【感想】 アニメ『無職転生』 5話 エリス登場！ 暴行シーン想像以上に力はいっててびっくりした

ルーデウス「はぁ…..」

ルーデウス「あのギレーヌ様、父様から….」

ギレーヌ「ギレーヌでいい、さんはいらん」

ルーデウス「はあ……」

ギレーヌ「読め」

ギレーヌ「私は読めんから口に出してない」

ルーデウス「愛する我が息子ルーデウスへ、何が起こってるかわからないと思う」

ルーデウス「すべてはそこの」

ルーデウス「筋肉ダルマに聞け」

ルーデウス「と言いたいが脳みそまで筋肉でできてるからろくな説明ができないだろう」

ギレーヌ「なんだと！！」

ルーデウス「座ってくださいギレーヌ！これは冗談です！」

ルーデウス「早速だがお前の仕事が決まったぞ、ロアに住む9歳お嬢様の家庭教師だ」

ルーデウス（仕事？この前頼んだ件か！それならなんで気絶させる必要があったんだ？）

ルーデウス「そこにいるのはその家の用心棒兼首班だ、お前に剣を教える代わりに自分も剣を習いたいらしい」

ルーデウス「脳みそも筋肉でできてるから何を言ってるんだと笑わないでやってほしい」

ギレーヌ「なんだと….？」

ルーデウス「だがそいつは剣王だ剣を習うならそれ以上の適任は見つからない保証する父さんはそいつに1回も勝ったことがない」

ルーデウス「ベッドの上以外ではな」

ルーデウス（いちいち余計なことを書くなバカ親父！）

ルーデウス（本当モテるんだなあいつ）

ルーデウス「お前は12歳までの5年間、そいつの家で読み書き及び算術や魔術を教えることになる」

ルーデウス「そしてその間、帰宅手紙一切の接触を禁じる….？」

ルーデウス「なんだと….？」

パウロ「何故かというとお前がシルエットに依存し始めていると感じたからだそれはあの子にとっても良くないと判断した」

ルーデウス（やってくれたなパウロ…！）

パウロ「働き金を稼ぎより一層自立した人間になっていることを楽しみにしてる」

パウロ「知性溢れる偉大過ぎる父パウロより」

ルーデウス（何が知性だ力ずくだったじゃねえか….）

ギレーヌ「パウロはお前のことを愛してるな」

ルーデウス「追伸、お嬢様ならいいが筋肉ダルマは俺の女だから手を出すな…ですって」

ギレーヌ「ふん…その手紙はゼニスに送っておけ」

ルーデウス「了解」

ルーデウス（思うところは沢山ある…が今はこれでよし）

ルーデウス（よかった、シルフィは1人ぼっちになるが自分のことは自分で解決せねばいつまで経っても成長できない）

ルーデウス（決して未練はないぞ）

ルーデウス（でも….）

ルーデウス（1年に1回くらいは会いたいな…）

ルーデウス（獣人だらけ…）

ルーデウス（ギレーヌといいこの世界じゃそんなに珍しくないのだろうか？）

ルーデウス「どうも….」

？？「やあ」

ルーデウス「初めまして、ルーデウス・グレイラットです」

？？「貴族の挨拶は左足を下げて右手を回し、少しだけ頭を下げるんだ」

ルーデウス「こうですか？」

？？「そうそう悪くない！かけて！」

フィリップ「私はフィリップ・ボレアス・グレイラット、この街の町長だパウロとはいとこにあたるのかな」

ルーデウス「僕の親戚にあたるんですか？」

フィリップ「そうなるね」

ルーデウス（なるほど読めてきたぞ、あの野郎自分の家のコネを使ったんだ）

ルーデウス（それにしても、まさかこんな身分の高い家だったとは…）

フィリップ「それで？話はどこまで聞いてる？」

ルーデウス「5年間ここでお嬢様に勉強を教えれば魔法大学への入学金を援助してもらえると」

フィリップ「それだけ？」

ルーデウス「ええ」

フィリップ「全く…あいつは相変わらずだ」

フィリップ「まあいい、まずは娘に会わせよう話はそれからだ」

ルーデウス「はあ…」

フィリップ「その歳で凄く優秀だそうじゃないか」

ルーデウス「師匠の指導の賜物です」

フィリップ「ずいぶんと出来たことをいうね、可愛い娘がたぶらかされないか心配だよ」

ルーデウス「僕は7歳ですよ？」

フィリップ「パウロにも伝えたんだがうちの娘は少しだけわがままでね、ごく一部以外の人間には懐かないんだ」

フィリップ「君にも期待していない…パウロの頼みだから試してみるだけだ」

ルーデウス「随分とはっきり言いますね…」

フィリップ「自信があるのかい？」

ルーデウス「実際に会ってみないとわかりませんが…」

フィリップ「エリス、新しい先生を連れてきたよ」

ルーデウス（苛烈…）

ルーデウス（一目みただけでそう思った…）

ルーデウス（俺の五感すべてが赤信号を灯している）

ルーデウス「初めましてルーデウス・グレイラットです」

エリス「何よ！年下じゃないの！」

ルーデウス「歳は関係ないと思いますけど…」

エリス「何？私に文句あるわけ？」

ルーデウス「でもお嬢様は僕にできることができないのです…」

バシィ！！（エリスがルーデウスを殴る音）

エリス「生意気よ！私を誰だと思ってるの？」

ルーデウス（第二印象は乱暴だ）

ルーデウス「なんで殴るんですか？」

エリス「年下の癖に生意気だからよ！」

バシィ！（ルーデウスがエリスを殴る音）

ルーデウス「これで人に殴られる痛みがわかりましたか？」

ルーデウス「あれ…？」

エリス「誰に手をあげたか後悔させてあげるわ！」

エリス「きゃ！！」

ルーデウス「パウロめ！なんてところに送り込むんだ！」

エリス「待ちなさい！すりつぶしてやるわ！」

ルーデウス（少しだけわがまま…？）

ルーデウス（馬鹿言うな！あれは俺の知ってるお嬢様と違う！）

ルーデウス（あれは不良マンガの主人公だ！）

ルーデウス「はあ…」

フィリップ「ははは、どうだったかい？」

ルーデウス「どうもこうもあんな生き物を…」

フィリップ「ん？」

ルーデウス「ああ、いえ、あのような無邪気なお嬢様は初めてお見受けしました」

フィリップ「どうする？諦めるかい？」

ルーデウス「諦めません、ノコノコと帰ったら父様に笑われるのが目に見えてますので」

フィリップ「おお、良く言ったね今までの教師はここで音を上げていたんだ」

フィリップ「しかし、何か策でもあるのかな？」

ルーデウス「そうですね…」

ルーデウス（魔術を使えばボコボコにできるだろう）

ルーデウス（いや、それはダメだ！喧嘩で勝ってもいう事を聞いてくれるわけがない）

ルーデウス（下手すりゃやられた10倍以上の仕返しをしてくる！）

ルーデウス（冗談じゃない！治癒魔術だけはしゃべれないと唱えられないんだ！）

ルーデウス「一芝居打ってみてはどうでしょう？お嬢様に勉強したいと自発的に思わせればいいのです」

フィリップ「ほお？詳しく聞かせてくれ協力なら惜しまないよ」

ルーデウス「わかりました…ではお願いしたいのですが…」

メイド「ごゆっくり」

ルーデウス（策は練った…うまくいけばいいが…）

ルーデウス（生前みたく殴られてたたきだされるのはもう嫌だ失敗は許されない）

ルーデウス（ああ、御神体が村に置き去りだ）

ルーデウス（神様….どうか）

ルーデウス（成功に導いてください….）

ルーデウス「痛てえ…もっと優しくしてくれよな」

ルーデウス（それなりにキレイなところって話だったが…）

ルーデウス（まあ雰囲気はあっていいか）

ルーデウス（あとはここから魔術と知識を持って脱出帰宅する）

ルーデウス（勉強の楽しさを存分に味わってもらうぞ）

ルーデウス（ワハハハハハ！！）

ルーデウス「おはようございますお嬢様」

エリス「ん？何よこれ！」

ルーデウス「どうやら私たちは拉致監禁されてしまったようです」

ルーデウス「はあ…魔術が使えたら簡単に縄を焼き切ることができるのに」

エリス「ふざけんじゃないわよ！」

エリス「ギレーヌ！ギレーヌはどこ？」

ルーデウス（いい反応だ…ここに….）

看守「うるせえぞオイ！」

ルーデウス（おお、ナイスチョイス！これなら自作自演とバレることもないだろう）

エリス「痛いわね…殴り飛ばすわよ！」

看守「あ？なんだてめえ….！」

ルーデウス（いい演技力だ！）

エリス「臭い！近寄らないで、私を誰だと思ってるの」

エリス「うわぁ！！」

看守「なに調子乗ってんだ！」

看守「クソが！！おらぁ！」

ルーデウス（やりすぎじゃないか…？）

バシィ！（看守がルーデウスを殴る音）

ルーデウス「へへへ…」

看守「気持ち悪いやつだな…」

エリス「絶対に許さない…」

エリス「お父様に言いつけてやる….」

ルーデウス「しーっ！」

ルーデウス「神なる力は芳醇なる過程、力を失いしかのものに再び立ち上がる力を与え..ヒーリング」

エリス「ちゃんと治しなさいよ」

ルーデウス「治したらまた叫ぶでしょ？自分で魔術を使ってください」

エリス「できないわよそんなこと」

ルーデウス「習っていればできましたね」

看守「おとなしくなったか？」

看守「殺してねえだろうな？あんまり傷つけるんじゃねえぞ」

看守「ああ？最悪男のガキだけでもやるか？」

ルーデウス「よくねえよ！」

ルーデウス（迫真の演技ってならまだいいが魔術でぶっ飛ばしてみるか？しかし実力がわからない以上それは危険だ）

ルーデウス（それにお嬢様に結局は暴力と思われてしまうのも良くない）

ルーデウス（あとでずっと殴られる羽目になってしまう）

ルーデウス（どちらにせよ俺のやることは変わらない）

ルーデウス「それでは僕は死にたくないので逃げますサヨナラ」

エリス「助け…なさいよ….！」

看守「静かにしろって言ってんだろ！」

看守「おい、開かねえぞ…！」

ルーデウス「それでは」

エリス「置いて行かないで…」

ルーデウス「得意の暴力であいつらを倒せばいいじゃないですか？」

ルーデウス「暴れない、大声を出さないって約束できますか？」

エリス「助けてよ…」

ルーデウス「約束できるんですか？」

看守「クソが！」

ルーデウス「エクスヒーリング」

エリス「よし、ここまでくれば大丈夫ね！」

ルーデウス「大声を出さないって約束したじゃないですか？」

エリス「なんで私があなたとの約束を守らないといけないのよ？」

ルーデウス（このガキ！！）

ルーデウス「そうですかじゃあここでお別れですねさようなら」

エリス「ふん！」

看守「どこいった？出てこいクソガキ！」

エリス「さっきのは嘘よもう大声は出さないわ」

ルーデウス「そんなことを言ってすぐに約束を破るんでしょ？」

エリス「破らないわよ」

ルーデウス「僕のいうことが聞けるならついてきてもいいですよ」

ルーデウス「ここはロアの隣町みたいですね」

エリス「読めないわよ」

ルーデウス「読めると便利ですよ？馬車の運賃も書いてありますから算術ができれば1人ででも家に帰れます」

エリス「ならあんたが読めばいいじゃない」

ルーデウス「僕は召使いでも使用人でもないのですが」

エリス「何なの家庭教師じゃない」

ルーデウス「違いますよ」

ルーデウス「お嬢様が気に入らないと言われたのでまだ雇ってもらってません」

エリス「うう～…！」

ルーデウス・エリス「はぁ…」

ルーデウス「お嬢様ロアですよ、ここまでくればもう安心です」

エリス「ええ、そうね」

ルーデウス（安心したら眠気が来たか…多少の行き違いは会ったが大体は計画通り）

ルーデウス（少しは俺のことを認めてくれた…と思いたい）

ルーデウス「使用人さん！！」

エリス「きゃあああ！！」

ルーデウス「待て！！」

看守「なんだガキ？大人しくしてりゃ家に帰れたのによ？」

エリス「離しなさい！」

ルーデウス「その女の子を返してください！」

使用人「それはできません、エリスお嬢様には行ってもらわねばならないところがあるのです」

看守「お前結構魔術使えるな、こっちにつけよ分け前はやる」

ルーデウス「それは具体的にいくらくらい？」

使用人「アスラ金貨100枚でいかがだろうか？」

ルーデウス「それは魔法大学入学金2人分より高いんですか？」

使用人「ははははは！そうですね、10人入ってもおつりがくるでしょう」

ルーデウス「なるほど…それは魅力的ですね」

使用人「私は散々そこの娘にひどい目に遭わされましてね」

使用人「貴方も家庭教師になればきっと同じ目に遭わされますよ」

使用人「その歳でもお金の大切さはわかるだろ？わかったらその手をゆっくりあげてくれ」

ルーデウス「ええ、でもお金より大切なこともわかってるつもりです」

使用人「きれいごと抜かしてんじゃねえ！」

ルーデウス「綺麗事じゃありません」

ルーデウス（俺は今まで金の心配を全くしない生活をしてきた）

ルーデウス（20年近いニート生活、エ○ゲとネトゲにまみれた俺の反省）

ルーデウス（その狭い経験でわかる、ここでお嬢様を裏切ることの意味）

ルーデウス（ここでお嬢様を助けることで繋がる展開）

使用人「金じゃデレは買えないんです！」

ルーデウス（やってしまった本音が漏れた）

ルーデウス「うおおお！！」

使用人「おい！ガキィ！！」

使用人「ぐああああ！！」

ルーデウス（すまんねえ）

ルーデウス「くっ！」

使用人「小賢しい」

ルーデウス（よし、勝った！）

使用人「逃がすか！！」

ルーデウス（やぶれかぶれじゃないパウロが言っていた）

ルーデウス（北神流には剣を投げる技があると）

ギレーヌ「おい、ルーデウス…ルーデウス！」

ギレーヌ「敵はこれだけか？」

ルーデウス「はい…ありがとうございます」

ギレーヌ「いきなり爆発が起こったんで観に来たら正解だったな」

ギレーヌ「しかし、何があった？」

ギレーヌ「2人で出かかていると聞いていたが？」

使用人「ギレーヌ…」

フィリップ「随分遅かったじゃないか！…何があった？」

使用人「フィリップ様！これは違うんです！」

使用人「誤解なんです！」

フィリップ「そういうことか…連れていけ！」

使用人「フィリップ様、お許しを…フィリップ様！」

フィリップ「大丈夫かい？エリス」

エリス「家に帰るまでって約束だったからもうしゃべっていいわよね？」

ルーデウス「ああ、はい….もういいですよ」

ルーデウス（失敗か….失敗だよな、策に溺れて結局ギレーヌに助けられたんだどうしようもない）

ルーデウス（死ぬ寸前だった）

ルーデウス（ギレーヌが来なかったら間違いなく死んでいた）

ルーデウス（今まで考えもしなかったが、もし次に死んだら俺はどうなるのだろう）

エリス「待ちなさい！」

エリス「特別にエリスって呼ぶことを許してあげるわ！」

エリス「特別なんだからね！」

ルーデウス「ってことはつまりOKっていうことですか？」

ルーデウス「ここで働いてもいいってことですか？」

エリス「ふん！」

ルーデウス「ありがとうございますエリス様….」

エリス「様はいらないわ！エリスでいい！」

ルーデウス（さっきの選択肢で好感度が上がったのだろうか？）

ルーデウス（それとも家庭教師にしてから仕返しでもするつもりなのか？）

ルーデウス（まあどちらにせよひとまずは産まれて初めての職につけたことを喜ぶとしよう）