【感想】 新テニスの王子様 310・311・312話 テニスを楽しむ幸村とプロの重みを背負った手塚　すごい良い試合だった 【ネタバレ注意】

幸村の過去の対戦相手の「バロー」で笑ったのは俺だけでいい

今回はそこまでぶっ飛んだシーン無かったように思う。
でも読んでて楽しかった。

真っ当にテニスしてて褒められるテニス漫画とは

天衣無縫の更に上のステージくるか？

テニスしてるってなんだよ、最初からテニスしてるだろ？

ぶっ飛んだシーンはそれはそれで面白いけど、ここまで王道で熱いスポコンを描けるたしけは間違いなく異才

シリアスな笑いなくても面白いからスゲーわテニプリ

ドイツ戦始まってからずっと激アツ展開続きすぎて決勝が心配になるレベル

1個前のダブルスの試合がおいおいこれほんとにテニス漫画なのか…？って試合で作者どうしたって心配してたけどどうやら大丈夫そうだな

テニプリってトンデモ展開がフィーチャーされがちだけど、試合中に新技覚えたり覚醒しても割とアッサリ負けたりするシビアな試合描写も好き

幸村手塚戦、内容も素晴らしいけど絵もめちゃくちゃ良かっこよくなってる気がする

概念技って出たことあったけ？
最終回前には「試合結果を書き換える」「試合を巻き戻す」とかそういうの来るかと思っている

バトル漫画として読めば王道だわやっぱ

スポコンと呼んでもバトルとして読んでもギャグとしてみても面白いとか最強かよ

レベルの高いもの同士の対戦だと普通のテニスになるのか…

この試合あまりにも正統派に面白くてマジで熱いわ

又抜きショットとかマトモな技が出てきて感動すら覚えた
確実にここ数年で1番マトモにテニスしてる

追い上げる幸村が今まで見たこともないような雄叫びをあげ、手塚もそんな本気の幸村の姿に高揚し全力でプレイする姿がいちスポーツ漫画として最高すぎる。

ずっとチームを背負い続けた手塚の「これまでの歩み」と、プロに挑戦することでスポンサーや自分を応援してくれるファンなど、青学の柱だった頃より更に重いものを今後背負わなければならい手塚の「これから」をしっかり繋げているのに感動した。
手塚はチームの為でなく自分の為に戦うことで天衣無縫に到達した……けれども、青学の柱としてあり続けた過去、そしてこれからも更に重い荷物を背負っていこうとする「覚悟」、この心の強さこそが手塚が手塚たる所以。

幸村はどんな不利な状況でも顔色ひとつ変えず、冷静に試合を分析し確実に勝ちへの要素を積み上げていく。
結果、相手が五感を奪われるなどのイップスを起こす。
この試合で蜃気楼の鏡や零感のテニスなど新技も披露したが、やはり最後は幼少の頃から磨き上げた原点のスタイルで挑み、その刃が完全無欠の手塚のテニスに風穴を開けはじめた。

手塚・幸村、両者ともに「なぜ2人がこんなにも強いのか」がしっかり描写されていて感心する。

なんかこの試合始まってからずっと言ってるけどほんとに手塚、幸村どっちにも勝ってほしいしどっちにも負けてほしくないわ…
そんくらいこの試合熱過ぎる

至高のゾーンは、その球がファントム狙いかゾーン狙いか見極められれば、常に手塚ゾーン状態で戦わなければいけないだけだからな。

まあ、天衣無縫相手だと、それが限りなく無理ゲーだけど。

なんで、未来を奪うにしても相手の股抜きなんていう難しい方法選んでるのかと思ったら、アルティメットは継続してるから手塚の手の届く範囲を抜くしか選択肢ないのか。

五感剥奪 完全催眠 未来掌握を一人で有してようやく流石神の子と評価される世界のテニスのレベルの高さよ

無印時代最強キャラ達が熱いバトルしててもう最高だわ

高校組も、中3組も、本当後輩に対する面倒見良いよね
自分のプレー見て何か掴めよをみんなやってくる

充分幸村の強さは伝わったし手塚の勝ちでいいよ
最後に至高のゾーン以外に新技出してくれんかな
蜃気楼に零感に未来剥奪と新要素てんこ盛りの幸村と比べて
単身ドイツに渡って特訓した割には思ったほど技のバリエーション増えてないのが若干の不足感

幸村は未来剥奪もあらゆるパターンをランダムに散りばめることにより相手のどんなプレーでも封殺するっていうただのテクニックだし、トンでも技を持たない普通のテニスをハイレベルでこなす奴が最強格ってのは熱いよな

こんなにもどっちも勝て〜ってなる勝負そうそうない
心情的には幸村に勝って欲しいけど、手塚もそろそろビッグマッチで勝たんと情けないし……
どっちも勝て！！！

幸村が不破に勝った試合の例えが
おとめ座のシャカが鳳凰幻魔拳覚えたって聞いて
幸村のポジションを理解した

ほいこの二人の戦力評価や
現中学ドップクラス同士の勝負だけあってかなりのハイレベルで熱いで

【手塚国光の使用スキル】
・天衣無縫
古来より伝わる天衣の光を見に纏う事で自身に特大バフ＆発動時あらゆる状態異常をリセットする
またそのオーラを相手が知覚した場合、その相手に特大デバフが付与される

・至高のゾーン
常時手塚ファントム状態で全ての攻撃がアウトにされ一切決まらなくなる
何らかの手段で突破に成功すると今度は手塚ゾーンにオートで切り替わってしまう

・零式サーブ＆零式ドロップ
ノーリスクで打てる跳ねないサーブ＆ドロップショット

・百錬自得
オーラを腕一本のみに集中させる事で相手の攻撃をオーラで包みそのまま倍にして反射できる
反射ポイントは腕のみなので手塚ゾーンで吸い寄せる必要がある

・才気煥発
オーラを脳に全て集める事で攻防や試合展開を完璧に予測した絶対予告宣言を繰り出す事ができる


【幸村精市の使用スキル】
・五感剥奪
相手の五感を奪う。決まると五感を取り戻す手段を持たない場合ほとんどの選手が機能停止する
ちなみに格上や耐性持ちに対する成功率は1％を切るが、判定をかけ続ければその内奪える

・鳳凰幻魔拳
相手を幻術に嵌める。ノーモーションで発動し反射能力持ちも催眠状態を自覚できないので厄介
殺傷力はないが五感剥奪に繋げるコンボが強力

・未来剥奪
相手に抗えぬ未来視を与え、『自身が失点する未来』を相手に見せる。相手は早川アキ状態になる
発動までに分析と仕込みの時間を要するが発動に成功すると格上にも効く

・零感のテニス
あえて自身の五感を奪う事でテニス力を極限まで高める。また五感に訴えて発動するタイプの能力を全て無効化できる

・蜃気楼の鏡
両利きプレイを極めて、左右で寸分違わぬクオリティで自在に扱う事で戦闘中の攻防の択を掛け算で増やせる
相手の読みを狂わせる事に特化しており、腕のHPも実質二倍

この幸村と跡部がやる予定ってマジ？
公開処刑にしかならないだろ

「いつまでも好きにさせやしない！！」で零式サーブ返しましたけど、どうやって返したのを具体的にですね…

ドイツ戦めっちゃ面白いな
手塚にも幸村にも勝って欲しくてツラいわ

それはそれとしてなんか普通にテニスしてることに違和感を覚えている自分にビックリしてる

ラスト1ページで見開き使って魅せる充実感に満ちた手塚と幸村が格好良い。

ドイツ勢も全力で手塚応援してて熱いよな

来月号でいよいよ決着か
子供の頃対戦した時どちらが勝ったかも次回明かしたりしないかね

S1でボルクvs鳳凰院やるから…みたいなメタ予想はあんまり機能しないからテニプリの展開は読めない
流石にラストはリョーマだろうし日本がここで負けることはないだろうが…

真っ当なスポーツモノで熱狂的ファン作れる超一流が同じ作品内でブラックホールだのデカすぎんだろだのやってくるのが一番おかしいんだよな・・・

プレーの質が高い相手でも粘ってればミスが生まれるというのは冷静に考えると普通の戦略なんだよな
でも同時に、点を取るビジョンを持たずに粘っているだけではミスの少ない格上には押し切られるというのも普通の話
五感剥奪・未来剥奪は一見テニヌなんだけど、その普通のことが表現されてるんだなと思う
結局はミス待ち・点を取るためのラリーの組み立ての究極の形みたいな話だし

ジークフリートは中学生

ぶっ飛んだ描写は山ほどあるけど
それはそれとしてストーリー自体は真っ当に熱いのがテニプリの魅力だよね

丸井→幸村くん
柳→精市
真田→幸村
この呼び方の違い好き

丸井が同級生の中で幸村だけにくん付けしたり
柳が名前で呼ぶのは乾真田幸村だけだったり
幼少期は「幸村くん」「弦一郎くん」だった真田幸村が今はお互いに名字呼びだったり
妙にリアルで青春を感じる

リョーマvs金太郎を消化試合にしたりするから展開が読めない

「ここから先は楽しいだけじゃやっていけない」vs「楽しさを忘れちゃいけない」ってある種王道中の王道よね
天衣無縫を使える手塚が前者のほうに傾いてるのが面白い構図だけど

？？
あれ、もしかして普通にテニスしてる？

手塚は前以上に背負いながらも楽しむ覚悟が完了したんだと思う
今までは仲間の為にメガンテを使うタイプだったけど今はプロになるならファンの為にも楽しんでそれでいて自分を犠牲にせずに勝とうとする境地
ボルクが言った零式頼りではなく基本スペック向上させろもそれらの欲張りを実現させる心構えに繋がってる

元々手塚に当たり強かったジークフリートが手塚を激励してるシーン、さりげなくすごい好きだわ

無印時代に噛ませ役多かった手塚にはそろそろ勝たせてあげたい