信じられないんだ…あの人ほどこのランドソルを守ろうとした人はいないのに」

マツリ「トモ姉ちゃん…」

クリスティーナ「なんだなんだ？お通夜でもやっているのかな？」

マツリ「わあ！？」

トモ「副団長…」

クリスティーナ「美味いなこれ」

マツリ「おばさん、どこ行ってたんすか大変なことになってたのに」

クリスティーナ「口には気を付けろよガキンチョ」

クリスティーナ「大人は色々と忙しいものなのさ」

クリスティーナ「いっそ堂々と出てきて暴れてくれればな…団長との殺し合いは楽しそうだ」

トモ「副団長！！」

クリスティーナ「本物なら…な」

クリスティーナ「お前たちは団長の何を見てきたんだ？融通は効かないが信念を曲げる愚か者ではないはずだろ？」

クリスティーナ「ごちそうさん」

モニカ「ふーん…」

モニカ「どういうことか説明してもらおうか」

ユキ「昨日の僕が可愛すぎて鏡の前から動けなかったよ」

ニノン「新作花火を仕込んでたら朝になってたでーす」

クウカ「クウカの大事な書物を目の前で焼かれるという非常にレベルの高いプレイを体験しまして」

クウカ「興奮しすぎて倒れてました」

モニカ「ええい！もういい！聞きたくない聞きたくない！」

モニカ「真面目に働かないと借金はへらないんだぞ？」

村人「っち、あのガキども今日は橋の修理に行ってないみたいだぞ？」

村人「返済に全然追いつかないな…乗せちまうかマグロ漁船に」

村人「ああ、そうだな」

村人「地獄のような体験をすれば世間の厳しさも身に染みるだろう」

村人「ああ、グレートトゥンヌスの餌食になるだけかもだがな」

ニノン「落ち着くデースモニカさん…拾い物ですが…」

モニカ「なんだこれは？」

ニノン「袖の下ってやつデース！このおもちゃで心を癒されればモニカさんは」

ニノン「私達のことを優しく許してくれるという寸法です」

モニカ「馬鹿にしてるのか！子供じゃあるまいし！」

クウカ「まるで放置プレイ…このおもちゃ凄いですね…！」

モニカ「なんでも変態思考でとらえるな」

モニカ「ん？」

モニカ「なんだ？このおもちゃは？」

モニカ「生き物なのか？」

子供「すごい！何このおもちゃ生きてるみたい！魔法かな？」

村人「どんなからくりなんだ？」

モニカ「このぷにぷにのせいなのか？」

村人「なあなあこのおもちゃ売ってくれよ！」

村人「私も私も！」

村人「ちょ待てよ！私は1万ルピ払う！」

村人「私は1万5千！」

村人「2万だ！！」

モニカ「なんなのだこの人気は！この街のやつらは頭がおかしいんじゃ…？」

モニカ「これだああああああ！！」

モニカ「ふふふ…この群体生物を見つけておもちゃの中に仕込めばバカ売れ間違いなしだ！」

ニノン「よ！社長！さすがですね！」

モニカ「謎の騎士とかいうわけわからない奴を捕らえるよりこっちのほうが一発逆転できる！」

モニカ「もうマグロ漁船におびえることもない！」

ニノン「すき焼きデリシャス！」

全員「イェーイ！！」

ユキ「おお！僕のスティックがこんなに反応してる！」

モニカ「いいぞ！おそらくこの下だ！」

ニノン「こういうのは鍛えてありまーす！」

モニカ「ほれほれ！表だ！！」

ユキ「なになに？ついに掘り当てちゃった？」

モニカ「ああ…いよいよ我々の時代の幕開けだ」

モニカ「うわああああああ！？」

チャーリー「今までありがとうな…これからは俺以外のやつにいい夢見せてやってくれ」

チャーリー「今度は燃やされるなよ？」

チャーリー「まだ見ぬ紳士たちよ…楽しんでくれ…」

チャーリー「あばばばばばば！！！」

コッコロ「どうしました？」

コッコロ「昨日の剣士さん…！」

ジュン「君は…！やあ、無事でよかった」

コッコロ「助けて頂きありがとうございました」

コッコロ「お怪我を…！」

ジュン「ああ、本当だ」

コッコロ「不躾ではありますがお手当を…！」

コッコロ「もしや…昨日の晩からずっと？」

ジュン「守りたい人たちがいる…守りたい国がある…その為には…」

マツリ「団長がそんなことするわけないっす！」

ジュン「ふっ…前を向いていなくてはな」

ペコリーヌ「私も…この国の人たちの笑顔を守りたいです」

村人「うわあああ！逃げろ！！」

村人「騎士がでやがった！！」

マツリ「どうしてなんですか団長！！」

トモ「この目で見るまでは信じることができなかったが」

トモ「人々に仇を成すのならたとえ貴方でも倒す！」

トモ「それが貴方から教わったこの国を守る騎士道だ！」

ジュン「よく言ったトモ団員…それでこそ王宮騎士団ナイトメアの一員だ！」

トモ「団長！！」

マツリ「やっぱり団長じゃなかったんですね！」

ジュン「さあ皆、ランドソルを守るぞ」

マツリ「偽物だとわかったら遠慮はしないっす！」

マツリ「タイガーヒーロー…ボンバー！」

トモ「ミクマ流奥義…」

トモ「阿修羅！！」

ジュン「アーマーブレイク！」

マツリ「いけるっす！！」

ユウキ「ああああああ！！」

ジュン「なに！？」

村人「なんじゃこりゃ！！」

マツリ「なんすかあれは…」

キャル「こっちが…ききたいわよ」

ペコリーヌ「これは….」

ペコリーヌ「やばい….ですね」

キャル「あんたが思うよりやばいかもしれないわよ」

チャーリー「ペコ姉さん！！！」

男性「昨日のちびっ子じゃねえか！！」

女性「クウカちゃんも！」

モニカ「あああ…えらいことになってしまった！」

男性「待ってろちびっ子！今助けるぞ！」

ジュン「貴方たちは逃げるんだ！」

男性「同じランドソルの仲間を」

男性「ほっとくわけにはいかんだろ」

キャル「コロ助！」

コッコロ「はい」

コッコロ「風の精霊よ…！」

男性「おりゃあああ！」

男性「今だ！！！」

村人「わっしょい！」

村人「諦めんじゃねえぞー！！」

ジュン「インフェルノシールド！！」

男性「心配なんだ…心配なんだ！！！」

マツリ「やったあ！！」

キャル「ペコリーヌ！！」

ペコリーヌ「はい！！」

ペコリーヌ「プリンセスストライク！！」

ジュン「不安にさせてすまなかった」

トモ「いえ、副団長に諭されました」

ジュン「クリスちゃんに？」

トモ「つかみどころがない人ですが、今回の犯人が団長でないことわかっていたようです」

トモ「さすがは副団長だなと」

ジュン「そうか」

モニカ「ありがとう命拾いした」

コッコロ「少しお休みになっては？」

モニカ「いややらせてくれ！…やらねばならん気がする」

ペコリーヌ「頑張ってる貴方へ…はい！これどうぞ！」

モニカ「美味しい…！」

モニカ「定時連絡」

モニカ「こちらヴァイスフリューゲルランドソル支部」

モニカ「モニカランドソルについての調査報告を伝える」

モニカ「非道なる金融機関の妨害、更に年齢制限などの思い込みによる嫌がらせを受け」

モニカ「毎日調査に支障が出ている」

モニカ「出入りする店には何故か門前払いだ！おもちゃ屋には手招きされるのに！」

モニカ「畜生！！成長期がきたらあんな店もこんな店も調査しまくってやる！」

モニカ「でもまあ…」

モニカ「彼らの人を想う心、国を想う心は我が祖国にも通じるところもあるか」

モニカ「この国を知るにはまだ時間がいるようだ」