【感想】 アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』 6話 エルメェス覚醒回 マックイイーンまじで厄介過ぎる【ジョジョ6部】

エンポリオ「グリーンドルフィンストリート刑務所…別名水族館」

エンポリオ「ここにはいつからか謎の力が生まれていた」

エンポリオ「普通の人間には見ることはできない」

エンポリオ「しかも、とても濁っている力が…」

エンポリオ「お姉ちゃんは今脱獄の罪5年が加わって数週間懲罰房にいる」

エンポリオ「すべては…」

エンポリオ「でもその前に僕には調べることがある」

エンポリオ「別の囚人のことだ」

エンポリオ「その囚人の名前は」

エンポリオ「エルメス・コステロ」

エンポリオ「徐倫お姉ちゃんもその彼女には既に会っている」

エルメス「へい！何やってんだてめえ！」

エルメス「おい！！」

エルメス「待てコラ！！」

エルメス「病室か」

エルメス「ここは….」

エルメス「クソ…掃除当番ヤロウか」

エルメス「なけなしの金を…ちくしょう！！」

エルメス「思い出してきた…私手のひらにケガをして」

エルメス「熱を出した…？」

エルメス「でも今は傷がほとんどない、夢だったのか…？」

エルメス「いや、ちょっと待てよ」

エルメス「もっと段々思い出してきた…！」

エルメス「5年の実刑、強盗をやって」

エルメス「この刑務所に送られる直前」

エルメス「私はアレを拾ったんだ…」

エルメス「留置場の接見室で」

エルメス「でもそれで手のひらをざっくり切ったんでムカついて」

エルメス「誰だっけあの女の名前…グェス！そうだあいつに売り払った！」

エルメス「んでその夜…」

エルメス「私はなぜかぶっ倒れて」

エルメス「ここに…」

エルメス「あれ以来ここで寝た切り？」

エルメス「それで傷も治って…」

エルメス「ん？えっとさっき…」

エルメス「さっき手にあったシールをペリペリと剥して…」

エルメス「記憶は確かだよな」

エルメス「1942年！新大陸発見コロンブス！バックスバニーの誕生日は7月27日！絶対正しい！」

エルメス「あれえええ？さっき捨てたよな？」

エルメス「私の靴が…えっと…」

エルメス「いち….にい…」

エルメス「さん、しー、ごー、ろく…」

エルメス「うわああああああ！」

エルメス「いてええええ！あれ？5本？戻ってる？」

エルメス「まさか高熱のせいで目が乱視に…？」

エルメス「でも今のシール…」

エルメス「今捨てたシールが…」

エルメス「まさか…」

エルメス「ぐああああああ！きたねえ！！」

囚人「なんだよやかましいぞさっきから」

エルメス「なんでもない！寝てなよ！」

囚人「クソが！」

エルメス「違う…！」

エルメス「高熱のせいで目が乱視になったんじゃない！」

エルメス「確実に触ってるし重さもある」

エルメス「このシールものに貼ると1つのものが2つになる！」

エルメス「剥すと」

エルメス「破壊があるけど元の1つに戻る！」

エルメス「そしてこのシールは」

エルメス「ぶっ飛んでるけど間違いない…この私自身の身体の中からでてきたものだわ！」

エルメス「そして受け入れたら結構便利だったりする」

エルメス「すっげえ…あれこれ考えてもしょうがない」

エルメス「次々と手からシールが出てくる…これが現実」

エルメス「てめえ！盗った金返してもらうぞコラ！」

エルメス「こ、これは…！」

エルメス「行っちまった…まるで何も気づかなかったように」

エルメス「手が届いたから思わず掴んじまったけど」

エルメス「これは…この物体は一体！？」

医者「熱は下がったようだな…自分の房に戻ってよし」

エルメス「あーあのー」

エルメス「掃除当番いたよね？あいつ模範囚？」

看守「それを知ってどうする！？次ー！！！」

囚人「掃除当番？知るかよ」

囚人「さあ？知らないね」

エルメス（CDというか何かのディスクみたいな形してるけど…でも感触はグニャグニャしてて弾力がある）

エルメス（あいつの顔にはもう1枚あった！顔に引っ付いていたのは2枚！）

エルメス（なんだ！？何か映りこんでいるぞ！）

看守「病気の囚人から盗んだ金は俺のものだ」

看守「5000ドル隠してある…誰にも気づかれねえ」

ホワイトスネイク「マックイーン君」

ホワイトスネイク「私に協力してくれないか？仲間として…マックイーン！」

エルメス「うわああああ！」

エルメス「な、なんだ今見えたものは？まるで他人の記憶の中の…」

？？「俺のこと…」

？？「コソコソ聞いているらしいな？尾行した経験はあるが女に尾行されるのははじめてだよ」

エルメス「てめえこそ何者だ！」

エルメス「顔からディスクみたいなの出してやがっただろ！」

？？「ディスク？」

？？「うぅ…シクシク…」

？？「シクシク…思い出せないよそれなんだっけ…情けねえよシクシク」

エルメス「何急に泣き出してるんだよ？お前私の金取っただろ？今朝の話だ」

？？「金！そうだよ俺は大金を手にしてどこかに隠していたんだ」

？？「忘れちまったよおおおお」

エルメス「ちょ、あんた寝ぼけてんじゃねえのか？」

？？「今、大丈夫かっていった？」

？？「優しいなぁ…俺女性と話したの何年振りだろう…！」

？？「いやはじめてだよ…女の人と心がこもった会話俺したことねえよ…！」

？？「幸せだ…今とても…いつか貴方のような人と巡り会って死ぬまで一緒に暮らしたいな」

エルメス「あ？」

？？「でもそんなことありっこないよな…俺って情けないよな、クズだよな…」

？？「死にたくなった」

エルメス「なっ！？」

エルメス「何やってんだてめえ！！！」

エルメス「なに….！？」

エルメス「こいつは….！」

ホワイトスネイク「マックイイーン」

ホワイトスネイク「君こそ真の邪悪だ…君には敵意もなければ悪意もないし」

ホワイトスネイク「誰にも迷惑をかけていないと思っている」

ホワイトスネイク「自分を被害者だと思ってるし他人に無関心のくせに誰かがいつか自分を助けてくれると望んでいる」

ホワイトスネイク「だがそれこそ最悪と呼ばれるものだ他人を不幸に巻き込んで道連れにする真の邪悪だ」

ホワイトスネイク「本当に君のことが好きだよマックイイーン…もしこの刑務所内で私の敵を見つけてくれたなら」

ホワイトスネイク「そいつを掃除して始末してくれるんだからね君は」

エルメス（こいつが首を吊ったら）

エルメス（私の首が…！）

エルメス「ぐあああああ….！」

エルメス「誰か…誰か来てくれ…！」

エルメス（い、意識が…）

エルメス（ひょっとして奴の身体を下ろせば私の身体も？）

エルメス「シール…！」

エルメス（私に似た妙な力…！ほかにもこんな奴がいたのか）

エルメス「何なんだお前は！なんでいきなり首を？」

マックイイーン「助けてくれたのか？あんた命の恩人だな…！」

エルメス「てめえは何者なんだ！私に近づいて何か能力をよ！持ってんだろ！？」

マックイイーン「能力…なんのことかわからない…でも大丈夫」

マックイイーン「もうやらないよ…目が覚めたよあんたには命を救ってもらった恩がある…必ずいつかこの恩返しをするよ」

エルメス「恩返しってそんなさ…別にいいけど…」

エルメス「何をやってんだあああ！？」

エルメス「なにいいいい！？」

エルメス「あの傷跡…！」

エルメス「自殺未遂の常習者…そしてこいつはこいつ自身の能力に気づいてない」

エルメス「やばいぞ…！姿勢まで奴と同じだ！」

エルメス「しまった！奴から離れて…！」

エルメス「あああああああ！」

エルメス「ち、ちくしょおおおおお！！」

エルメス（ディスクだ…この状況なんかわからないけど絶対ディスクに関係がある！）

マックイイーン「ゴボ…死なせてくれ…」

マックイイーン「恩を返すとは言ったがよ…死なせてくれクズだからよ…」

エルメス「お前なんかとは恩人にも友達にもならねえ！今度会ったらぶっ殺す！」

マックイイーン「殺してくれ！あんたのような素敵な人になら！！」

マックイイーン「なんか…彼女今トイレからディスクみたいなの拾ってたな」

マックイイーン「なんかあれ俺のもののような気が…返してくれるかな？いや返してくれないだろうな」

エルメス「通してくれ！！」

エルメス「許可証よ！女子監に戻る！」

エルメス「ちくしょう…あのいかれ野郎から離れないと…早く帰ろう」

エルメス「自分の房に…！」

エンポリオ「やっぱりだ…力に目覚めたんだね」

エンポリオ「教えてあげる…貴方が目覚めたその力」

エンポリオ「それはね…スタンド能力…！」

エンポリオ「スタンド能力はスタンド能力と何故か引力みたいにひかれあうんだ…理屈はないみたい」

エンポリオ「だから出会ったんだ…あの掃除人とも…」

エルメス「な、なんで子供が！」

エンポリオ「徐倫お姉ちゃんのペンダントを拾って売っぱらったでしょ？」

エンポリオ「だから姉ちゃんは貴方の様子を見てるようにって僕に言ってるんだ」

エルメス「徐倫と？あいつの身に何が？」

エンポリオ「僕とお姉ちゃんの敵は心を盗む力を持ってるやつ」

エンポリオ「盗られた心を僕らは探している」

エルメス「心？」

エンポリオ「犯人の名はホワイトスネイク…知ってることがあったら協力してほしい」

エルメス「心って…ひょっとしてこのディスクのことか？」

エンポリオ「それは…！」

エルメス「あの掃除人のだ…どういうことなんだこのディスクは」

エンポリオ「ねえ、ディスクは2枚なかった？」

エルメス「ああ、確かに…」

エンポリオ「記憶ディスクとスタンドディスク」

エンポリオ「ディスクは2枚で1組…2枚で1つの精神」

エンポリオ「もう1枚を手に入れればホワイトスネイクの正体を掴めるかも」

エルメス「まさか…これは！」

エルメス「まだ私に付きまとって…馬鹿な！ここまで離れたのに」

エルメス「うおおおおお！」

エンポリオ「な、なんなんだー！！」

エルメス「で、電気だ！」

エルメス「野郎！電気を自分の体に流しているぞ！」

エルメス「と、止まった！」

エンポリオ「電気抵抗だ人間の皮膚の表面に100vそこらの電気を流しただけじゃ中々死ねない！電気の抵抗があるからだ！」

エンポリオ「だから止まった…奴は自殺に失敗したんだ」

エンポリオ「けど、もし再び感電死を選ぶなら今奴はきっと食塩水を探しているだろう」

エンポリオ「食塩水をかければ伝導率はほぼ100%になる電気は完璧に心臓を貫き焼くことができる」

エルメス「食塩水なら点滴や傷を洗うので使うぞ！医務室の隣にいくらでもおいてある！」

エンポリオ「僕はこの先に進めない」

エンポリオ「今階段の上は囚人たちが多すぎる」

エルメス「奴を見つけ出してもう1枚のディスクを頭から取り出す！それしかない！」

エルメス「待て！やめろ！」

エルメス「見ろ私の左腕を」

エルメス「お前の左腕と同じに少し焼けちまっている！」

エルメス「お前には今不思議な能力があってお前が死のうとする行為は」

エルメス「私にダメージとなって襲ってくるんだ！楽しいことやラッキーなことなんていっぱいあるだろうが！」

マックイイーン「俺は4年前掃除をしてただけなんだ」

マックイイーン「アパートにおいてあったショットガンの手入れ掃除を…だけどなぜか銃には弾丸が入っていて」

マックイイーン「暴発したんだ…俺の階は10階でそうしたらちょうど11階から飛び降り自殺した女が」

マックイイーン「宝くじでよ」

マックイイーン「何億ドルも当てるやつがいるけど」

マックイイーン「その逆だってあるんだよな」

マックイイーン「本当なら地面に落ちて死ぬ女だったのによ」

マックイイーン「皆俺のこと11階の女を撃ち殺したっていって…裁判官は俺のこと冷血と呼んだ」

マックイイーン「俺はそういう男さ！！」

エルメス「待て！！」

エルメス「そうだ！お前パンティー、お前女の子からパンティー貰ったことある？」

エルメス「女の子からパンティー貰ったらそれはラッキー！って思わない？」

エルメス「あんたは今最悪な時だ…でも今ホカホカのパンティー貰ったら最悪な時にでもラッキーはあるってことだよな？」

エルメス「キャー！恥ずかしい！今あげちゃうわ！ここで直に履いてるやつ！」

マックイイーン「本当にくれるの？」

エルメス「キャー！あげるわ！」

エルメス「でもいい？人は皆明日は月曜日ってのは嫌なものなんだ」

エルメス「でも必ず楽しい土曜日がやってくる…いつも月曜日ってわけじゃないのよ！」

マックイイーン「俺が逮捕されたのは土曜日だった」

マックイイーン「あんた俺に勇気を与えるような上手いこと言ってるけど」

マックイイーン「本当は自分が助かりたいからそんな綺麗事言ってるだけだろ？」

エルメス「それは…！」

マックイイーン「思いやりがあるフリしてとりあえずこの場だけ取り繕ってるんだ」

マックイイーン「心なんてこもってないんだ…違うか？」

マックイイーン「俺に対しては皆そうだったぜ？ゴミは嫌われる…だが俺はゴミ以下だ」

マックイイーン「皆の目の中にすら入れてもらえない存在なんだ！」

エルメス「ちょっと待て！確かにおれは自分が助かりたいからお前と喋っている！」

エルメス「しかし、いいかお前！お前はホワイトスネイクってやつに利用されているんだ」

エルメス「そういう心のところをよ…お前が死ぬことを考えなきゃ何も起こらないんだ！」

エルメス「てめえのことだけを考えてるのはてめえの方だぞ！！」

マックイイーン「いい人だな…素敵な人だ今のはマジの心だ」

マックイイーン「俺はついてるよ…最後の最後にこんな素敵な人と会えるなんて」

マックイイーン「ありがとうありがとう！あんたと一緒にいけるなら」

マックイイーン「俺は本当に幸福だ！！」

エルメス「こいつ邪悪だ…」

エルメス「正真正銘の腐った邪悪の持ち主…！」

マックイイーン「寂しくなんかないぞ！あはははは！」

エルメス「てめえ！そのスイッチを離せ！！」

エルメス「危なかったぜ…ギリギリだちくしょう」

エルメス「シールを貼れたからシールは電流のヒバナで燃える…燃えてシールが剥がれればシールで2つに分裂したものを…」

エルメス「1つに戻る…！」

エルメス「ちくしょう…今の衝撃で思い出した確かこいつ金をどっかに隠してたな」

エルメス「5000ドル…このお礼に貰っといてやるクソ！」

エルメス「そしてホワイトスネイク、こんな目に遭わせやがって何を企んでやがる」

エルメス「あわなくては…空条徐倫！」